【2020年最新】塗料・塗料卸売業界の動向やM&A・売却・買収の事例、ポイントを解説!

Medium
企業情報第二部 部長
向井 崇

銀行系M&A仲介・アドバイザリー会社にて、上場企業から中小企業まで業種問わず20件以上のM&Aを成約に導く。M&A総合研究所では、不動産業、建設・設備工事業、運送業を始め、幅広い業種のM&A・事業承継に対応。

当記事では、塗料・塗料卸売業界のM&A・買収・売却について解説しています。塗料・塗料卸売業界の動向をはじめ、成功のポイントについてもまとめました。また、M&A・売却・買収の事例および、おすすめのM&A仲介業者についても紹介しています。

目次

  1. 塗料・塗料卸売業界とは
  2. 塗料・塗料卸売業界の現状
  3. 塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収動向
  4. 塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収の相場
  5. 塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収の事例
  6. 塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収のメリット
  7. 塗料・塗料卸売業界の動向やM&A・売却・買収の成功ポイント
  8. 塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収におすすめの仲介会社
  9. まとめ
  • 塗料・塗料卸売メーカーのM&A・事業承継
    プレミアム案件・お役立ち情報

1. 塗料・塗料卸売業界とは

塗料・塗料卸売業界とは

塗料・塗料卸売業界とは、塗料の製造・販売を行う塗料メーカーや塗料の卸売を担う塗料卸売業者などが属する業界のことです。

この塗料には、建設・建築現場で使用される塗料のほか、飛行機・自動車などの重工業に関連した塗料など、さまざまな種類があります。

このうち塗料メーカーの中でも扱われる塗料の種類が異なり、さまざまな種類の塗料を扱う「総合メーカー」もあれば、特定の塗料を専門に扱っているメーカーもあるのです。

以降の章では、このような「塗料・塗料卸売業界」のM&Aについて解説していきます。塗料・塗料卸売業界のM&A動向をはじめ、業界の現状、実際の買収・売却・譲渡の事例などもまとめました。

【関連】M&Aとは?意味、メリット、成功手法・流れを解説!【事例10選あり】

2. 塗料・塗料卸売業界の現状

塗料・塗料卸売業界の現状

塗料・塗料卸売業界のM&A動向などについて解説を進めていく前に、まずは塗料・塗料卸売業界の現状について触れておきます。

M&Aは、業界の現状によって内容が大きく異なる点が特徴的です。そのため、特に塗料・塗料卸売業界の買収・売却を検討されている方は、M&Aの実施前に塗料・塗料卸売業界の現状をしっかり把握しておきましょう。

  1. 1990年代後半から減少傾向
  2. 海外への販路拡大が急務

それぞれの項目について順番に見ていきます。

①1990年代後半から減少傾向

塗料・塗料卸売業界でのM&A実施を検討されている方がまず知るべきなのは、塗料・塗料卸売業界の総販売額は1990年代後半から「減少傾向」にある点です。

たとえ国内向けの塗料生産を継続しても、販売数が減少している現状では塗料・塗料卸売業界の売上増加が見込めません。

②海外への販路拡大が急務

上記で説明したように、国内における塗料・塗料卸売業界の将来性は非常に厳しいです。現状を打破して業界全体の売り上げ増加を目指すうえで、塗料・塗料卸売業界では「海外展開」を視野に入れる必要があります。

特に重要な展開エリアは「新興国市場」です。先進国の塗料・塗料卸売業界は、軒並み成長しにくい状況にあります。そのため、世界的に見てみると、先進国の塗料・塗料卸売業界の大手企業が続々と新興国へ海外展開している状況です。

この流れに取り残されないよう、日本国内の塗料・塗料卸売業界でも海外市場への参入が急務となっている現状があります。

【関連】日本企業はM&Aが下手?海外M&Aは日本企業が世界一?

