日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)とは?評判はいい?

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M&Aシニアアドバイザー
鎌田 実築

三菱UFJ銀行にて中堅中小企業法人担当として、企業再生支援、事業承継支援、資産活用コンサルティング等幅広く活動。その後M&Aアドバイザーとして複数の業種で成約実績を積み、規模・エリアも問わず幅広い相談に対応。

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)の評判は近年、中小企業のM&Aが増えるにつれて高まっています。そこで今回は、日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)の評判はどのような内容か、概要や資格の解説も含めて解説していきます。

目次

  1. 日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)とは
  2. 日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)の取り組み
  3. JMAA認定M&Aアドバイザー(CMA)とは
  4. 日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)の評判
  5. 日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)以外の資格
  6. 日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)まとめ
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1. 日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)とは

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)とは

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)とは2010年に設立した一般社団法人であり、M&Aへの理解と普及促進、M&Aの知識や資格といったスキルを会得した、M&Aアドバイザーの育成などを行っています。

また、中小企業のM&Aに特化したM&Aアドバイザーの育成や教育、資格まであらゆるM&Aのスペシャリストの排出をしていて、手厚いサポート体制が整えられています。

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)について理解するために、目的や事業内容を細かく解説していきます。

目的

M&Aは現代では普及の兆しを見せていますが、まだこのM&A(企業の買収と合併)という言葉に誤解をしている方が多いです。しかし、事業承継という観点ではこれからの日本の重要な社会問題の解決に有効な手段とされています。

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)の目的は、事業承継したい企業の方と、事業を受け継いで継続・発展させたい方の双方が友好的に成約をする環境の整備をすることを使命としています。そして、実現していくためのM&Aアドバイザーの強化を目的としています。

このM&Aアドバイザーの強化により、中小企業などの後継者不足や将来性の問題を解決できるM&A取引を行いやすくしていき、友好的M&Aの実施を堅実にする狙いがあります。

事業内容

日本M&Aアドバイザー協会ではM&Aアドバイザーの育成や教育が主な目的ですが、それに対する取り組みはどのようなものなのか見ていきます。

事業内容では、M&Aアドバイザーを目指す方やM&A事業を行っている方がよりよいM&A取引に携わり、成果をあげるためのプランがあり、無料で受けられるものまであります。

無料セミナーの開催

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)では、M&A初心者の方に向けて、無料のセミナーを定期的に開催しています。

このセミナーでは、M&Aの市場動向や課題、M&Aの全体の流れなど概要を理解できる内容となっており、M&Aアドバイザーとして実務に携わる講師が、M&Aの現状、展望、業務の流れ、意義などといった部分を実際の成功・失敗例を交えて細かく解説します。

M&Aアドバイザーの入門セミナーとして、M&Aアドバイザーとして資格を取りたい方や、M&Aに携わる企業の初心者育成向けの内容となっており、「M&Aの流れを把握したい」「言葉は知っているが全体像がつかめていない」という方が対象です。

書籍などで学べない実例などが講義に含まれているため非常に評判が良く、M&Aの実務について理解しやすくなります。

M&A養成講座の実施

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)のM&A養成講座は、中堅・中小規模企業のM&Aアドバイザーを養成する実践講義です。

少人数制で行っており、2日間の集中講義では、実例を交えたワークシップやグループワークを行う実践的なカリキュラムとなっています。

内容としては、実務的な部分が主体で実際に現場で行う内容を基礎知識とともにおさらいしていくような講義となっています。

また、JMAA認定M&Aアドバイザーの資格を取るための第一ステップとなるこの講義は、資格を取得しプロとしてM&Aの現場で活躍したい方などが多く受講しています。

M&A実務を検討している方やM&Aに携わる企業が対象で、M&Aアドバイザーとして資格を持ちたい、より実務的な部分を強化したいと考えている方に向いています。

M&A事業者の支援

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)ではM&A事業者の支援も積極的に行っています。

M&A実務に関わる個人や企業のために会員制コミュニティとなっており、定例会の実施によるM&A案件の共有によって最適な成約を高めるとともに、業界や市場動向、これからの課題を共有して、集合知を高めます。

