【2019年最新】歯科業界の動向やM&A・売却・買収の事例、ポイントを解説!

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

近年、歯科業界では、M&Aの需要が高まっています。本記事では、歯科業界の最新の動向について、買収・売却事例を交えて解説しています。また、M&Aによる買収・売却のメリットや成功させるポイントについても、くわしく解説しています。

目次

  1. 歯科業界とは
  2. 歯科業界のM&A・売却・買収動向
  3. 歯科業界の開業資金・M&A・居抜きの比較
  4. 歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例
  5. 歯科業界のM&A・売却・買収の主な流れ
  6. 歯科業界のM&A・売却・買収のメリット
  7. 歯科業界のM&A・売却を成功させるポイント
  8. 歯科業界のM&A・買収を成功させるポイント
  9. まとめ
  • 歯科のM&A・事業承継

1. 歯科業界とは

歯科業界とは

歯科業界には、主に歯の治療を行う歯科医院(病院、診療所・クリニック)や、人口歯を作成する歯科技工、歯の材料や歯科機器の製造販売などを行う企業、医薬品の製造販売などを行う企業などがあります。

この章では、歯科業界、特に歯科医院の現状について、わかりやすく解説します。

歯科業界の現状

歯科業界の現状における特徴には、主に以下の3つが挙げられます。

  1. 個人経営が多い
  2. 虫歯予防をメインにする歯科も増加
  3. デンタルローンを取り扱う歯科も増えている

①個人経営が多い

歯科医は他の専門医に比べて、独立し個人事業主となる数が多い分野です。その理由として、設備などの初期投資が安く抑えられる点や、勤務医としての枠が少ない点、定年がない点などが挙げられます。

そのため歯科医院の数は飽和状態となり、コンビニの数よりも多い状態が続いています。

②虫歯予防をメインにする歯科も増加

歯科医院の数は飽和状態のため、開業しても十分に稼げない歯科医院も増えています。

歯科医院の増加による競争の激化や、虫歯になる子どもの減少、高齢者の虫歯本数の減少などから、これまでの虫歯治療では収益が上げられないことが原因です。

そのため近年の歯科業界の動向としては、虫歯予防やホワイトニングなどの分野で収益を上げる歯科医院が増えています。

③デンタルローンを取り扱う歯科も増えている

近年はデンタルローンを取り扱っている歯科医院が増えてきました。デンタルローンとは、保険が適用されない治療の場合に、ローンが組める仕組みです。

前述したように、従来の虫歯治療では収益が上げられない歯科医院が増えたことから、近年は予防分野やホワイトニング、歯科矯正などをメインにしている歯科医院が増えています。

しかしこれらの治療には保険が適用されないものもあるため、デンタルローンの需要が高まっています。

2. 歯科業界のM&A・売却・買収動向

歯科業界のM&A・売却・買収動向

歯科業界のM&A・売却・買収動向は近年変化しており、以下のような特徴がみられます。
 

  1. 廃業が多い業界のためそれに合わせてM&Aも多い
  2. 居抜き物件を求める医師も多い
  3. 事業承継も多い

①廃業が多い業界のためそれに合わせてM&Aも多い

歯科医院の動向としては、前述したように、競争の激化によって廃業が増えています。また、子どもが継がないケースが増えていることも原因の1つです。開院数も多いので全体として歯科医院の数は増え続けていますが、廃業の数も右肩上がりの現状です。

そのため、M&Aによる第三者譲渡も増えてきています。歯科医院を引き継ぐ側としては、M&Aによって施設や設備、従業員、顧客を引き継げるメリットがあります。

売却・譲渡側としては、従業員の雇用を確保でき、売却・譲渡益が得られるなどのメリットがあります。

②居抜き物件を求める医師も多い

歯科医院の開業における動向としては、1から施設を建てるのではなく、居抜き物件を購入するケースが見られます。

居抜き物件とは

居抜き物件とは、廃業した歯科医院の施設や医療機器がそのまま残されている物件のことです。施設や医療機器が揃っていることから、全くゼロから開業するよりも開業資金を安く抑えることができます。