3. 塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収動向

塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収動向

ここからは、塗料・塗料卸売業界のM&A・買収・売却動向について詳しく解説していきます。

特に塗料・塗料卸売業界の会社を売却・買収しようと検討されている方は、M&A動向を逐一チェックしておきましょう。

なぜなら、対象業界のM&A・買収・売却動向によって取るべきM&A戦略などは変化するためです。

  1. 市場規模が減少しており、新規参入もしにくい
  2. 海外市場を目指したM&Aが増えてくることが予測される
  3. 生産コストを抑えるための海外M&Aも増える可能性

それぞれの項目を順番に見ていきます。

①市場規模が減少しており、新規参入もしにくい

1990年代の後半から、塗料・塗料卸売業界の市場規模は減少傾向にあります。

その影響によりM&Aによる新規参入は難しく、「新規参入数が少ない」という特徴が見られるのです。

市場が縮小傾向にある業界であるため、国内企業を買収して新規参入をしても大きな利益は見込めません。

また、もともと塗料・塗料卸売業界は、M&Aによる参入障壁が高い業界としても知られています。

なぜなら、塗料の原料は石油化学に依存しているためです。原油価格により生産量が変動してしまうというリスクを伴うことから、利益率が低くなるおそれがあり新規参入しにくくなっています。

②海外市場を目指したM&Aが増えてくることが予測される

国内の塗料・塗料卸売業界がすでに成熟し成長が見込めない一方で、海外(特に新興国)ではこれからの成長が期待されています。

そのため、「海外市場をターゲットとしたM&Aが今後増加していく」という動向が推測されているのです。

国内市場の成長がストップしているのに対して、新興国の塗料・塗料卸売市場は今後ますます発展していくと見込まれています。

将来性が高い市場へ参入すれば企業の売上増加も期待できるため、M&Aによる新興国への参入の動きが加速している状況です。

③生産コストを抑えるための海外M&Aも増える可能性

国内市場の低迷・海外市場の高い将来性による海外展開が進んでいる状況に加えて、生産コストを抑えるための海外M&Aも増えると見込まれています。

もともと海外市場へ参入するには、海外を拠点に会社を設置したり、現地の言葉を話せる人材を採用したり、ネットワークを構築したりしなければなりません。

特に異業種の大手企業では、海外で新しく会社を立ち上げて新規の塗料・塗料卸売事業を進めていくうえで、非常に多くの生産コストが必要です。この生産コストを下げるには、海外企業をM&Aにより買収する戦略が有効となります。

海外の塗料・塗料卸売会社を買収すると、人材や取引先の確保・ネットワークの構築・拠点の設置といった手間・コストを省けるため、ゼロから新規参入するよりも低コストで販路拡大できるのです。

【関連】最近のM&Aニュース・事例35選!
  • 塗料・塗料卸売メーカーのM&A・事業承継

4. 塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収の相場

塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収の相場

塗料・塗料卸売業界のM&A・買収・売却を検討されている方の中には、買収・売却時の相場がどのくらいなのか気になる方も多いはずです。そこで塗料・塗料卸売業界のM&A・買収・売却相場を解説していきます。

とはいえ、塗料・塗料卸売業界のM&A・買収・売却時の相場は、一概に「このくらいの価格」と断言することは難しいです。

M&Aでは、売却・譲渡対象企業が持つ資産・負債をはじめ、企業の利益などを総合的に判断して売却・譲渡価額を決定します。そのため、対象企業の規模などで相場は大きく変わってしまうのです。

ちなみに、塗料・塗料卸売業界のM&A動向として海外企業の買収が進んでいますが、海外に拠点を置く企業の買収に関しては、非常に高額な取引価格でM&Aが実施されるケースが多く見られます。

特に大手企業の買収・売却・譲渡であれば、数十億円~数兆円規模の取引も少なくありません。

【関連】M&Aの企業価値評価(バリュエーション)とは?算定方法を解説【事例あり】

5. 塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収の事例

塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収の事例

この章では、塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収の事例をご紹介していきます。どのような企業が塗料・塗料卸売業界のM&Aを実施しているのか、どのようなM&A手法が取られているのかなどに注目し確認しておきましょう。

  1. アックによる久米商会の買収
  2. 日本ペイントHDによる豪州塗料メーカーの買収
  3. 日本ペイントHDによる中国塗料メーカーの株式取得
  4. 日本ペイントHDによる米国塗料メーカーの買収
  5. 関西ペイントによる東アフリカ塗料メーカーの買収
  6. 日本ペイントHDによる中国木工用塗料メーカーの買収
  7. 関西ペイントによる欧州工業用塗料メーカーの買収
  8. 関西ペイントによるトルコ塗料メーカーの株式取得
  9. 関西ペイントによる米国塗料メーカーの買収
  10. シャーウィン・ウィリアムズによるバルスパーの買収
  11. 積水樹脂による日本ライナーの株式取得
  12. デュポンによる塗料事業の売却

