婚礼・ウェディング業界の事業承継マニュアル!流れや相談先、成功事例も解説

Medium
この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

本記事では、婚礼・ウェディング業界の事業承継行う際の流れや、成功させるためのポイントについて、くわしく解説しています。また、婚礼・ウェディング業界で行われた事業承継の成功事例や、事業承継のおすすめ相談先なども紹介しています。

目次

  1. 婚礼・ウェディング業界の事業承継
  2. 婚礼・ウェディング業界で事業承継する主な流れ
  3. 婚礼・ウェディング業界の事業承継におすすめの相談先
  4. 婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例
  5. 婚礼・ウェディング業界の事業承継を考える理由
  6. 婚礼・ウェディング業界の事業承継を成功させるためのポイント
  7. まとめ
  • 今すぐ買収ニーズを登録する
  • 公認会計士がM&Aをフルサポート まずは無料相談

1. 婚礼・ウェディング業界の事業承継

婚礼・ウェディング業界の事業承継

本記事では、婚礼・ウェディング業界における事業承継の進め方や、成功させるためのポイントについて解説していきます。

ここでは、婚礼・ウェディング業界の定義やM&Aにおける事業承継の意味について、簡単に解説します。

婚礼・ウェディング業界とは

婚礼・ウェディング業界とは、挙式・披露宴を行うための結婚式場提供や、挙式・披露宴のプロデュースなどを行う業界を指します。

婚礼・ウェディング業界は、ブライダル業界と呼ばれることもありますが、厳密に言うと婚礼・ウェディング業界とは結婚式自体へのサービスのみを指します。

一方で、ブライダル業界と呼ぶ場合には、婚礼・ウェディング業界よりも広範囲のサービスが含まれます。

事業承継とは

事業承継とは、現経営者が後継者へ事業の経営権を譲り渡すことを指し、事業承継の手続きは、現経営者と後継者の関係によって異なります。

親族間事業承継

親族間事業承継とは、現経営者の子どもや兄弟など、親族へ事業の経営権を渡すことをいいます。

親族間事業承継の割合は業界によって異なりますが、全体としてその割合は減少傾向にあります。

親族外事業承継

親族外事業承継では、現経営者の会社役員・従業員、または後継者として外部から招いた人物に経営権を譲り渡します。

親族外事業承継は全体として増加傾向にありますが、小規模企業や個人事業主の場合、その割合はさほど多くありません。

M&Aによる事業承継

専門家のネットワークなどを通して、後継者候補を探して経営権を譲渡する場合は、M&Aによる事業承継と呼ばれます。

近年では、中小企業・小規模企業・個人事業主が、M&Aによる事業承継は積極的に活用するケースが増えています。

2. 婚礼・ウェディング業界で事業承継する主な流れ

婚礼・ウェディング業界で事業承継する主な流れ

事業承継で重視されるポイントは、親族内事業承継・親族外事業承継とM&Aによる事業承継で違います。それぞれの事業承継の流れについて解説します。

親族内事業承継(親族外事業承継)の流れ

親族内事業承継(親族外事業承継)は、主に以下の流れで進めます。

  1. 事業承継計画の策定
  2. 後継者の育成・教育
  3. 資産・株式などの承継
  4. 個人保証・負債の処理

①事業承継計画の策定

事業承継を成功させるには、現経営者と後継者が意識や行動を明確にし、共有する必要があります。そのため、まずは事業承継計画を作成します。

親族の了承(親族外事業承継の場合)

