M&Aニュース

2021年10月14日

M&Aニュース

ダイサンがシステムイン国際を買収/建設事業のM&Aニュース

ダイサンによるM&Aの概要

ダイサン(東証2部 4750)は、2021年9月30日に、M&Aによりシステムイン国際の株式を取得し子会社化した。取得価額は非公開。

ダイサンとシステムイン国際の会社概要

買収側のダイサンは、建設現場向けの足場を事業としている企業である。建設現場向け仮設足場の開発・製造・販売、足場の組立て・解体・貸出しを行なう施工サービスなどを行なっている。主に自社生産した足場部材を足場施工付きのレンタルにより提供している。集合住宅が最も多く、公共施設や物流倉庫、宿泊施設などの大型建築物向けにも対応している。また、建築工事用の金物・仮設機材の企画・設計・製造・販売も行なっている。
 
会社名 株式会社ダイサン
設立年月 1975年4月
資本金 5億円
代表者 藤田 武敏
所在地 大阪市中央区南本町2-6-12 サンマリオンNBFタワー3階
事業内容 建設現場用の足場の施工、建築金物・仮設機材の製造・販売
売上高 86億円(2021年4月期 連結)
公式サイト http://www.daisan-g.co.jp/

売却側のシステムイン国際は、パッケージソフトの開発・販売を行なっている企業である。土木・建築業界向け積算システムのパッケージソフトや電子納品を支援するパッケージソフトを手掛けている。
 
会社名 株式会社システムイン国際
設立年月 1969年12月
資本金 20百万円
代表者 水馬 久司
所在地 広島県三原市宮浦5-1-9
事業内容 パッケージソフトウェアの設計・開発、受託開発 他
売上高 非公開
公式サイト https://www.system-inn-kokusai.jp/

M&A当事会社であるダイサンは建設業界、システムイン国際はIT業界に属している。

M&Aにおけるダイサン(買収側)の狙い

システムイン国際は、主に建設・土木業界向けパッケージソフトウェアを事業としており、同社独自の土木工事積算システムは、30年以上にわたってバージョンアップを継続し高い評価を得ている。同社を子会社化することにより、建設現場のデジタル化推進に関するサービスの開拓・構築や土木業界での販路開拓を進めるうえで強みになると判断して、株式の取得に至った。

ダイサンの過去のM&A実績

同社は、2019年5月に、M&Aによりシンガポールの Mirador グループのMirador Building Contractor Pte. Ltd.、Golden Light House Engineering Pte. Ltd.、 PM & I Pte. Ltd.の3社の株式を取得し子会社化している。取得価額(概算)は1,745百万円。
売却側のMirador グループ3社は、プラントのメンテナンス向けの足場工事を中心とした熱絶縁工事や電気工事などを行なっている企業である。
M&Aの目的は、同社の外国人施工スタッフの採用・育成に関する優れたビジネスモデルとプラント向け工事の経験などを活用して、グループの市場戦略を推し進めることである。

建設業界のM&A動向

近年、建設・土木業界では、商業圏内の拡大や人材不足解消の目的でM&Aが実施されたり、ハウスメーカーが大手ゼネコンを買収したりするような事例が増えており、過去最多のM&A件数を更新中である。また、東京オリンピックによる業界再編が進んでおり、鉄道網や高速道路などのインフラ整備のため、準大手建設会社を中心としたさらなる業界再編が予想される。

建設業界のM&Aに関するお問い合わせはこちら

建設業界に関連するM&Aの記事

M&A総合研究所のM&A成約実績

建設・土木会社のM&A・事業承継
プレミアム案件・お役立ち情報

関連する記事