それぞれの事例を詳しく紹介します。

①アックによる久米商会の買収

2019年8月、塗料販売店を運営するアックは、同じく塗料販売店の久米商会の全株式を取得し子会社化しました。取得価額は非公開です。

アックは、拠点拡大および同業同士の連携による成長を目的にM&Aを実施しました。

②日本ペイントHDによる豪州塗料メーカーの買収

2019年4月、日本ペイントHDは、オーストラリアの塗料メーカーであるデュラックスグループの全株式を取得し子会社化すると発表しました。取得価額は約3,005億円です。

日本ペイントHDは、建築用塗料における事業基盤の強化を目的にM&Aを実施しています。もともと日本ペイントHDはアジアを中心とするグローバル展開を進めており、オーストラリアを含むアジア地域において圧倒的ポジションを確立すると宣言していました。

③日本ペイントHDによる中国塗料メーカーの株式取得

2018年11月、日本ペイントHDの合弁会社であるNippon Paint Chinaは、中国の工業用塗料メーカーの2社「Shanghai Mega Coatings Co., Ltd.」と「Mega Coatings (Nantong) Co., Ltd.」の株式70%を取得すると発表しました。なお、株式取得額は非公表です。

Nippon Paint Chinaは、製品ラインナップの拡充や新規市場への本格参入を目的にM&Aを実施しました。

④日本ペイントHDによる米国塗料メーカーの買収

2017年3月、総合塗料メーカーの日本ペイントHDは、米国の塗料メーカーDunn-Edwards Corporationを株式取得によって完全子会社化しました。なお、株式取得額は非公表です。

日本ペイントHDは、米国における建築用塗料事業の拡大を目指し、M&Aを実施しました。

⑤関西ペイントによる東アフリカ塗料メーカーの買収

2017年2月、関西ペイントは連結子会社を通じて、東アフリカで塗料事業を展開するSadolinグループ各社を株式取得によって100%子会社化しました。なお、株式取得額は非公表です。

関西ペイントグループは、東アフリカ市場の基盤強化・アフリカ全体における事業拡大を目的にM&Aを実施しました。

⑥日本ペイントHDによる中国木工用塗料メーカーの買収

2017年1月、日本ペイントHDの中国における合弁会社Nippon Paint Chinaは、中国の塗料メーカーHuizhou CRFの株式を60%取得しました。なお、株式取得額は非公表です。

日本ペイントHDでは、中国での木工用塗料市場が急速な拡大を踏まえて、同市場での事業拡大を目的にM&Aが実施されました。

⑦関西ペイントによる欧州工業用塗料メーカーの買収

2016年12月、関西ペイントは、欧州の塗料メーカーであるHelios Group各社の持株会社Annagab S.A.の全株式を取得すると発表しました。Helios Groupは工業用塗料に強みを持つ企業であり、本件株式取得額は約700億円です。

関西ペイントは、欧州市場への本格参入・事業基盤の拡大・シナジー効果の創出などを目的にM&Aを実施しました。

⑧関西ペイントによるトルコ塗料メーカーの株式取得

2016年11月、関西ペイントは、トルコの塗料メーカーPolisan Boya Sanayive Ticaret A.S.の発行済み株式50%を取得しました。なお、株式取得価額は約115億円です。

関西ペイントは、トルコでの塗料市場参入を目的にM&Aを実施しました。

⑨関西ペイントによる米国塗料メーカーの買収

2016年8月、関西ペイントは、米国の自動車部品向け塗料の製造・販売を手掛けるU.S.Paint Corporationを株式取得によって子会社化すると発表しました。取得価格は約53億円です。

関西ペイントは、北米塗料市場への事業展開および自動車部品・工業塗料の製造拠点を確保する目的でM&Aを実施しました。

⑩シャーウィン・ウィリアムズによるバルスパーの買収

2016年3月、北米最大の塗料メーカーであるシャーウィン・ウィリアムズは、同じく米国の塗料メーカーであるバルスパーを買収すると発表しました。買収価格は約113億ドル(約1兆2,600万円)です。

