譲渡企業Y社
代表取締役 N.K.様 インタビュー
M&Aを考え始めたきっかけ
Q1．この度、ご譲渡をお考えになった背景や経緯を教えてください。
この先会社をどのようにしていこうかという話は、以前より従業員と相談しておりました。 外部講師の方や取引先との関係がある中で急に会社を終わらすことはできないので、経営状態が良い段階のうちに結論を出したいと考えていました。
ーM&Aを今までに検討したことはありましたか。
知り合いがM&Aを行っていたので、事業承継方法の1つとして知ってはいましたが、実際に自分で調べたことは全くなかったです。
譲受企業様・弊社との出会い
Q2．ご検討を進められる上で、大事にされていた希望条件と、Z社様に決められたご理由を教えてください。
今までの勤務形態や仕事に取り組む姿勢を変えずに、自由に働き続けられるかどうかを重要視していました。
Z社様には、当社の働き方や会社の文化を尊重してくださる思いを感じたので、譲渡を決断しました。
Q3．弊社のアドバイザーはいかがでしたでしょうか。印象に残っている具体的なエピソードなどあれば教えてください。
仕事が丁寧でフットワークが軽く、こちらの希望に寄り添いながら柔軟かつ迅速にご対応いただきました。
本来私がやらなければいけないことが多くありましたが、私自身の業務が立て込んでいたため、たくさんサポートしていただきました。大変助かりました。
Q4．ご検討を始められてから、他の仲介会社は利用されましたか。
他の仲介会社は利用せず、M&A総合研究所様だけに相談していました。
ー弊社に相談してみようと思っていただいたご理由を教えてください。
担当アドバイザーの宮原さんのお人柄があってこそです。
私がM&Aに関する知識が全くない中で、M&Aとはどういったものなのか、というところから丁寧に教えていただきました。
今後への期待
Q5．今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。
A社長が営業窓口になってくださったり、A社長の知り合いの方が講師となって対応してくださったり、といったことを実現するために少しずつ準備を進めております。
ゆくゆくは講師陣のノウハウを共有し、会社全体として成長していきたいと思っています。
ーZ社様と一緒になられて1ヶ月ほどが経ちましたが、何か動きはございましたか。
間接部門の効率化を進めていただいています。
出張旅費の経費処理など、システムを活用した効率化の準備を進めていただいているので、メインである研修事業に専念することができそうです。
譲渡を検討されている経営者様へアドバイスをお願いいたします。
事業内容が魅力的であるにもかかわらず、信頼できる後継者がいないのであればM&Aは有効な解決策になります。利益が出ている会社にとって、M&Aはとても良い手段になると思います。
ー弊社はどのような場面でお役に立ちましたか。
自分自身が元々知っている会社に譲渡しようとすると選択肢の幅が狭まりますが、仲介会社を利用することで幅広く様々な候補先をご提案いただけます。
Z社様のような当社にとっては遠い縁の会社は、M&A総合研究所様に紹介いただけなかったら出会わなかった会社様だと思っています。
譲受企業Z社
代表取締役 A.K.様 インタビュー
良い時間が過ごせていると実感
Q1．Y社様と一緒になられて約1ヶ月が経過しましたが、いかがですか。
早速具体的な案件の話を進めています。 また、将来の話もしましょうという議論も始まっており、非常に良い時間が過ごせていると思います。
M&Aの決め手
Q2．M&Aを検討されたきっかけを教えてください。
当社は企業の遠隔支援やDX推進などを手掛けてまいりました。
そういった経営支援はコンサルテーションだけではなく、事業承継というかたちでも可能ではないかと思い、検討を始めました。
Q3．Y社様の譲り受けを決められたご理由を教えてください。
既存のサービスのクオリティが高く、事業内容が素晴らしいためです。お客様からの高い評価を得ており、長い関係性を築いていらっしゃいます。
今後の発展において当社がお力添えできることがあるのではないかと考え、ぜひ譲り受けたいと思いました。
ーサービスのどのような部分にクオリティの高さを感じられたのですか。
研修内容は技能・知識を伝えることに加え、それを伝える従業員の考え方や働き方そのものに対応して効果があるものとなっています。
全ての研修にそういった哲学の要素が盛り込まれていて、実際にそれを伝えることができる研修内容になっていることや、講師の皆様のレベルが非常に高いことからクオリティの高さを感じました。
ー社風はどのような印象を受けましたか。
自発的に働かれる方が多く、全員社長のような気持ちでお仕事に向き合われている印象を受けました。
今後への思い
Q4．今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。
事業内容では接点が多くあると感じているので、お互い協力していきたいと思っています。例えば、Y社様の研修内容の強化や、お客様のご紹介などで貢献していきたいです。
また、中長期的には人材育成が重要になりますので、10、20年後も発展できるような人材採用や教育組織の立ち上げなどのご支援をさせていただきたいと考えています。
Q5．今後、事業展開の1つとしてM&Aを活用されることは視野に入れていますか。
業種はこだわらずに、今後も積極的に活用したいと考えています。
ーその際の方針も併せて教えてください。
当社は現場で働いている従業員の知恵やノウハウ、想いを引き継ぎ、かたちにしていくことを大事にしています。
社員や経営陣の皆様が想いを持って仕事に取り組まれている企業様の業務を引き受けられればと思っています。
弊社との出会い
Q6．弊社のアドバイザーはいかがでしたでしょうか。印象に残っている具体的なエピソードなどあれば教えてください。
担当アドバイザーの宮原さんは譲渡側と譲受側の両方のことをずっと考えくださり、誠実にご対応いただきました。
特に条件交渉の際には難しい局面が何度かありましたが、両社の立場を考えて具体的な解決策を提案いただき、それに向けて両社としっかり話し合うというところを根気強く進めていただきました。
その間も物腰柔らかく丁寧なコミュニケーションを取っていただいたことが、今回のM&A成約に繋がったのではないかと思っています。
M&Aを考えていらっしゃる経営者様にアドバイスをお願いいたします。
経営陣同士の目線や将来に対する考え方といった、定性的な部分が大事だと思います。
「こうしたい」や「こうなってほしい」という将来像が一致するように活動いただくと、理想的なM&Aが実現できるのではないでしょうか。
ー両社の想いが一致するM&Aを実現するために、弊社はどのような場面でお役に立ちましたか。
それぞれが持っている想いを理解するためには、当事者同士のやり取りが必要だと思います。
それ以外の条件面や会社のハード面での理解であったり、整理にかける時間はM&A総合研究所様にお任せすることができました。そのため、本当に大事な部分に自分の時間を充てることができました。