このM&A事業者支援では定例会のほかにも、弁護士をはじめとした講習会や成約サポートなど実務をバックアップしています。

企業や個人に認定アドバイザー資格の付与し、ホームページや名刺に記載が可能になりますので、信頼度のアップにつながります。

対象としてはM&Aアドバイザー養成講座を修了した方、すでにM&Aに関わる事業や関連実務に携わっている方です。

2. 日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)の取り組み

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)の取り組み

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)では買収や売却を検討している企業向けのコンテンツの提供も行っています。

どのようなコンテンツを提供しているか細かく見ていきます。

買収を検討している企業向け

日本M&Aアドバイザー協会では買収や売却を検討している企業向けに、M&Aの案件情報やM&Aアドバイザーの検索、M&Aアドバイザーの利用やM&Aのメリット、M&Aの流れなどさまざまなコンテンツを提供しています。

M&Aアドバイザーの検索

日本M&Aアドバイザー協会に所属しているM&Aアドバイザーの検索が行えます。

所属している会員はM&Aアドバイザーとして一定条件を満たすことが義務付けられていて、知識とモラルのあるM&Aアドバイザーが所属しています。

また、一定基準の知識とM&Aアドバイザーを養成しており、試験に合格して資格を与えられたM&Aアドバイザーが多いです。

M&Aアドバイザーを利用する理由

M&Aアドバイザーを利用する理由についても紹介しています。

M&Aに関する知識とモラルを兼ね揃えている日本M&Aアドバイザー協会の会員を紹介するとともに、そのようなM&Aアドバイザーの養成も努めているので、M&Aアドバイザーを利用するメリットも詳しく解説しています。

売却価格の算出方法

M&Aのプロが集まる日本M&Aアドバイザー協会では、多くのM&Aアドバイザーや仲介会社が使っているDCF法の計算方式なども詳しく解説しています。

M&Aの売り手側企業はどのような判定で自社が評価されているのか知ることができるため、M&Aの検討や手法を決めるために見ておくべきコンテンツです。

買い手が知っておきたいM&Aの心構え

M&Aを検討するうえで一番重要な機密情報の管理、買ってはいけない会社の見極め方、アフターM&Aの実行計画を練ることなど、基本的なM&Aに対する買い手側企業の心構えが解説されています

M&Aにて企業の買収を考えている場合は、このような基礎知識を知るというのは非常に大事なのでしっかりと見ておけば、実際にM&Aを実施するときに役立つでしょう。

売り手が知っておきたいM&Aの心構え

買い手側とは別に売り手側のM&Aについての基礎知識もコンテンツにて紹介しています。

今すぐにM&Aを検討していなくても、将来その可能性はあると考えている企業の経営者の方向けに、事業を売却するときのM&Aについての基礎知識を日本M&Aアドバイザー協会は解説しています。

事業を行っている方にとっては無縁ではないため、理解しておくといざというときに役立つかもしれません。

会員の種類

日本M&Aアドバイザー協会では、M&Aアドバイザーが誠実かつ堅実に業務を遂行することを支援しており、多くのM&Aアドバイザーが、ナレッジの共有から開業支援、情報のオープン化など、M&Aアドバイザーとしての地位と信頼性の向上のために会員を組織化しています。

会員制度は2種類あり、それぞれに称号が授けられています。

また、この日本M&Aアドバイザー協会の会員になるためには入会条件などもあるため、その解説もしていきます。

正会員

日本M&Aアドバイザー協会の正会員とは「JMAA認定M&Aアドバイザー(CMA)認定書」が付与された方のことです。

正会員には、M&Aアドバイザーの実践的な知識のフラッシュアップと同業者や専門家とのネットワーク、案件のデータベース共有や開業サポートメニューなどの恩恵を受けられます。

M&Aに関係する資格の一つともいわれる、日本M&Aアドバイザー協会の正会員はM&Aアドバイザーとしてより信頼度をあげるものとなります。

入会金は30,000円(税抜)で月額会費は10,000円(税抜)、従業員が30人以上の組織の月額会費は30,000円(税抜)となっており、入会時に1年分を一括で支払う形です。

賛助会員

日本M&Aアドバイザー協会の賛助会員は、弁護士や税理士、経営コンサルタントなどデューデリジェンスなどに関わる専門家やその実務に関する実績がある法人企業が対象の会員組織です。

これはM&Aの理解と普及促進やM&Aアドバイザーの組織化に伴い、不可欠である専門家を会員組織にすることでM&Aアドバイザーとシームレスな関係をつくり日本経済の発展を目的としたものです。

