M&Aするならスペシャリストに相談すべき!特徴、強み、違いを紹介

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企業情報第三部 部長
鎌田 実築

三菱UFJ銀行にて中堅中小企業法人担当として、企業再生支援、事業承継支援、資産活用コンサルティング等幅広く活動。その後M&Aアドバイザーとして複数の業種で成約実績を積み、規模・エリアも問わず幅広い相談に対応。

M&Aのスペシャリストとは、M&Aに関する知識や実務スキルを備えた専門家のことです。M&Aを不備なく進めるためには、スペシャリストの包括的なサポートが必要不可欠ともいえるものです。本記事では、M&Aのスペシャリストの特徴や強み、違いを解説します。

目次

  1. M&Aのスペシャリストとは
  2. M&Aを行うスペシャリストの特徴
  3. M&Aを行うスペシャリストの強み
  4. M&Aを行う各スペシャリストの違い
  5. M&Aのスペシャリストとその他の専門家との違い
  6. まとめ
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1. M&Aのスペシャリストとは

M&Aのスペシャリストとは

出典:https://pixabay.com/ja/

M&Aのスペシャリストとは、M&Aの知識や実務スキルを持つM&A支援を行うプロフェッショナル(専門家)のことです。

M&Aでは、取引先の選定・交渉や各契約書の締結など、各プロセスで専門的な知識を必要とするため、M&Aのスペシャリストのサポートを受けながら進めることが一般的です。主だったM&Aのスペシャリストには、以下の職業に従事する者が該当します。

【M&Aのスペシャリスト】

  1. 公認会計士・税理士
  2. 弁護士・司法書士
  3. ファイナンシャルプランナー
  4. M&Aの資格習得者

公認会計士・税理士

公認会計士は企業の監査と会計、税理士は税務を専門分野とする国家資格を有する者を指します。

公認会計士は資格試験の難度が非常に高く、毎年の合格者人数は1,000人前後です。国内の公認会計士の数は非常に少なく、依頼する際の報酬も高くなる傾向にあります。

日常的に企業の経営に携わっているため馴染み深い士業でもあり、中小企業は税理士、大手企業は公認会計士と顧問契約するのが一般的です。

弁護士・司法書士

弁護士・司法書士は法務を専門分野とする国家資格です。弁護士は全ての法律業務、司法書士は扱える範囲が限られており、主に登記・供託を請け負います。

本来、全ての法律業務は弁護士が行うべきものですが、弁護士の数が足りていないことから司法書士制度が設けられ、登記・供託を司法書士が手掛けることになりました。

さらに、多重債務者問題をきっかけとして、140万円以下の民事訴訟も法務大臣の認定を受けている認定司法書士であれば扱えるようになりました。

【関連】M&Aにおける弁護士の役割と業務内容を解説!メリットや費用は?

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーとは、収支や資産のデータから将来的なライフプランニングを行い、資金計画に関するアドバイスを行う職業です。

金融機関や士業事務所に勤務する「企業系FP」、一般企業に勤務する「企業内FP」、自身の事務所を構える「独立系FP」など、さまざまな在り方があります。

【ファイナンシャルプランナーの資格】

  • 1~3級FP(ファイナンシャル・プランニング)技能士
  • CFP(サーティファイドファイナンシャルプランナー)
  • AFP(アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー)

M&Aの資格習得者

M&A業務を行ううえでは、法的に必要となる資格はありません。しかし、資格を所有していると信用度が高くなり、相談を受けるうえでも有利に働きます。主だったM&Aの資格には、以下のものがあります。

【M&Aの資格】

  1. M&Aエキスパート
  2. M&Aスペシャリスト
  3. JMAA認定アドバイザー
  4. バトンズ認定承継アドバイザー

1.M&Aエキスパート

M&Aエキスパートは、日本M&Aセンターと一般社団法人金融財政事情研究会が運営する試験のM&A資格です。

M&Aエキスパートの資格は3段階に分けられており、一番スタンダードな「事業承継・M&Aエキスパート試験」の合格者は24,000名を超えています。

金融財政事情研究会は、高い専門性をもってM&A業務に携われるよう、支援する目的で運営されており、M&Aエキスパート所有者は、事業承継・M&Aに精通していることを証明することができます。

【M&Aエキスパートの種類】

  • 事業承継・M&Aエキスパート試験
  • 事業承継シニアエキスパート養成スクール・試験
  • M&Aシニアエキスパート養成スクール・試験

2.M&Aスペシャリスト

M&Aスペシャリストは、一般社団法人日本経営管理協会(JIMA)が認定するM&Aの資格です。

M&Aスペシャリスト資格の目的は、激変する経済環境による経営難や、後継者問題などの解決に必要なM&A知識を磨いていくことです。

時代の流れに合わせていくため、毎年の研修受講と3年毎の更新が義務付けられており、M&Aスペリシャスト資格の所有者は実務能力を備えていることを証明できます。

3.JMAA認定アドバイザー

JMAA認定アドバイザーは、一般社団法人日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)が認定するM&Aの資格です。