親族外事業承継の場合、親族との意見の相違から、トラブルになるケースもあります。

親族とも事業承継計画を共有することで、円滑な事業承継が達成できます。

専門家への相談

事業承継計画は、事業承継を支援している各種機関で作成支援を行っています。

事業承継の準備が進んでいない中小企業経営者の中には、何から始めたら良いかわからないという方も多く、まずは専門家へ相談することが有効です。

②後継者の育成・教育

後継者の育成は、業界や事業規模などにもよりますが、5年から10年は必要と感じている経営者も多くいます。

そのためには、経営者が若くて元気なうちに準備しておく必要があります。

③資産・株式などの承継

株式会社の場合、相続による株式の分散や個人事業主など、相続による事業用資産の分散に注意しなければなりません。

経営者が亡くなってから、これらを整理するのは簡単ではあるため、生前贈与や遺言などの準備をしておく必要があります。

④個人保証・負債の処理

個人保証の解除や負債の整理には、十分な準備と時間が必要となります。金融機関や士業専門家などへの相談は、早めに行うなど計画的に進めるようにしましょう。

M&Aによる事業承継

M&Aによる事業承継は、主に以下の流れで進みます。

  1. 仲介会社などへの相談
  2. 承継先の選定 
  3. 基本合意書の締結
  4. デューデリジェンスの実施
  5. 最終契約書の締結
  6. クロージング

①仲介会社などへの相談

M&Aによる事業承継の場合、事業の譲渡先探しから始めなければなりません。

一般的には、仲介会社などの豊富なネットワークを活用して、最適な事業譲渡先を探します。

秘密保持契約書の締結

仲介会社などの専門家と契約する際は、まずはじめに秘密保持契約を結びます。

情報漏洩のため秘密保持は重要であるため、締結前は契約書をしっかり読むだけでなく、信頼できる相手かどうかの見極めを行う必要があります。

②承継先の選定

仲介会社のネットワークなどから、事業承継先を探します。この時点で参照できるのは、相手先の基本情報のみとなり、さらに詳しく知りたい場合は次の交渉へ進む必要があります。

意向表明書の提示

買い手側が売り手企業に興味を持った場合、意向表明書を提出して交渉の意思を示します。

意向表明書は必ず提出しなければならないわけではなく、興味を持っている買い手が複数いる場合、優先的に交渉するための依頼書のようなものです。

③基本合意書の締結

後継者候補と交渉し条件がまとまったら、次は基本合意書を締結します。

この時点ではまだ合意の段階であるため、契約に向けて合意書の内容を基に手続きを進めていきます。

④デューデリジェンスの実施

この段階では相手企業の詳細なデータを提供してもらい、デューデリジェンス(企業内監査)を行います。

デューディリジェンスでは重要な企業情報を受け取ることになるので、漏洩などに細心の注意を払わなくてはなりません。

⑤最終契約書の締結

基本合意書の内容を基に最終契約書を作成し、締結すれば契約は完了となります。その後は、双方が事業承継に必要な各種手続きを進めていきます。

⑥クロージング

各種手続きが完了し、双方の手続きに瑕疵がなければ、効力発生日にクロージングとなります。クロージング後は、事業の統合プロセスへと進みます。

【関連】事業承継とは?事業承継の方法・流れやポイントを徹底解説!

3. 婚礼・ウェディング業界の事業承継におすすめの相談先

婚礼・ウェディング業界の事業承継におすすめの相談先

婚礼・ウェディング業界の事業承継に関する相談は、以下の会社・機関などで受け付けています。ここでは、各相談先の特徴や、婚礼・ウェディング業界の事業承継におすすめの仲介会社をご紹介します。

  1. M&A仲介会社
  2. 地元の金融機関
  3. 地元の公的機関
  4. 地元の会計士・税理士・弁護士など
  5. マッチングサイト

①M&A仲介会社

M&A仲介会社はM&A・事業承継支援を専業としていているため、トータルサポートを受けることができ、結果につながりやすい点が最大のメリットです。

最近では、M&Aの活用増加に伴い仲介会社も多くなっていますが、以下では婚礼・ウェディング業界の事業承継におすすめの仲介会社を5社紹介します。

  1. M&A総合研究所
  2. 株式会社INNOVATION LEADERS
  3. 株式会社経営承継支援
  4. 株式会社ノバレーゼ
  5. 株式会社リクシィ

①M&A総合研究所

婚礼・ウェディング業界の事業承継におすすめの仲介会社1社目は、M&A総合研究所です。

M&A総合研究所では、各業界のM&A・事業承継仲介経験を積んだアドバイザー・会計士・弁護士によるフルサポート体制を採用しています。
 

サイトURL https://masouken.com/lp01
特徴 徹底したフルサポートと業務の効率化による業界最安値水準の手数料
手数料・報酬など 相談料:無料
着手金:無料
中間報酬:無料
成功報酬:レーマン方式
お問い合わせ先 0120-401-970

