【2020年最新】お弁当・惣菜屋の動向やM&A・売却・買収の事例、ポイントを解説!

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企業情報第四部 部長
長嶺 勇希

税理士法人系M&Aブティックにて調剤薬局・食品製造業・保険代理店業等のM&Aを成約に導く。会社法、会計、税務等の幅広い知識、M&A成約の経験を活かし、調剤薬局・食品製造・保険代理店業界を中心に担当。

本記事では、お弁当・惣菜屋業界の市場動向や、M&Aによる売却・買収動向、M&Aを成功させるポイントについて解説しています。また、M&Aによる売却・買収事例や、お弁当・惣菜屋業界のM&Aにおすすめの仲介会社も併せて紹介するので参考にしてみてください。

目次

  1. お弁当・惣菜屋業界とは
  2. お弁当・惣菜屋業界の動向
  3. お弁当・惣菜屋業界のM&A・売却・買収の現状
  4. お弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例
  5. ドンキホーテホールディングスによるオリジン弁当買収失敗事例
  6. お弁当・惣菜屋のM&A・売却・買収のメリット
  7. お弁当・惣菜屋のM&A・売却の成功ポイント
  8. お弁当・惣菜屋のM&A・買収の成功ポイント
  9. お弁当・惣菜屋業界のM&A・売却・買収におすすめの仲介会社
  10. まとめ
  • お弁当・惣菜屋のM&A・事業承継
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1. お弁当・惣菜屋業界とは

お弁当・惣菜屋業界とは

お弁当・惣菜屋業界のM&A動向について解説する前に、お弁当・惣菜屋業界はどのような業界をさすのか、その定義や販売形態の特徴について解説します。

お弁当・惣菜屋業界の定義

食品の業界は、外で食べる外食業界・持ち帰って食べる中食業界・家で作って食べる内食業界の3つに分かれており、お弁当・惣菜屋業界は中食業界に該当します

広義には、コンビニエンスストア・スーパーマーケット・デパートなどの小売業も、お弁当・惣菜屋業界に重なるのです。

お弁当・惣菜屋業界の販売形態

お弁当・惣菜屋業界(中食業界)の販売形態には、実店舗で販売しているお弁当・惣菜を持ち帰るテイクアウト形式と、電話やインターネットなどで注文し宅配してもらうデリバリー形式があります。

近年の動向として、消費者ニーズの高まりから、テイクアウトサービスを導入する企業が増加しています。

また、デリバリーサービスは人手不足や効率の低さから、現在は導入を控えている企業がほとんどですが、今後配達代行などのサービスが増加するにつれ、再び評価されるとの見方もあるので覚えておくと良いでしょう。

居抜き物件とは

お弁当・惣菜屋業界では、店舗数の拡大や事業参入の際に居抜き物件を活用するケースが増えています。

居抜き物件とは、買い取ったものをそのまま利用した物件をさし、物件の買い手は外観や内装の手入れが最低限で済むので、コストを抑えることができます。

また、好立地の物件獲得が重要となるなか、居抜きによって良物件の獲得機会を増やすことができます。

飲食店などの居抜き物件については、下記の記事で詳しく解説しています。参考にしてください。

【関連】飲食店を売却・買取・譲渡するならM&Aがオススメ!相場より安く買収できる?

2. お弁当・惣菜屋業界の動向

お弁当・惣菜屋業界の動向

近年、お弁当・惣菜屋業界の市場動向には、以下のような特徴が見られます。
 

  1. 在宅介護なども含めた高齢者向けサービスが活況
  2. 弁当需要の増加に伴う競争の激化
  3. 仕出し弁当などの大口注文は伸び悩み
  4. 消費者のニーズが多様化