建築用塗料の事業を展開するシャーウィン・ウィリアムズは、商品容器塗料事業を展開しているバルスパーの買収により、自社の商品補完性を高めることに成功しました。また、バルスパーの「欧州・アジア事業」を引き継ぐことで、海外進出を目指しています。

⑪積水樹脂による日本ライナーの株式取得

2015年1月、積水樹脂は、日本ペイントの子会社である日本ライナーの株式を取得して経営権を獲得しました。なお、株式取得額は非公表です。

日本ライナーは、道路塗料の販売事業を得意としていました。積水樹脂は日本ライナーの経営権獲得により、道路塗料販売事業の強化を図っています。

⑫デュポンによる塗料事業の売却

2012年8月、米国のデュポンは、自動車向け塗料などを手掛ける塗料事業について、買収ファンドのカーライル・グループに売却しました。

このM&Aによって、カーライル・グループはデュポン社に対して、49億ドル(約3800億円)を現金で支払っています。

デュポンは、自社が展開している農業・食品・産業向けバイオ科学などの事業に経営資源をシフトする目的でM&Aを実施しました。

【関連】M&A成功事例25選!【2020年最新版】

6. 塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収のメリット

塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収のメリット

続いて、塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収のメリットについて説明していきます。塗料・塗料卸売会社について、「売却・譲渡することで得られるメリット」「買収することで得られるメリット」のそれぞれの立場から見ていきましょう。

売却・譲渡側

まずは、塗料・塗料卸売会社を売却・譲渡する側のメリットについて説明します。メリットは、以下の5点です。

  1. 従業員の雇用確保
  2. 後継者問題の解決
  3. 売却・譲渡益の獲得
  4. 大手企業の下で安定した経営
  5. 個人保証・債務・担保などの解消

それぞれのメリットを順番に見ていきましょう。

①従業員の雇用確保

塗料・塗料卸売業界の会社を売却・譲渡すると、「従業員の雇用を確保できる」というメリットがあります。

これは、特に中小企業にとって大きなメリットです。塗料・塗料卸売業界の中小企業では、経営不振に陥っている会社も多く見られます。

経営が立ち行かなくなり会社が継続できなくなると、働く従業員の雇用確保は不可能です。

しかし、M&Aによって会社を大手企業に売却・譲渡して従業員を大手企業に引き継げれば、従業員の雇用を確保できます。

②後継者問題の解決

塗料・塗料卸売業界に限った話ではありませんが、多くの中小企業では後継者問題が深刻化しています。

会社経営者の高齢化・少子化などがもたらす後継者不足によって、事業承継を進められない中小企業は非常に多いです。

こうした状況の中で、M&Aにより会社を売却できれば、深刻な後継者問題を解消できます

【関連】後継者がいない!社長は事業承継で会社を引継ぎする必要がある?選択肢5選!

③売却・譲渡益の獲得

M&Aを実施して会社売却・事業譲渡すると、売却益・譲渡益を獲得できます。上手くM&A手続きを進められれば、高額な売却・譲渡益の獲得も狙えるのです。

④大手企業の下で安定した経営

会社を大手企業に売却・譲渡して大手企業の傘下になると、安定した経営が可能となります。

厳しい現状の塗料・塗料卸売業界では、利益をうまく上げられず経営不振に陥る企業も多いです。

そこでM&Aを実施して大手企業のグループ会社になれば、大手企業が抱える経営資産を活用できるため、自社の経営を安定化させられる可能性があります。

⑤個人保証・債務・担保などの解消

M&Aによって会社を売却したり事業を譲渡したりすると、個人保証・債務・担保などを解消できるというメリットもあります。

これにより、経営者自身にとって、個人保証や債務によるプレッシャーから解放されるというメリットがあるのです。

【関連】 会社売却のメリットとデメリット!ポイントを知って会社を高く売ろう

買収側

次に買収側のメリットを解説していきます。M&Aを実施して、塗料・塗料卸売業界の会社を買収すると、以下のようなメリットを得ることが可能です。

  1. 人材の確保
  2. 必要な事業を低コストで獲得
  3. 海外進出のための拠点・販路拡大
  4. 顧客・取引先・ノウハウなどの獲得
  5. 事業エリアの拡大

それぞれのメリットを順番に見ていきましょう。

①人材の確保

M&Aによって会社を買収すると、人材を確保できるという大きなメリットがあります。特に塗料・塗料卸売業界へ新規参入を図る企業は、専門的知識・技術を持った人材の獲得に多くの時間・コストが必要です。

