成約インタビューM&A事例

遠隔でのやり取りでスピーディーに、半年でM&Aが成約

電気工事業界の成約インタビュー

  • 譲渡企業

    C社

    代表取締役

    K.J様

    業種
    電気工事業
    売上
    0.7億円
    社長の年齢
    50代
    譲渡理由
    成長戦略
  • 譲受企業

    D社

    代表取締役

    I.K様

    業種
    警備業
    売上
    4億円
    上場
    非上場
    譲受目的
    新規事業の展開

この度、電気工事業界の企業様と警備業界の企業様とのM&Aが成立いたしました。
譲渡企業と譲受企業の社長のお二人に、M&Aを決意した背景や今後へのビジョンについてインタビューいたしました。
 
【譲渡企業】
創業約18年 福岡県本社 電気工事業やLED照明の販売を行う。主に九州での実績が多く、同業社とのネットワークに強みを持つ。

【譲受企業】
創業約10年 北海道本社 交通警備業や警備員の派遣業を手掛ける。今回が7度目のM&Aとなり、事業エリアの拡大を進めている。

譲渡企業インタビュー

M&Aを考え始めたきっかけ

Q1.この度、ご譲渡をお考えになった背景や経緯を教えてください。

建設に強い会社に経営を任せることで、会社のさらなる成長が期待できると思い、譲渡を考え始めました。
もともと、太陽光設置の工事を進めていましたが徐々に需要が減り、建設関係の事業が増えていきました。
そのように会社が新しいフェーズに移行するにあたり、建設領域に強みを持つ会社と一緒になった方が良いと感じました。

譲受企業様、弊社との出会い

Q2.ご検討を進められる上で、大事にされていた希望条件と、譲渡先企業様に決められたご理由を教えてください。

当社の良さを活かしてくれる企業様と一緒になりたいと考えていました。
当社に所属している、有資格者が思う存分働くことができる環境を整えてくれる企業様を探していました。
その中でも譲渡先企業様に決めた理由は、譲受企業の社長の前向きな考えに共感したためです。
社長が仰っていたビジネスラインに当社が参入することで、新たな化学反応が生まれるイメージができました。
また、直接会うことはなく、オンラインでのみやり取りしましたが、素や本音の部分もお話ししてくださったのでお人柄が伝わりました。
オープンな関係性を構築できたので、遠隔でも問題なく話を進めることができました

Q3.今回、譲渡企業様とやり取りし始めて約3ヶ月で成約に至りました。クロージング日を1ヶ月早めたと伺いましたが、スピード感についてはいかがでしたか?

2回目のTOP面談で話がほぼ固まったのには正直驚きました
しかし、当社としては譲渡日が先付になるほど、財務状況が悪化する可能性があったため、早まること自体は大変ありがたい話でした。
スムーズに進めることができたのは皆さんの協力あってこそだと思っています。
また、今回はオンラインでのやり取りが主でしたが、オンラインが浸透しているコロナ禍だからこそ実現したスピード感だったかと今となっては思います。

Q4.弊社のサービスやアドバイザーはいかがでしたでしょうか。印象に残っている具体的なエピソードなどあれば教えてください。

担当の田巻さんは、いつも真摯に対応してくださいました
若い方だとお見受けしておりますが、それゆえに小細工することなく、まっすぐ私達と向き合ってくださいました。
特に、今回の譲渡先企業様と当社とでは規模感や経営面で差異があったため、田巻さんが中立的な立場として向き合ってくれる姿勢に、安心感を抱きました

今後への期待

Q5.今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。

譲渡先企業で受注を獲得し続け、利益を上げ続けていくのではと思います。
昨今、日々情勢が変わっていく中で、今後は世の中の流れに左右されない事業をやりたいという気持ちが強くなりました。
譲渡先企業様はインフラ工事の警備業であり、それは必ず今後も存在する事業であるため、私の希望が叶う業界だと感じました。
コロナ等に左右されることなく、今後も会社が成長し続けていくことを期待しています

譲渡を検討されている経営者様へアドバイスをお願いいたします。

M&Aは会社を大きくするための手段の1つだと思っています。
新たな事業を0から立ち上げるためには先行投資が必要です。
しかし、全体を100とした時、それぞれ10と30の地点にいる企業同士が一緒になれば、伸びしろやシナジーを考えると40の地点からスタートすることができます。
そして、10の会社にとっては、30に行きつくまでの時間を短縮することができます。
このような考え方を大事にし、お互いに会社を伸ばし合える会社と一緒になった方が、既存のビジネスが上手くいくのではないでしょうか。