それぞれの特徴について、一つずつ詳しく確認していきましょう。

①在宅介護なども含めた高齢者向けサービスが活況

お弁当・惣菜屋業界では、高齢者向けサービスに参入する企業が増えています

買い物に行けない1人暮らし世帯や高齢夫婦世帯向けのサービス、介護施設向けのサービスなど、高齢者向けサービスは数・種類ともに増加しているといえるでしょう。

②弁当需要の増加に伴う競争の激化

外食に使う時間やお金を減らしたいという理由から、弁当や惣菜で簡単に済ませるという消費者の需要が増加しています。

そのため、お弁当・惣菜屋業界に参入する企業も増加し、業界の売上は伸びているものの、競争の激化によって参入しても厳しい経営を強いられる企業は少なくありません。

③仕出し弁当などの大口注文は伸び悩み

慣習の変化により家に大人数で集まる機会が減っていることから、一度に大量の注文が入っていた仕出し弁当屋などは注文が小口化し、売上が伸びなくなっています

特に小規模経営の企業や自営業者は、経営が成り立たず廃業するケースもあるでしょう。

④消費者のニーズが多様化

消費者のニーズが多様化していることから、お弁当・惣菜屋業界でも、事業範囲の拡大や新事業の展開などによる対応を進める企業が増加しています。

また、消費者の求めるトレンドが数年で変化するようになったことから、企業も迅速で柔軟な対応が求められているのです。

このように、お弁当・惣菜屋業界は市場が広がっている一方で、競争が激化しています。価格で勝負をするか、何か特徴のある商品を販売するかの2択です。

このようなお弁当・惣菜屋業界ですが、M&A・売却・買収の動きはどのようになっているのでしょうか。詳しく確認していきましょう。

3. お弁当・惣菜屋業界のM&A・売却・買収の現状

お弁当・惣菜屋業界のM&A・売却・買収の現状

お弁当・惣菜屋業界のM&Aによる売却・買収動向には、以下5つの特徴が見られます。
 

  1. 大手だけではなく中小企業も参入しやすい
  2. 同業種間のM&Aも多い
  3. 設備や店舗を得るためのM&Aも増加している
  4. 周辺業界からの業界参入も多い
  5. 時流に合わせる必要があるため、M&Aは増え続ける

それぞれの特徴について詳しく確認していきましょう。

①大手だけではなく中小企業も参入しやすい

お弁当・惣菜屋業界は大手企業のシェアが他業界と比べてそれほど高くはなく、初期投資も比較的安く抑えることのできる業界なので、新規参入しやすい業界です。

ただし、参入はしやすくても、長く生き残っていくことは容易ではありません

なぜなら、すでに参入している企業は大・小問わず多数あるからです。その中で生き残っていくためには、価格で勝負するか特徴のある商品を販売するかのどちらかです。顧客のニーズに応える企業努力が必要です。

②同業種間のM&Aも多い

お弁当・惣菜屋業界では、外食業界や内食業界とのM&Aや、中食業界内の他業種によるM&Aも多く行われています。

特に近年は、多様化する消費者のニーズに対応するため、同業種間のM&Aにより関係を強化するケースが多くなっているといえるでしょう。

③設備や店舗を得るためのM&Aも増加している

お弁当・惣菜屋業界を含め、飲食業界では物件の確保に時間がかかります

特に好物件の場合は運に左右されることも多いため、すでに設備が整っている店舗を手に入れる目的で、M&Aによる買収を行うケースはかなり多いです。

④周辺業界からの業界参入も多い

お弁当・惣菜屋業界は、他業界とのシナジー効果が得やすい業界でもあるので、周辺業界からの参入も多く見られます。

特に近年は、女性向けや高齢者向けの需要が高まっていることから、健康関連業界からの参入が増加しているのです。

⑤時流に合わせる必要があるため、M&Aは増え続ける

消費者ニーズの変化サイクルが速くなっていることから、今後お弁当・惣菜屋業界のM&Aは増え続けていくと見られています。

お弁当・惣菜屋業界のトレンドは周辺業界の動向に影響され、なかでも変化の激しい外食産業の動向が大きく影響するため、企業には柔軟な対応力が求められるのです。

このような理由により、お弁当・惣菜屋業界では大手企業を中心に、M&Aによる再編が続くと予測されます。

  • お弁当・惣菜屋のM&A・事業承継

4. お弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例

お弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例

この章では、お弁当・惣菜屋関連業界のM&Aによる売却・買収事例を紹介していきます。
 

  1. 明治
  2. スマイルダイニング
  3. ハークスレイ
  4. ホットランド
  5. オイシックス・ラ・大地
  6. ユニー・ファミリーマートホールディングス
  7. 日本KFCホールディングス
  8. 夢の街創造委員会
  9. T&Cメディカルサイエンス
  10. 小僧寿し