②株式会社INNOVATION LEADERS

婚礼・ウェディング業界の事業承継におすすめの仲介会社2社目は、株式会社INNOVATION LEADERSです。

INNOVATION LEADERSは、ブライダル業界での映像制作・付録サービス事業の経験を活かし、業界に特化したM&A・事業承継仲介サービスを展開しています。
 

サイトURL http://i-le.jp
特徴 ブライダル業界と中小企業のM&A・事業承継に精通したコンサルタントが担当
手数料・報酬など 相談料:無料
着手金:無料
中間報酬:無料
成功報酬:レーマン方式
お問い合わせ先 03-6453-8468

③株式会社経営承継支援

婚礼・ウェディング業界の事業承継におすすめの仲介会社3社目は、株式会社経営承継支援です。

経営承継支援は、小規模事業者の支援をするサポート体制を構築しています。
 

サイトURL https://jms-support.jp/
特徴 全国の独自ネットワークによるマッチングとプロフェッショナルなコンサルタントによるサポート
手数料・報酬など 相談料:無料
着手金:無料
中間報酬:100万円
成功報酬:レーマン方式(中間報酬料を控除)
お問い合わせ先 03-6279-0596

④株式会社ノバレーゼ

婚礼・ウェディング業界の事業承継におすすめの仲介会社4社目は、株式会社ノバレーゼです。

ノバレーゼは、結婚式場運営などブライダル事業とともに、ブライダル業界企業のコンサルティングやM&A支援も行なっています。
 

サイトURL http://www.novarese.co.jp
特徴 ブライダル業界企業への多様なソリューション提供
手数料・報酬など 要問い合わせ
お問い合わせ先 03-6685-5273

⑤株式会社リクシィ

婚礼・ウェディング業界の事業承継におすすめの仲介会社5社目は、株式会社リクシィです。

リクシィは、ブライダル・IT・マーケティングのノウハウを駆使したM&Aサポートが強みです。
 

サイトURL https://rexit.co.jp
特徴 ブライダル業界内のネットワークを活かした各種仲介
手数料・報酬など 要問い合わせ
お問い合わせ先 03-6264-7395

②地元の金融機関

多くの地方金融機関では、地元企業の事業承継相談を受け付けています。主要取引銀行であれば、相談しやすいメリットがあります。

しかし、実際の事業承継手続きは提携先仲介会社に任せているケースも多いので、自社に最適な仲介会社を選びたい場合は不向きといえるかもしれません。

③地元の公的機関

各都道府県が運営している事業引継ぎ支援センターでも、事業承継の相談をすることができます。

公的機関であるため相談しやすい点がメリットですが、実際の事業承継手続きは複数の専門家が行うため、断続的なサポートになりやすい点はデメリットといえるでしょう。

④地元の会計士・税理士・弁護士など

近年では、士業専門家の事務所でも事業承継支援を行うところが増えており、特定分野の専門性を活かしたサポートに期待できます。

ただし、士業事務所も他専門家との提携により支援を行っていることが多く、断続的なサポートになってしまうこともあります。

⑤マッチングサイト

マッチングサイトは、自分のペースで事業承継先を探すことができ、仲介会社などに依頼するよりも料金が安く済む点がメリットです。

基本的に交渉などの手続きは自身で行わなければなりませんが、マッチングサイトの中には、申し込みをすれば運営仲介会社や提携金融機関が相談対応をしてくれるところもあります。

【関連】事業承継の相談相手・相談窓口20選!無料相談はできる?選び方も解説!

