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2021年07月09日

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CIJがa-LINKを買収/システム開発事業のM&Aニュース

CIJによるM&Aの概要

CIJ(東証1部 4826)は、2021年7月1日に、M&Aによりa-LINKの全株式を取得し連結子会社化した。取得価額は非公開。

CIJとa-LINKの会社概要

買収側のCIJは、独立系のソフトウエア開発企業である。グループ会社や海外パートナーを含め各地に拠点があり、ニアショア開発やオフショア開発に対応している。全社員の90%を占める技術者が、IT関連の資格を取得しており、専門性の高い開発能力を有していることが強みである。ソフトウエア開発以外に、ハードウエアやネットワークインフラの構築、データセンターの活用、運用・保守など、トータルなシステムインテグレーションサービスを提供している。
 
会社名 株式会社CIJ
設立年月 1976年1月
資本金 22億円
代表者 坂元 昭彦
所在地 神奈川県横浜市西区平沼1-2-24 横浜NTビル7階
事業内容 システム開発および関連する一連のサービス
売上高 206億円(2020年6月期 連結)
公式サイト https://www.cij.co.jp

売却側のa-LINKは、IT分野を事業としている企業である。ソフトウエアの受託開発・オフショア開発・コンサルティングを行なっている。ソフトウエアの受託開発では、画像処理・制御系・通信系を中心に手掛けている。また、フィリピンに子会社を設立して、海外オフショア開発を進めている。コンサルティングでは、マーケティングの代行やセールスREPを行なっている。
 
会社名 有限会社a-LINK
設立年月 2003年5月
資本金 3百万円
代表者 安達 宗郎
所在地 神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-9 新横浜金子ビル9F
事業内容 ソフトウエアの受託開発 他
売上高 606百万円(2020年12月期)
公式サイト http://www.alink-group.co.jp

M&A当事会社であるCIJとa-LINKは、ともにIT業界に属している。

M&AにおけるCIJ(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、システム開発事業における技術的および量的なニーズの増大に対応することである。a-LINKは、画像処理・制御系・通信系などを始めとして、ソフトウエアの受託開発の実績が豊富であり、大手企業を中心とした長い取引実績を有している。同社を子会社化することにより、両社の技術者のスキルアップや営業案件の共有、オフショ ア人員の活用などを実施することで、事業拡大に向けた相乗効果が期待できると判断して、株式の取得に至った。

CIJの過去のM&A実績

同社は2003年からM&Aを積極的に実施している。直近では、2019年1月に日本ファイナンシャル・エンジニアリングの全株式を取得し連結子会社化している。取得価額は非公開。
売却側の日本ファイナンシャル・エンジニアリングは、IT分野を事業としている企業である。ITコンサルティング、システムの開発・運用・保守などを行なっている。金融システムに強く、銀行の業務ノウハウと豊富なシステム構築経験を有しており、金融機関の顧客基盤を確立している。
M&Aの目的は、金融分野における事業の一層の拡大である。

IT業界のM&A動向

近年、IT企業によるM&Aが増加傾向にあるが、主な要因としては「SIerの統廃合」「人材獲得」「技術獲得」「事業規模の拡大」などがあげられる。IT業界の需要が高まっているために事業規模の拡大が急務となっている企業は数多く、同業他社・自社にない技術を持つ企業をM&Aにより買収し、事業規模の拡大を図る企業が増えている。

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