M&Aニュース

2020年10月16日

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ビルメンテナンス業のM&A事例/ジャパンエレベーターサービスHDが長野エレベーターを子会社化

ジャパンエレベーターサービスHDによるM&Aの概要

ジャパンエレベーターサービスHD(東証一部6544)は、M&Aでエレベーターの保守管理を手掛ける長野エレベーターの株式すべてを取得し子会社化すると発表した。株式取得予定日は11月2日。取得価額は非公開。

ジャパンエレベーターサービスHDと長野エレベーターの会社概要

買収側のジャパンエレベーターサービスHDは、エレベーターなどの保守・管理を手掛ける企業。東京都を拠点に、北海道・東北・関東甲信・東海・近畿・山陽・四国・九州北部に営業所を構えている。独立系エレベーター等メンテナンス企業として、サービス品質・技術力の強化・顧客満足度の向上に継続的に努めている。
 
会社 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社
設立年月日 1994年10月3日
資本金 18億5,400万円(2020年8月末時点)
代表者 石田 克史(代表取締役会長CEO)
所在地 東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物日本橋ビル5階
事業内容 エレベーターの保守・保全・リニューアル業務
売上 213億3,900万円(2020年3月期、連結)
HP https://www.jes24.co.jp/

売却側の長野エレベーターは、買収側と同様にエレベーターなどのメンテナンス事業を営む企業。長野県松本市を拠点に松本市・長野市を中心として、約300台のエレベーター等保守管理を手掛けている。
 
会社 株式会社長野エレベーター
設立年月日 1974年8月5日
資本金 1,000万円
代表者 濱松 武敏
所在地 長野県松本市石芝
事業内容 エレベーター等メンテナンス事業
売上 1億344万1,000円(2020年2月期)

M&A当事会社であるジャパンエレベーターサービスHDおよび長野エレベーターは、ともに不動産業界(ビルメンテナンス業)に属している。

M&AにおけるジャパンエレベーターサービスHD(買収側)の狙い

本件M&Aの狙いは、未展開であった長野県におけるサービス提供地域の拡大・事業基盤の強化。長野エレベーターの子会社化がもたらす人材の交流・技術ノウハウの提供・長野エレベーターが同地区で培ってきた顧客基盤の活用といった経営資源の共有により、サービス品質の向上・経営の効率化といった優位性を獲得するなど、双方にとって大きな相乗効果が期待できるとして株式取得による事業連携に至った。
M&A後は、相互にシナジー効果を発揮しながら、企業価値のさらなる向上を目指すと発表している。

ジャパンエレベーターサービスHDの過去のM&A実績

2019年以降、ジャパンエレベーターサービスHDはM&Aによる買収を積極的に実施している。直近では、2020年10月2日付でM&Aによりコスモジャパンの株式すべてを取得し子会社化している。株式取得価額は非公開。
売却側のコスモジャパンは、青森県八戸市に拠点を構え、青森・盛岡・仙台・鶴岡エリアを中心に約400台のエレベーターの保守・管理を手掛けている企業。M&Aの目的は、未展開であった東北地区におけるサービス体制の整備。

不動産業界(ビルメンテナンス業)のM&A動向

最近の不動産業界におけるビルメンテナンス会社の多くは、人手不足の深刻化・価格競争の激化などの影響を受けている。また、東京オリンピック後の需要についても問題視されており、業界内で生き残るべく提供サービスの強化・拡大などに力を入れる企業が目立つ。そのため、M&A動向としては、国内大手企業の集約・海外への事業展開・清掃や保守など総合サービスの提供・選択と集中といった企業買収が多く見られる。

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