順番に事例を見て、お弁当・惣菜屋業界のM&Aのイメージをふくらませましょう。

①明治

お弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例、1件目は明治の連結子会社である明治ライスデリカの全株式を、藤本食品に譲渡したものです。2020年3月に、このM&Aは行われています。

明治ライスデリカは、炊飯・米飯二次加工品の製造販売を行っています。さらなる事業拡大のために、惣菜など多種の製品において、主に近畿や中四国、中部エリアで事業を行っている藤本食品に経営を委ねることにしています。明治ライスデリカの商号は「藤本ライスデリカ」に変わります。

②スマイルダイニング

お弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例、2件目はスマイルダイニングの事業譲受です。

2020年2月、三春情報センターの子会社であるスマイルダイニングが、エイトから「パティスリー雪乃下」の事業譲受を受けています。

スマイルダイニングは弁当販売店や居酒屋などの運営を行っており、エイトは、居酒屋や和食・洋食、洋菓子など飲食の運営をしている会社です。

これにより、スマイルダイニングは、需要の最盛期にも余裕を持ってケーキなどの製造販売ができる体制ができ、売上の増加や業容拡大を見込んでいます

③ハークスレイ

3件目のお弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例は、ハークスレイによるメイテンスのM&Aです。

「ほっかほっか亭」を運営するお弁当・惣菜屋関連業界大手のハークスレイは、2019年1月に創作おこわを販売するメイテンスを、株式譲渡により子会社化しました。

このM&Aにより、ハークスレイは惣菜事業の拡大と高齢者向け事業への参入を見込んでいます

④ホットランド

4件目のお弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例は、ホットランドによるアイテムのM&Aです。

「築地銀だこ」を運営するお弁当・惣菜屋関連業界大手のホットランドは、2018年10月にお好み焼き店「ごっつい」を運営するアイテムを、約5億円の株式譲渡により子会社化しました。

たこ焼きとお好み焼きにおける事業ノウハウの親和性が高いことから、ホットランドはアイテムの買収により、ノウハウの共有と事業の拡大を目指しています。

⑤オイシックス・ラ・大地

お弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例、5件目はオイシックス・ラ・大地によるCRAZY KITCHENのM&Aです。

有機野菜など安全な食品の宅配サービスを行っているオイシックス・ラ・大地は、2018年8月にオーダーメイドケータリングサービスを行うCRAZY KITCHENを、株式譲渡により子会社化しました。

オイシックス・ラ・大地では、実店舗やイベントでの認知度向上を図っていますが、CRAZY KITCHENのクリエイティブ力を生かすことで、デザイン性の高い店舗やイベントでの企画が可能となっています。

⑥ユニー・ファミリーマートホールディングス

6件目のお弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例は、ユニー・ファミリーマートホールディングスによるカネ美食品のM&Aです。

ユニー・ファミリーマートホールディングスは、2017年6月に中食業界大手のカネ美食品を株式譲渡により子会社化し、譲渡価額は約79億円とされています。

このM&Aにより、ユニー・ファミリーマートホールディングスは惣菜分野の強化を図りました。その後2019年には、保有するカネ美食品株式の一部を、ドンキホーテなどを展開しているパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスに売却・譲渡しています。

⑦日本KFCホールディングス

7件目のお弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例は、日本KFCホールディングスによる自社連結子会社2社の株式譲渡です。

