マンション管理会社は大手傘下で生き残る!経営基盤を安定させ会社を残すには

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M&Aシニアマネージャー
矢吹 明大

株式会社日本M&Aセンターにて製造業を中心に、建設業・サービス業・情報通信業・運輸業・不動産業・卸売業等で20件以上のM&Aを成約に導く。M&A総合研究所では、アドバイザーを統括。ディールマネージャーとして全案件に携わる。

安定した収入が得られるマンション管理会社ですが、コスト削減競争により中小企業には厳しい状況が続いています。この記事では、M&Aで大手傘下に入り経営基盤を安定させる方法について解説します。会社を残したい方、後継者に経営を断られた方はぜひ参考にしてください。

目次

  1. 中小マンション管理会社の現状は苦しい
  2. マンション管理会社は今すぐM&A準備をしよう
  3. マンション管理会社がM&Aで会社を残すメリット
  4. マンション管理会社のM&A成功事例5選
  5. 中小マンション管理会社のM&A相手に適する買い手の特徴
  6. 中小のマンション管理会社が最適な買い手と出会う方法
  7. マンション管理会社のM&Aに強いM&A仲介会社3選
  8. まとめ
  • マンション管理会社のM&A・事業承継
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1. 中小マンション管理会社の現状は苦しい

中小マンション管理会社の現状は苦しい

中小マンション管理会社の経営は、今後ますます厳しくなると考えられます。

マンション管理会社の市場は右肩上がりの成長を続けてきましたが、新規戸数の増加は限界を迎えつつあると言われています。この流れが続けば、2020年以降の市場規模は縮小するとの予想が多いです。

マンション管理が迎える将来を見越して、大手~中堅マンション管理会社はM&Aや売買を行いサービス向上や事業拡大を目指すケースが増えています。

一方資金的に他企業の買収が難しい中小企業は今後、これ以上売上を伸ばせず経営が難しくなる可能性が高いです。大手企業15社が過半数の市場を獲得している状態で、サービスで差のつけにくいマンション管理事業で生き残るのは困難です。

また最低賃金上昇によりマンション管理のコストが上がっている現在、大手企業と競合するにはかなりのアイディアが必要でしょう。

また後継者に会社を引き継いでもらおうと思っても、会社の業績が思わしくない場合断られるケースも多いです。そのため先行き不安なマンション管理会社を抱えたまま、将来に悩む経営者はさらに増えていくはずです。

2. マンション管理会社は今すぐM&A準備をしよう

マンション管理会社は今すぐM&A準備をしよう

経営に悩むマンション管理会社は、すぐにM&A準備をするのがおすすめです。

マンション管理業界はM&Aによる規模拡大の恩恵を受けやすい事業であるため、大手企業は積極的な買収を乗り出し寡占化を進めています。事業規模が大きくなれば、巡回効率の向上、システム投資の効率化などのメリットが得られます。

大手企業は少しでも管理のコストを低くして効率的な経営を行うため、今後も積極的に同業の会社を買収していくでしょう。

しかし市場縮小が予想される2020年以降、業績の悪化が予想されるためM&A案件が減少する可能性も少なくありません。中小のマンション管理会社が経営を安定させるため大手企業の傘下に入るには、今準備を始める必要があります。

売り手市場が続くマンション管理業界でM&Aの流れに乗り遅れないよう、M&Aで事業承継、会社存続を検討するのがおすすめです。管理コストを下げにくい中小の管理会社が、激しい価格競争が繰り広げられている今の業界で生き残るのは非常に困難です。

しかしM&Aで大手企業の傘下に入れば、管理コストが下がり経営基盤も今より安定します。「後継者に会社を継ぐのを断られた」「会社の経営を安定させたい」という方はM&Aがおすすめです。

一方、「M&Aに興味はあるけれどどんなメリットがあるか分からず不安」という方は少なくないでしょう。M&Aをするかお悩みの方は、まずマンション管理会社がM&Aをするメリットを具体的に確認してみてください。

3. マンション管理会社がM&Aで会社を残すメリット

マンション管理会社がM&Aで会社を残すメリット

マンション管理会社が事業承継するには、M&A以外にも親族、従業員など後継者による承継があります。

しかしM&Aで行う事業承継にはマンション管理会社ならではの大きなメリットがあるため、自社の経営状況を振り返りながらM&Aについて検討することが必要です。

ここからはM&Aに詳しくない方でも分かりやすくM&Aの長所を解説するので、ぜひ参考にしてください。

メリット1.スケールメリットで管理コストを削減できる

M&Aを行うことでスケールメリットが発生し、マンションの管理コストを下げることができます。マンション管理会社は、スケールメリットが得やすい業種であるためM&Aを行い事業規模を拡大する会社が多くあります

