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2021年04月26日

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フジプレアムが飯沼ゲージ製作所を買収/部材・製造装置事業のM&Aニュース

フジプレアムによるM&Aの概要

フジプレアム(東証JASDAQ 4237)は、2021年4月26日に、M&Aにより飯沼ゲージ製作所の株式を取得し連結子会社化した。取得価額は非公開。

フジプレアムと飯沼ゲージ製作所の会社概要

買収側のフジプレアムは、独自技術である精密貼合技術を活用した事業を手掛けている企業である。同技術は、特にフラットパネルディスプレイ分野の国内外の市場において、高い評価を得ている。車載用と医療機器用を中心に、液晶ディスプレイ用部材、タッチパネルセンサー基板の製造・販売を行なっている。また、環境・エネルギー関連事業として、太陽電池モジュールのOEM供給、太陽光発電システムの開発・製造・販売なども手掛けている。
 
会社名 フジプレアム株式会社
設立年月 1982年4月
資本金 20億円
代表者 松本 倫長
所在地 兵庫県姫路市飾西38-1
事業内容 精密貼合及び高機能複合材関連事業、環境・エネルギー事業 他
売上高 121億円(2020年3月期 連結)
公式サイト http://www.fujipream.co.jp

売却側の飯沼ゲージ製作所は、産業用生産設備を手掛けている企業である。液晶ディスプレイ製造関連装置、塗布貼合わせ装置などの開発・製造・販売を行なっている。ラビング装置(液晶配向膜配向処理装置)については世界No.1のシェアを有している。
 
会社名 株式会社飯沼ゲージ製作所
設立年月 1962年6月
資本金 50百万円
代表者 飯沼 一幸
所在地 長野県茅野市玉川字原山11400-327
事業内容 液晶ディスプレイ製造装置の製造・販売 他
売上高 1,658百万円(2020年9月期)
公式サイト https://iinuma-gauge.co.jp

M&A当事会社であるフジプレアムは化学業界、飯沼ゲージ製作所は製造業界に属している。

M&Aにおけるフジプレアム(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、精密貼合関連事業とメカトロニクス事業の強化である。飯沼ゲージ製作所は、現在車載分野に注力して貼合関連事業を展開している。一方、フジプレアムは、飯沼ゲージ製作所の中核事業である製造装置分野において、搬送系を中心にメカトロニクス事業として推進している。飯沼ゲージ製作所を子会社化することにより、貼合技術の相互補完による付加価値の高いソリューションの提供体制の確立とメカトロニクス事業における製品力の強化が可能になると判断して、株式の取得に至った。

フジプレアムの過去のM&A実績

該当実績はない。

製造業界のM&A動向

製造業界では、「大手企業による中小規模の部品メーカーへのM&A」「IT化などの導入を行なうための異業種M&A」「本業を革新させるためのM&A」などの実施が目立っている。特に近年は大手企業による中小部品メーカーのM&Aが増加しており、大手企業が自社グループ内で一貫した製造を行なうための手段としてM&Aによる買収が活用されている。

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