「ケンタッキー・フライド・チキン」などのフランチャイズ展開を行っている日本KFCホールディングスは、2017年5月に子会社である日本ピザハットと、ピザハットのフランチャイズ運営会社であるフェニックス・フーズを、株式譲渡により投資ファンドへ売却しました。

ピザハットは、日本KFCホールディングスにとって主力事業の一つでしたが、競争の激化や人材不足などから立て直しが難しく、子会社2社の売却に至っています。

⑧夢の街創造委員会

8件目のお弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例は、夢の街創造委員会による自社の連結子会社の株式譲渡です。

飲食デリバリーサイト「出前館」を運営する夢の街創造委員会は、2017年4月に飲食デリバリー店の提案・指導業を行うデリズを、デリズの代表取締役に1,000万円で株式譲渡しました。

夢の街創造委員会は、2016年にデリズを子会社化し新市場の開拓を図っていましたが、シナジー効果が得られなかったことから売却・譲渡に至っています。

⑨T&Cメディカルサイエンス

9件目のお弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例は、T&CメディカルサイエンスによるダイヤモンドムーンのM&Aです。

先端医療や金融アドバイザリー事業を行うT&Cメディカルサイエンスは、2016年7月にお弁当フードコートの運営などを行うダイヤモンドムーンを、取得価額約500万円の株式譲渡により持分法適用関連会社化しました。

ダイヤモンドムーンは「大勝軒」ブランドの中華弁当を販売していますが、両社は協業により健康志向の弁当開発に取り組んでいます

⑩小僧寿し

10件目のお弁当・惣菜屋関連業界のM&A・売却・買収の事例は、小僧寿しとけあらぶのM&Aです。

持ち帰り寿司チェーン店を展開する小僧寿しは、2016年6月に介護・福祉関連サイトの運営などを行うけあらぶを、1,500万円の株式譲渡により子会社化しました。

本業で苦戦が続く小僧寿しは、けあらぶの買収によって介護食分野に新規参入しています。

5. ドンキホーテホールディングスによるオリジン弁当買収失敗事例

ドンキホーテホールディングスによるオリジン弁当買収失敗事例

2005年8月、ドンキホーテホールディングス(現:パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)は「オリジン弁当」を運営するお弁当・惣菜屋関連業界大手のオリジン東秀に買収を仕掛け、大きな話題となりました。

ドンキホーテホールディングスは、自社のノウハウをコンビニエンスストア運営に応用することで新規参入を計画しており、そのためには弁当、惣菜が必要であるという理由から、中食業界大手のオリジン東秀に買収を提案します。

しかし、オリジン東秀に拒否されたことから、ドンキホーテホールディングスはTOB(株式公開買付)による敵対的買収に切り替えました。

その際オリジン東秀は、イオンにホワイトナイトとして友好的買収を行ってもらう買収防衛策をとり、結果的にTOBはイオン側が勝利し、オリジン東秀はイオングループ入りをしています。

TOBについては、下記の記事で詳しく解説しています。もっと詳しく知りたい方は、確認してください。

【関連】買収防衛策の全種類を解説!買収防衛策の導入・廃止企業一覧!

6. お弁当・惣菜屋のM&A・売却・買収のメリット

お弁当・惣菜屋のM&A・売却・買収のメリット

お弁当・惣菜屋がM&Aによる売却・買収を行うメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

この章では、お弁当・惣菜屋がM&Aによる売却・買収を行うメリットについて、売却側・買収側それぞれの立場から解説していきます。

売却側

売却・譲渡側は、M&Aによって以下5つのメリットが得られます。
 

  • 従業員の雇用確保
  • 後継者問題の解決
  • 売却・譲渡益の獲得
  • 大きな資本の下で安定した経営
  • 個人保証・債務・担保などの解消

以上の5つのメリットについて詳しく確認していきましょう。

従業員の雇用確保

お弁当・惣菜屋業界は、店舗従業員の流動性が高い業界です。M&Aによる売却・譲渡によって貴重な店舗従業員の雇用を確保できれば、従業員やM&Aの当事会社間だけでなく、お弁当・惣菜屋業界にとっても人材の流出を防げるメリットとなります。