入会条件としては、M&A関連のデューデリジェンスの実績を持っている方や企業、または株式価値算定などM&A関連の専門サービスを行っている方や企業が対象となり、入会金や月額費は正会員と同料金となっています。

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)の会員のメリット

日本M&Aアドバイザー協会の会員のメリットは多数あり、以下のとおりです。

  • 教育としてセミナーや講義への優先的招待や割引
  • 会員間での別途業務委託契約締結によりM&A成約に向けた指導や助言
  • さまざまなネットワーキングが活用できる
  • 年2回ほどの会員イベントでコネクション作り
  • 会員同士の案件情報の共有
  • 自社紹介サイトの利用で集客力が上がる
  • M&A・経営をテーマにしたコンテンツの提供
  • 契約に関係する実践的な書式のダウンロード
  • 最新案件やM&A情報のメールマガジン配信
  • アンケート分析や市場分析・動向の配信
  • デューデリジェンスやリーガルチェックなど信頼できる専門家の紹介

以上のことが日本M&Aアドバイザー協会の会員になるメリットとしてあげられます。

手厚いサポートや、講義プログラムなど日本M&Aアドバイザー協会ならではの教育システムも受けられることから、会員制度も評判の高いものとなっています。

3. JMAA認定M&Aアドバイザー(CMA)とは

JMAA認定M&Aアドバイザー(CMA)とは

日本M&Aアドバイザー協会には「JMAA認定M&Aアドバイザー」という資格があります。

この資格はM&Aに関係するM&AアドバイザーやM&A仲介の方は知っておいた方がいい資格の一つです。

ここではその「JMAA認定M&Aアドバイザー」について解説していきます。

概要

JMAA認定M&Aアドバイザー(CMA)とは正会員として入会することで発行される資格のことで、入会資格のいずれかを満たしていて、理事会の審査後に入会が認められれば発行されます。

日本M&Aアドバイザー協会から「JMAA認定M&Aアドバイザー」の資格が発行されれば、名刺に記載するなどしてこの資格を利用し、M&Aに関する業務を行うことができます。

M&Aアドバイザーとしての信頼度を高めたり、プロの証として所有することでM&A業務に堅実であり誠実であることの証明となったりします。

詳細

JMAA認定M&AアドバイザーはJMAAが主催する「M&Aアドバイザー養成講座」を受講し、修了試験の合格者やその方が在籍する法人・団体であり、M&Aアドバイザーとして業務を行うことが決まっている方が入会できる日本M&Aアドバイザー協会の正会員に付与される資格です。

もしくは、すでにM&Aアドバイザーとして実務を経験しており、日本M&Aアドバイザー協会が特別に認定した方が対象です。

要するに、日本M&Aアドバイザー協会として正会員になっている場合はこの資格が付与されます。

正会員になるには入会金と月額費用がかかり、入会金30,000円(税抜)と月額費用10,000円(税抜)、従業員が30人以上の組織は月額費用が30,000円(税抜)です。

資格取得までの流れ

JMAA認定M&Aアドバイザーの資格を取得するには、まず日本M&Aアドバイザー協会が主催する「M&Aアドバイザー養成講座」を受講する必要があります。

ここでM&Aアドバイザーとして知識を学び、最後に修了試験に合格した者が日本M&Aアドバイザー協会の正会員としての権利が与えられます。

その後、日本M&Aアドバイザー協会に資格の付与を申し出して、理事会にて承認後発行される流れです。

簡単に解説すると、養成講座の申し込み・受講→正会員として入会→資格の申請→資格取得です。

M&Aアドバイザー養成講座の修了試験は、難しい内容も含まれますが、講義をしっかりと受けていれば受かるものなので、M&Aの実務に携わる業務を行っている方なら大丈夫でしょう。

4. 日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)の評判

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)の評判

ここまで解説した「日本M&Aアドバイザー協会」の評判を見ていきます。

JMAAの総会が行われた場で会員の方からは「会員同士互いの顧客である売り手側・買い手側に就き、利益相反の問題を完全に解決しながら互いに基本スタンスが同じ中での対応はほかの会員からしても非常にやりやすい」などの評判がありました。

また、無料セミナーに参加した方の評判では「M&Aの全体的な流れや、売り手と買い手それぞれのメリットやM&Aに対する心構えなど役立つセミナーだった」と初心者でもわかりやすいところや無料なところが称賛されています

