M&Aニュース

2020年10月15日

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ビルメンテナンス業のM&A事例/大和自動車交通がトータルメンテナンスジャパンを子会社化

大和自動車交通によるM&Aの概要

大和自動車交通(東証二部 9082)は、子会社の大和物産を通じて、M&Aによりゴルフ場などの施設メンテナンスを手掛けるトータルメンテナンスジャパンの株式すべてを取得し子会社化すると発表した。株式取得予定日は10月28日。取得価額は非公開。

大和自動車交通とトータルメンテナンスジャパンの会社概要

買収側の大和自動車交通は、東京都を拠点に不動産事業およびハイヤー・タクシー事業を営む企業。不動産事業ではグループ不動産の活用方針の検討を進めながら事業収益体制の増強を図ってきており、旅客自動車運送事業では「安心・安全・おもてなし」のさらなる向上を目指しながら乗務員の採用拡大と生産性の向上に取り組んできた。
 
会社 大和自動車交通株式会社
設立年月日 1945年1月1日(創業年月日:1939年9月13日)
資本金 5億2,500万円
代表者 前島 忻治
所在地 東京都江東区猿江2丁目16番31号
事業内容 不動産業・ハイヤー/タクシー業
売上 160億2,600万円(2020年3月期)
HP https://www.daiwaj.com/

売却側のトータルメンテナンスジャパンは、2006年に設立され、ゴルフ場のクラブハウスおよびオフィスビルの清掃・メンテナンスなどを手掛ける企業。「おもてなしの心で、笑顔と感動を」という理念でメンテナンス・サービスを提供しており、顧客から高い評価を得ている。
 
会社 株式会社トータルメンテナンスジャパン
設立年月日 2006年1月19日
資本金 2,000万円
代表者 池崎真一
所在地 東京都渋谷区恵比寿四丁目4番6号
事業内容 ゴルフ場などの施設メンテナンス業務
売上 25億8,200万円(2020年3月期)
HP http://www.totalmj.co.jp/

M&A当事会社である大和自動車交通は不動産業界および運送・運搬業界、トータルメンテナンスジャパンは不動産業界およびサービス業界に属している。

M&Aにおける大和自動車交通(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、新たな事業への進出および事業領域の拡大。トータルメンテナンスジャパンの子会社化により、大和自動車交通では、企業の持続的な成長やリスクの分散などが図れるとして株式取得に至った。

大和自動車交通の過去のM&A実績

大和自動車交通は、2020年4月1日付で、M&Aにより丸井自動車の事業承継会社の株式すべてを取得し子会社化している。株式取得価額は非公開。
売却側の丸井自動車は、足立区に事業所を構える企業。2012年以降、大和自動車交通グループに参画し、乗務員教育・配車サービス・MaaS事業などにおいて協業してきた。M&Aの目的は、タクシー事業における業容拡大および収益基盤の確保。子会社となる丸井自動車では、車両の代替を含む設備投資・当社ブランドを活かした従業員の新規採用などの実施により、高いシナジーが見込めると発表している。

不動産業界のM&A動向

近年の不動産業界では、「業界自体の規模縮小」や「競争の激化」などが起こっており、業務効率化を図れない会社は競合他社に負けてしまうというケースが増えてきている。また、不動産会社経営者の高齢化・少子化による後継者不足などの影響で、事業承継問題も深刻化している。
これらの背景から、特に中小企業の不動産会社において、M&Aの実施により大手企業のグループ傘下に入り事業を継続したり、事業譲渡により後継者問題を解決したりする動きが活発化している。

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