成約インタビューM&A事例

M&Aで事業シナジーの創出、仲間と共に新たなスタート

イベントの企画・制作会社の成約インタビュー

  • 譲受企業

    株式会社ピアズ

    コーポレート本部 経営企画部 部長

    蔭山隼人様

    業種
    コンサルティング業
    売上
    31億円
    上場
    上場
    譲受目的
    更なる事業成長
  • 譲渡企業

    株式会社マックスプロデュース

    代表取締役社長

    桑原裕文様

    業種
    イベント業
    売上
    4億円前後
    社長の年齢
    40代
    譲渡理由
    更なる事業成長

この度、社内イベントの企画・制作会社である株式会社マックスプロデュースと、コンサルティング業を営む株式会社ピアズとのM&Aをお手伝いさせていただきました。
それぞれの会社のお二方に、M&Aを決意した背景や今後へのビジョンについてインタビューいたしました。
  
【譲渡企業:株式会社マックスプロデュース】
創業10年 東京都本社
社員総会や株主総会などの社内イベントの企画・制作を手掛ける。映像制作も自社で行う。
  
【譲受企業:株式会社ピアズ】
創業17年 東京都本社
創業時より通信業界をメインステージに事業を展開、上場後には子会社を設立の上、通信業界以外の事業も開始し、事業の多角化を行う。近年で数社のM&Aを実施。

譲渡企業 オーナー 桑原様 インタビュー

M&Aを考え始めたきっかけ

Q1.ピアズ様と一緒になってから3週間が経ちましたが、いかがですか?

ピアズの皆様と一緒に同じオフィスで業務をしたり、様々な方から連絡を頂いたりと、一緒になってやっているという実感があります。ピアズグループの他グループ会社様との親和性について自分なりに考えている部分もあるので、これからコミュニケーションを取っていきたいと思っています。

Q2.この度、ご譲渡をお考えになった背景や経緯を教えてください。

以前より、自社の事業を拡大し、複数事業間でのシナジーを起こしてより発展させていきたいと考えていました。
マックスプロデュースのことは大好きですが、この先自社のみで事業をやっていった場合のスピード感と、ピアズ様と一緒になった場合のスピード感を比較した時に、間違いなく後者の方が成長速度が速いと感じたので、話を前に進めていただきました。

Q3.会社が大好きだというお話がありましたが、桑原社長にとっての好きな部分を教えてください。

何事にも全力で取り組む姿勢であるところが好きです。以前、あるお客様に「マックスプロデュースさんは、私たちよりも当社のことが大好きですよね」と言われたこともありました。お客様以上にお客様のことが好きである、中から変えていきたい、という思いを持った人が集まっています。そういった前のめりなスタンスが、自信をもって大好きだと言えます

ピアズ様、弊社との出会い

Q4.ご検討を進められる上で大事にされていた希望条件と、ピアズ様に決められたご理由を教えてください。

業務を拡大できる会社様、シナジーを生み出せる会社様かどうか、という点を大事にしていました。
桑野社長とお会いした時、財務面ではなくて事業面で一緒になりたいと言ってくださったことが強く心に残りました。お互いの事業を最大限尊重した上で未来を思い描いてくださっていると感じ、一緒になりたい気持ちがさらに強まりました。

Q5.ご検討を始められてから様々な情報を収集されたことと存じます。その中で弊社にご依頼いただいたご理由を教えてください。

他の仲介会社様からもご連絡を頂いていましたが、その中でも、担当アドバイザーの豊田さんが一番盛り上がって、当社の事業に対して理解をしてくださり、最後まで大切にエスコートしてくださりました
また、他の仲介会社様からは規模感の大きな会社を多く紹介いただいていた一方、M&A総合研究所様からは様々な規模の会社様を紹介いただきました。ピアズ様のようなこれからさらに成長スピードが加速していくような企業様と一緒になることは、当社の存在意義にも繋がるかと思いました。幅広く提案いただいたからこそ、ピアズ様をご紹介いただけたと思っているので感謝しています。

Q6.弊社のアドバイザーはいかがでしたでしょうか。印象に残っている具体的なエピソードなどあれば教えてください。

豊田さんと初めてお会いしたのは約8ヶ月前でしたね。雑談も含めたくさんお話をさせていただき、濃厚な時間を過ごさせていただきました。本当に何でも言っていいのかな、と思うこともありましたが、豊田さんには言いづらいことも本音で言うことができ、色々と引っ張っていただきました。改めてありがとうございました。

今後への期待

Q7.今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。

1社でも多くのお客様に出会いたい、イベントを通してたくさんの人に元気になっていただきたい、という思いで今までやってきました。ただ、営業に充てるリソースが無かったり、新規事業をやりたいけどやれなかったり、という状況でした。
今後は、ピアズ様とのシナジーをサービス化しながら、色んなお客様と出会っていけることがすごく楽しみです。何より、早速ある新規事業を進めているのですが、その領域の中で我々の力が発揮できることを嬉しく思っています

譲渡を検討されている経営者様へアドバイスをお願いいたします。

M&Aは人生に一度あるかないかだと思います。決断するまでに悩んでいた部分もありますが、一緒になった今となっては間違いなく見える景色が変わりました。大事にしたい事業に対して自信を持ちながら、新たなフィールドに進むこともいいと思います。

ー中には、”M&A=引退”のイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、桑原社長にとってはM&Aは”再スタート”という感覚なのですね。

そうですね。引退どころか、ピアズ様の中でマックスプロデュースの存在感を大きくしていくんだという気持ちです。創業以来、今までは全て自分たちで決めてやってきたので、新しい感覚ですしこれから仕事を続けていくうえで大事な気持ちだなと思います。

譲受企業

コーポレート本部 経営企画部 部長 蔭山様 インタビュー

M&Aで事業成長

Q1.ピアズ様はここ数年、積極的にM&Aを実施されている印象を受けておりますが、M&Aを検討されたきっかけを教えてください。 

当社が上場して以降、”グループ企業として成長させる”という一貫した目標を掲げて会社を大きくしてきました。企業成長の手段は様々あるかとは思いますが、経営企画のメンバーが増えたことや、財務面でも余裕があったことなどから、M&Aの優先度が上がりました。

Q2.候補企業の業種はある程度絞られたのですか?

