成約インタビューM&A事例

介護福祉事業のM&A事例【栃木県】

廃業か譲渡か、
地域の福祉事業を守るM&A

  • 譲渡企業

    介護福祉事業 K社

    業種
    介護福祉事業
    地域
    栃木県
    売上
    1億円
    社長の年齢
    70代
    譲渡理由
    後継者不在、事業継続難
  • 譲受企業

    J.Canvas株式会社

    代表取締役

    武井 裕樹様

    業種
    介護福祉事業
    地域
    東京都
    売上
    非公開
    上場有無
    未上場
    譲受目的
    地域介護事業の継続

この度、介護福祉事業K社様と、J.Canvas株式会社様のM&Aが成立いたしました。
J.Canvas武井様に、M&Aを決意した背景や今後のビジョンについてインタビューいたしました。

【譲渡企業】介護福祉事業 K社
本社:栃木県
事業内容:認知症高齢者グループホームの運営を行い、訪問介護を手掛ける。

【譲受企業】J.Canvas株式会社
本社:東京都
事業内容:全国で認知症グループホーム運営を中心に、介護保険事業を行っている。

譲受企業
J.Canvas株式会社
代表取締役 武井 裕樹様 インタビュー

M&Aでさらなる事業拡大を

Q1.M&Aを検討されたきっかけを教えてください。 

2015年に先代の母より事業会社の母体である株式会社武上の事業承継を行いました。数年間にわたり、売上は横ばいであったため企業の成長を目指すには拡張・撤退が必要だという結論になり、平成30年頃からM&Aへ動き出しました。

Q2.K社様を譲り受けられた理由を教えてください。

財務的な魅力と小規模事業所を切り盛りしてきた当社の経験値がM&A後に活かせるのではないかとイメージできました。

グループホームを運営するK社様との出会い

Q3.今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。

今後、1〜3年のビジョンについては、まずは税務や法務周りのスキームを強化を優先的に整えていきたいと考えています。また、現場では旧スタッフのサポート体制、業務効率が上がる仕組みづくりが必要になってきており、今後取り組むべき大きな課題です。現在グループ法人の数も増えてきていますので、垣根を越えて中間管理職を配置しています。一事業所に責任者を置くというのは、現実的に難しいため統括チームをつくり組織で運営していくことを今後予定しています。

今後への思い

Q4.今後のM&A戦略と課題を教えてください。

事業展開として、事業所のM&Aは今後も進めていく予定です。昨年も動きながらいろいろなことが見えてきました。今後も動きながら課題の解決を考え、引き継いだ先のストロングポイントを見つけつることで、当社の成長エンジンに繋げていきたいと思っています。そしてグループ連携を加速させていくことが今後の重要なポイントになるかと思います。また、取引先や社内の繋がりというのもできる限り丁寧に進めたいと思っています。
課題点としては、事業所の責任者と現場スタッフとのコミュニケーションは、人数も多いためコミュニケーション不足に陥りやすくなっています。昨年は9つの企業とのM&Aを実施しました。拠点の増加に伴いグループの事業所を横断したやりとりができる仕組みづくり、PMIの効率化が課題であると考えています。

弊社との出会い

Q5.弊社のアドバイザーはいかがでしたでしょうか。印象に残っている具体的なエピソードなどあれば教えてください。

担当アドバイザーの西村様は、成約までの明確な道しるべを誘導してくださったので、必要な書類を揃えM&Aの手続きもスムーズに進められました。また話し合いながら当社の意図や背景を理解し進めてくださったため、対象企業様が望むスケジュール感で進めることができました。これまでM&Aは過去複数回経験しているためクロージングまでの流れは見えていましたが、西村様のサポートなしでこの短期間ではまとまらなかったと思っています。

ー非常に短期間で成約まで進みました。短期で成約できる強みを教えてください。

私が単独で判断・実行ができるというのが大きいのではないでしょうか。ただ、今後規模感が大きくなってくるにつれて調整は必要になってくると思います。時間がかかるケースでは、スケジュール感なども含め、西村様とよく相談しながら引き続き進めていきたいと考えています。

M&Aを考えていらっしゃる経営者様にアドバイスをお願いいたします。

計画通りに進まないケースもあります。そこは、イレギュラーなことが起きてもその時に一つ一つ丁寧に対処して場数を踏んでいけば良いと思います。譲り受けは大きな決断ですので、不安感も当然あると思います。ただ、M&Aはクロージングがゴールではありません。クロージング後、対象企業の可能性をいかようにも広げられるのが、買い手側の立ち位置だと思っています。またM&A後は、短期で落ち着くものではありませんので、急がずに相手企業様と信頼関係を築きながら進めるのが良いのではないでしょうか。

担当者からのコメント

オーナー様はご高齢且つご体調も芳しくなく、後継者もご不在の状況であり、M&Aが成立しない場合は、廃業しか選択肢がないとのご相談を当初頂戴しました。 一方で、入居者様や従業員様の為に、なんとしても事業を継続しなければならない、との素晴らしい想いも強く持たれていました。 譲受企業様には状況を初期段階からよくご理解頂き、ご決断もスピーディーに行って頂いた為、オーナー様のM&Aのストレスも最小限に進めることが出来ました。 今後は医療機関との連携も強化される予定で、更に地域に必要とされる施設になられると思います。 今回のご成約により、地域の福祉事業を守ることができたこと、担当として心から嬉しく思います。
(企業情報第二本部第四部 副部長 西村 祐)

成約インタビュー一覧

M&Aアドバイザーのご紹介

M&A成約実績

過去にM&A総合研究所が、
M&A成約に導いた実績の一部をご紹介させていただきます。

※ 本ページには、成約時期に関わらず、過去に弊社がお手伝いさせていただいたお会社様の一部を掲載しております。

ご相談はこちら
(秘密厳守)