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2021年02月22日

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日本電産が三菱重工工作機械を買収/工作機械事業のM&Aニュース

日本電産によるM&Aの概要

日本電産(東証1部 6594)は、M&Aにより三菱重工工作機械の株式を取得すると発表した。株式取得予定日は2021年5月頃。取得価額は非公開。

日本電産と三菱重工工作機械の会社概要

買収側の日本電産は、精密小型から超大型まで幅広いラインアップを誇るモーターを始め、車載用製品、家電・商業・産業用製品、機器装置、電子・光学部品など、様々な分野における製品の製造・販売を行なっている企業である。精密小型モーターについては、世界トップのシェアを誇っている。
 
会社名 日本電産株式会社
設立年月 1973年7月
資本金 877億84百万円
代表者 永守 重
所在地 京都市南区久世殿城町338
事業内容 モーター、車載用製品、家電・商業・産業用製品、機器装置、電子・光学部品などの開発、製造、販売
売上高 1兆5,348億円(2020年3月期 連結)
公式サイト https://www.nidec.com/jp/

売却側の三菱重工工作機械は、産業用機械・装置・器具の製造・販売を行なっている企業である。工作機械、精密切削工具、レーザー・半導体製造装置、精密位置検出器などを取り扱っている。国内トップの工作機械メーカーである。
 
会社名 三菱重工工作機械株式会社
設立年月 2015年10月
資本金 30億円
代表者 若林 謙一
所在地 滋賀県栗東市六地蔵130
事業内容 工作機械、切削工具などの設計・製造・販売およびアフターサービス、コンサルティング指導 他
売上高 403億円(2020年3月期)
公式サイト https://www.mhi-machinetool.com

M&A当事会社である日本電産と三菱重工工作機械は、ともに製造業界に属している。

M&Aにおける日本電産(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、工作機械事業の更なる拡大を図ることである。三菱重工工作機械は、旋盤を始めとする工作機械のトップメーカーであり、様々な産業分野において幅広く製品展開を行なっている。同社を軸として、工作機械市場においてより発展できると判断して、株式の取得に至った。

日本電産の過去のM&A実績

同社は2007年からM&Aを積極的に実施している。直近では、2019年11月に、米国のロボテックの株式90%を取得し子会社化した。取得価額は非公開。
売却側のロボテックは、ロボティクス市場向けに超低電圧ドライブの開発・製造・販売を行なっている企業である。
M&Aの目的は、急速に成長しているロボティクス分野において需要が増加し続けているモジュール式のソリューションの提供を可能にすることである。

製造業界のM&A動向

製造業界では、「大手企業による中小規模の部品メーカーへのM&A」「IT化などの導入を行なうための異業種M&A」「本業を革新させるためのM&A」などの実施が目立っている。特に近年は大手企業による中小部品メーカーのM&Aが増加しており、大手企業が自社グループ内で一貫した製造を行なうための手段としてM&Aによる買収が活用されている。

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