譲渡企業 M社 主任K.R.様 インタビュー
M&Aを考え始めたきっかけ
Q1.この度、ご譲渡をお考えになった背景や経緯を教えてください。
これまで好調だった支店がコロナの影響で売上が半減してしまい、その後新店舗の出店で業績回復を期待しておりましたが、期待通りの成果を上げることはできませんでした。今後の戦略に日々頭を悩ませている中で、知り合いなどとも相談したうえでM&Aを検討し始めました。そうしたことを背景に、今後私一人で経営を行うことが難しいと判断し、経営的なところはプロに任せ、現場に注力した方が会社のためになるのではないかと考えました。
D社様との出会い
Q2.ご検討を進められる上で、大事にされていた希望条件と、D社様に決められた理由を教えてください。
条件としては3つありました。会社の売上や利益を上げられること、M&Aをすることでシナジー効果が見込める相手であるということ、最後は経営者のお人柄です。この3つを条件として検討を進めていました。今回のM&Aでは、譲受企業の経営者様との相性が非常に良かったと思っています。
Q3.M&Aの前後で、M&Aへのイメージは変わりましたか。
M&Aに対しては、企業買収や身売りのようなネガティブなイメージがありました。しかし実際は対等でwin-winの関係を築いていくといったポジティブなものであることがわかり、M&Aのイメージがプラスに変わりました。
弊社との出会い
Q4.ご検討を始められてから様々な情報を収集されたことと思います。その中で弊社にご依頼いただいた理由を教えてください。
他のM&A仲介会社にも依頼をしたのですが、M&A総合研究所様が一番スピードが早く、安心して大切な会社を任せられると感じました。
Q5.弊社のアドバイザーはいかがでしたでしょうか。印象に残っている具体的なエピソードなどあれば教えてください。
担当アドバイザーの沼田さんとは、相談する際にリラックスして話せたのが良かったです。株式譲渡という難しい話ではありましたが、毎回会うのが楽しみになるようなお人柄でした。また、M&Aを進めるうえで全部オープンに話をしてくれ、当社だけでなく、譲受企業様に対しても誠実に対応しているのが分かりました。
今後への思い
Q6.今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。
売上の拡大、利益の拡大が最優先事項であり目標です。また、今後のビジョンとしては販路を拡大し、新店舗を出店したいと考えております。基本的には譲受企業様と話し合いをしながら方向性を決めていく形です。
譲渡を検討されている経営者様へアドバイスをお願いいたします。
考え方やビジョンが合う相手先様と一緒になれるのが一番だと思います。もし時間的に余裕があるのであれば、長期的なスパンでトップ面談を重ねていくのが良いのではないでしょうか。今回はかなり早い段階で当社に合う譲受企業様と出会うことができましたが、仮に早く出会えなかったとしても、そこで焦ることなく時間をかけて相手先様を探すのがベストだと思います。
担当者からのコメント
譲渡企業の社長様はこれまで、地域の方々に愛される「街のお菓子屋」として事業を続けてこられました。ご自身の手でさらに会社を成長させていきたいと考えている一方で、別の会社と一緒になることでシナジーが生まれ、ご自身では思いつきもしないような新しい価値に出会えるのではないかというお考えもありました。 ご譲渡されるうえで最も重視されていたことは、これまで守ってきたお菓子のブランドを大切にしながら、さらに飛躍させてくれるようなお相手と巡り合うことでした。 「日本一のお菓子屋」を目指すうえで、最良のパートナー様をご紹介させていただくことができ、アドバイザーとして心より嬉しく思っております。
(企業情報第二本部第四部 次長 沼田俊介)