建設業のM&A成約実績【関西地方】

会社の設立から昼夜問わず拡大成長に奔走しておりましたが、親族に後継者がおらず、今後を見据えた経営者人材も不在でした。自分の体がまだ元気であろう向こう10年間は問題なく事業が続けられると思う反面、キャパシティの観点から成長戦略のための現実的な施策ができないことや、2024年問題への潜在的な不安を抱えていました。譲受企業様とは何度もお会いし、グループとしての将来像や期待できるシナジー効果、狙っていく新規事業領域についてディスカッションを繰り返しました。譲受企業の代表の取引先や従業員を大切にする姿勢が印象的で、M&A後の事業展開がとても楽しみになりました。今後はグループの成長のため、引き続き奔走していきたいと思います。

非常にニッチな事業領域でのビジネスモデルのため、事業内容が複雑な譲渡企業様でした。また、業務においてオーナー様の担う部分が大きく、オーナー様からはM&A後も可能な限り事業に関与して貢献したいという強いご意向をいただいておりました。今回、譲受企業様は全くの異業種でしたが、事務所の所在が比較的近隣ということもあり、ディスカッションを繰り返すことで双方のお考えや事業理解が深まり、M&Aに向けたお気持ちが双方共に強くなっていく姿が印象的でした。本件を機に、益々のご発展を心より祈念いたします。