成約インタビューM&A事例

製造業のM&A事例【新潟県】

技術の継承と発展へ、M&Aがもたらす未来

  • 譲渡企業

    大東産業株式会社

    代表取締役

    加藤 洋介様

    業種
    製造業
    地域
    新潟県
    売上
    約3億円
    社長の年齢
    60代
    譲渡理由
    後継者不在
  • 譲受企業

    メイワグループ株式会社(旧社名:明和ホールディングス株式会社)

    業種
    製造業
    地域
    新潟県
    売上
    68億円
    上場有無
    未上場
    譲受目的
    事業拡大

この度、大東産業株式会社様とメイワグループ株式会社(旧社名:明和ホールディングス株式会社)様とのM&Aが成立いたしました。
譲渡企業代表、そして本件にご協力いただいた税理士法人小川会計様にインタビューいたしました。

【譲渡企業】大東産業株式会社
本社:新潟県
事業内容:省力機械の企画・製作・販売を行っている。

【譲受企業】メイワグループ株式会社
本社:新潟県
事業内容:異なる分野の様々な業種の企業で構成されるコングロマリットとして経営資源の活⽤、シナジー効果により、グループ企業の更なる成⻑を目指している。

譲渡企業
大東産業株式会社
代表取締役 加藤洋介様インタビュー

—大東産業の決断
M&Aを通じた未来への展望

ーまずは御社についてご紹介いただきたいと思います。創業の経緯について教えてください。

当社は私の父が創業しました。父は自身のペースで働ける環境を求め、会社を立ち上げたと聞いています。もともと機械いじりが好きで、アイデアを形にすることに興味を持っていました。そうした創造的な発想を活かして事業を展開し、徐々に拡大していきました。

ー現在の事業内容と強みについてお聞かせください。

当社は主にFA機器の製造を行っており、特にコンベアを中心とした機械の自動化に力を入れています。完全なロボット化には至っていませんが、人手を減らしながら生産性を向上させる機械を提供しています。また、長年の技術力と、大手メーカー様との協力関係が当社の強みです。大量生産の現場では、常に新たなアイデアが求められ、それを形にしていくことで信頼関係を築いてきました。

ーM&Aを考えたきっかけを教えてください。

私には子供がいないため、会社をどのように承継するかという課題が常にありました。親族の中で後継者となる人がいれば引き継ぎも可能でしたが、そうならなかったため、事業の将来を考える必要がありました。また、経営環境が変化し続ける中で、より強固な体制を築くためには、外部の力を借りることが最適ではないかと判断しました。そこで、M&Aを選択肢の一つとして検討するようになりました。

ー譲渡先企業を選ぶ際に重視したポイントは何ですか?

最も重要視したのは、既存のお客様との関係を継続できるかという点です。当社の技術やサービスをそのまま活かし、さらに発展させてくれる企業であることが理想でした。また、単なる引き継ぎではなく、相乗効果を生み出し、より強い事業基盤を築ける企業を求めていました。

ーM&A後の展望についてお聞かせください。

新たな経営体制のもとで会社が成長することを期待しています。経営の主導を任せることで、会社の可能性をより広げることができると思っています。今後は、メイワグループ様のリーダーシップのもとで、より発展していくことを願っています。

ーM&Aを検討している経営者様へのアドバイスをお願いします。

M&Aは簡単な決断ではありませんが、事業を存続させるためには重要な選択肢の一つです。会社を譲渡する前に、経営をしっかりと整え、従業員や取引先に対して誠実な対応をすることが大切です。また、経営が厳しくなってからではなく、余裕のあるうちに次のステップを考えることが重要だと思います。

ーM&A総合研究所を選んだ理由を教えてください。

担当アドバイザーの安藤さんは非常に熱心に対応してくださり、結果的に良い形でM&Aが成立しました。最初は即決できずに迷う部分もありましたが、時には厳しい言葉も頂きながら二人三脚で進め、最終的には良いご縁をいただけたと感じています。
 

税理士法人小川会計
代表 小川様インタビュー

ー税理士の視点から見たM&Aの重要性と課題

ー譲渡企業である大東産業様のM&A検討について、いつ頃から把握されていましたか?

大東産業の加藤社長から最初に相談を受けたのは昨年の秋頃でした。当初は金融機関に支援を依頼することも視野に入れていましたが、具体的な進展がなかなか見られませんでした。そのような中で、M&A総合研究所様ご提案をいただき、それが本件のきっかけになりました。

ーM&Aのプロセスで特に大変だった点は何ですか?

今回の取引は非常に短期間で進行したため、スケジュール管理が大きな課題でした。特に、必要書類の準備やデューデリジェンスサポートに関しては、スピーディーに進める必要がありました。さらに、弁護士との連携や、財務状況の整理も重要なポイントで、これらを短期間で対応するのは大変でした。

ーM&Aのタイミングについて、もっと早い段階での検討が望ましかったと感じましたか?

もう少し早めに動いていれば、両者にとってさらに良い提携をすることができたかもしれません。事業承継の問題に直面する前に、計画的に準備を進め対策を講じることが重要だと感じました。
 

ーM&Aを検討されている企業へのアドバイスをお願いします。

まず、財務状況を健全に保つことが何よりも重要です。特に、3期連続で赤字にならないことや、債務超過に陥らないよう注意することが大切です。赤字になれば、翌年には改善することが求められますし、M&Aを成功させるためには、企業の財務的な魅力を維持することが不可欠です。また、経営者が従業員の将来を考え、早めに事業承継の計画を立てることも重要です。従業員の雇用や事業の存続を守るためにも、計画的なM&Aの準備が求められます。
 

ーM&A総合研究所のサポートについてのご意見をお聞かせください。

担当アドバイザーの安藤さんは、非常にフットワークが軽く、アドバイスが的確でした。特に、法務面でのサポートや、交渉の進め方において、専門的な知識と経験を活かした対応をしていただきました。細かな部分までしっかりとサポートしていただいたことで、スムーズな取引が実現したと思います。
 

担当者からのコメント

本件は、約2か月間での成約というスピード感のある対応が求められるものでした。 優秀な従業員様が多数在籍し、高い技術力を発揮するための生産設備も整っている企業様でしたが、限られた時間の中でのマッチングは簡単ではございませんでした。 無事クロージングを迎えられたのは、譲受企業様のスピード感ある対応や、年末年始にも関わらずご対応いただいた小川会計様によるものであると考えております。 改めて、M&Aはステークホルダー皆様のお力添えで成り立っているものであると実感したと同時に、弊職としては更なる高度な知識の習得に励みあらゆるご要望に対応できるよう備えておく必要があると感じました。 両者の益々のご発展をお祈り申し上げます。
(企業情報第三本部第二部 マネージャー 安藤 舜)
安藤 舜

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