新築注文・分譲住宅業のM&A事例【愛知県知多市】

Q1．M&Aを検討されたきっかけを教えてください。 

M&Aであれば、自社でゼロから事業を始めるよりも経営の速度が早められると思ったためです。当社は以前よりM&A戦略を取ってきており、M&Aを行うのは今回で2回目となります。

ー道元社長の考え方や想いのどのようなところに共感されたのでしょうか。

道元社長は、M&A後にどのように展開していけば良いのかを考えていらっしゃいました。譲受企業が異業種だった場合を想定し、当然すぐには引き継ぎできないからと、サポート体制まで計画に入れてくださっていました。


ー良い関係を築けるように先のことも考えてくださっていたのですね。

双方のビジネスをより良くするためにスムーズに引き継ぐのが自分の使命だとおっしゃってくださり、当社の立場に立って物事を考えてくれていることに感銘を受けました。
また、道元社長の若い世代に引き継ぎたいという想い、私も引き継いでいく強い想いがあり、道元社長と私の想いがリンクしました。

Q3．今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。

ー近い将来における事業展開はどのようにお考えでしょうか。

当社では水道事業の支店展開を広げています。今後ははろうす様と併設型で支店展開していくことで、効率的な事業拡大を進めていきたいと考えています。
はろうす様の事業が広がれば自ずと当社のグループ会社の仕事も増えていきます。そのように波及していくことが今後のビジョンであり、やっていきたいことです。それに付随してアクアテックの事業にもなりますが、エココネ事業も拡大したいと思っています。これからが楽しみです。


Q4．今後、事業展開の1つとしてM&Aを活用されることは視野に入れていますか。その際の方針も併せて教えてください。

当社は今までもM&Aは行ってきましたので、これからもM&Aは一つの経営戦略になると思っています。今後注力していきたい事業があるので、その事業に強みを持つ会社を愛知県内で探していきたいです。

Q5．弊社のアドバイザーはいかがでしたでしょうか。

担当アドバイザーの川村さんには、実質3ヶ月間という短い期間でしたが、仲介として間に入っていただき本当に感謝しています。
譲渡側と譲受側の両者の立場になってご対応いただき、成約だけを目標とするのではなく、M&A後も双方良い関係が築けるように良いことも悪いことも客観的に物事を伝えてくださいました。


ー印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。

当社がM&Aの決断を検討するきっかけやヒントをたくさん頂き、大変ありがたかったです。
レスポンスが非常に早く、迅速に対応していただいたおかげで、今回のスピード成約に繋がったと感じています。

M&Aは自社には難しいと考えている方も多いかと思います。支店展開や新規事業を考えている方にとって、スピード重視で効率的な企業の成長のためには理想的なのではないでしょうか。
M&Aの事例を見てみると、自社の新たな可能性が見えてきます。これから伸びていく若い世代は、M&Aを一つの経験として検討するのも良いと思います。