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2021年01月09日

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オリックスがインフォマティクスを買収/ITソリューション事業のM&Aニュース

オリックスによるM&Aの概要

オリックス(東証1部 8591)は、2020 年 12 月 29 日付けで、M&Aによりインフォマティクスの株式95%を取得したと発表した。取得価額は非公開。

オリックスとインフォマティクスの会社概要

買収側のオリックスは、リース事業を始め、法人金融、不動産関連、銀行、生命保険、事業投資など、多角的に事業を展開している。グループ会社として、連結子会社923社および関連会社204社で構成されている。
 
会社名 オリックス株式会社
設立年月 1964年4月
資本金 2,211億円
代表者 井上 亮
所在地 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル
事業内容 多角的金融サービス業
売上高 2兆2,803億円(2020年3月期 連結)
公式サイト https://www.orix.co.jp/grp

売却側のインフォマティクスは、各種ソフトウエアやシステム製品の販売、アプリケーション開発、技術サポートなどを行なっている。空間情報システムについてはパイオニア的存在であり、地理情報システムに強みをもつ。
 
会社名 株式会社インフォマティクス
設立年月 1981年9月
資本金 1億円
代表者 齊藤 大地
所在地 神奈川県川崎市幸区大宮町 1310 ミューザ川崎セントラルタワー27F
事業内容 ソフトウエアパッケージの販売、システムメンテナンス及びユーザーサポート 他
売上高 45億9,700万円(2020年6月期)
公式サイト https://www.informatix.co.jp

M&A当事会社であるオリックスは金融・保険業界、インフォマティクスはIT業界に属している。

M&Aにおけるオリックス(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、今後ますますニーズが高まる情報技術関連分野への投資を拡大することである。インフォマティクスは、市場の拡大が見込まれる地理情報システムやMR(複合現実)技術を活用した業務改善ツールなど、独自のアプリケーションを提供している。オリックスは、優れた技術力を有し、今後の事業拡大が期待できる同社に対して、成長支援投資の一環として株式の取得に至った。

オリックスの過去のM&A実績

オリックスは、国内外の企業を相手に積極的にM&Aを実施している。直近では、2014年12月に弥生の株式(99.9%)を取得し買収している。取得価額は非公開。
売却側の弥生は、全国に多数の登録ユーザーを有するなど強固な顧客基盤を構築しているソフトウェアサービス企業である。
M&Aの目的は、オリックスが有する金融・サービスのノウハウと、弥生のサービスの専門性を融合し、国内の大多数を占める小規模事業者のニーズに応えるサービスを強化することである。

金融・保険業界、IT業界のM&A動向

《金融・保険業界》
金融・リース・レンタル業界は、他業界と比べてM&Aによる再編事例が多く報告されている。M&A手法の中でも合弁・合併が採用されるケースが多く、特にリーマン・ショック以降、実施件数の増加が目立っている。

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《IT業界》
近年、IT企業によるM&Aが増加傾向にあるが、主な要因としては「SIerの統廃合」「人材獲得」「技術獲得」「事業規模の拡大」などがあげられる。IT業界の需要が高まっているために事業規模の拡大が急務となっている企業は数多く、同業他社・自社にない技術を持つ企業をM&Aにより買収し、事業規模の拡大を図る企業が増えている。

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