4. 婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例

婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例

ここからは、婚礼・ウェディング業界の事業承継事例をご紹介します。

  1. パートナーエージェントによるメイションの買収
  2. くふうカンパニーによるアールキューブの買収
  3. こころネットによる北関東互助センターの買収
  4. こころネットによる玉橋の買収
  5. サン・ライフグループによるペットセレモニーウェイビーのペット葬事業譲受
  6. テイクアンドギヴ・ニーズによるマリーゴールドからの事業譲受
  7. ブラスによるビーラインからのブライダル事業譲受
  8. クラウディアブライダルサービスによるクラウディアコスチュームサービスへの事業承継
  9. ポラリス・キャピタル・グループによるノバレーゼの買収
  10. テイクアンドギヴ・ニーズによるフォーシスアンドカンパニーからの事業譲受

①パートナーエージェントによるメイションの買収

婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例1

出典: https://www.p-a.jp/

婚礼・ウェディング業界の事業承継事例1件目は、パートナーエージェントによるメイションの買収です。

2019年、婚活支援会社のパートナーエージェントは、連結子会社のライジングを通じて、ブライダル業界で「スマ婚」を全国展開するメイションの株式を取得し、グループ化しました。

パートナーエージェントは、シナジー効果の高い婚活分野とブライダル分野の融合や、結婚式場で挙式披露宴を行わない「ナシ婚」市場に対応するため、買収に至っています。

②くふうカンパニーによるアールキューブの買収

婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例2

出典: https://kufu.co.jp/

婚礼・ウェディング業界の事業承継事例2件目は、くふうカンパニーによるアールキューブの買収です。

ブライダル情報メディア「みんなのウェディング」の運営などを行うくふうカンパニーは、2018年に婚礼・ウェディングプロデュース会社であるアールキューブの株式を取得し、子会社化しました。

これにより、両社は「みんなのウェディング」を軸に連携し、より多くのカップルが結婚式を挙げられるよう事業強化を図っています。

③こころネットによる北関東互助センターの買収

婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例3

出典: http://cocolonet.jp/

婚礼・ウェディング業界の事業承継事例3件目は、こころネットによる北関東互助センターの買収です。

2018年、福島県を拠点に婚礼事業や葬祭事業を営むこころネットは、栃木県を拠点に冠婚葬祭事業を営む北関東互助センターと株式譲渡契約を結び、子会社化しました。

こころネットは、M&Aによる成長戦略を進めており、北関東互助センターの子会社化により営業エリアの拡大や事業シナジーを獲得しています。

④こころネットによる玉橋の買収

婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例4

出典: http://cocolonet.jp/

婚礼・ウェディング業界の事業承継事例4件目は、こころネットによる玉橋の買収です。

こころネットは、2017年に葬祭事業などを営む玉橋と株式譲渡契約を結び、子会社化しました。

こころネットは、福島県を拠点とした葬祭事業会社の玉橋を子会社化することで、事業エリア拡大などを進めています。

⑤サン・ライフグループによるペットセレモニーウェイビーのペット葬事業譲受

婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例5

出典: https://www.sunlife.jp/index.html

婚礼・ウェディング業界の事業承継事例5件目は、サン・ライフグループによるペットセレモニーウェイビーのペット葬事業譲受です。

ホテルブライダル事業や式典事業などを営むサン・ライフグループは、2017年、連結子会社であるペットセレモニーウェイビーのペット葬事業を譲受しました。

サン・ライフグループは、多様化する冠婚葬祭ニーズに対応するため、ペット葬事業ををグループ事業に加えています。

⑥テイクアンドギヴ・ニーズによるマリーゴールドからの事業譲受

婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例6

出典: https://www.tgn.co.jp/

婚礼・ウェディング業界の事業承継事例6件目は、テイクアンドギヴ・ニーズによるマリーゴールドからの事業譲受です。

結婚式場としてゲストハウスを用いる「ハウスウェディング」など、ブライダル事業を展開するテイクアンドギヴ・ニーズは、2017年にブライダル事業会社のマリーゴールドからウェディングドレスの販売・レンタル事業を譲受しました。