法人・団体では「JMAAの広大なネットワークを使用してより最適なマッチングができるようになり、顧客に高いサービスを提供できるようになった」と評判が上がっています。

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)の評判が良い理由

日本M&Aアドバイザー協会は、M&AアドバイザーやM&Aに携わる企業の方から多くの支持を受けています。

その理由は下記のとおりです。

  • 「初心者は無料のセミナーから受けられるので入りやすい」
  • 「より高いレベルでのM&Aに関わる業務の遂行ができるようになる」
  • 「会員になると同業他社の方たちとの情報交換により成約率が上がる」
  • 「会員たちの定例会では情報共有より顧客の増加や専門家とのコネクション作りが可能になる」

この背景には、協会の充実したサポートと、M&Aに対する思いが関係しています。

現代の日本の社会問題を解決するとともに、M&A市場の向上をするための資格やサポート体制が日本M&Aアドバイザー協会にはあります。

5. 日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)以外の資格

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)以外の資格

日本にはM&Aに関わる資格が多く存在しています。

これは日本のM&A市場が活性化している中で、不当な取引や、M&Aの遂行を抑えられる効果もあり、さまざまなM&Aに関係したアドバイザーの排出にも効果があります。

ここでは日本M&Aアドバイザー協会以外の資格を紹介していきます。

事業承継・M&Aエキスパート

「事業承継・M&Aエキスパート」は中小企業・零細企業のマッチングや事業承継を支援するM&Aアドバイザーや仲介会社、事業承継対策であるM&Aに精通する人材の育成促進、日本の経済の持続的発展、成長を目的とした認定制度です。

M&Aエキスパート認定制度は3種類ありますが、その中でも入門的なものです。M&Aのアドバイザーとして活躍を考えている方はこの資格を所持することをおすすめします。

事業承継シニアエキスパート

一般社団法人金融財政事情研究会が認定している「事業承継・M&Aエキスパート」よりもっと事業承継に特化した資格です。

健全な中小企業の事業承継の市場育成を目的としていて、豊富な事業承継の実績を持つ「青山財産ネットワーク」のM&A事例をもとに、ナレッジからスキルへと展開する実践的な講義が行われます。

成功事例だけではなく、失敗事例も盛り込んでいることからトラブル対策も学べ、本では学べないことが学べるのでスキルアップにつながります。

M&Aシニアエキスパート

M&Aエキスパート認定制度の3種類の中で最難関の資格です。

M&Aアドバイザーや仲介としてプロフェッショナルを証明する資格なので、M&Aの専門家として必要なスキルと知識を得ることができ、高いレベルのM&Aを遂行できるようになります。

事業承継・M&Aエキスパートの上位資格のM&Aシニアエキスパートでは、成約実績に基づいたノウハウが実務講座にて得られるため、企業における後継者問題の解決や事業承継手続きを、M&Aアドバイザーとして高いレベルで行えます。

このM&Aシニアエキスパートの養成講座は3日間のカリキュラムで組まれており、受講資格もあるため、資格を取得したい方は、一度公式のホームページで確かめてみるとよいでしょう。

M&Aスペシャリスト資格

M&Aスペシャリスト資格は経済産業省の認可であり、全日本能率連盟が資格として認定します。

時代の要請に応え先駆けてできたこの資格は、M&A実務の専門家を証明する資格で、M&Aに関するコンサルタント経営の資格称号です。

実務に特化した資格で講義も行われているため、M&Aの種類に関わらず実践的な講習が受けられます。

この資格取得後には年に1〜2回行われるM&Aスペシャリスト大会が実施されるので、そこでのコネクション作りも可能です。

将来の仕事にもつながることなので、この研修やコンテストに参加するのも良いでしょう。

【関連】M&Aの資格・種類まとめ!仲介とアドバイザーの資格って?

6. 日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)まとめ

日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)まとめ

現在では日本のM&A市場は上り調子ですが、それに伴い取引に関する注意が散漫になっていたり、少し怪しいようなM&A企業が存在したりします。

そのような中で健全かつ誠実なM&Aの実施ができるように人材の育成や強化を行っている日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)は非常に評判が高い組織です。これからも講義やセミナーにて日本のM&Aに精通する人材の育成や排出を行っていくでしょう。

また、ほかにも簡単に取得できる資格や講義が日本のM&A業界にはあり、注目を集めています。それぞれの目的に応じて活用してみてください。

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