後継者問題の解決

小規模企業や自営業者が多いお弁当・惣菜屋業界でも、他業界と同じく後継者問題が深刻となっています。

売却・譲渡によって事業を引き継ぐことができれば、大事に育ててきたお弁当・惣菜屋の経営の継続が可能です。

売却・譲渡益の獲得

お弁当・惣菜屋業界でも経営者の高齢化が進んでいますが、M&Aによって売却・譲渡益が得られれば、引退後の生活資金に充てることができます。また、新たな事業を開始する際の資金源として使うこともできるでしょう。

大きな資本の下で安定した経営

変化の速いお弁当・惣菜屋業界で安定して生き残るには、時流に乗り遅れないよう事業への投資が必要になります。

売却・譲渡によって大手資本下に入ることができれば、豊富な経営リソースを活用することによる安定した経営も可能です。

個人保証・債務・担保などの解消

店舗を畳む際や親族に店舗を任せる際、経営者や後継者にとっては、個人保証や債務が大きな負担です

しかし、M&Aによる売却・譲渡で第三者にお弁当・惣菜屋事業を引き継ぐことができれば、金銭的な負担を解消できるでしょう。

買収側

続いて、買収側のメリットを確認していきましょう。

買収側は、M&Aによって以下5つのメリットが得られます。
 

  • 屋号の獲得が可能
  • 従業員や人材を獲得
  • 新規事業へ低コストで参入
  • 新たな顧客・取引先・ノウハウなどの獲得
  • 事業エリアの拡大

以上の5つのメリットについて詳しく確認していきましょう。

屋号の獲得が可能

買収側は、M&Aによってお弁当・惣菜屋の屋号を獲得できます。新規参入の場合、顧客が定着するまでに時間がかかります

しかし、買収先のブランドを獲得することで知名度と信頼性を得られれば、買収後すぐに顧客を獲得でき収益を上げることが可能です。

従業員や人材を獲得

お弁当・惣菜屋業界で人材不足が続いているため、新店舗を開店しようとしても人材が集まらず、苦労するケースは少なくありません

しかし、M&Aによる買収で人材を獲得できれば、円滑な店舗運営が可能になります。

新規事業へ低コストで参入

他業界からお弁当・惣菜屋業界に参入する場合、参入障壁は高くありませんが、事業として軌道に乗せるには資金と時間が必要です。

しかし、M&Aによる買収で参入できれば、参入コストを抑えられるだけでなく、余剰資金を事業運営に充てることができます。

新たな顧客・取引先・ノウハウなどの獲得

お弁当・惣菜屋を経営していくには、固定客と信頼できる取引先、地域性に合わせたノウハウなどが必要です

M&Aによる買収であれば、これらの要素をすぐに獲得でき、初めから事業を軌道に乗せることができます。

事業エリアの拡大

店舗を拡大する際に苦労するのが、好物件の取得と人材の確保です。場合によっては物件や従業員がなかなか決まらず、開店まで時間がかかることもあります

しかし、M&Aによってターゲットエリアの店舗を買収できれば、短期間で参入できるため、スムーズに事業エリアを拡大できるでしょう。

7. お弁当・惣菜屋のM&A・売却の成功ポイント

お弁当・惣菜屋のM&A・売却の成功ポイント

お弁当・惣菜屋がM&Aによる売却を成功させるには、どのようなポイントを押さえることが重要なのでしょうか。

この章では、お弁当・惣菜屋がM&Aによる売却を成功させる5つのポイントについて、詳しく解説していきます。
 

  1. 提供する商品に魅力・アピールポイントがある
  2. 特定の顧客・ターゲット層・取引先などがある
  3. 認知力・ブランド力を持っている
  4. 衛生的であり従業員の教育も行き届いている
  5. M&Aの専門家に相談する