ある程度既存事業とのシナジーが見込まれる事業をされているかどうか、という目線は大事にしていますが、業種にこだわらず幅広く検討しておりました。
現在当社は、新しい軸をつくって会社を成長させていくフェーズに入ってきたため、成長性のある業界、または大きいマーケットの中でシェアを占められそうな会社様と一緒になりたいという視点も大事にしておりました。

Q3.既存事業の成長と新しいマーケットの獲得という、大きく分けて2つの軸があるのですね。ピアズ様にとっては、どちらに重きを置いているイメージでしょうか?
 
後者の、新しいマーケットの獲得の方が強いかと思います。 当社の中では、事業の構想はあっても具体的な案が無い状態のものがありました。構想と案が揃うことでビジネスとして成立するので、”案”の部分を求めていたんですよね。今回のお話を頂き、マックスプロデュース様のイベントのノウハウがまさにその”案”に当てはまりました

M&Aの決め手

Q4.マックスプロデュース様の事業内容の中でも、どのような部分が特に魅力的だったのですか?

リアルのノウハウをお持ちである点です。
近年、バーチャル空間が注目されています。良質なバーチャル空間とは、リアルのノウハウを持ってこそ実現すると思っています。リアルの重要性がさらに高まっている今だからこそ、リアルのノウハウをお持ちのマックスプロデュース様と一緒になりたいという気持ちが強まりました。

ー写真(左)株式会社ピアズ コーポレート本部 経営企画部 部長 蔭山隼人様
   (右)株式会社マックスプロデュース 代表取締役社長 桑原裕文様


Q5.実際にお会いされてからはいかがでしたか?

桑原社長と当社代表の桑野との相性の良さを感じました。
この会社と一緒になったら絶対成長できる、と理論上当てはまったとしても、実際M&Aできるかどうかは全く別問題です。桑野が桑原社長や社員の皆様とお話しした際に、M&Aを決断できるだけの熱量や感じ取るものがあったんだと思います。トップ同士の意思疎通は大事だと改めて思いました。

弊社との出会い

Q6.弊社のアドバイザーはいかがでしたでしょうか。印象に残っている具体的なエピソードなどあれば教えてください。

豊田さんは真摯に対応してくださいました。特に、トップ面談の日程調整の際は、通常とは異なるタイミングでお願いしましたが、このタイミングで代表の桑野が良いと感じたら話が進むだろうという確信があったので、なんとかトップ面談を早めていただきました。もしその時にトップ面談が調整できていなかったら、成約には至っていないかと思います。クロージング当日も銀行からの問い合わせが重なりましたが、一生懸命対応いただきました。
 

今後への思い

Q7.今回のM&Aで期待することや今後のビジョンを教えてください。

ピアズグループとして一緒になって成長できることが楽しみです。
ファンド様の場合だとイグジットが目的になることが多いと思いますが、事業会社の場合はM&Aが成長するきっかけであり、新たなスタート地点となります。恐らくこの先大変なこともあるかとは思いますが、その成果を出した後に「やってよかった」と気持ちよく握手できるような関係性でいたいなと思います。

Q8.今後、事業展開の1つとしてM&Aを活用されることは視野に入れていますか。その際の方針も併せて教えてください。

はい、もちろん視野に入れていますし、成長手段として優先度高く実施していく可能性もあるかと考えています。当社の場合は設備投資というよりも、人材やノウハウを取り入れたい、という意味合いの方が強いかと思います。

M&Aを考えていらっしゃる経営者様にアドバイスをお願いいたします。

M&Aは事業成長の手段の1つです。決してカジュアルに扱えるものではないですが、理解をして活用していくことで事業成長という目的が達成できます。一つの目的に対して手段の数が多ければ多い方が良いと思うので、抵抗感を持たずにまずは検討してみることが大事だと思います。日本ではM&Aは盛んとは言い切れませんが、時代と共に認知度も変わっていくのではないでしょうか。

担当者からのコメント

マックスプロデュース様はイベント業界でも特にインナーイベント(社員総会や表彰式等)領域を中心に営まれ、社員を始め会社、ひいては日本全体を盛り上げている非常に魅力のある会社です。オンラインを活用した新しい形のイベントを提案し顧客から好評を得ている会社でもあります。
ピアズ様は独自のノウハウを有する店舗コンサルティングを出発点に多様な事業を行う企業です。新たなビジネスチャンスを創出し、具体的なビジネスに昇華させることを多数行っております。
本件は、マックスプロデュース様の制作力と、ピアズ様のビジネス創出力と掛け合わせることで、ご両社の更なる発展が期待できるM&Aと考えております。

(企業情報第一部 シニアマネージャー 豊田 眞史)

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※ 本ページには、成約時期に関わらず、過去に弊社がお手伝いさせていただいたお会社様の一部を掲載しております。

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