当社グループは「M&A Techにより未来のM&A市場を創造する」という企業理念の下、社会問題を解決することで価値創造を行ってまいりました。
AI（人工知能）と、これまで培ってきた独自のノウハウを融合させ、新たな価値を生み出すことで今後もサステナブル社会の実現に貢献してまいります。
当社グループはAIがさまざまな便益をもたらす一方、誤って用いられれば、人々に負の影響をもたらし得ることも認識しております。
当社グループはAIに関する配慮すべき事項を正しく理解し、適切に利用するためにAI基本方針を策定しました。
これらの方針に基づき、AIの可能性を最大限に引き出しつつ、負の影響を最小化することでサステナブル社会の実現を目指してまいります。

①人間中心の原則

当社グループはあくまで社会課題の解決のために利用する人間の意思決定の補助としてAIは活用されるべきだと考えます。
AIの利用により個人の尊厳や人権が侵害されることが無いように努めます。

②新たな価値の創出

これまで培ってきた独自のノウハウとの融合や社外との共創の推進により、新たな価値を生み出していくことで、幅広い領域で社会課題の解決をリードすることを目指します。また、AIを積極活用することで、業務の効率化を推進し、社会に必要とされる価値を高いレベルで提供できるよう取り組んでいきます。

③安全性の確保

当社グループは、個人の生命・自由・尊厳・財産等を脅かすことのないAIの設計・開発、利用に努めてまいります。AIサービスの開発・利用においては、生命・身体・財産に危害を及ぼし得る用途では使用しません。
AIの多岐にわたる利用によって起こり得るケースを想定するとともに、社内の検証体制を整え、適正に検証を行ってまいります。

④透明性、説明責任

当社グループは、AIの判断プロセスにおける透明性を確保し、その利活用による影響について説明責任を果たすよう努めます。また、そのAIの信頼性についての検証可能性や、判断根拠に関する高い説明可能性を持ったAIの開発や利用を目指します。

⑤プライバシーの保護、情報セキュリティの確保

AIを利活用するにあたって収集・活用するデータが、個人・団体の権利や利益に影響を与える可能性を認識し、データが適切な環境下で扱われるよう、社内規程、関連法令、社会倫理等に従い、プライバシーやセキュリティの確保に努めます。個人情報の取り扱いに際しては、M&A総研ホールディングスのプライバシーポリシーを適用し、適正な管理・運用に配慮します。

⑥AI人材・リテラシーの育成

当社グループはAI活用の狙いやリスクを適切に理解し、スキル・リテラシーを高めるための教育体制を整備することで、AIを活用して新たな挑戦に取り組むことができる人材を増やし、社会課題の解決を通じた価値創造を行ってまいります。