医療分野に強い不動産会社や医療系コンサルタント会社に依頼した場合に、居抜き物件の購入を勧められることもよくあります。ただし、M&Aによる売却・譲渡のように従業員や顧客を引き継ぐことはできません。

③事業承継も多い

近年の動向として以前よりも事業承継は徐々に減ってきていますが、割合としてはまだ事業承継による歯科医院の継続が多い状況です。

事業承継とは

事業承継とは、事業を後継者へ引き継ぐことです。近年は中小企業の後継者不足が問題となっていますが、歯科業界でも後継者不在により経営の継続が困難となる歯科医院が増えています。

しかし、割合としてはまだ子どもや従業員などへの事業承継需要は高く、個人の歯科医院の場合は子どもが継いでいるケースが多い状況です。

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3. 歯科業界の開業資金・M&A・居抜きの比較

歯科業界の開業資金・M&A・居抜きの比較

歯科医院の開業資金は一般的に、3000万円から5000万円程度かかるとされています。しかし近年の動向として、内装にこだわったり最新機器を持っていたりしないと顧客が付かないことから、特に都市部ではそれ以上の開業資金をかけている歯科医院も多く存在します。

対して居抜きの場合、物件にもよりますが、1から開業するよりも初期投資をかなり安く抑えることができます。ただし、内装リフォームや医療機器の買い替えが必要な場合もあるので、慎重な検討が必要です。

M&Aによって歯科医院を買収した場合、歯科医院の規模や依頼するM&A専門家によって費用は大きく変動します。M&Aの大きなメリットは、施設や設備だけでなく、従業員や顧客も譲渡してもらえる点です。

また、前医院長やスタッフから顧客情報や、経営ノウハウなどももらうことができるので、1年目から十分な収益を上げることも可能です。

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4. 歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例

歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例

ここからは、歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例をご紹介します。

  1. メディカルネットによるオカムラのM&A
  2. 三井化学によるヘレウスの歯科材料事業のM&A
  3. CLSAキャピタルパートナーズによるノーザのM&A
  4. CBC株式会社によるabc dentalのM&A
  5. AccelmedによるKeystone DentalのM&A
  6. デンタスによるネオックスのM&A
  7. 日本ピストンリングによる石福金属興業のM&A
  8. エア・ウォーターと歯愛メディカルの資本業務提携
  9. 松風によるMetz Dental GmbHのM&A
  10. アサヒホールディングスによるフジ医療器のM&A

①メディカルネットによるオカムラのM&A

歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例、1例目は、メディカルネットによるオカムラのM&Aです。

歯科関連のポータルサイトを運営するメディカルネットは、2018年歯科関連製品を販売するオカムラを、株式譲渡により完全子会社化しました。

メディカルネットは、オカムラの買収によって歯科関連製品の販売事業に参入し、ポータルサイトとのシナジー効果を見込んでいます。

②三井化学によるヘレウスの歯科材料事業のM&A

歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例、2例目は、三井化学によるヘレウスの歯科材料事業のM&Aです。

ヘルスケア事業を行う三井化学は2013年、歯科関連事業を行うドイツのヘレウス社から、事業譲渡により歯科材料事業を譲受しました。

三井化学は、子会社のサンメディカルで歯科材料事業を手がけており、国内では一定のシェアを持っていますが、今後の成長にはグローバル化が必要と判断し、へレウス社の事業買収に至っています。

③CLSAキャピタルパートナーズによるノーザのM&A

歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例、3例目は、CLSAキャピタルパートナーズによるノーザのM&Aです。

アジア系総合金融機関のCLSAキャピタルパートナーズは2018年、投資ファンドを通して、歯科医療情報システムの開発などを行うノーザと資本業務提携を行いました。

ノーザは歯科医療情報システムで国内トップシェアを持っています。CLSAキャピタルパートナーズは自身の豊富な経営資源やネットワークを活かして、ノーザの成長をサポートする計画です。

④CBC株式会社によるabc dentalのM&A

歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例、4例目は、CBC株式会社によるabc dentalのM&Aです。

