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2021年01月11日

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任天堂がNext Level Games Inc.を買収/ゲームソフトウェア開発事業のM&Aニュース

任天堂によるM&Aの概要

任天堂(東証1部 7974)は、M&AによりNext Level Games Inc.(以下NLG)の全株式を取得し子会社化すると発表した。株式取得予定日は2021年3月1日。取得価額は非公開。

任天堂とNLGの会社概要

買収側の任天堂は、家庭向け娯楽製品の開発・製造・販売を行なっている企業である。主な製品は、家庭用ゲームや携帯型ゲームのハードウェア・ソフトウェアなどのゲーム専用機器、トランプ・かるた類である。
 
会社名 任天堂株式会社
設立年月 1947年11月
資本金 100億6,540万円
代表者 古川 俊太郎
所在地 京都市南区上鳥羽鉾立町11-1
事業内容 家庭用レジャー機器の開発・製造・販売
売上高 1兆3,085億円(2020年3月期 連結)
公式サイト https://www.nintendo.co.jp/corporate/index.html

売却側のNLGは、カナダのバンクーバーにある企業で、約 20 年にわたり家庭用ゲーム機器向けのソフトウェアの企画・開発を行なっている。最近では、「ルイージマンション」シリーズを始めとする、任天堂の家庭用ゲーム機器向けのソフトウェアを開発。
 
会社名 Next Level Games Inc.
設立年月 2002年8月
資本金 11,061 カナダドル(2020 年9 月時点)
代表者 Douglas Tronsgard 
所在地 08 Robson St – 4th Floor Vancouver, BC, Canada V6B 6A1
事業内容 ゲーム用ソフトウェアの企画・開発

M&A当事会社である任天堂とNLGは、ともにIT業界(ゲーム)に属している。

M&Aにおける任天堂(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、ソフトウェアの開発リソースの確保を安定化させることである。NLG はオーナー役員と従業員が同社の全株式を保有しているが、一部のオーナー役員が株式の売却を希望。そこで、任天堂は、同社の開発ノウハウを獲得し、両社の開発部門の連携や人材交流を図ることにより、ソフトウェアの開発スピードや品質の向上が期待できると判断して、株式の取得に至った。

任天堂の過去のM&A実績

該当実績はない。

IT業界(ゲーム)のM&A動向

ゲーム業界のM&Aのトレンドとして最も目立つのは、プラットフォームを持つ大手事業者がゲームタイトルを拡充するためにコンテンツホルダーを買収するケースの拡大である。この動向により、人気コンテンツを開発した企業は売却しやすい傾向にある。
次に、海外展開に向けたM&A実施件数の増加である。もともとオンラインゲームやスマホゲームはプラットフォームがあれば地域を問わず展開可能であるが、プラットフォームは国ごとに異なるシステムを採用しているケースもあるため、展開に向けた事業基盤を確立すべくM&Aが活発に実施されている。

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