しかし、M&Aを実施して塗料会社を買収すれば、会社の従業員をそのまま引き継げるため、スピーディーな人材確保が狙えます。

②必要な事業を低コストで獲得

塗料・塗料卸売業界に新規参入すると、時間・費用・労力といった多くのコストが必要になります。

しかし、新規参入したい事業をすでに運営する会社をM&Aにより買収すると、ゼロから事業をスタートさせるよりも低コストでの新規参入が可能です。

③海外進出のための拠点・販路拡大

塗料・塗料卸売業界では、海外での事業展開を図るM&A動向が見られます。

こすでに海外市場で塗料・塗料卸売業界に関連した事業を展開する会社を買収すれば、海外進出のための拠点・販路拡大をスムーズに進められるのです。

国内市場が低迷する塗料・塗料卸売業界では、M&Aにより海外拠点を低コストで手に入れたり、スムーズに販路拡大したりしようとする動きが今後ますます活発化していくと予測されます。

④顧客・取引先・ノウハウなどの獲得

M&Aにより会社を買収すると、顧客・取引先・ノウハウなどを獲得できるというメリットがあります。

新規事業に参入すると、顧客や取引先をゼロから構築するには、多くの時間が必要です。また、事業をスムーズに展開していくには、ノウハウの獲得が必要不可欠となります。

ここで参入したい市場ですでに事業展開している会社を売却できれば、その会社が持つ顧客・取引先・ノウハウを引き継げるのです。

⑤事業エリアの拡大

M&Aにより塗料・塗料卸売会社を買収すると、事業エリアの拡大も狙えます。自社と異なる基盤で事業を展開している企業を買収すれば、買収企業の基盤を用いて自社事業をスムーズに展開可能です。

塗料・塗料卸売業界であれば、海外企業を買収して事業エリアを海外に広げようとする事例も多く見られます。

【関連】買収のメリット20選!事例40選!

7. 塗料・塗料卸売業界の動向やM&A・売却・買収の成功ポイント

塗料・塗料卸売業界の動向やM&A・売却・買収の成功ポイント

塗料・塗料卸売業界においてM&A実施を検討されている方に向けて、M&A・買収・売却を成功させるための5ポイントを解説します。塗料・塗料卸売業界のM&Aを成功させるには、以下のポイントを意識して進めるようにしましょう。

  1. 海外進出を目指したM&Aの実行
  2. 国内需要喚起のための統合や合併
  3. 大手企業の傘下入りすることによる事業の安定
  4. 新興国では塗料卸売業界の市場規模が拡大中
  5. M&Aの専門家への相談

それぞれのポイントを順番に見ていきます。

①海外進出を目指したM&Aの実行

塗料・塗料卸売業界のM&Aを成功させるには、海外進出を目的としたM&Aの実行が大切です。

塗料・塗料卸売業界の国内市場は将来性が低く、今からM&Aで参入しても失敗するリスクが高いといえます。

その一方、塗料・塗料卸売業界の成長が今後も見込める海外市場への進出を狙ってM&Aを実施すれば、成功確立を高められるのです。

【関連】クロスボーダーM&Aの成功要因・メリットを解説!件数も紹介!

②国内需要喚起のための統合や合併

塗料・塗料卸売業界では国内でのM&Aは意味がないのかというと、そうではありません。国内需要喚起を目的とした統合・合併を行えば、成功する可能性があります。

特に大手企業同士がM&Aによる合併・統合をすると、国内市場のシェア拡大が狙えるのです。実際に、シェアを拡大するためのM&A事例も多く見られます。

③大手企業の傘下入りすることによる事業の安定

塗料・塗料卸売業界の中小企業が取るべき戦略としては、大手企業に会社売却・事業譲渡する戦略が有効です。

中小企業の中には、国内市場の低迷に伴う経営不振や後継者不足による事業承継の失敗などで、廃業間近の会社も見られます。

このままの状態で何も対策を講じない場合、会社の存続はもちろん、従業員の雇用を維持することも難しいです。しかし、M&Aを実施して大手企業の傘下入りを果たせば、安定した事業運営を実現させられます