JMAA認定アドバイザーは、いくつものステップを踏んで初めて認定されるものであり、まずM&A実務スキル養成講座を受講します。

試験対策を行ったうえで修了試験に挑み、合格すると修了証書が発行されます。その後、規程の入会資格を満たしたうえで理事会の審査に通ればJMAAの正会員として認められ、協会よりJMAA認定アドバイザーの認定証書が発行されます。

JMAA認定アドバイザーの所有者は、JMAA正会員のネットワークを活用した精度の高いM&A支援を行えるスペリシャストであることを証明できます。

4.バトンズ認定承継アドバイザー

バトンズ認定承継アドバイザーは、株式会社バトンズが認定するM&Aの資格です。バトンズはM&Aマッチングプラットフォームを運営しており、2019年より認定制度を開始しています。

M&Aの有資格者や士業者を対象とした、バトンズ認定承継アドバイザー実践講座を受講することで、修了証が授与されます。

講座は全6日間で構成されており、M&Aの実践的なスキルを身につけられるほか、営業スタートキットやバトンズのWEBサイトで紹介されるなどの特典があります。

バトンズ認定承継アドバイザー所有者は、座学だけでなく実務でも活躍できるスペシャリストであることを証明できます。

【関連】M&Aの資格・種類まとめ!仲介とアドバイザーの資格って?

2. M&Aを行うスペシャリストの特徴

M&Aを行うスペシャリストの特徴

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M&Aの各スペシャリストは、それぞれどこのM&Aプロセスを担うのでしょうか。この章では、M&Aのスペシャリストの特徴を解説します。

公認会計士・税理士

公認会計士・税理士のM&Aのおける役割には、以下の3点があります。

【公認会計士・税理士のM&Aにおける役割】

  1. 企業価値評価
  2. 財務デューデリジェンス
  3. 会計・税務・財務

1.企業価値評価

企業価値評価はM&Aの譲渡・売却対象価値の算出方法です。M&Aにおいて重要な要素である売却額を決定するため、会計や財務の知識は不可欠です。

【関連】M&Aの企業価値評価(バリュエーション)とは?算定方法を解説【事例あり】

2.財務デューデリジェンス

財務デューデリジェンスは譲渡・売却対象の価値・リスクを調査する活動です。M&Aプロセスの終盤において実態純資産を確認するために公認会計士・税理士が派遣されます。

賃借対照表に記載されない簿外債務などを見落としてしまうと、M&A成約後にトラブルに発展してしまうことがあるため、最終契約を締結する前に財務デューデリジェンスを徹底する必要があります。

3.会計・税務・財務

会計・税務・財務は、M&Aに伴う金銭のやり取りや税金関連の処理です。大きな資金が動くM&Aは会計処理を適切に行う必要があります。また、節税テクニックを活用することで、税金負担を軽減することも可能です。

弁護士・司法書士

弁護士・司法書士のM&Aのおける役割には、以下の3点があります。

【弁護士・司法書士のM&Aのおける役割】

  1. 契約書の作成・確認
  2. 取引先との交渉
  3. 法務デューデリジェンス

1.契約書の作成・確認

契約書の作成・確認は、M&Aを成約させるまでに必要な契約書の作成とその確認作業です。法律にかかわる要素も多いため、弁護士・司法書士などのサポートが欠かせません。

2.取引先との交渉

取引先の交渉は、M&Aの目的を達成するうえで必要不可欠です。交渉の担当者は弁護士・行政書士である必要はありませんが、法務とM&Aの知識を兼ね備えた弁護士・行政書士の交渉能力はM&Aを進めるうえで頼りになります。

3.法務デューデリジェンス

法務デューデリジェンスとは、譲渡・売却対象の法務上の問題の有無を調査する活動です。

主だった内容は、譲渡・売却対象の事業に関する許認可や届出、それに関する書類のチェックです。

【関連】M&Aの法務DD(デューデリジェンス)とは?手続き、チェック項目を解説!