これにより、テイクアンドギヴ・ニーズは、ウェディングドレス事業の内製化率を高め、収益力の向上を実現しています。

⑦ブラスによるビーラインからのブライダル事業譲受

婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例7

出典: https://www.brass.ne.jp/

婚礼・ウェディング業界の事業承継事例7件目は、ブラスによるビーラインからのブライダル事業譲受です。

2017年、東海エリアでゲストハウスによる結婚式場を展開するブラスは、富山県で飲食店展開やブライダル事業などを行うビーラインから、ウェディングレストラン「ヴィラエッフェ」を取得しました。

ブラスは、ヴィラエッフェを完全貸切の結婚式場として事業を再開し、ブライダル事業を強化しています。

⑧クラウディアブライダルサービスによるクラウディアコスチュームサービスへの事業承継

婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例8

出典: https://www.centifolia.jp/

婚礼・ウェディング業界の事業承継事例8件目は、クラウディアブライダルサービスによるクラウディアコスチュームサービスへの事業承継です。

クラウディアの連結子会社で、結婚式場の運営を行うクラウディアブライダルサービスは、2016年、同じくクラウディアの連結子会社であるクラウディアコスチュームサービスへ、結婚式場運営事業を会社分割によって事業承継しました。

その後クラウディアブライダルサービスは、クラウディアに吸収合併されており、一連のグループ再編により、経営の効率化を達成しています。

⑨ポラリス・キャピタル・グループによるノバレーゼの買収

婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例9

出典: http://www.novarese.co.jp/

婚礼・ウェディング業界の事業承継事例9件目は、ポラリス・キャピタル・グループによるノバレーゼの買収です。

投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループは、子会社のNAPホールディングスを通じて、結婚式場運営事業を営むノバレーゼに対してTOBを宣言し、ノバレーゼもTOBに賛同の意を示しました。

その後、ポラリスはノバレーゼを完全子会社化して上場を廃止し、ノバレーゼの企業価値向上を進めています。

⑩テイクアンドギヴ・ニーズによるフォーシスアンドカンパニーからの事業譲受

婚礼・ウェディング業界の事業承継成功事例10

出典: https://www.tgn.co.jp/

婚礼・ウェディング業界の事業承継事例10件目は、テイクアンドギヴ・ニーズによるフォーシスアンドカンパニーからの事業譲受です。

2013年テイクアンドギヴ・ニーズは、ウェディングドレスの製造・販売を行うフォーシスアンドカンパニーから、ハウスウェディング用の結婚式場を譲受しました。

テイクアンドギヴ・ニーズは、経営資リソースやノウハウの投入により、事業承継した結婚式場の再生に取り組み、立て直しに成功しています。

【関連】葬儀会社のM&A・買収・売却!業界動向・相場・手法を解説!【成功事例あり】

5. 婚礼・ウェディング業界の事業承継を考える理由

婚礼・ウェディング業界の事業承継を考える理由

婚礼・ウェディング業界では、以下の理由で事業承継が行われます。

  1. 後継者がいないため
  2. 従業員の雇用先を確保するため
  3. 廃業・倒産を防ぐため
  4. 結婚式・ブライダルの件数が減少したため
  5. 事業承継時に利益を得るため

