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2021年06月11日

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ニレコが西武電機を買収/装置事業のM&Aニュース

ニレコによるM&Aの概要

ニレコ(東証JASDAQ 6863)は、2021年6月10日に、M&Aにより西武電機の全株式を取得し完全子会社化した。取得価額は非公開。

ニレコと西武電機の会社概要

買収側のニレコは、制御・計測・検査の各装置を取り扱っている会社である。幅広い産業向けに、製品の製造工程において必要となる各種装置の開発・製造・販売を行なっている。プロセス制御装置、耳端位置制御装置、無地検査装置、レーザー装置などが代表的な製品である。近年では、半導体や2次電池など、社会の発展に不可欠な先端分野での展開を進めている。
 
会社名 株式会社ニレコ
設立年月 1950年11月
資本金 30億円
代表者 久保田 寿治
所在地 東京都八王子市石川町2951-4
事業内容 制御・計測・検査装置の開発・製造・販売
売上高 78億円(2021年3月期 連結)
公式サイト https://www.nireco.jp

売却側の西武電機は、電気・電子機器のハード設計・ソフト開発・機構筐体設計などを行なっている企業である。受託設計開発から試作・量産までのどのプロセスからでも対応している。
 
会社名 西武電機株式会社
設立年月 1988年11月
資本金 10百万円
代表者 三吉 昭
所在地 東京都八王子市狭間町1458-7
事業内容 電子機器、情報機器、各種機器の開発・製造 他
売上高 449百万円(2020年7月期)
公式サイト http://www.e-seibu.co.jp/top.html

M&A当事会社であるニレコと西武電機は、ともに製造業界に属している。

M&Aにおけるニレコ(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、グループの事業の拡大への寄与である。西武電機は、電気・電子機器のハード設計・ソフト開発などの受託設計開発やプリント基板の実装の試作・量産までを一貫して手掛け、ユーザーより高い評価を得ている。同社を子会社化することにより、ニレコが手掛ける機器類の開発や製造に活かすことができると判断して、株式の取得に至った。

ニレコの過去のM&A実績

同社は、2019年10月に光学技研の株式を取得し完全子会社化している。取得価額は597百万円。
売却側の光学技研は、光学製品の開発・製造・販売、光学結晶・ガラス部品の試作加工を行なっている企業である。結晶やガラスの高精度加工技術、加工精度や光学特性の測定・評価技術に強みがある。
M&Aの目的は、光学技研が持つ技術的な強みをニレコの製品の差別化や新たな事業の展開に活かすことである。

製造業界のM&A動向

製造業界では、「大手企業による中小規模の部品メーカーへのM&A」「IT化などの導入を行なうための異業種M&A」「本業を革新させるためのM&A」などの実施が目立っている。特に近年は大手企業による中小部品メーカーのM&Aが増加しており、大手企業が自社グループ内で一貫した製造を行なうための手段としてM&Aによる買収が活用されている。

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