総合商社のCBC株式会社は2017年、歯科材料・歯科機器販売などを行うスイスのabc dental agを買収しました。

CBCとabc dental社の技術を合わせることで、スイスやヨーロッパでの歯科業界の成長につなげる目論見です。

⑤AccelmedによるKeystone DentalのM&A

歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例、5例目は、AccelmedによるKeystone DentalのM&Aです。

イスラエルの医療機器開発会社であるAccelmedは2018年、アメリカの歯科インプラント製造会社であるKeystone Dentalを完全子会社化しました。

Accelmedは、アメリカ市場で伸び悩んでいるKeystone Dentalのインプラントを、ヨーロッパやアジアなどアメリカ以外の市場で売り出すことで、シェア獲得を目指しています。

⑥デンタスによるネオックスのM&A

歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例、6例目は、デンタスによるネオックスのM&Aです。

歯科医療機器のレンタル事業などを営むデンタスは、2017年歯科技工事業を営むネオックスから、歯科医療機器のレンタル事業を、事業譲渡によるM&Aで買収しました。

歯科技工業界では、機器の進化が急速に進んでいることから、ネオックスはデンタスの事業を買収することでシナジー効果を見込んでいます。

⑦日本ピストンリングによる石福金属興業のM&A

歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例、7例目は、日本ピストンリングによる石福金属興業のM&Aです。

自動車エンジン部品の製造販売を行う日本ピストンリングは、2014年石福金属興業からインプラント事業を、事業譲渡によるM&Aで買収しました。

日本ピストンリングは自動車エンジン開発の技術をインプラント製造に活かすことで、医療機器分野への参入を果たしました。

⑧エア・ウォーターと歯愛メディカルの資本業務提携

歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例、8例目は、エア・ウォーターと歯愛メディカルの資本業務提携です。

医療全般の支援業務を行うエア・ウォーターと、医療機関への通信販売事業などを行う歯愛メディカルは、2016年資本業務提携を結びました。

エア・ウォーターの医療関係における総合力と、歯愛メディカルの専門性を合わせることで、新たな事業の創出を見込んでいます。

⑨松風によるMetz Dental GmbHのM&A

歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例、9例目は、松風によるMetz Dental GmbHのM&Aです。

歯科材料・歯科機器の製造などを行う松風は2015年、人口歯の製造を行うドイツのMetz Dental GmbHを買収しました。これにより松風は歯科事業のグローバル展開を進めています。

⑩アサヒホールディングスによるフジ医療器のM&A

歯科業界のM&A・売却・買収・譲渡事例、9例目は、アサヒホールディングスによるフジ医療器のM&Aです。

アサヒホールディングスは2014年、連結子会社のジャパンウェイストを通じて、健康関連機器の製造・販売を行うフジ医療器を買収しました。

アサヒホールディングスは全国の病院・歯科医院を顧客に持っています。フジ医療器の買収によって、顧客への販売製品ラインナップを増やすと共に、フジ医療器の顧客にアサヒホールディングスの製品を販売することができるようになりました。

5. 歯科業界のM&A・売却・買収の主な流れ

歯科業界のM&A・売却・買収の主な流れ

歯科業界のM&Aによる売却・買収は、主に以下の流れで進みます。

  1. 売却の相談と簡易的な戦略策定
  2. 売却に向けての委託契約・本格的な戦略策定
  3. 売却・買収の手続きや各種契約書の締結
  4. デューデリジェンスや条件交渉
  5. クロージング

①売却の相談と簡易的な戦略策定

売却側は、まずM&A仲介会社などの専門家に売却の相談をし、おおまかな戦略を策定します。

売却戦略策定の際は、より良い条件で売却するためにどのような事前準備をし、どのスキームを用いるかなどを話し合います。

②売却に向けての委託契約・本格的な戦略策定

M&Aを依頼する専門家が決まったら、委託契約を結び本格的に戦略策定を進めます。M&A完了までのスケジュールやM&Aの費用・手数料、スキームの詳細な戦略などを細かく詰めていきます。