①後継者がいないため

他業界と同じく、婚礼・ウェディング業界でも経営者の高齢化により、事業承継需要が高まっています。

しかし、経営者の子どもなどが婚礼・ウェディング事業を引き継ぐケースは減っているため、第三者への事業承継を検討する中小企業経営者が増加しています。

②従業員の雇用先を確保するため

廃業を検討する際に経営者を悩ませるのは、従業員の人生も振り回してしまうことです。

事業承継であれば、従業員を婚礼・ウェディング業界に残すことができるので、事業承継を選択する経営者もいます。

③廃業・倒産を防ぐため

廃業や倒産の場合、婚礼・ウェディング会社がなくなるだけでなく、顧客・取引先・従業員などの関係者にも大きな影響が出ます。

しかし、事業承継によって事業を譲渡することで、婚礼・ウェディング会社を存続させることができ、取引先や顧客・従業員なども守ることができます。

④結婚式・ブライダルの件数が減少したため

婚礼・ウェディング業界は、結婚観の多様化によりビジネスモデルが大きく変化しており、従来のような結婚式場での結婚式や、豪華な披露宴を行うケースは減少しています。

そのような背景により、事業の立て直しやビジネスモデルの転換目的での事業承継も行われます。

⑤事業承継時に利益を得るため

廃業や倒産後は資金に困るケースも多いですが、M&Aによる事業承継を行えば、売却側は売却益を得ることができます。

まとまった現金を得ることができるため、リタイア後の資金や別事業の資金など、さまざまな用途に活用することができます。

【関連】後継者探しの方法や成功ポイントを解説!後継者不足のオススメ相談先は?

6. 婚礼・ウェディング業界の事業承継を成功させるためのポイント

婚礼・ウェディング業界の事業承継を成功させるためのポイント

婚礼・ウェディング業界の事業承継を成功させるためには、どのような点を意識して進めるのがよいのでしょうか。ここでは、成功させるためのポイントを5つ紹介します。

  1. 事業承継は計画的に準備をする
  2. 後継者を決めたら育成を行う
  3. 事業承継先を入念に選定する
  4. 従業員や取引先への報告は承継後にする
  5. 結婚式場などの施設が修繕されている
  6. 事業承継・M&Aの専門家に相談する

①事業承継は計画的に準備をする

婚礼・ウェディング業界の事業承継では、結婚式場だけでなく、会社の理念や事業ノウハウの引き継ぎなども行う必要があります。

引き継ぐべき要素を洗い出すなど、事業承継の計画的な準備をしておき、目に見えない部分も確実に引き継ぐことが重要です。

②後継者を決めたら育成を行う

婚礼・ウェディング業界では、おもてなしの心など精神的な面の承継も重要です。

自社に最適な事業承継相手を選ぶとともに、時間をかけて婚礼・ウェディング事業に関する思いも引き継ぐようにしましょう。

③事業承継先を入念に選定する

婚礼・ウェディング業界では、同じサービスを提供していても運営元やプランナーの違いにより、顧客の満足度が大きく変わります。

事業承継を行う際は、条件だけでなく相性などの目に見えない部分も見極めて選定することが重要です。

④従業員や取引先への報告は承継後にする

婚礼・ウェディング業界に限らず、事業承継への不安や不満から、従業員や取引先が離れてしまうことは少なくありません。

きちんと説明する段階になるまで、あいまいな情報を漏らさないことも重要です。

⑤結婚式場などの施設が修繕されている

婚礼・ウェディング業界の事業承継では、買い手は結婚式場の状態やコンセプトなどを見ることで、譲渡企業の魅力も見極めます。

希望どおりの事業承継を行うためには、結婚式場の設備を修繕しておくなど、良い状態に保っておくことも重要です。

⑥事業承継・M&Aの専門家に相談する

婚礼・ウェディング業界の事業承継では、サービス面の引き継ぎも重要であるため、交渉や手続きを円滑に進めるには、事業承継やブライダル業界に精通した専門家によるサポートが不可欠です。

