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2021年01月12日

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クオールホールディングスが勝原薬局を買収/調剤薬局事業のM&Aニュース

クオールホールディングスによるM&Aの概要

クオールホールディングスは、2021年1月5日付けで、M&Aにより勝原薬局の全株式を取得したと発表した。取得価額は非公開。
 

クオールホールディングスと勝原薬局の会社概要

買収側のクオールホールディングスは、調剤薬局事業と医療関連事業を展開しているグループ企業の持株会社である。調剤薬局事業では、クオールなどが調剤薬局を運営している。医療関連事業としては、CSO、CRO、医療系の人材紹介派遣、医薬品の製造・販売などを行なっている。
 
会社名 クオールホールディングス株式会社
設立年月 1992年10月
資本金 57億8,689万円
代表者 中村 敬
所在地 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー37階
事業内容 調剤薬局事業、医療関連事業
売上高 1,654億1,100万円(2020年3月期 連結)
公式サイト https://www.qolhd.co.jp

売却側の勝原薬局は、兵庫県姫路市を中心に11店舗の調剤薬局を運営している。創業が1915年で歴史と伝統のある企業であり、長年にわたり地域医療に貢献している。
 
会社名 株式会社勝原薬局
設立年月 1950年3月
資本金 10百万円
代表者 勝原 真一
所在地 兵庫県姫路市竹田町23
事業内容 調剤薬局の運営

M&A当事会社であるクオールホールディングスと勝原薬局は、ともに医療業界に属している。

M&Aにおけるクオールホールディングス(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、中核事業である調剤薬局事業を拡大させることである。勝原薬局は、100年以上にわたり、地元に密着した調剤薬局として、社会への貢献度が非常に高い。同社の事業を取り込むことにより、グループが目指す「地域密着型のかかりつけ薬局」の実現に向けて、さらに地域医療・在宅医療への貢献が可能となると判断して、株式の取得に至った。

クオールホールディングスの過去のM&A実績

クオールホールディングスは、2007年からM&Aを積極的に実施している。直近では、2019年8月にセラ・メディックの全株式を取得し子会社化している。
売却側のセラ・メディクは、大阪府堺市に本社を置き、保険薬局を大阪府に9店舗、奈良県に1店舗を運営している。
M&Aの目的は、グループが目指す「地域密着型のかかりつけ薬局」の実現に向けて、地域医療・在宅医療に貢献することである。

医療業界(調剤薬局事業)のM&A動向

調剤薬局業界では、薬価や報酬制度の改正により利益が落ち込み、M&Aが盛んに行なわれている。大手のグループ薬局では、スケールメリットを強めて利益を獲得、中堅グループと複数の店舗を抱えるオーナーは、ドミナント戦略などで特定のエリアへの出店を検討していることが多い。
一方、個人の薬局では、高齢化や後継者・人材不足・薬価の引き下げ・制度改正などにより、譲渡を希望する経営者が増加する見込みとなっている。
したがって、今後も調剤薬局の譲渡・買収は続くことが想定される。

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