スケールメリットとは、事業規模を拡大することによって得られるメリットの総称です。マンション管理会社の場合、
 

  • 管理に使う製品をまとめ買いすることで1つ当たりの単価が安くなる
  • 多くのマンションを管理することで管理ノウハウが蓄積される
  • マンションを複数管理することで巡回効率が上がる
  • 管理するマンションが多いほどシステム投資の金額に対して高い効果を得られる

などのメリットがあります。

これらのメリットは買い手だけでなく、売り手も享受できるものです。M&Aを行い同じマンション管理会社と協力すれば、管理コストを下げ、業界内での競争力をアップさせることも可能です。

経営者にとっても従業員にとっても、会社経営の効率性が上がり同じサービスをより低コストで実現できるようになるのは良いことでしょう。

メリット2.買い手企業の人材を活用できる

M&Aで多くの人材を有する買い手の傘下に入ることで、買い手企業の人材を活用することができます。

規模を問わず、マンション管理会社の中には従業員不足で困っている企業は少なくありません。特にマンション管理という業種上、リタイア後のシニア層がパートやアルバイトとして働いているケースが多く、長く働ける若い人材の獲得には苦戦しがちです。

しかしM&Aで買い手と売り手、相互が人材を活用し合えれば動かせる人材が増えるため、人手不足でサービスが不十分になる心配は減ります。

もちろん買い手側も人材不足に悩んでいる可能性はあるはずです。しかし先ほど説明したスケールメリットにより巡回効率が上がり、より少ない人数でも対応できるようになる可能性は十分にあります

人材不足が深刻で、今勤めている従業員に負担を掛けてしまっていると悩む経営者は少なくありません。従業員がより良い環境で働くためにも、M&Aで人材不足解消に努めましょう。

メリット3.大手傘下で知名度を上げれば人材を募集しやすくなる

大手傘下に入ることで知名度がアップし、新規人材の雇用をしやすくなります。マンション管理業界全体で人材不足が深刻化する中、知名度が足りず人材募集を出してもなかなか人が集まらないと悩む中小マンション管理会社は少なくありません。

しかし大手傘下に入り、大手の知名度を得られれば今までより多くの人材が募集を見て、応募してくれるでしょう。マンション管理会社にとって、人材は貴重な存在です。一人でも多くの人材を獲得するため、M&Aを活用するのは経営にとってプラスになるでしょう。

また、多くの人材が集まることで賃貸不動産経営管理士やマンション管理士などの不動産管理業務に関する資格保有者も集めやすくなります。専門的な知識を持った人材を揃え、マンション管理会社としてサービスの質を高めましょう。

メリット4.安定した管理先を手に入れられる

M&Aで買い手企業の持つ取引先を手に入れることで、仕事を得られるチャンスが増えます。

一度取引を始めれば、長期間安定した収益が見込めるマンション管理業。管理マンションが増えれば増えるほど、毎月一定の収益が得られるため経営基盤が安定します

しかし新しいマンションの建設が落ち着いている今、中小のマンション管理会社が自力で新しい取引先を見つけて契約を結ぶのは困難です。新しい契約が取れないまま、既存のマンション管理業務が無くなり収益が確保できなくなる会社も少なくないでしょう。

ですがM&A買い手企業の取引先を得ることで、管理するマンションの数が増えさらに安定した収益を実現できます。取引先が増えれば仕事を失うリスクも減るので、会社を今後も守りたい方はM&Aがおすすめです。

以上が、マンション管理会社がM&Aを行うメリットでした。マンション管理会社はより大きな影響力を持つ買い手と協力することで、今抱えている経営課題を解決できる可能性があります。

「本当にM&Aで上手く行くのか」と不安に感じている方は、まずマンション管理業界のM&Aについて専門家に聞いてみましょう。M&A総合研究所では、マンション管理会社に詳しい専門家が、M&A、事業承継に関するご相談を広く受け付けております。

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また、以下の記事では会社の売却をするメリットを解説しています。デメリットや相場も紹介しているので、気になる人は併せてチェックしてみてください。

【関連】会社売却とは?メリット・デメリット、売却相場までを徹底解説!