③売却・買収の手続きや各種契約書の締結

売却先が決まっている場合は契約締結などの手続きに入り、売却先が決まっていない場合は売却先を探します。

④デューデリジェンスや条件交渉

売却先が見つかり、基本的な契約を締結したら、買収側はデューデリジェンスを行います。デューデリジェンスとは、簡単に言うと買収先に対する監査です。

買収側は、デューデリジェンスによって買収後のリスクなどを洗い出します。デューデリジェンスの結果を基に、最終的な契約を締結します。

⑤クロージング

手続きを終えて効力発生日を迎えたら、M&Aの手続きは完了です。しかし、M&Aで本当に重要なのはM&A後の引き継ぎです。

円滑に経営を再開するために、顧客や従業員・経営ノウハウなどの引き継ぎを、慎重に進めなければなりません。

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6. 歯科業界のM&A・売却・買収のメリット

歯科業界のM&A・売却・買収のメリット

歯科業界のM&Aによる売却・買収によって得られるメリットはさまざまですが、主なメリットについて解説します。

売却側

売却側が得られる主なメリットは以下の通りです。

  1. 事務員・医師の雇用確保
  2. 後継者問題の解決
  3. 売却・譲渡益の獲得
  4. 資本力を得てサービスの充実
  5. 個人保証・債務・担保・廃業費用などの解消

①事務員・医師の雇用確保

廃業を検討している経営者にとって、スタッフの今後をどうするかは大きな悩みです。しかしM&Aによる売却であれば、スタッフも引き継ぐことができます。

②後継者問題の解決

経営者の高齢化などで経営の継続が難しくなってきたものの、子どもなどの後継者がいないために、廃業せざるを得なくなった事例は、数多く存在しています。

しかしM&Aによる売却を実施すれば、多くの後継者候補を見つけることができます。

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③売却・譲渡益の獲得

経営者にとって、引退後の生活も心配の種ですが、廃業の場合は資金を得られないばかりか出費が伴います。

しかし、M&Aによって売却・譲渡益を得ることができれば、リタイア資金に充てることができます。

④資本力を得てサービスの充実

M&Aでは、売却後も売却先の資本下で経営者として続けるケースがあります。その場合売却先の経営資源を活用できるので、これまでよりも良いサービスが提供できるようになる可能性があります。

⑤個人保証・債務・担保・廃業費用などの解消

経営者が子どもへの事業承継を躊躇する理由として、個人保証や債務などの心配があります。また廃業するにしても、廃業費用などの出費が伴います。

しかし、M&Aで第三者に売却するのであれば、個人保証を機にする必要はありません。債務も売却・譲渡益で支払うことができます。

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買収側

買収側が得られる主なメリットは以下の通りです。

  1. 医師・事務員などの確保
  2. 低コストで歯科医院を獲得
  3. 設備・施設などを低コストで獲得
  4. 顧客・取引先・ノウハウなどの獲得
  5. グループの拡大・事業エリアの拡大

①医師・事務員などの確保

1からの開業の場合、スタッフの募集も自らやる必要があります。近年は歯科スタッフも人材不足で、地域によっては募集してもなかなか集まらないのが現状です。

しかし、M&Aによる買収であれば、医師や事務員などの人材も一緒に引き継ぐことが可能です。

②低コストで歯科医院を獲得

本記事で前述したように、歯科医院の開業には通常3千万円から5千万円、内装や機器にこだわるとそれ以上の資金が必要です。

しかし、M&Aによる買収であれば、案件や交渉にもよりますが、割安で歯科医院を引き継ぐことができます。

③設備・施設などを低コストで獲得

1からの開業の場合、施設や設備の費用が大きな負担となります。理想の場所を探すのも簡単ではありません。

しかしM&Aであれば、立地も含めて最適な施設・設備を割安で手に入れることが可能です。

④顧客・取引先・ノウハウなどの獲得

1からの開業する際に難しいのは、顧客や取引先・経営ノウハウの獲得です。そのため、多くの歯科医院は開業からしばらくの間、利益を出すことができません。

しかし、M&Aによる買収で顧客・取引先・ノウハウを得ることができれば、最初から軌道に乗ることが可能です。

⑤グループの拡大・事業エリアの拡大


事業を拡大する際にもM&Aが有効です。新規に開院する場合は多くの費用と時間がかかりますが、M&Aによる買収であれば、効率良くグループの拡大や事業エリアの拡大が可能です。

