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2021年04月28日

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GA technologiesがパートナーズを買収/不動産事業のM&Aニュース

GA technologiesによるM&Aの概要

GA technologies(東証マザーズ 3491)は、パートナーズの株式の一部を取得し、その後、株式交換を行ない、同社を完全子会社化すると発表した。株式取得予定日は2021年5月10日、取得価額は非公開。株式交換効力発生予定日は2021年6月1日。

GA technologiesとパートナーズの会社概要

買収側のGA technologiesは、不動産業を手掛けている企業である。AIを活用した不動産の総合プラットフォームとして、国内ユーザー向けの「RENOSY」と中国人投資家向けの「神居秒算」の開発・運営を行なっている。また、中古不動産の売買仲介、マンション賃貸管理、不動産仲介会社や管理会社向け業務支援システムの開発・運営なども行なっている。
 
会社名 株式会社GA technologies
設立年月 2013年3月
資本金 72億円
代表者 樋口 龍
所在地 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー40階
事業内容 1.不動産テック総合サービス「RENOSY」、中国⼈投資家向けプラットフォー ム「神居秒算」の開発・運営
2.中古不動産の売買仲介、マンション賃貸管理、不動産業務支援システムの開発・運営 他
売上高 630億円(2020年10月期 連結)
公式サイト https://www.ga-tech.co.jp

売却側のパートナーズは、資産運用のアドバイスサービスを提供している企業である。不動産投資などの資産運用、住宅や相続、事業承継に関する相談対応・コンサルティングなどを行なっている。不動産の賃貸管理、リノベーションなども手掛けている。
 
会社名 株式会社パートナーズ
設立年月 2011年9月 
資本金 1億円
代表者 吉村 拓
所在地 東京都品川区東五反田2-8-8 FLEZIO五反田7階
事業内容 資産運用総合アドバイス
売上高 43億円(2020年6月期)
公式サイト https://www.partners-re.co.jp

M&A当事会社であるGA technologiesは不動産業界、パートナーズはサービス業界に属している。

M&AにおけるGA technologies(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、不動産事業の強化・拡大である。パートナーズは、資産運用の総合アドバイスとして不動産分野で事業を展開し、GA technologiesと同様に不動産業界のDXも推進しており、事業の親和性が非常に高い。同社を子会社化することにより、各種事業のクロスセルによるシナジー効果や合理化によるコスト削減を図ることができると判断して、株式取得および株式交換に至った。

GA technologiesの過去のM&A実績

同社は2018年からをM&Aを積極的に実施している。直近では、2020年9月に神居秒算の株式を取得し子会社化した。取得価額は約1,225百万円。
売却側の神居秒算は、中国最大級の日本不動産プラットフォームの運営を手掛けている企業である。中国の投資家に日本の不動産情報を提供し、日本国内の不動産事業者に対しては中国投資家への販売チャネルを提供している。
M&Aの目的は、中国における不動産プラットフォーム事業を開始することである。

不動産業界のM&A動向

不動産業界では、業界自体の規模縮小と競争の激化によって、業務効率化が図れない会社は、競合他社に負けてしまうケースが増えてきている。特に、ユーザーに対して幅広いサポートが可能な大手企業の力が強くなり、中小企業は厳しい状況にある。
また、経営者の高齢化と少子化による後継者不足が相まって、事業承継問題も浮上している。これらの背景から、特に中小企業において、M&Aにより大手企業のグループ傘下に入り事業を継続したり、事業譲渡によって後継者問題を解決したりする動きが活発化している。

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