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーはM&Aの特定のプロセスに特化せず、全体的なサポートを得意としています。

M&Aの全体的な流れを把握して、各プロセスで必要となるスペシャリストとの橋渡し役を担います。

M&Aの資格習得者

M&Aの資格習得者は、M&Aに精通している団体や企業から認定を受けている有資格者です。M&Aに関する知識を十分に備えているため、M&Aの包括的なサポートが期待できます。

単身でM&Aの一貫したサポートを行えるわけではありませんが、各スペシャリストとの繋がりを持っていることが多く、M&Aに大いに貢献することができます。

3. M&Aを行うスペシャリストの強み

M&Aを行うスペシャリストの強み

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M&A支援においてM&Aのスペシャリストのサポートは必要不可欠です。しかし、どのスペシャリストに相談すべきか迷うこともあるでしょう。この章では、M&Aを行うスペシャリストの強みを紹介します。

公認会計士・税理士

公認会計士・税理士の強みは、会計・税務・財務サポートです。M&Aの交渉において重要な要素となるのが、企業価値評価です。

適切な方法で算出された適正な売却額でなければ、売り手と買い手の双方が納得することはできません。公認会計士が総合的な観点から算出した企業価値であれば、双方にとって安心材料となります。

弁護士・司法書士

弁護士・司法書士の強みは、法務サポートです。M&Aは契約書の締結や法務デューデリジェンスなど、さまざまなプロセスで法務が関わってきます。

契約書は基本的に法的な効力を持つため、一度契約したら破棄することができません。片方に不利な内容になっていか、法的な不備がないか、あらゆる観点から慎重にチェックする必要があります。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーの強みは、資産運用のスペシャリストであることです。

M&Aの各プロセスのアドバイスはもちろん、M&A成約後の資産運用に関しても専門性をもった精度の高いアドバイスを受けられます。獲得した売却益の使い方を相談したい場合は、大きな強みであるといえるでしょう。

M&Aの資格習得者

M&Aの資格習得者の強みは、M&Aに関する知識や実務スキルが保証されていることです。M&Aを成約させるまでに必要な各プロセスを安心して任せることができます。

資格習得者であれば、M&Aの専門家を自称して高い手数料を騙し取るという悪質な業者にあたることも、まずありません。

4. M&Aを行う各スペシャリストの違い

M&Aを行う各スペシャリストの違い

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各スペシャリストには、事業領域の違いや特徴、強みにも違いがみられます。下表は各スペシャリストの特徴と強みをまとめたものです。相談先を決める際は、各特徴を比較検討したうえで自社に合ったところを選ぶようにしましょう。

  特徴 強み
公認会計士・税理士 ・企業価値評価
・財務デューデリジェンス
・会計・税務
会計・税務・財務サポート
弁護士・行政書士 ・契約書の作成・確認
・取引先との交渉
・法務デューデリジェンス
法務サポート
ファイナンシャルプランナー ・全体的なサポート 資産運用のスペシャリスト
資格習得者 ・全体的なサポート M&A団体・企業からの認定

5. M&Aのスペシャリストとその他の専門家との違い

M&Aのスペシャリストとその他の専門家との違い

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昨今のM&A需要を受けて、M&A仲介を請け負う団体や企業が爆発的に増加しています。現に今回ご紹介したM&Aのスペシャリスト以外にも、M&Aの専門家として活動する団体や企業が存在します。

しかし、国家資格者やM&A資格習得者であるM&Aのスペシャリストと比較すると、知識や実務スキルで大きな差があると言わざるを得ません。

M&Aの成功率を高めるためにも、M&Aのスペシャリストが在籍する仲介会社に相談することをおすすめします。

M&Aのご相談はM&A総合研究所へ

M&Aをご検討の際は、ぜひM&A総合研究所にご相談ください。豊富な支援実績を有するM&Aアドバイザーが担当につき、M&Aに必要な全プロセスの一貫したサポートをいたします。弁護士も在籍しておりますので、法務のサポート面でも安心してご利用いただけます。

完全成功報酬制の料金体系を採用しておりますので、M&Aご成約まで費用は一切かかりませんので、まずはお気軽にご相談ください。お電話またはメールによる無料相談は24時間お受けしています。

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6. まとめ

まとめ

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M&AのスペシャリストはM&Aに関する知識と実務スキルを兼ね備えたM&Aのプロフェッショナルです。

各所で専門的な知識を要するM&Aも、適切なスペシャリストに依頼することで円滑にM&Aを進めることができます。

しかし、スペシャリストはそれぞれに得意とする分野があるため、単体ではM&Aの一貫したサポートは難しい実状があります。一貫サポートを希望される際は、M&A仲介会社にご相談することをおすすめします。

【M&Aのスペシャリスト】

  1. 公認会計士・税理士
  2. 弁護士・司法書士
  3. ファイナンシャルプランナー
  4. M&Aの資格習得者

【M&Aの資格】

  1. M&Aエキスパート
  2. M&Aスペシャリスト
  3. JMAA認定アドバイザー
  4. バトンズ認定承継アドバイザー

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