M&A総合研究所では、さまざまな業界のM&A・事業承継をサポートしてきたアドバイザー・実績豊富で高い専門性を持つ会計士・弁護士がフルサポートを行います。

料金体系は、着手金・中間報酬は無料の完全成功報酬を採用しているため、成約に至らなければ費用は一切かかりません。

電話・メールによる無料相談は24時間年中無休でおうけしていますので、婚礼・ウェディング業界の事業承継をご検討の際は、どうぞお気軽にご連絡ください。

【関連】M&A・事業承継ならM&A総合研究所
電話で無料相談
0120-401-970
WEBで無料相談
M&Aのプロに相談する

7. まとめ

まとめ

本記事では、婚礼・ウェディング業界の事業承継の流れや事例、成功ポイントなどをご紹介しました。

婚礼・ウェディング業界は顧客ニーズの変化に伴い、ビジネスモデルも大きく変わりつつあります。

婚礼・ウェディング業界での事業承継・M&Aを行う際は、動向を見極めて最適なスキームを選択し、計画的に進めていくことが重要です。

【親族内事業承継(親族外事業承継)の流れ】

  1. 事業承継計画の策定
  2. 後継者の育成・教育
  3. 資産・株式などの承継
  4. 個人保証・負債の処理

【M&Aによる事業承継の流れ】
  1. 仲介会社などへの相談
  2. 承継先の選定 
  3. 基本合意書の締結
  4. デューデリジェンスの実施
  5. 最終契約書の締結
  6. クロージング

【事業承継の相談ができる主な会社や機関】
  1. M&A仲介会社
  2. 地元の金融機関
  3. 地元の公的機関
  4. 地元の会計士・税理士・弁護士など
  5. マッチングサイト

【紹介した婚礼・ウェディング業界の事業承継事例】
  1. パートナーエージェントによるメイションの買収
  2. くふうカンパニーによるアールキューブの買収
  3. こころネットによる北関東互助センターの買収
  4. こころネットによる玉橋の買収
  5. サン・ライフグループによるペットセレモニーウェイビーのペット葬事業譲受
  6. テイクアンドギヴ・ニーズによるマリーゴールドからの事業譲受
  7. ブラスによるビーラインからのブライダル事業譲受
  8. クラウディアブライダルサービスによるクラウディアコスチュームサービスへの事業承継
  9. ポラリス・キャピタル・グループによるノバレーゼの買収
  10. テイクアンドギヴ・ニーズによるフォーシスアンドカンパニーからの事業譲受

【婚礼・ウェディング業界の事業承継を成功させるためのポイント】
  1. 事業承継は計画的に準備をする
  2. 後継者を決めたら育成を行う
  3. 事業承継先を入念に選定する
  4. 従業員や取引先への報告は承継後にする
  5. 結婚式場などの施設が修繕されている
  6. 事業承継・M&Aの専門家に相談する

婚礼・ウェディング業界の事業承継を成功させるためには、M&Aに関する知識に加え高い交渉力も必要となるため、専門家によるサポートは不可欠であるといえるでしょう。

M&A総合研究所では、経験豊富なアドバイザー・会計士・弁護士によるフルサポート体制で事業承継を支援します。

婚礼・ウェディング業界の事業承継に関するご相談は、随時無料でお受けしていますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

M&A・事業承継のご相談ならM&A総合研究所

M&A・事業承継のご相談なら専門の会計士のいるM&A総合研究所にご相談ください。
M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴をご紹介します。

M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴

  1. 業界最安値水準!完全成果報酬!
  2. M&Aに強い会計士がフルサポート
  3. 圧倒的なスピード対応
  4. 独自のAIシステムによる高いマッチング精度
>>M&A総合研究所の強みの詳細はこちら

M&A総合研究所は会計士が運営するM&A仲介会社です。
企業会計に強く、かつM&Aの実績も豊富です。全国にパートナーがいるので案件数も豊富。
また、業界最安値水準の完全成果報酬制のため、M&Aが成約するまで完全無料になります。
まずはお気軽に無料相談してください。

>>【※国内最安値水準】M&A仲介サービスはこちら

  • 02
  • 03
  • 04
  • 05

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