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2021年04月22日

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タカラレーベンがACAクリーンエナジーを買収/再生可能エネルギー事業のM&Aニュース

タカラレーベンによるM&Aの概要

タカラレーベン(東証1部 8897)は、2021年4月13日に、M&AによりACAクリーンエナジーの全株式を取得し連結子会社化した。取得価額は非公開。

タカラレーベンとACAクリーンエナジーの会社概要

買収側のタカラレーベンは、主に不動産事業を手掛けている企業である。自社ブランドマンションや戸建て分譲住宅の企画・開発・販売、中古マンションの買取・再販、各種不動産物件産の賃貸・管理、ホテル運営などを行なっている。また、都市・地域再開発、再生可能エネルギー、アセットマネジメントなど、幅広く事業を展開している。
 
会社名 株式会社タカラレーベン
設立年月 1972年9月
資本金 48億円
代表者 島田 和一
所在地 東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング16階
事業内容 1.自社ブランドマンションと戸建新築分譲住宅の企画・開発・販売
2.中古マンションの買取・再販、不動産物件の賃貸管理
3.ホテル事業
4.再開発事業
5.再生可能エネルギー事業
6.アセットマネジメント事業 他
売上高 1,684億円(2020年3月期 連結)
公式サイト https://www.leben.co.jp

売却側のACAクリーンエナジーは、再生可能エネルギー事業を手掛けている企業である。北海道から九州までの全国規模で、太陽光発電所を建設・運転している。発電所を長期安定稼働させるために、保守・メンテナンス・運用管理に関するサービスも提供している。
 
会社名 ACAクリーンエナジー株式会社
設立年月 2016年3月
資本金 655百万円
代表者 足利 恵吾
所在地 東京都中央区晴海1-8-8
事業内容 太陽光発電事業、発電所のオペレーション・メンテナンスサービス
売上高 1,005百万円(2020年12月期)
公式サイト http://www.aca-ce.com

M&A当事会社であるタカラレーベンは不動産業界、ACAクリーンエナジーはエネルギー業界に属している。

M&Aにおけるタカラレーベン(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、再生可能エネルギー事業の強化である。ACAクリーンエナジーは、太陽光発電施設を全国で展開しており、豊富な実績を有している。また、国内における再生可能エネルギー需要の高まりから、FIT(固定買取価格制度)に依存しないビジネスモデルの構築を図っている。同社を子会社化することにより、発電事業の更なる強化と今後のエネルギー事業の展開に大きく寄与すると判断して、株式の取得に至った。

タカラレーベンの過去のM&A実績

同社は2012年からM&Aを積極的に実施している。直近では、2018年1月に、PGA不動産投資顧問の株式を取得し子会社化した。
売却側のPGA不動産投資顧問は、不動産の投資・運用管理を行なっている企業である。
尚、取得価額やM&Aの目的などについては非公開。

太陽光発電業界のM&A動向

太陽光発電業界では、競争激化や法律改正などを背景にM&Aの件数は増加している。FIT法の改正により売電権利だけを持つ会社やメンテナンスを行なわない会社が存続できなくなるため、M&Aによる譲渡二ーズが高まっている。また、新たに発電の設備投資を行なったり、メンテナンス事業を開始することは、大きな負担となり、M&Aにより売電事業を譲渡する事例が多く見られる。譲受側にとっても、市場価格よりも高い固定価格で電気を売却できる権利は魅力的であり、売電事業者の譲受けニーズは高いといえる。

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