譲渡企業S社
代表取締役 A.E.様 インタビュー
M&Aを考え始めたきっかけ
Q1.この度、ご譲渡をお考えになった背景や経緯を教えてください。
これまでM&Aという選択肢もあるというのは認識しておりましたが、実際に当社がM&Aをするとは具体的には考えていませんでした。また、仮に譲渡をしたいと思っても、どの仲介会社へ相談したらいいのかもわからない状況でした。 14年目に入り、これからの事業規模の拡大や当社の将来を考えたときに、M&Aの話をまずは聞いてみようと思いました。タイミングとしては、担当アドバイザーの森様と知り合う2〜3か月前だったかと思います。
譲受企業様の印象
Q2.ご検討を進められる上で、大事にされていた希望条件を教えてください。
譲受企業様と一緒になることで、シナジー効果が得られるかどうかを重視して検討しておりました。
ーB社様に決められた理由を教えてください。
決め手は大きく4つあります。1つ目は、上場企業であるという点です。2つ目は立地です。当社とB社様との場所が近く魅力的に感じました。そして3つ目はシナジー効果です。不動産買取再販業と建外壁工事業・住設工事業とのM&Aを実施することで、大きなシナジー効果が得られると感じました。最後4つ目は、H社長や役員の方々との相性が良かったという点です。これらを総合的に判断し、B社様とのM&Aを決めました。
Q3.M&Aの前後で、M&Aへのイメージは変わりましたか。
これまでM&Aの経験もない中で、漠然としたイメージしかありませんでした。知識もあまりなかったため不安要素は多少ありましたが、実際に今回M&Aを行い、担当アドバイザーの森様が丁寧に進めてくれたおかげで安心して進めることができました。
弊社との出会い
Q4.ご検討を始められてから様々な情報を収集されたことと思います。その中で弊社にご依頼いただいた理由を教えてください。
担当アドバイザーが森様だったからです。とても丁寧かつ真摯に対応してくださり、森様が担当であれば大丈夫であろうと、安心してお願いしました。
Q5.具体的にどういったポイントが良かったのでしょうか。
一方的に話を進めるのではなく、当社の意向も汲み取っていただきながら一つひとつ丁寧にアドバイスをいただいたので非常に助けになりました。素晴らしい対応でサポートいただき、本当に感謝しております。
今後への期待
Q6.今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。
M&Aをしたから終わりではないと思っています。やるべきことはやらなければならない、というプレッシャーはあります。
今後、当社が持ってる人材やノウハウなどもうまく活用して規模拡大を目指したいと思っています。
譲渡を検討されている経営者様へアドバイスをお願いいたします。
なんとなく漠然と考えている時と、実際に条件が提示されて進めるのとでは状況が全く違います。条件が提示された時に、今後当社をどのようにしていくと良いのかなど、自分の本当の気持ちがわかりました。M&Aは簡単な決断ではないと思いますが、譲渡を検討している経営者様はまずは行動に移して、 実際に検討してみてはいかがでしょうか。
担当者からのコメント
今回お手伝いをさせていただいた本件については、譲渡企業様と譲受企業様の事業の方向性がしっかりと合致していたため、素晴らしいシナジー効果のある成約事例に至りました。社長お一人と従業員が1名の会社様でしたが、上場会社と良縁を結んだ素晴らしいМ&Aでした。
(企業情報第五本部第二部 部長 森 淳基)