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2021年04月06日

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ワキタがグランドアースと九州機械センターを買収/建機事業のM&Aニュース

ワキタによるM&Aの概要

ワキタ(東証1部 8125)は、M&Aによりグランドアースと九州機械センターの株式をそれぞれ90%取得し連結子会社化すると発表した。株式取得予定日は2021年9月1日。取得価額は非公開。

ワキタとグランドアースおよび九州機械センターの会社概要

買収側のワキタは、建機事業を中心に展開している企業である。土木・建設機械、荷役運搬機械などの販売・レンタルを中心に、商業設備・音響映像機器・遊戯機器の販売・レンタル、不動産の賃貸・販売などを行なっている。
 
会社名 株式会社ワキタ
設立年月 1949年5月
資本金 138億円
代表者 脇田 貞二
所在地 大阪市西区江戸堀1-3-20
事業内容 1.土木・建設機械、荷役運搬機械の販売・賃貸
2.商業設備、音響映像機器、遊技機器の販売・賃貸
3.不動産(商業用ビル、マンション他)の賃貸・分譲・販売
売上高 822億円(2020年3月期 連結)
公式サイト http://www.wakita.co.jp

売却側のグランドアースは、土木・建設機械・車両・発電機・ハウスなどのレンタルを行なっている企業である。
 
会社名 株式会社グランドアース
設立年月 1989年10月
資本金 20百万円
代表者 新留 幸一
所在地 福岡県粕屋郡須恵町大字植木字草切原765
事業内容 土木・建設機械、車両、発電機、ハウスなどのレンタル
売上高 675百万円(2020年8月期)
公式サイト http://grand-earth.com

売却側の九州機械センターは、土木・建設機械・土木資材などの販売、機械の修理・メンテナンスを行なっている企業である。
 
会社名 株式会社九州機械センター
設立年月 1984年3月
資本金 20百万円
代表者 新留 幸一
所在地 福岡県粕屋郡須恵町大字植木字草切原765
事業内容 土木・建設機械、土木資材などの販売、機械の修理・メンテナンス
売上高 1,035百万円(2020年3月期)
公式サイト http://grand-earth.com/sale

M&A当事会社であるワキタ、グランドアース、九州機械センターは、ともに建設・土木業界に属している。

M&Aにおけるワキタ(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、建機事業の業容拡大である。グランドアースは、九州北部エリアの建設企業を対象に土木・建設機械のレンタルなどを行なっている。一方、九州機械センターは、同じく九州北部地区の建設企業を対象に土木・建設機械の販売などを行なっている。両社を子会社化することにより、九州北部エリアにおける事業の拡大が期待できると判断して、株式の取得に至った。

ワキタの過去のM&A実績

同社は2016年からM&Aを積極的に実施している。直近では、2019年11月にCSS技術開発の全株式を取得し連結子会社化した。取得価額は非公開。
売却側のCSS技術開発は、首都圏を中心とした東日本エリアにおいて、工事測量と測量機器の販売・ 賃貸を行なっている企業である。最新の測量技術と国内屈指の3次元設計デ ータの解析技術を有している。
M&Aの目的は、ICT建機を用いたi-Constructionへの取り組み強化による建機事業の業容拡大である。

建設・土木業界のM&A動向

近年、建設・土木業界では、商業圏内の拡大や人材不足解消の目的でM&Aが実施されたり、ハウスメーカーが大手ゼネコンを買収したりするような事例が増えており、過去最多のM&A件数を更新中である。また、東京オリンピックに向けた業界再編が進んでおり、鉄道網や高速道路などのインフラ整備のため、準大手建設会社を中心としたさらなる業界再編が予想される。

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