M&Aニュース

2021年10月13日

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JMDCがアンタ―を買収/医療データサービス事業のM&Aニュース

JMDCによるM&Aの概要

JMDC(東証マザーズ 4483)は、M&Aによりアンタ―の全株式を取得した。株式取得日および取得価額は非公開。

JMDCとアンタ―の会社概要

買収側のJMDCは、ヘルスケア分野で事業を展開している企業である。主な事業は、医療ビッグデータの提供、遠隔医療、調剤薬局支援である。医療ビッグデータの提供では、製薬会社・保険会社、医療機関、保険組合などに対して、同社が保有する様々な医療関連データの提供、データベースの構築、業務システムやアプリの開発などを行なっている。遠隔医療では、医療機関からの依頼を受けて、契約している放射線専門診断医が、遠隔で画像診断サービスを行なっている。調剤薬局の支援では、調剤薬局向けの業務システムの開発・提供を行なっている。
 
会社名 株式会社JMDC
設立年月 2002年1月
資本金 89億円
代表者 松島 陽介
所在地 東京都港区芝大門2-5-5 住友芝大門ビル12F
事業内容 医療データサービス、医療システムの開発・提供 他
売上高 167億円(2021年3月期 連結)
公式サイト https://www.jmdc.co.jp/

売却側のアンタ―は、医師向けの情報サービスを提供している企業である。地域や診療科を超えた医師同士による質問解決プラットフォーム「AntaaQA」、医療現場で蓄積された臨床知見をスライド形式でシェアする「Antaa Slide」、医師が医療コンテンツ動画でアップする「Antaa Channel」などのサービスの運営を行なっている。
 
会社名 アンター株式会社
設立年月 2016年6月
資本金 非公開
代表者 中山 俊
所在地 東京都中央区日本橋室町1-5-2
事業内容 医師向けプラットフォームの運営
売上高 非公開
公式サイト https://corp.antaa.jp/

M&A当事会社であるJMDCとアンタ―は、ともに医療業界に属している。

M&AにおけるJMDC(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、医療従事者に対して、同社固有のヘルスデータを用いたサービスの開発や提供を推進し、プラットフォームを拡充することである。アンターが提供するサービスについては、医師が実名で参加し情報を共有する透明性の高いフラットな関係性が高い評価を得ている。すでに医師アカウント数は3万件を超えており、コンテンツの増加・蓄積が、会員規模の拡大を一層活性化させている。同社を子会社化することにより、同社のプラットフォーム上に集った医師に対して、様々なヘルスデータやサービスを提供し、医師ネットワークの更なる拡大やコミュニティの活性化を図ることができると判断して、株式の取得に至った。

JMDCの過去のM&A実績

同社は、2021年8月にM&Aによりアイシーエムの全株式を取得している。取得価額は非公開。
売却側のアイシーエムは、医療システムの開発・提供を行なっている企業である。
M&Aの目的は、医療関連事業者に対して、データとICTを活用し、健康増進や医療の効率化を目的としたサービスの提供をさらに強化・改善することである。
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