そしてここからはマンション管理会社の具体的なM&A事例を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
 

  • マンション管理会社のM&A・事業承継

4. マンション管理会社のM&A成功事例5選

マンション管理会社のM&A成功事例5選

マンション管理会社では、管理戸数の拡大、人材の獲得を目的としたM&Aが多く行われています。

まずは具体的な成功事例をチェックし、どんな目的で買い手がM&A相手を探しているのか、どんな会社がM&Aを行っているのか知りましょう。そして自社の強みを考え、どんなポイントが買い手にとって魅力的に映るのか考えてみるのがおすすめです。

マンション管理業界以外の成功事例は、以下の記事で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。

【関連】M&A成功事例25選!【2018年最新版】

成功事例1.フージャースHDとコーケンコミュニティー

最初に紹介するのは、フージャースHDコーケンコミュニティのM&A事例です。

フージャースHDは2015年8月、子会社のフージャースリビングサービスを通じ、コーケンコミュニティの全株式を取得し、子会社化することを発表しました。

フージャースHDの子会社、フージャースリビングサービスは埼玉県、千葉県を中心に分譲マンションの管理サービスを行ってきた会社です。また買収されたコーケンコミュニティーは、神奈川県内を中心としたマンション管理事業を行っており、豊富な実績や経験を持っています。

今回のM&Aの目的は、フージャースリビングサービスの管理戸数が少ない神奈川県への進出です。コーケンコミュニティーが神奈川県内で持つシェアを生かせば、関東圏での影響力をさらに強めることができます

今後フージャースリビングサービスは神奈川県内で新たに得たマンションを活かし、さらなるサービス向上、効率化を目指すとのことです。

成功事例2.日本管理センターとアクシスモーション

次に紹介するのは、日本管理センターアクシスモーションのM&A事例です。

2017年、日本管理センターは物件管理サービスを提供するアクシスモーションと資本業務提携を行いました。

資本業務提携とは、お互いの資本を活かし、相互に協力して事業を進めるというM&Aです。合併や買収と違い、支配関係が生まれないM&Aなので、対等な協力関係になりたい企業がいる場合に使われます。

今回資本業務提携のパートナーとなったアクシスモーションは、不動産管理会社や個人オーナーを対象に、マンション管理のワンストップサービスを提供しています。

アクシスモーションが提供する「PMアシスト」は登録された現地アシスタントが必要に応じてマンションの管理業務を行うという業務形態で、業務効率化の観点から注目されていました。

今回のM&Aで日本管理センターは、アクシスモーションが持つIT技術力とマンション管理効率化のノウハウを活かし、経営の見直しを進めるとのことです。

成功事例3.長谷工コーポレーションと総合地所

次に紹介するのは、長谷工コーポレーション総合地所の事例です。

2015年4月、長谷工コーポレーションは子会社の不二建設株式会社と共同で、総合地所の全株式を取得し、子会社化すると発表しました。株式の取得価格は、非公開となっています。

今回買収の対象となった総合地所は、首都圏、近畿圏でマンション分譲事業や賃貸管理事業などを行っている会社です。一方長谷工コーポレーションはマンション施工、ディベロッパーとして不動産業界に関わってきた大手企業です。

今回のM&Aは、同じ不動産関連会社としてシナジー効果が高いとして成約に至りました。お互いのノウハウや経験、取引先などを相互に生かし、不動産業界でさらに影響力を強めていくのが目的だと考えられます。

成功事例4.大和ハウスとグローバルコミュニティ

次に紹介するのは、大和ハウスグローバルコミュニティのM&A事例です。

2012年3月、大和ハウス工業は子会社のダイワサービスを通じ、グローバルコミュニティを孫会社としました。取得価格は、公開されていません。

大和ハウスは不動産会社としてマンション、戸建て分譲や賃貸管理など幅広いサービスを行ってきた会社です。一方買収されたグローバルコミュニティは分譲マンション総合管理、ビル・施設管理を総合的に行ってきました。

今回のM&Aで、大和ハウスはグローバルコミュニティが管理しているマンションを得てスケールメリットを得ることに成功しました。

総管理戸数が拡大することで、効率的なマンション管理が実現できるほか、地域でのシェアを高め影響力を強めることも可能です。今後大和ハウスはマンション管理事業の競争力強化を目指すとしています。