譲受企業インタビュー

M&Aで事業を拡大

Q1.今回のM&Aを検討されたきっかけを教えてください。

以前より、サブコン(=ゼネコンの下請工事を行う建設業者)との繋がりが欲しいと感じていました。
今まで北海道、関東、関西と事業エリアで事業を拡大してきたので、次は九州、沖縄エリアに進出したいと思っていました。
サブコンへの新規営業をかけることは大変難しいため、もともとサブコンと繋がりを持っている会社様と一緒になりたいと考え、今回のM&Aを考え始めました。

Q2.今後、事業展開の1つとしてM&Aを活用されることは視野に入れていますか。その際の方針も併せて教えてください。

東名阪の土木建設会社様や、警備会社様と一緒になりたいと考えています。
今回の件で指すサブコンのように、業界で成熟していて新規の開拓が難しいような大きい会社との取引を持ってる会社は、やはり魅力的だなと思います。
また、当社では人材派遣業も行っているので、まだ展開していないエリアに根ざしている人材派遣会社も検討しています。
取引のない場所に新規で営業所を立ち上げることはハードルが高いため、ある程度人数がいる既存の営業所と一緒になって事業を拡大していきたいです。
長期的な視点では海外の会社とのM&Aを実現し、グローバルに展開できたら理想ですね。

M&Aの決め手

Q3.譲渡企業様に決められた理由を教えてください。

2点あります。
1点目は、着工されている工事の内容が良質であることです。
特に譲渡企業様は九州のゼネコン会社との繋がりが強く、大変魅力的に感じました。
当社が持っている警備業のリソースとかけ合わせることで、短期的な売上増加が期待できると確信しました。
2点目は、話を進めていく中で感じた、レスポンスの早さです。
スムーズにコミュニケーションのキャッチボールができたので、今後協同して事業を進めていくことを想定した時に、安心することができました。

今後への思い

Q4.今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。

現在当社と取引の無い、九州、沖縄エリアで事業を展開していきたいです。
まずは譲渡企業様の事業内容である電気工事業から入り、ゆくゆくは当社が得意としている警備業へも広げていく予定です。
今回のように異業種であっても近しい業種であれば、事業の導線づくりに繋げられるのでメリットに感じています。

スピード感

Q5.弊社のサービスやアドバイザーはいかがでしたでしょうか。印象に残っている具体的なエピソードなどあれば教えてください。

過去にM&Aを6度経験しましたが、関わったどの仲介会社さんよりも、M&A総合研究所さんが最もスピード感が早かったです。
現在私は海外に滞在しているので、担当の田巻さんをはじめ、関わる皆様とは全てオンライン上でやり取りしました。
早いレスポンスで密にコミュニケーションが取れたので、遠隔であっても安心して話を進めることができました

また、田巻さんにクロージング日を約1ヶ月早めたいと相談した時には、それを実現できる方法を見つけてくださいました。
特に、基本合意を締結してから1週間でSPA(株式譲渡契約書)締結が完了したのには、正直驚きました。
このスケジュール感が実現しなければ成約に至っていなかったかと思います
こちらの要望に応えられるよう、スピーディーかつ親身に対応いただいた田巻さんには感謝しております。

事業計画にM&Aを考えていらっしゃる経営者様にアドバイスをお願いいたします。

M&A先のお相手は、自社の本業と近しい業種の会社を検討すると良いと思います。
強みや知識、経験が活かすことができると事業成長に繋がりますし、社員の管理もしやすいかと思います。

また、過去の経験から、会社を売却するタイミングは成長期真っ只中がベストだと思っています。
実際のM&Aでは、成長のピークが超えてから会社を売却するケースが多いと感じています。
買収後の企業成長が具体的に見込める状況であれば、リスクを抑えられるというメリットはあると思います。
しかし、私個人としては、会社が成長する時間を買うことによって自社の成長スピードを早められることがM&Aの魅力だと思っています。
成長途中の会社と一緒になることが、これからのM&A業界に良い影響を及ぼすのではないでしょうか。

担当者からのコメント

本案件は「3か月で成約というスピード感」、「コロナ禍で遠隔でのやり取りのみ」という特徴外に、「異業種同士のM&A」であったことも特徴的です。
コロナ禍を経て企業体力を更に強化したいと考えたオーナー様と、派生事業ではあっても新規参入が難しい業界へ進出したい譲受企業様でした。
異業種のM&Aは営業コストを抑えながら、今のやり方を変更することなく、お互いが持つお取引先様との取引を開始することができます。
今後お互いのノウハウや経験を共有することでシナジーを発揮し、両社が益々ご発展することを期待しております。
(譲渡企業様担当 企業情報第一部 次長 田巻 雄太)
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