M&Aニュース

2020年10月14日

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マンガアプリ事業のM&A事例/メディアドゥがNagisaを子会社化

メディアドゥによるM&Aの概要

メディアドゥ(東証一部 3678)は、M&Aでマンガアプリ事業を展開するNagisaの株式68.8%を取得し子会社化すると発表した。株式取得予定日は10月30日。取得価額は非公開。

メディアドゥとマンガアプリ事業を展開するNagisaの会社概要

買収側のメディアドゥは、デジタル化された著作物の公正利用について、出来るだけ広く頒布し著作者収益を還元するという「著作物の健全なる創造サイクルの実現」をミッションとしながら、「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人へ」をビジョンに掲げる企業。日本における文化の発展および豊かな社会づくりに貢献すべく、積極的な業容の拡大・企業価値の向上に取り組んでいる。
 
会社 株式会社メディアドゥ/MEDIA DO Co., Ltd.
設立年月日 1999年4月1日(創業年月日:1996年4月1日)
資本金 18億9,900万円(2020年2月末日現在)
代表者 藤田 恭嗣
所在地 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル 5F
事業内容 デジタルコンテンツ流通・配信/システム開発・提供/メディアコンサルティング/出版者支援サービス、および各種研究開発
売上 658億6,000万円(2020年2月期、連結)
HP https://mediado.jp/

売却側のNagisaは、「構想はいつも、実現を待っている。」というミッションのもと、高い企画開発力と技術力を背景に、フリーミアム型マンガアプリの開発から運用・保守(マンガ事業)や、2.5 次元/声優に特化した動画配信サービス(FanTech事業)を展開している企業。アプリ市場において、これまでに4,000 万DL以上の実績を有するなど、高いアプリ開発力と企画推進力を誇る。
 
会社 株式会社 Nagisa(Nagisa, Inc.)
設立年月日 2010年5月17日
資本金 1億3,293万円
代表者 横山 佳幸
所在地 東京都目黒区青葉台四丁目7番7号 青葉台ヒルズ 10F
事業内容 メディア事業(スマートフォンアプリ)
売上 5億1,000万円(2020年3月期)
HP https://nagisa-inc.jp/

M&A当事会社であるメディアドゥおよびNagisaは、ともにIT・通信・システム開発業界に属している。

M&Aにおけるメディアドゥ(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、デジタルコンテンツの流通最大化に向けた配信プラットフォーム・ソリューションの開発/提供および、アプリを基軸としたデジタルコンテンツ流通のあり方・データの活用・マンガの新たなマーケティング手法の模索などの促進。Nagisaの子会社化により、出版市場のさらなるDX(デジタルトランスフォーメーション)化・市場拡大への貢献・メディアドゥグループの企業価値の向上などが図れるとして株式取得に至った。

メディアドゥの過去のM&A実績

メディアドゥは、2016年以降、M&Aによる買収を積極的に実施している。近年では、2019年1月にM&A(株式交換)で徳島データサービスを子会社化している。
売却側の徳島データサービスは、データ入力事業を手掛ける企業。1980年、ソフト開発会社「テック情報(徳島県板野町)」のデータ入力部門が独立したことで発足した。M&Aの目的は、入力業務の効率化およびデジタルコンテンツのさらなる創出の促進。

IT・通信・システム開発業界のM&A動向

近年、IT・通信・システム開発業界の企業によるM&Aは増加傾向にある。この要因には、「SIerの統廃合」「人材獲得」「技術獲得」「事業規模の拡大」などが深く関係している。
また、アプリ開発のニーズが急速に高まっていることから、アプリシステムの再構築を手掛けるシステム開発会社の需要も高まっている。
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