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2021年07月16日

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西尾レントオールがATAを買収/レンタル事業のM&Aニュース

西尾レントオールによるM&Aの概要

西尾レントオール(東証1部 9699)は、2021年7月1日に、M&AによりATAの全株式を取得し子会社化した。取得価額は非公開。

西尾レントオールとATAの会社概要

買収側の西尾レントオールは、レンタル業を手掛けている企業である。建機分野を中心にイベント分野などにおける各種機械・機器・機材のレンタルを行なっている。建設・設備工事用としては、土木・道路用機械、高所作業用機械、 建築用機械、測量機器などを取り扱っている。また、レンタルに関連する事業として、建設工事用機械のオペレーションや工事請負なども行なっている。
 
会社名 西尾レントオール株式会社
設立年月 1959年10月
資本金 81億円
代表者 西尾 公志
所在地 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-11-17
事業内容 建設・設備工事用およびイベント用関連機材の賃貸 他
売上高 1,512億円(2020年9月期 連結)
公式サイト https://www.nishio-rent.co.jp

売却側のATAは、建築業を手掛けている企業である。同社独自の構法であるATAハイブリッド構法を開発して、木造構造物の設計・施工を行なっている。一般流通材のみを用いて、柱間距離の最大が40mの木造の中大規模空間を実現する構法である。大幅なモジュール化を進めたことにより、工期短縮が可能であり、移設・転用による部材の再利用率が高いことも特徴である。
 
会社名 株式会社ATA
設立年月 2015年7月
資本金 10百万円
代表者 青谷 敏男
所在地 富山県滑川市上梅沢461-1
事業内容 大空間木造膜構造の研究、大型木造の構法開発・設計・販売
売上高 非公開
公式サイト https://ata-truss.jp

M&A当事会社である西尾レントオールはレンタル業界、ATAは建築業界に属している。

M&Aにおける西尾レントオール(買収側)の狙い

西尾レントオールは、仮設構造物のレンタル分野においては大型テントに注力している。ATAを子会社化することにより、木造をラインアップに加えることが可能となり、同分野のさらなる強化に取り組むことができると判断して、株式の取得に至った。

西尾レントオールの過去のM&A実績

同社は、2019年5月にフィリピンのUNITED POWER & RESOURCES PTE. LTD. の全株式を取得し子会社化している。取得価額は非公開。
売却側のUNITED POWER & RESOURCES PTE. LTD.は、大型発電機および付帯設備のレンタルを行なっている企業である。中国での売上比率が約40%を占めている。
M&Aの目的は、海外市場における事業規模の拡大の一環として、中国市場などへの足掛かりを確保することである。

レンタル業界のM&A動向

金融・リース・レンタル業界は、他業界と比べてM&Aによる再編事例が多く報告されている。M&A手法の中でも合弁・合併が採用されるケースが多く、特にリーマン・ショック以降、実施件数の増加が目立っている。また、資本力のある大手企業による国内外のM&Aも活況となっている。

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