Techブログ

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2020年10月19日

AIマッチングを搭載したM&Aテックシステム「Digitalize M&A」の開発について

株式会社M&A総合研究所(https://masouken.com/)では、M&Aにおける成約期間を短縮し、成果を最大化する独自の仕組み「Digitalize M&A」の開発を継続して行っております。

M&Aテックシステム「Digitalize M&A」とは

「Digitalize M&A」とは、世界中でこれまで行われてきたM&Aに関する情報をデータベースにマッピングし、ディープラーニングを活用することで人の知見や能力に左右されない潜在的なマッチングニーズを探ることを可能にする、弊社が独自開発したシステムです。

また、「Digitalize M&A」はマッチングだけではなく営業支援ツールとして、営業活動のサポートも行っており、手紙やダイレクトメールの送付といったソーシングに関する作業を効率化し、
制約までの進捗管理や日程調整、契約情報の管理といったエグゼキューションの全てを一元管理します。従来のM&AのプロセスをDX化することにより、最短3ヶ月での成約を実現可能にしています。

 

AIアルゴリズム「Coincidence」の開発

「Digitalize M&A」は多くの機能を持ち合わせていますが、中でもAIを用いたマッチングを可能とする「Coincidence」の品質の向上については、特に注力して取り組んでおります。

「Coincidence」とは、譲渡企業様と譲受企業様を繋ぐ工程の一部をAIを用いて効率化を図る機能です。
現在100万件以上の企業情報が登録されており、ディープラーニングを用いて特徴量などから計算を行い、最適なマッチングを行うようプログラムされています。
「Digitalize M&A」にて当社の過去から現在に至るまでの成約情報やそれに対しての進捗、細かいところだと日報などをインプットし、それらの情報を組み合わせて「Coincidence」でアウトプットするというイメージになります。データの流れとしては下の図のようになっています。

 

一例ではありますが、日報や問い合わせなどから自然言語処理を用いて譲渡企業様の特徴を見出し、それらをインプットとしてCoincidenceでマッチング用にスコアリングを行った上で結果をアウトプットします。自然言語処理の中でも形態素解析にあたる部分に、最近までは「janome」を利用していましたが、現在では「GiNZA」を導入したりと常に調整を続けております。
 

AIマッチングの最新化・最適化


また、M&A総合研究所では本サイト(https://masouken.com/)の他、M&A・事業承継ポータルサイト(https://mastory.jp/)も扱っており、
「本サイト」、「M&A・事業承継ポータルサイト」、「Digitalize M&A」は常にシームレスに連携しており、譲渡・譲受ニーズやお問い合わせ、成約情報等は「Digitalize M&A」を介して情報を共有し、常に最新化・最適化を行っております。

 

つまり、M&Aの業務をマーケティングから営業活動、そしてマッチングまでのサイクルの全てをDX化したエコシステムが「Digitalize M&A」なのです。
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