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2021年07月20日

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アシードホールディングスがロジックイノベーションを買収/物流事業のM&Aニュース

アシードホールディングスによるM&Aの概要

アシードホールディングス(東証2部 9959)は、2021年7月1日に、M&Aによりロジックイノベーションの株式を取得し子会社化した。株式取得価額は非公開。

アシードホールディングスとロジックイノベーションの会社概要

買収側のアシードホールディングスは、飲料分野を事業としているグループ企業の持株会社である。自動販売機による飲料などの販売、飲料の企画・製造、飲料サービスシステムの運営などを行なっている。自動販売機では、缶・ボトル・紙パック・カップの飲料を始めスナック食品も対象としている。飲料製造では、主に清涼飲料と低アルコール飲料を取り扱っている。飲料自動販売機用のカードと関連機器の企画・製造・販売、管理も行なっている。
 
会社名 アシードホールディングス株式会社
設立年月 1972年11月
資本金 7億円
代表者 河本 大輔
所在地 広島県福山市船町7-23
事業内容 グループ会社の経営戦略および管理統括
売上高 239億円(2021年3月期 連結)
公式サイト https://www.aseed-hd.co.jp

売却側のロジックイノベーションは、物流と環境の分野を事業としている企業である。物流では、商品管理・納入代行・流通加工・配送など、物流全般について一括請負を行なっている。海外物流として、輸入商材の取扱いや発送などにも対応している。環境分野では、食品廃棄物のリサイクル処理を行なっている。
 
会社名 ロジックイノベーション株式会社
設立年月 2013年7月
資本金 3百万円
代表者 水元 英二
所在地 岡山県岡山市南区浦安本町32-5
事業内容 物流業務のアウトソーシング、食品廃棄物のリサイクル
売上高 174百万円(2020年6月期)
公式サイト https://logic-innovation.net

M&A当事会社であるアシードホールディングスは食品業界、ロジックイノベーションは物流業界に属している。

M&Aにおけるアシードホールディングス(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、物流需要の増加への対応と新たな付加価値のあるサービスの提供である。同社グループは、昨年ロジスティクスセンターを開設し、倉庫保管業を開始している。ロジックイノベーションは、倉庫を活用した物流のアウトソーシング・代行や食品廃棄物・廃プラ・木くずなどのリサイクル事業を運営し、着実に成長している。同社を子会社化することにより、グループのネットワークを活用し、より付加価値の高い物流サービスシステムを構築することが可能となると判断して、株式の取得に至った。

アシードホールディングスの過去のM&A実績

同社は、2011年4月に、株式交換により宝積飲料を完全子会社化している。
売却側の宝積飲料は、各種ソフトドリンクの企画・製造・販売、自動販売機による飲料販売を行なっている企業である。サプリメント飲料・機能性飲料や独自商品の開発に力を入れている。
M&Aの目的は、高齢化や健康志向により今後も長期的な成長と需要が見込まれるウエルネス関連商品の強化である。

物流業界のM&A動向

運送・物流業界では、売りに出る中小企業や事業譲渡を行なう大手企業が増え、M&Aの件数は増加傾向にある。主な理由は、事業承継問題、規制緩和による業者の増加と競争激化などである。トラックドライバーの不足や労働環境の見直しに対応できず、経営が苦しくなる中小企業が増える一方で、大手企業の中では、事業拡大を狙い、買収や事業譲渡を望んでいる会社を探してM&Aを行なう動きが見られる。

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