7. 歯科業界のM&A・売却を成功させるポイント

歯科業界のM&A・売却を成功させるポイント

歯科業界でM&Aによる売却を成功させるには、以下のポイントを押さえることが重要です。

  1. 設備や立地などアピールポイントを持つこと
  2. 売却・譲渡までに準備を行う
  3. 地域性やアクセスなどのメリットを打ち出す
  4. 若い人材を揃えている
  5. 歯科売却の専門家に相談すること

①設備や立地などアピールポイントを持つこと

競争の激化している歯科業界において、買収側は設備や立地など買収後に他と差別化できるポイントを求めます。

設備にしろ立地にしろ、他と差別化ができ利益が上げることができるというアピールポイントがあると、買い手が付きやすくなります。

②売却・譲渡までに準備を行う

M&Aによる売却・譲渡では、事前にの準備が重要です。具体的には、歯科医院としての魅力・価値を上げておくことや、ノウハウや資産・契約関係を整理しておくことなどです。

買収側は、本当に引き継いで良いか不安を抱えているため、売却・譲渡までに、不安要素を減らしておくことが大切です。

③地域性やアクセスなどのメリットを打ち出す

歯科医院は地域によって求められるポイントが違います。都市部であれば、独自性や先進性、駅から近いことなどが求められる傾向にあります。

逆に地方では、特色の強すぎる歯科医院は敬遠されたり、車の停めやすさが求められたりする傾向があります。

M&Aによる売却・譲渡の際は、これらのメリットを明確に打ち出すことによって、買い手が付きやすくなります。

④若い人材を揃えている

歯科医院は慢性的な人材不足で、若いスタッフがなかなか入ってこないことや、辞めていく若いスタッフが多いことが問題になっています。

そのため、長く働いてくれる若い人材が揃っている場合は、大きな魅力・アピールポイントになります。

⑤歯科売却の専門家に相談すること

歯科医院の中には、規模の小さい歯科医院だからなどの理由で、専門家を通さずに自力で売却・譲渡を進めるケースがあります。しかしM&Aは幅広い知識やネットワーク、実務経験が必要となる分野です。

M&Aの成功率を上げ、売却・譲渡後も後継者に安定した経営を続けてもらうには、M&A仲介会社などの専門家に相談しながら進めていくことをおすすめします。

M&A総合研究所では、歯科売却の実務経験豊富な公認会計士が専任につき、M&Aを一括サポートいたします。

無料相談を行っていますので、歯科業界でのM&Aをご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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8. 歯科業界のM&A・買収を成功させるポイント

歯科業界のM&A・買収を成功させるポイント

歯科業界でのM&Aによる買収を成功させるためには、以下のポイントをおさえておくことが重要です。

  1. M&A仲介会社に相談する
  2. M&Aのマッチングサイトなどの募集案件を探す
  3. 金融機関や行政機関などに相談する

①M&A仲介会社に相談する

歯科業界でM&Aによる買収を成功させるには、M&Aに関する専門知識に加えて、医療分野での知識や実務経験が必要です。

また、売却側の医院長と交渉する高いコミュニケーション能力も求められます。この章では、これらの条件を満たすM&A仲介会社をご紹介します。

歯科業界のM&Aにおすすめの仲介会社

ここでは、歯科業界のM&Aにおすすめの仲介会社を厳選して5社紹介します。それぞれに特徴があるので、自社の目的に合った仲介会社を選ぶとよいでしょう。

①M&A総合研究所

M&A総合研究所は実務経験豊富なアドバイザーが少数精鋭でサポートする体制をとっているので、丁寧かつ迅速なM&Aを実現しています。

独自のAIシステムを取り入れたマッチングプラットフォームを運用するなど、より最適なマッチングに力を入れています。手数料も業界最安水準でシンプルな報酬体系となっているので、安心して依頼できる強みがあります。

特徴 迅速で丁寧なサポート
独自AIシステムを導入したマッチングプラットフォーム
手数料・報酬 相談料:無料
着手金:無料
中間報酬:無料
成功報酬:レーマン方式の−1%
お問い合わせ先 03-6427-841
サイトURL https://masouken.com/lp01

