成約インタビューM&A事例

飲食業のM&A事例【熊本県】

熱意を感じたM&A、会社のための最善の選択

  • 譲渡企業

    飲食業E社

    代表取締役

    K.M.様

    業種
    飲食業
    地域
    熊本県
    売上
    4億円
    社長の年齢
    60代
    譲渡理由
    後継者不在
  • 譲受企業

    コンサルティング業F社

    代表取締役

    K.T.様

    業種
    コンサルティング業
    地域
    東京都
    売上
    非公開
    上場有無
    未上場
    譲受目的
    事業拡大

この度、飲食業界の企業様とコンサルティング業界の企業様とのM&Aをお手伝いさせていただきました。
譲渡企業と譲受企業の社長のお二方に、M&Aを決意した背景や今後へのビジョンについてインタビューいたしました。
  
【譲渡企業:飲食業E社】
熊本県本社 食品製造および販売、飲食店経営を行う。熊本県に複数店舗を構え、地元に根差した事業を展開している。
  
【譲受企業:コンサルティング業F社】
東京都本社 飲食店に特化したコンサルティング業を手掛ける。事業拡大に力を入れている。

譲渡企業E社
K.M.社長 インタビュー

M&Aを考え始めたきっかけ

Q1.この度、ご譲渡をお考えになった背景や経緯を教えてください。

私には息子が一人いますが、当社を継ぐという意思はなく事業承継に対しての課題を抱えておりました
体力もまだあり、早急に解決しなければいけない課題だったというわけではないですが、縁あって担当アドバイザーの依田さんより連絡をもらい、M&Aが自社にとって最善の選択と確信できるのであれば検討してみようと考えました。
 

Q2.ご検討を進められる上で、大事にされていた希望条件と、譲受企業F社様に決められたご理由を教えてください。

従業員の雇用継続を第一にしていました。
お相手企業様に求める条件としては、これまでと同様、もしくはそれ以上の条件のもとモチベーションを高く保ち、働ける環境をご用意いただける企業様がいいな、と常に考えていました。
F社様に決めた理由は、膨大な資料、特に当社の現状分析とそれに基づいた戦略を提案していただき、熱意を感じたためです。

弊社との出会い

Q3.ご検討を始められてから様々な情報を収集されたことと存じます。その中で弊社にご依頼いただいたご理由を教えてください。

依田さんは、当社に対し誠実に向き合い、徹底的に理解しようと努めてくださり、熱意を感じたためです。
私が事業承継において大切にしているものをしっかりと汲み取り、より良いM&Aになるよう話を進めてくださりました。依田さんには感謝しております。

Q4.弊社のアドバイザーはいかがでしたでしょうか。印象に残っている具体的なエピソードなどあれば教えてください。

M&Aの作業は煩雑にもかかわらず一切面倒な態度や嫌な顔を見せずに実直に取り組んでくださり、優れたアドバイザーだと感じておりました。
特に、会うたびに当社の商品の話で盛り上げてくれたので、本当に当社のファンになってくれたと感じ、嬉しかったです。

今後への期待

Q5.今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。

従来我々では考えられなかったようなスケールの大きな成長戦略を期待します。
経営から離れていても会社の成長を感じられるような規模になることを期待しています。

譲渡を検討されている経営者様へアドバイスをお願いいたします。

M&Aは決して簡単に決断できることではありません。
今後の会社発展のために、従業員のために、そして長年お世話になったお客様のために、何がベストな選択なのかを考えた結果、譲渡を決意しました。
今回私はアドバイザーと話をする中で、自社価値や今後進むべき道を正しく見定めることができ、安心してM&Aを進めることができました。
少しでもM&Aを視野に入れている方がいらっしゃれば、まずは相談してみると良いと思います。

譲受企業F社
K.T.社長 インタビュー

M&Aで事業発展、社会問題の解決へ

Q1.今回のM&Aを検討されたきっかけを教えてください。

私たちは“食に特化した事業承継プラットフォーム“を展開している会社です。
後継者不足等で悩まれている食関連の中小企業をわれわれが後継者として事業承継させて頂き、承継させて頂いた会社の理念や暖簾を踏襲しながら第二の創業として長期的な発展を目指していくことをコンセプトに取り組んでおります。
近年、中小企業の後継者不在が社会課題となっていますが、後継者不足は次の後継者が生まれることでしか根本解決できないと考え、弊社ではM&Aを一つの手段として検討しております。
今回M&A総合研究所様を通じてご縁があり、お話しさせていただくこととなりました。


Q2.今後、事業展開の1つとしてM&Aを活用されることは視野に入れていますか。その際の方針も併せて教えてください。

弊社のビジネスモデル自体が事業承継(M&A)を行っていく前提であり、今後も継続的に年5社程度の事業承継を目指します。
売上高3~15億円規模の食品加工会社やレストラン運営企業、テイクアウト専門店など食にまつわる全国の中小企業を対象としております。
基本的に弊社は受け継がせていただいた会社様の売却はせず、グループとしてともに成長発展していき、シナジー効果も発揮していきます

M&Aの決め手、弊社との出会い

Q3.E社様の譲り受けを決められたご理由を教えてください。

地元に根付き愛されている定番商品であることです。
これまで多くの地元メディアにも取り上げられており、明確に差別化された商品をお持ちなのが一番の決め手でした。
それ以外にも、地元では店舗数も多く、今後の出店の可能性も期待できる点でした。

Q4.弊社のアドバイザーはいかがでしたでしょうか。印象に残っている具体的なエピソードなどあれば教えてください。

タイトなスケジュールの中、休日対応も含めクイックレスポンスでご対応頂けました。
年末押し迫った日程までご対応頂き、大変助かりました。
また、双方の質疑応答に対し認識の齟齬がないよう、ご担当者様から丁寧な説明をしていただき、十分先方の内情も理解できた上で話し合いを進められました
 

今後への思い

Q5.今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。

グループの力を総動員して、オペレーションの改善や新商品開発にも取り組み、同時に新たなネットワークの構築や販路拡大を期待します。
将来は九州を代表する飲食チェーン店になることを目指します。

M&Aを考えていらっしゃる経営者様にアドバイスをお願いいたします。

既存のノウハウの共有により、その後の事業拡大や新規開拓にも着手しやすくなると思いますし、成長速度も上がります。
そのためには、まずはお互いの意向と条件を明確化し、中長期的な目線での話し合いが重要だと思います。

担当者からのコメント

熊本県内にて、約10店舗の展開をしている飲食店を運営する企業様の資本提携をお手伝いさせていただきました。 地元に根差した愛される商品を有し、既に安定した経営状態にある中で、後継者の不在という課題への解決手法の一つとしてご検討いただきました。 一貫して「企業の成長可能性」と「従業員の雇用を守る」という2点をお相手に求める条件とされておりました。 それらの思いを引継ぎ、ご自身の会社を託せるお相手とのご縁を結ぶお手伝いができたことを大変光栄に思っております。
(企業情報第九本部長 兼 企業情報第九本部第一部 部長 依田 彪吾)
依田 彪吾

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※ 本ページには、成約時期に関わらず、過去に弊社がお手伝いさせていただいたお会社様の一部を掲載しております。

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