プレスリリース

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2021年02月16日

設立60年目の老舗管工事会社がM&Aで事業継承~東海管工株式会社と株式会社イシイ設備工業が7カ月で成約~

 当社では、設備工事業界にてM&A成約した、東海管工株式会社(譲渡企業、以下、東海管工)と株式会社イシイ設備工業(譲受企業、以下、イシイ設備工業)の事例を公表いたしました。

成約インタビューURL:https://masouken.com/interviews/4

■経緯

 日本では後継者不足のため廃業となる企業は少なくなく、将来的なGDPの減少や雇用喪失の危機に直面しています。コロナ禍の現在、上記のような問題が一層問題視されています。

 特に建設業界では、東京オリンピック・パラリンピック開催により、大規模なインフラ整備・建設ラッシュを控えていたことで建設へのニーズが高まっていた中、コロナの影響で工事の延期や中止が立て続けに発生しています。中小企業をはじめ工事の見通しを立てにくく、雇用が確実に確保できるか等、経営者は難しい経営判断が求められている状況が続いています。

■今回のM&A成約について

 そのような背景のもと、当社を介して東海管工とイシイ設備工業がM&A成約に至りました。
<東海管工 岩島様>
 東海管工は設立60年目を迎える老舗の管工事業者で、空調・冷暖房、給排水・衛生設備工事などを手がけています。3代目代表者の岩島氏は後継者不在という問題を抱えている中で、従業員が安心して働くことができる会社作りを想い、企業の譲渡を検討しました。岩島氏が自らM&Aについてwebで調べた中で当社と出会い、成約スピードの速さと完全成功報酬型モデルに好感を抱き、当社へ相談いただきました。

 
<イシイ設備工業 石井様>
 イシイ設備工業は、群馬県を起点として事業を展開している管工事業者です。昨今の建設へのニーズの向上を受けたことで現在の事業範囲拡大を実現するべく、業歴が長いこと、公共事業を手がけていること、従業員の勤続年数が長いこと、以上3点の条件を兼ね備えている企業の譲受を検討されていました。


 今回のM&Aの成約によって、東海管工は新たにイシイ設備工業のグループに入ることで後継者不在の問題を解消し、今後の従業員の安定した雇用を確保しました。またイシイ設備工業は経営資源を拡充することで、現在手がけている事業エリアを拡大することが可能になり、さらなる事業の発展が期待されます。
 
【譲渡企業】
会社名:東海管工株式会社
事業内容:給排水衛生設備工事/空調換気設備工事/その他設備工事に付帯する各種工事
本社:東京都品川区南品川3丁目6番12号
代表者:取締役社長 岩島 俊夫
 
【譲受企業】
会社名:株式会社イシイ設備工業
事業内容: 空気調和・冷暖房設備/給排水・衛生・換気設備工事/省エネ・リニューアル工事/その他建築附帯設備 企画設計・施工
本社:群馬県高崎市浜尻町560番地1
代表者:代表取締役社長 石井幹男
 
【株式会社M&A総合研究所について】
会社名:株式会社M&A総合研究所
事業内容:M&A仲介事業
本社:東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 17階
代表者:代表取締役社長 佐上 峻作
URL:https://masouken.com/
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