成功事例5.日本ハウズイングとAKIコミュニケーション

最後に紹介するのは、日本ハウズインクAKIコミュニケーション(アソシア・プロパティ)の事例です。

2010年、日本ハウズイングはAKIコミュニケーションが会社分割で設立する新会社の株式を全て取得し、子会社化すると発表しました。

日本ハウズイングも、AKIコミュニケーションもこれまでマンション管理事業を中心に事業展開を行って来ました。今後は新設会社を子会社化することにより、マンション管理事業における影響力をさらに拡大させスケールメリットを活かした収益性向上を目指すとのことです。

以上が、マンション管理会社におけるM&A成功事例でした。経営の効率化、事業エリアの拡大を目的としたM&Aは今後も積極的に行われます。

M&A市場が活発な今なら、自社の管理しているマンション、従業員に高い価値を見出してくれる買い手に出会うことで会社の経営状態を良くしていくことも可能でしょう。

しかし具体的にどんな買い手と出会えば、会社の今後にとってメリットの大きいM&Aが実現できるのでしょうか。ここからは経営の難しさに悩む中小マンション管理会社に合う買い手の特徴を解説してきます。

5. 中小マンション管理会社のM&A相手に適する買い手の特徴

中小マンション管理会社のM&A相手に適する買い手の特徴

マンション管理に関わる業界では、多くの企業がM&Aに成功しています。しかし自社にとって適切な買い手をどのように選べば良いか分からないという方も多いはずです。

ここからは、会社を安定させるため選ぶべき買い手の特徴を解説していきます。経営者、従業員、取引先のとってベストな買い手を選び、収益を確保しましょう。
 

特徴1.管理物件の数が多い

買い手が多くの管理物件を持っているほど、スケールメリットによる経営効率化の恩恵を得やすくなります。

多くの管理物件があれば効率的な巡回ができるようになり、より少ない人材でより良いサービスを提供することができます。

地域でのシェアが上がれば知名度、影響力もアップするので多くのマンション管理実績を持つ買い手と協力しお互いのノウハウを活かし合うのが会社成長の鍵です。

特徴2.資本力があり買収に前向きである

資本力があり積極的に買収を行う買い手が相手であれば、交渉もスムーズに進みやすいです。良い買い手と出会えても、あまりM&Aに積極的でなければ交渉途中で降りられてしまうケースも少なくありません。

せっかくM&Aの話を進めても、途中で買い手がいなくなれば交渉に掛けた時間が無駄になってしまいます。M&A交渉をよりスムーズに進めるため、資本力があり買収に前向きな会社を選んだ方が効率的でしょう。

特徴3.従業員の受け入れに積極的である

従業員の受け入れに積極的な買い手だと、従業員をそのまま引き受けてくれるので従業員が安心して働けます。

会社によっては、マンション管理会社を買収しても売り手の従業員を引き継がず、事業だけを欲しがるケースも少なくありません。しかし事業だけを渡すと、今まで勤めてくれていた従業員の働き先が無くなり、生活に大きな影響が出てしまいます。

また従業員を重視しない会社だと、売り手から従業員を引き取った後待遇を悪くして離職に追い込むこともあるでしょう。

今まで働いてくれた従業員を守るためにも、従業員の受け入れに関して聞いたとき「少なくとも今までと同じ待遇で雇う」「今より待遇を良くしてでもぜひ従業員は欲しい」と言っている買い手を選ぶことをおすすめします。

特徴4.優秀な人材がたくさんいる

優秀な人材を多く持つ会社が買い手だと、人材不足を解消できるチャンスが高まります。

買い手と協力して事業を進めることで、必要な人材をお互いに活用しあうことも可能です。しかし買い手側でマンション管理に詳しい従業員がいなければ、既存の管理事業を続けることも難しくなりM&A後の成長は難しくなります。

一方買い手に優秀な人材がいれば、お互いの強みを活かしサービスの向上を目指すことができます。これからも多くのマンションを管理し、利益を上げたい方はマンション管理士などの資格を持つ従業員の人数をチェックしましょう。

特徴5.業界を問わずシェアを獲得している

業界を問わず特定の業種やエリアでシェアを獲得している買い手は影響力が強いため、知名度アップ、競争力アップを目指せます。

M&Aをきっかけに、より多くの人材を採用したい、管理戸数をさらに増やして収益を挙げたいと思っている売り手は少なくありません。

すでにシェアを持つ売り手であれば、M&Aで取引先だけでなくブランド力まで得られるので、今後も仕事を得やすくなるでしょう。

以上が、中小マンション管理会社に適する買い手の特徴でした。規模の大小が売上に直結するマンション管理業界では、影響力が強く多くの資源を持つ買い手と協力することが大切です。

