M&Aニュース

2021年12月01日

M&Aニュース

日本動物高度医療センターがテルコムを買収/動物医療事業のM&Aニュース

日本動物高度医療センターによるM&Aの概要

日本動物高度医療センター(東証マザーズ 6039)は、M&Aによりテルコムの全株式を取得し子会社化すると発表した。株式取得予定日は2022年3月下旬。取得価額は今後協議のうえ決定。

日本動物高度医療センターとテルコムの会社概要

買収側の日本動物高度医療センターは、動物の疾病に対して高度な治療を行なうための二次診療専門の病院である。患者である動物に対して、高度動物医療サービスを提供している。かかりつけ動物病院(一次診療)で対応が困難な場合に、CT、MRI、放射線治療器などの高度医療機器を用い、専門分野に関する研究・臨床を行なってきた獣医師が中心となって検査・診断・治療を行なっている。
 
会社名 株式会社日本動物高度医療センター
設立年月 2005年9月
資本金 3億円
代表者 平尾 秀博
所在地 神奈川県川崎市高津区久地2-5-8
事業内容 高度動物医療サービスの提供
売上高 28億円(2021年3月期 連結)
公式サイト https://www.jarmec.co.jp/

売却側のテルコムは、動物用医療機器のメーカーである。ペットの在宅ケアで使用する酸素濃縮装置の製造・レンタル、動物病院に設置されているICU装置用酸素供給装置の販売などを行なっている。
 
会社名 テルコム株式会社
設立年月 2002年8月
資本金 91百万円
代表者 小林 照男
所在地 神奈川県横浜市港北区新吉田東8-27-20
事業内容 動物用医療機器の製造・販売・レンタル
売上高 699百万円(2021年7月期)
公式サイト https://www.terucom.co.jp/

M&A当事会社である日本動物高度医療センターとテルコムは、ともに医療業界に属している。

M&Aにおける日本動物高度医療センター(買収側)の狙い

テルコムは、酸素濃縮装置等が必要な動物を対象に全国規模で事業を展開している。同社を子会社化することにより、同社がこれまで構築してきた顧客基盤と日本動物高度医療センターのサービスを融合させることで、今後より多くの飼い主に高品質な動物医療サービスを提供できると判断して、株式の取得に至った。

日本動物高度医療センターの過去のM&A実績

同社は、2014年1月に、M&Aによりキャミックの全株式を取得し子会社化している。
売却側のキャミックは、高度医療機器を用いた動物の画像診断施設を運営している企業である。
尚、M&Aの目的および株式取得価額については非公開。

動物病院業界のM&A動向

近年、動物病院業界では、ペットブームによる多種化や医療技術の進化によるペットの高齢化などに伴い、動物医療サービスに対する充実や高度化の要求がより高まってきている。この流れを受けて、優秀な獣医師の確保や事業エリアの拡大などを目的としてM&Aが行なわれる傾向がある。また、高度医療を行なうための施設・設備の資金確保や技術習得のために、資本力のある病院グループの傘下に入ったり、M&Aによる開業などのケースも見受けられる。

動物病院業界のM&Aに関するお問い合わせはこちら

動物病院業界に関連するM&Aの記事

M&A総合研究所のM&A成約実績

資料ダウンロード
プレミアム案件・お役立ち情報