④新興国では塗料卸売業界の市場規模が拡大中

M&Aを実施して海外市場に参入する場合、参入する地域も精査する必要があります。海外の中でも先進国では、日本と同じように塗料・塗料卸売業界の市場が低迷している状況です。その一方で新興国では、今後も市場拡大が見込まれています。

つまり、海外に進出して売上・シェアを増加させたい場合、新興国の塗料・塗料卸売会社を買収すると成功確率を上げられるのです。

⑤M&Aの専門家への相談

M&Aを成功させる重要ポイントとして、M&Aの専門家への相談が挙げられます。M&Aでは、手続きをスムーズかつ確実に進めるうえで、専門的知識が求められる場面が非常に多いです。

こうした場面において、M&A仲介会社・M&Aアドバイザリーなどの専門家に依頼しておくと、安心してM&A手続きを進行させられます。とはいえ、専門家選びに迷ってしまうという経営者も多いはずです。

数ある専門家の中でも、実績面・手数料面で相談しやすい機関は、M&A総合研究所といえます。M&A総合研究所は、M&Aに必要な専門的知識・実績を持つスタッフが手続きをフルサポートする仲介会社です。

また、国内最安値水準の手数料体系のほか、完全成功報酬制を採用しているため、成約に至らない限り費用は一切発生いたしません。つまり、着手金・中間報酬は無料であるため、コストを抑えてM&Aを進められます。

相談料は無料となっておりますので、塗料・塗料卸売業界においてM&Aの実施を検討している場合にはお気軽にご相談ください。

【関連】M&A・事業承継ならM&A総合研究所
電話で無料相談
0120-401-970
WEBから無料相談
M&Aのプロに相談する

8. 塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収におすすめの仲介会社

塗料・塗料卸売業界のM&A・売却・買収におすすめの仲介会社

最後に、塗料・塗料卸売業界のM&Aを成功させるうえでおすすめのM&A仲介会社について紹介します。M&A仲介会社について詳しく知らない方や、安心してM&A手続きを進めたい方はぜひ参考にしてください。

  1. M&A総合研究所
  2. 名南M&A
  3. あおいコンサルティング
  4. オプティアス
  5. 早稲田M&Aパートナーズ‎

それぞれの会社を順番に見ていきましょう。

①M&A総合研究所

M&A総合研究所

M&A総合研究所

出典:https://masouken.com/

M&A総合研究所は、中小企業のM&A実績を豊富に持つM&A仲介会社です。M&Aを進めるうえで必要な専門的知識・実績を有したスタッフによるフルサポートを提供しておりますので、初めてM&Aを実施する場合でも安心してお任せください。

また、料金体系は完全成功報酬型となっており、仲介手数料は業界最安値水準に設定しておりますので、コストを抑えつつM&Aを行えます。

方針 経営者・オーナー様が納得のいくM&A仲介を提供
手数料・報酬

完全成果報酬型(レーマン方式)

着手金・月額報酬:なし

お問い合わせ先 0120-401-970
サイトURL https://masouken.com/lp01

電話で無料相談
0120-401-970
WEBから無料相談
M&Aのプロに相談する

②名南M&A

名南M&Aは名古屋に本社を置き、東海・近畿エリアを中心に活動するM&A仲介会社です。特にものづくり業界や医療・介護業界などのM&A手続きを得意としています。

クロスボーダーM&Aも得意としており、M&A手法を駆使して企業の海外進出をサポートする会社です。

方針 有効的なM&A支援をとおして東海エリアの活性化に貢献
手数料・報酬

成功報酬型(レーマン方式 / 最低額1,000万円)

着手金:規模に応じて60万円~200万円

お問い合わせ先 0120-123-745
サイトURL https://www.meinan-ma.com/

③あおいコンサルティング

あおいコンサルティングは、弁護士・公認会計士・税理士などの専門家からM&A手続きをサポートしてもらえるM&A専門のコンサルティング会社です。過去に約80件のM&A仲介実績があります。