自社にぴったりな買い手を探し、M&Aで会社を成長させましょう。

ここからは中小マンション管理会社がベストな買い手と出会い、有利に交渉を進める方法を解説します。納得の行くM&Aを実現したい方はぜひ参考にしてください。

6. 中小のマンション管理会社が最適な買い手と出会う方法

中小のマンション管理会社が最適な買い手と出会う方法

強みのないまま自社にとってベストな買い手と出会うのは非常に困難です。また専門家に相談せず自力で買い手を一から探すには、大変な時間がかかってしまうでしょう。

ここからは中小のマンション会社がより早く、適切な買い手を見つける方法を解説するのでぜひ参考にしてください。
 

方法1.スキルの高い従業員を多数確保する

スキルの高い従業員が多ければ多いほど、買い手に注目されやすいです。

人手不足が深刻な現在、マンション管理の知識を持った社員は非常に貴重な存在です。特に若い人材は、今後長く活躍できると考えられるため買い手から重宝されるでしょう。

現在マンション管理業界は売り手市場となっていますが、今後M&A市場が落ち着き買い手優位になる可能性もあると考えられています。

良い買い手に注目されるため、業界内で価値の高い人材を1人でも多く確保しましょう。これ以上採用するのが難しいという場合は、既存の経験者が会社を離れてしまわないよう待遇に気を付けることが大切です。

方法2.特定地域でシェアを拡大する

特定地域でのシェアが大きいマンション管理会社は、事業拡大を狙う買い手にとって魅力的です。買い手側はマンション管理業界の価格競争に勝ち残るため、少しでも多くの物件を欲しがっています

そのためすでに特定のエリアで多くの物件を管理し、影響力を持っている売り手と協力したいと考える買い手は多いです。特に、すでに近隣地域で影響力を強めている買い手は、さらなる事業拡大のため近いエリアの買収に積極的です。

意欲的に買収を目指す買い手に出会うため、少しでも多くの取引先を確保してシェアを拡大していきましょう。

方法3.人件費などのコストを節約する

人件費などのコストを節約し、経営努力をしていることをアピールすれば経営の効率化を目指す買い手に注目されやすいです。

マンション管理会社の買収を狙っている買い手の多くは、少しでもコストを低くして、人材や管理物件を獲得したいと考えています。

経理面で努力していることを示し経営のパートナーとして適していることをアピールすれば、M&Aを行った後効率的に成長できると感じてくれるでしょう

最低賃金が上昇している今、人件費の削減は非常に難しいことです。しかし新システムを導入する、巡回の順序を見直すなど賃金以外で出来る経営努力を全力で行えば、無駄のない経営をしているとして買い手から評価されるでしょう。

方法4.少しでも多くの買い手と出会う

少しでも多くの買い手と出会うことで、自社を高く評価してくれる会社とM&Aを行えるチャンスが高まります。

買い手を1社だけに定めて交渉を進めるのも良いですが、途中で交渉が決裂してしまうとその分成約まで時間がかかってしまいます

そのため複数の買い手と出会い、自社に合いそうな所から交渉を進めていくのがおすすめです。自力で相手を探すだけではなく、M&Aマッチングサイトや仲介会社などを積極的に活用し、いろいろな手段で買い手に出会いましょう。

方法5.マンション管理業界に強いM&A仲介会社に相談する

会社のためになるM&Aを実現するためには、自社の価値を高く見積もってくれる買い手に出会うことが大切です。

しかし自力で買い手を1から探すには時間がかかりますし、本当に自社と相性が良いのか判断するのは非常に難しいでしょう。そのため中小マンション管理会社は、買い手の案件を多数持つM&A仲介会社に相談するのはおすすめです。

M&A仲介会社はマンション管理会社の買収を希望する会社の情報を多数持っており、売り手に合う企業を選んで紹介してくれます。さらに買い手との交渉、資料づくりなどもサポートしてくれるので、通所の業務が忙しい経営者の方にもぴったりです。

M&Aをしてみたいと考えている方は、まずM&A仲介会社に相談してみましょう

ここまで、中小マンション管理会社が最適な買い手を見つける方法を解説してきました。買い手との相性次第で、会社の明暗はある程度見えてきます。信頼できるM&A仲介会社に相談し、専門家の視点から会社にあった買い手を見つけてもらいましょう。