それぞれのポイントをしっかりと確認し、お弁当・惣菜屋業界でのM&Aを成功させましょう。

①提供する商品に魅力・アピールポイントがある

お弁当・惣菜屋業界では、知名度のある大手企業でも、定番の商品が売れなくなってきています。

そのため、明確なアピールポイントのある商品の開発や、魅力のある商品を持つ企業の買収が進んでいる傾向があるのです。このような理由から、強みのある商品があるお弁当・惣菜屋であれば、良い買い手が付きやすくなるといえます。

②特定の顧客・ターゲット層・取引先などがある

お弁当・惣菜屋業界は、1店舗あたりの商圏が狭いので特定の顧客・ターゲット層、取引先などをしっかりと取り込むことが重要です。

お弁当・惣菜屋が店舗周囲の地域に定着している場合は、売却・譲渡も円滑に進みやすくなります。

③認知力・ブランド力を持っている

お弁当・惣菜屋業界の特徴として、消費者はよく知っている店舗や何度も行っている店舗にかよう傾向があります。

消費者の認知度が高くブランド力のある店舗であれば、好条件で売却・譲渡を行うことも可能です。

④衛生的であり従業員の教育も行き届いている

近年、SNSによってうわさが広まりやすいことや、従業員による不祥事が相次いでいることから、買い手側は衛生面や従業員のマナーに神経をとがらせています

衛生面や従業員の教育を徹底しているお弁当・惣菜屋の場合は、買い手との交渉がスムーズに進むでしょう。

⑤M&Aの専門家に相談する

M&Aによる売却・譲渡は、戦略の策定や売却価額の算定、法務・税務面の手続き、買い手との交渉など、さまざまな手順を踏まなくてはなりません。

M&A仲介会社はこれらを一貫してサポートするため、負担を軽減できるだけでなく、スムーズにM&Aを進めることができます。

M&A総合研究所では、お弁当・惣菜屋の売却・買収に精通したM&Aアドバイザーが専任につき、親身になって案件をフルサポートいたします。

無料相談を行っておりますので、お弁当・惣菜屋の売却・買収をご検討の際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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8. お弁当・惣菜屋のM&A・買収の成功ポイント