M&A仲介以外だけでなく、M&Aアドバイザー・M&A業務のバックオフィスなどのサービスも提供する会社です。

方針 事業と経営者の意志を次世代に引き継ぐ
手数料・報酬

要お問い合わせ

お問い合わせ先 06-7878-6496
サイトURL https://aoi-c.co.jp/

④オプティアス

オプティアスは、中小企業向けのM&Aアドバイザリー業務・M&A実行支援サービスを提供するM&A仲介会社です。東京に本社を置いています。

特に小規模事業を展開している会社や、後継者不足に悩んでいる中小企業におすすめです。そのほか、100億円規模の大企業が行うM&Aにも対応しています。

方針 あらゆる経営課題の解決にM&Aを活用する
手数料・報酬

記載なし

お問い合わせ先 03-3275-0117
サイトURL https://optius.jp/

⑤早稲田M&Aパートナーズ‎

早稲田M&Aパートナーズは、ベンチャー企業に特化したM&A仲介サービスを提供するM&A仲介会社です。

Webサイト売買経験を活かし、ネット系ベンチャー企業のM&A実績が豊富に持っています。また、ベンチャー起業家の目的に沿った譲渡形態やM&Aプランの提案なども行っている会社です。

方針 日本でベンチャー企業のM&Aを当たり前にする
手数料・報酬 完全成果報酬型
着手金・月額報酬:なし

お問い合わせ先

03-5826-6066
サイトURL https://ma-masters.co.jp/

【関連】M&A仲介会社を比較!手数料・サービス・実績を徹底比較!

9. まとめ

まとめ

今回は、塗料・塗料卸売業界のM&A・買収・売却の動向や事例、M&A成功のポイントなどをまとめました。塗料・塗料卸売業界のM&Aに興味がある方は、ぜひ当記事を参考にしてください。

【塗料・塗料卸売業界のM&A・買収・売却動向】

  1. 市場規模が減少しており、新規参入もしにくい
  2. 海外市場を目指したM&Aが増えてくることが予測される
  3. 生産コストを抑えるための海外M&Aも増える可能性

塗料・塗料卸売業界の会社をM&Aで買収・売却すると、以下のメリットが得られます。

【売却・譲渡側のメリット】

  1. 従業員の雇用確保
  2. 後継者問題の解決
  3. 売却・譲渡益の獲得
  4. 大手企業の下で安定した経営
  5. 個人保証・債務・担保などの解消

【買収側のメリット】

  1. 人材の確保
  2. 必要な事業を低コストで獲得
  3. 海外進出のための拠点・販路拡大
  4. 顧客・取引先・ノウハウなどの獲得
  5. 事業エリアの拡大

また、塗料・塗料卸売業界のM&Aを成功させるうえで意識すべきポイントは、以下のとおりです。確実にM&Aを成功させたい方は、念入りに確認しておいてください。

【塗料・塗料卸売業界のM&Aを成功させるためのポイント】

  1. 海外進出を目指したM&Aの実行
  2. 国内需要喚起のための統合や合併
  3. 大手企業の傘下入りすることによる事業の安定
  4. 新興国では塗料卸売業界の市場規模が拡大中
  5. M&Aの専門家への相談

塗料・塗料卸売業界のM&Aを「確実に・安心して・スムーズに成功させたい」とお考えの方は、ぜひM&A総合研究所の無料相談をご利用ください。

M&A総合研究所では、塗料・塗料卸売業界のM&Aに専門的知識・実績を有したスタッフにより、交渉からクロージングまで専任サポートを実施しております。

M&A・事業承継のご相談ならM&A総合研究所

M&A・事業承継のご相談なら経験豊富なM&AアドバイザーのいるM&A総合研究所にご相談ください。
M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴をご紹介します。

M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴

  1. 業界最安値水準!完全成果報酬!
  2. 経験豊富なM&Aアドバイザーがフルサポート
  3. 圧倒的なスピード対応
  4. 独自のAIシステムによる高いマッチング精度
>>M&A総合研究所の強みの詳細はこちら

M&A総合研究所は、成約するまで完全無料の「完全成功報酬制」のM&A仲介会社です。
M&Aに関する知識・経験が豊富なM&Aアドバイザーによって、相談から成約に至るまで丁寧なサポートを提供しています。
また、独自のAIマッチングシステムおよび企業データベースを保有しており、オンライン上でのマッチングを活用しながら、圧倒的スピード感のあるM&Aを実現しています。
相談も無料となりますので、まずはお気軽にご相談ください。

>>【※国内最安値水準】M&A仲介サービスはこちら

Documents
  • 02
  • 04
プレミアム案件・お役立ち情報

関連する記事

人気の記事

人気の記事ランキング

新着一覧

最近公開された記事
塗料・塗料卸売メーカーのM&A・事業承継