次は、マンション管理会社のM&Aに強い仲介会社を紹介していくので、ぜひチェックしてください。

7. マンション管理会社のM&Aに強いM&A仲介会社3選

マンション管理会社のM&Aに強いM&A仲介会社3選

マンション管理会社のM&Aに強いM&A仲介会社は、以下の通りです。

マンション管理、不動産業界に詳しい専門家のアドバイスを得ることで、自社の経営課題を解決してくれる買い手に出会いやすくなります。

以下で紹介する仲介会社から、ぜひ気になるところに問い合わせをしてみましょう。

①M&A総合研究所

①M&A総合研究所

出典:https://masouken.com/

マンション管理会社のM&Aなら、ぜひM&A総合研究所にご相談ください。M&A総合研究所はマンション管理だけでなく多くの買い手の情報を持っているため、短期間で複数の買い手を検討することができます。

さらにM&A総合研究所では、マンション管理業界に詳しい専門家が、会社に合った最適な候補先を紹介いたします。後継者が見つからず悩んでいる方、リタイアを考えている方もスピーディな事業承継を実現しましょう。

さらにM&A総合研究所では、高額売却のチャンスが非常に大きいです。M&A総合研究所にご相談いただいた売り手様の内、2019年度実績で希望価格より実際の譲渡価格が平均124%上昇しました。

今まで経営してきた会社を少しでも高く売却したい方は、ぜひM&A総合研究所にご相談ください。

また料金体系は完全成功報酬制となっており、M&A成約時にしか費用は発生しません。成功時だけ報酬を受け取れる制度だからこそ、実力あるアドバイザーが全力でマンション管理会社のM&A実現までサポートします。

M&Aについてはよく分からない、とにかく高く買ってくれる買い手と出会いたい、どんな希望であってもまずはM&A総合研究所にご相談ください。

会社名 M&A総合研究所
URL https://masouken.com/lp/apartment
電話番号 0120-401-970
特徴 ・マンション管理業界に強み
・高額売却の実績多数
・完全成功報酬制

②プロットライフ

②プロットライフ

出典:http://www.plot-life.co.jp/manda/

プロットライフは、マンション管理業に携わる企業専門のM&Aサポートを行っている会社です。マンション管理士事務所として長年事業に携わってきたことから、専門家として多角的なアドバイスを行います。

プロットライフの料金体系は公式サイトで明らかになっていませんが、問い合わせで売買の状況やM&Aの不安などを相談できます

マンション管理のプロフェッショナルからのアドバイスが欲しい方は、ぜひ相談してみてください。
 

会社名 プロットライフ
URL http://www.plot-life.co.jp/manda/
電話番号 03-6382-5644
特徴 ・マンション管理業に特化
・無料問い合わせ可能

③三菱地所リアルエステートサービス

③三菱地所リアルエステートサービス

出典:https://www.mecyes.co.jp/manda/

不動産評価や売買に強い三菱地所リアルエステートサービスでは、各分野の専門家と協力しつつM&Aコンサルティングを行っています。

特に不動産を保有する企業のM&Aに強みを持っているため、マンション管理だけでなく不動産の賃貸、売買などを行う会社におすすめです。

また税務のプロフェッショナルがいる会社なので、M&Aに伴う相続計画などを含め、不動産活用による節税対策にも対応しています。

M&Aサポート、仲介に関する料金は公式サイトで明かされていませんが、気になる方はまず問い合わせをしてみましょう。

会社名 三菱地所リアルエステートサービス
URL https://www.mecyes.co.jp/manda/
電話番号 0120-370-567
特徴 ・不動産評価に強み
・税務のプロが在籍
・問い合わせ可能

また、以下の記事では今回紹介した以外のM&A仲介会社についても解説していますので、より多くの選択肢から選びたい人はぜひご確認ください。

【関連】M&A仲介会社・企業ランキングTOP25!大手上場企業あり!

8. まとめ

まとめ

安定した収益を出せることで人気のマンション管理業ですが、大手企業の進出により新規顧客の獲得や顧客維持が難しくなっています。

これからもマンション管理会社を残すには、自社より資本力のある会社とM&Aで協力し事業体系を見直すことが必要です。

マンション管理会社のM&Aに関しては、適切な会社選びと戦略作りが重要になります。M&Aに興味を持っている方は、まず不動産管理の実績を持つ仲介会社に相談してみましょう。

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