M&Aニュース

2021年04月20日

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加藤産業がSong Ma Retail Joint Stock Companyを買収/食品流通事業のM&Aニュース

加藤産業によるM&Aの概要

加藤産業(東証1部 9869)は、M&AによりSong Ma Retail Joint Stock Company(以下SMRC)の株式を取得すると発表した。株式取得予定日および取得価額は非公開。

加藤産業とSMRCの会社概要

買収側の加藤産業は、食品卸売業を主な事業としている企業である。加工食品・菓子類・低温食品・酒類などの卸売を行なっている。尚、自社工場を有し、「カンピー」のブランド名で一部の食品の製造・販売も手掛けている。
 
会社名 加藤産業株式会社
設立年月 1947年8月
資本金 59億円
代表者 加藤 和弥
所在地 兵庫県西宮市松原町9-20
事業内容 食品卸売、カンピー製品の製造・販売
売上高 1兆1,046億円(2020年9月期 連結)
公式サイト http://www.katosangyo.co.jp

売却側のSMRCは、ベトナム南部(ホーチミン・メコンデルタ)を中心に加工食品の卸売業を手掛けている企業である。
 
会社名 Song Ma Retail Joint Stock Company
設立年月 2010年5月
資本金 250億VND
代表者 Nguyen Tuan Anh
所在地 28/8 Tran Trong Cung St, Tan Thuan Dong Ward, District 7, HCMC
事業内容 加工食品卸売・輸入販売
売上高 4,757 億 VND(2019年度)

M&A当事会社である加藤産業とSMRCは、ともに卸売業界(食品)に属している。

M&Aにおける加藤産業(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、小売市場が拡大するアジア市場において食品流通事業の展開と構築を進めることである。加藤産業は、ベトナムにおいて北部(ハノイ)と南部(ホーチミン)を中心に事業を展開している。SMRCを買収することにより、ベトナム南部での商圏拡大が可能となり、ベトナムにおける事業の強化を図ることができると判断して、株式の取得に至った。

加藤産業の過去のM&A実績

同社は2012年からM&Aを積極的に実施している。直近では、2020年10月に、マレーシアのMerison (M) Sdn. Bhd.の株式を取得し子会社化した。取得価額は非公開。
売却側のMerison (M) Sdn. Bhd.は、マレーシア半島部の中南部と東海岸を中心に卸売業を手掛けている企業である。主要な仕入先や得意先と強い取引関係を構築し、同国の業界において確固たる地位を確立している。
M&Aの目的は、マレーシア半島部における営業エリアの拡大と隣接するシンガポールにおける事業とのシナジー効果の期待である。
 
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