お弁当・惣菜屋のM&A・買収の成功ポイント

お弁当・惣菜屋がM&Aによる買収を成功させるには、以下5つのポイントを押さえることが大切です。
 

  1. M&A仲介会社に相談する
  2. M&Aのマッチングサイトなどの募集案件を探す
  3. 金融機関や行政機関などに相談する

それぞれ見ていきましょう。

①M&A仲介会社に相談する

M&Aによる買収を成功させるには、手続きを円滑に進めるだけでなく、M&A後の統合マネジメントが重要です。

お弁当・惣菜屋の買収によるメリットを享受するには、買収後にお弁当・惣菜屋企業との統合サポートもしてもらうことで成功率が上昇します。

お弁当・惣菜屋のM&A・買収を成功させるためには、M&A仲介会社など専門家のサポートを受けながら進めていくことが重要です。

②M&Aのマッチングサイトなどの募集案件を探す

近年、M&A需要の高まりから、M&Aマッチングサイトの数が増え、質も向上しています。

小規模案件特化のサイトや飲食店専門のサイトなど、お弁当・惣菜屋業界のM&Aにも適した豊富な案件から探せる点が魅力です。

③金融機関や行政機関などに相談する

近年は、地元金融機関や行政機関への相談もしやすくなっています。

全国で中小企業の後継者問題が深刻になっていることから、金融機関は職員に事業承継アドバイザー資格を取得させ、アドバイスや専門家の紹介などを行っているからです。

また、各都道府県には事業引継ぎ支援センターが設置されており、地元中小企業の事業承継を支援しています。

9. お弁当・惣菜屋業界のM&A・売却・買収におすすめの仲介会社

お弁当・惣菜屋業界のM&A・売却・買収におすすめの仲介会社

お弁当・惣菜屋業界でM&Aによる売却・買収におすすめの仲介会社は以下です。
 

  1. M&A総合研究所
  2. 中小企業M&Aサポート
  3. 飲食店.COM
  4. 山田コンサルティンググループ

順番にM&A仲介会社を確認していきましょう。

①M&A総合研究所

M&A総合研究所

M&A総合研究所

出典:https://masouken.com/

お弁当・惣菜屋業界のM&Aにおすすめの仲介会社1社目は、M&A総合研究所です。

M&A総合研究所は実務経験が豊富なM&Aアドバイザーが専任でサポートするため、迅速で誠実な対応により短期間でのクロージングを可能にしています。

無料相談を設けておりますので、気になることがある方はお気軽にご相談ください。
 

方針 AIを導入したマッチングサイト運営
業界最安値水準の手数料
手数料・報酬など 相談料:無料
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お問い合わせ先 0120-401-970
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②中小企業M&Aサポート

お弁当・惣菜屋業界のM&Aにおすすめの仲介会社2社目は、中小企業M&Aサポートです。

中小企業M&Aサポートは中小企業のM&A仲介に強みがあるため、中小企業の案件が多いお弁当・惣菜屋業界に適しています。
 

方針 中小企業のM&A支援実績が豊富
成約率の高さを生む仕組み作り
手数料・報酬など 相談料:無料
着手金:無料
中間報酬:成功報酬の10%〜20%
成功報酬:レーマン方式
お問い合わせ先 03-6860-8272
サイトURL https://www.chusho-ma-support.com

③飲食店.COM

お弁当・惣菜屋業界のM&Aにおすすめの仲介会社3社目は、飲食店.COMです。

飲食店.COMは、シンクロ・フードが運営している飲食業向けプラットフォームです。飲食店に特化したM&A仲介を行い、1店舗からの売却・譲渡に対応しているのもポイントです。
 

方針 飲食店に特化したM&A支援
小規模のM&Aにも対応
手数料・報酬など 相談料:無料
着手金:無料
中間報酬:無料
成功報酬:5千万円以下=150万円〜350万円
     5千万円超=レーマン方式
お問い合わせ先 03-5768-9522
サイトURL https://www.inshokuten.com/

④山田コンサルティンググループ

お弁当・惣菜屋業界のM&Aにおすすめの仲介会社5社目は、山田コンサルティンググループです。

山田コンサルティンググループは業界ごとの特性に合わせたサポートが強みですから、同業種でのM&Aも成立しやすいといえるでしょう。
 

方針 業界に合わせた支援体制
専門性の高いアドバイザー
手数料・報酬など 非公開・要問い合わせ
お問い合わせ先 登録フォームより問い合わせ
サイトURL https://www.yamada-cg.co.jp/

その他にもおすすめのM&A仲介会社は多くあります。

もっと詳しくM&A仲介会社を知りたい人は下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

多くのM&A仲介会社を比較し、自社に最適なM&A仲介会社を選びましょう。

【関連】M&A仲介会社・企業おすすめ25選!大手上場企業あり!

10. まとめ

まとめ

お弁当・惣菜屋業界のM&Aによる売却・買収は、戦略の策定や価額の算定、法務・税務面の手続き、取引相手との交渉など、さまざまな手順を踏まなくてはなりません。お弁当・惣菜屋の買収によるメリットを享受するには、M&A後の統合マネジメントも非常に重要です。

お弁当・惣菜屋業界のM&Aを成功させるためには、以下のようなことに気を付けましょう。

  1. 提供する商品に魅力・アピールポイントがある
  2. 特定の顧客・ターゲット層・取引先などがある
  3. 認知力・ブランド力を持っている
  4. 衛生的であり従業員の教育も行き届いている
  5. M&Aの専門家に相談する

しっかりと業界の流れを読み、適切なタイミングでM&Aを実施しましょう。また、M&Aを成功させるためにはM&Aの専門家に相談することは欠かせません。

M&A総合研究所では、お弁当・惣菜屋業界のM&A・売却・買収に精通したM&Aアドバイザーが専任でフルサポートするため、綿密なサポートとスピーディーな対応が可能です。会社に適した相手企業をご紹介いたします。

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