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2021年04月27日

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日本創発グループがアド・クレールを買収/印刷事業のM&Aニュース

日本創発グループによるM&Aの概要

日本創発グループ(東証JASDAQ 7814)は、株式交換によりアド・クレールを完全子会社化すると発表した。株式交換効力発生予定日は2021年5月13日。

日本創発グループとアド・クレールの会社概要

買収側の日本創発グループは、主にDTPサービスを手掛けている企業である。広告やザインに関する各種データの情報処理、デジタルコンテンツの制作・販売、セールスプロモーション、出版物に関する企画・制作などを行なっている。
 
会社名 株式会社日本創発グループ
設立年月 2015年1月
資本金 4億円
代表者 藤田 一郎
所在地 東京都台東区上野3-24-6
事業内容 グループ内の各社の経営管理 他
売上高 512億円(2020年12月期 連結)
公式サイト https://www.jcpg.co.jp

売却側のアド・クレールは、印刷業を手掛けている企業である。企画からDTP・印刷製本まで一貫して行なっている。あらゆる印刷物についてオリジナルな企画・立案を行ない、ユーザーの広報やPRのためのツール作りをサポートしている。
 
会社名 株式会社アド・クレール
設立年月 1978年1月
資本金 10百万円
代表者 池田 三勇四
所在地 東京都千代田区神田三崎町3-4-4
事業内容 印刷物等のデザイン、DTP制作
売上高 148百万円(2020年7月期)
公式サイト http://www.adclair.co.jp/index.html

M&A当事会社である日本創発グループはサービス業界、アド・クレールは印刷業界に属している。

M&Aにおける日本創発グループ(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、両社の企業価値の向上を図ることである。アド・クレールは、オリジナルな企画をもとに、ユーザーの信頼を獲得して、独自の印刷事業を展開している。同社を完全子会社化することにより、特色ある事業を継続させることで、ソリューションの多様化による付加価値の高いサービスの提供が可能となり、また、経営面でのガバナンス体制の強化も図れると判断して、株式交換に至った。

日本創発グループの過去のM&A実績

同社は2015年からM&Aを積極的に実施している。直近では、2020年10月にプロモの株式を取得し子会社化した。取得価額は80百万円。
売却側のプロモは、ポリウレタン樹脂を使用したポッティング印刷加工、メガホンなどの応援グッズやノベルティの制作・販売の2つの事業を手掛けている企業である。
M&Aの目的は、他の印刷技術とのコラボレーションによるマーケットの拡大と商品ラインアップの充実による売上の拡大である。

印刷業界のM&A動向

印刷業界では、地方の中堅・中小企業が都心の小規模業者を買収するケースが増えてきている。これは、地方業者による都心の小規模業者の買収により、受注先の企業が多い都心部への拠点作りが実現できるからである。また、地方の印刷会社による都心の他業種企業の買収により、独自事業の展開や新しい技術・ノウハウの獲得が期待できる。
もうひとつの動向として、銀行や投資ファンドによるM&Aの増加がある。この要因としては、中堅・中小企業が、事業承継問題に悩まされているケースが考えられる。

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