②株式会社中小企業M&Aサポート


中小企業M&Aサポートは、中小企業に特化したM&A仲介会社です。歯科医院の案件実績もあり、小規模の医院にも対応しています。また、高い成約率と誠実な対応が評判となっています。

特徴 小規模案件に強み
高い成約率
手数料・報酬 手数料・報酬など
相談料:無料
着手金:無料
中間報酬:成功報酬の10%〜20%
成功報酬:レーマン方式
お問い合わせ先 03-6860-8272
サイトURL https://www.chusho-ma-support.com

③歯科弁護士.com


歯科弁護士.comは歯科医院の法務面に強みを持っています。事業承継・M&Aだけでなく、廃業・倒産、各種トラブルなどにも対応しているので、相談の際には幅広い選択肢から選択が可能です。

特徴 歯科医院の事業承継に強み
歯科医院の法律に強み
手数料・報酬 着手金:40万円
成果報酬:経済的利益または売買代金額の5%
お問い合わせ先 03-5925-8437
サイトURL http://歯科弁護士.com/index.html

④歯科税理士東京Smile


歯科税理士東京Smileでは、税務の専門家が専任で担当します。事業承継・M&Aの手続き以外にも、開業支援や経営支援を行なっているので、歯科医院の経営に関するトータルな相談が可能です。

特徴 歯科医院の税務に強み
歯科業界専門家のネットワーク
手数料・報酬 個人事業主 月2万円〜3万円
法人 月2万5千円〜3万5千円
その他各種手数料
お問い合わせ先 0120-944-567
サイトURL http://www.tokyo-smile-dental.jp

⑤メディカルプラス


メディカルプラスは、医院承継を主に取り扱っている仲介会社です。医院の豊富な案件が強みです。メディカルプラスのサービスに登録すると、医院の簡易売却価値算定や、希望買収条件に合う医院のサーチサービスなどを受けることができます。

特徴 医院の承継・M&Aに特化
高い成約率
手数料・報酬 着手金:無料
中間報酬:20万円
成功報酬:譲渡金額の5%
お問い合わせ先 03-3525-4307

②M&Aのマッチングサイトなどの募集案件を探す

近年のM&A需要の高まりから、M&Aマッチングサイトが増加しています。マッチングサイトには多くの案件があり、個人事業主向けの案件を多く扱うサイトも多くあります。

また最近では、AIによるマッチングシステムを採用しているサイトや、無料でマッチングサイトを利用できるサービスもあります。数多くの案件から候補を探せる点がマッチングサイトのメリットです。

③金融機関や行政機関などに相談する

近年の動向として、地方銀行や公的機関でも事業承継に本格的に取り組むようになってきました。M&A仲介会社に比べるとまだ実績が少ないことがほとんどですが、気軽に相談しやすいというメリットがあります。

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9. まとめ

まとめ

本記事では歯科業界のM&A動向や事例、M&Aのポイントなどをご紹介してきました。

歯科業界のM&A動向は以下の通りです。

  1. 廃業が多い業界のためそれに合わせてM&Aも多い
  2. 居抜き物件を求める医師も多い
  3. 事業承継も多い

M&Aには以下のメリットがあります。

売却側
  1. 事務員・医師の雇用確保
  2. 後継者問題の解決
  3. 売却・譲渡益の獲得
  4. 資本力を得てサービスの充実
  5. 個人保証・債務・担保・廃業費用などの解消

買収側
  1. 医師・事務員などの確保
  2. 低コストで歯科医院を獲得
  3. 設備・施設などを低コストで獲得
  4. 顧客・取引先・ノウハウなどの獲得
  5. グループの拡大・事業エリアの拡大

M&Aによる売却・譲渡を成功させるには、以下のポイントを押さえる必要があります。
  1. 設備や立地などアピールポイントを持つこと
  2. 売却・譲渡までに準備を行う
  3. 地域性やアクセスなどのメリットを打ち出す
  4. 若い人材を揃えている
  5. 歯科売却の専門家に相談すること

歯科業界でM&Aを成功させるには、専門家によるサポートがカギとなります。M&A総合研究所では、歯科業界のM&A経験豊富な公認会計士が専任につき、少数精鋭で対応します。

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