2024年10月28日更新
自動車小売業(ディーラー)のM&A・事業承継の動向を紹介!事例や相場も解説!
本記事では、自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却や第三者への事業承継について、業界の動向・価格相場・メリット・成功のポイントを解説します。自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却・事業承継成功事例も紹介します。M&Aを検討している方は必見です。
目次
1. 自動車小売業界(ディーラー)の動向と現状
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却・事業承継を成功させるためには、業界動向の把握は重要な要素です。ここでは、自動車小売業(ディーラー)の業界動向を解説します。
①新車販売数の低迷による中古車登録台数の増加
1つ目に挙げる自動車小売業(ディーラー)の業界動向は、新車販売数の低迷による中古車登録台数の増加です。
日本自動車工業会の調べによると、1990年の新車販売数(四輪車・乗用車)は500万台を超えていたものの、その後は400万台で推移しています。
2022年の四輪車新車販売台数は、前年より5.6%減少して420万1千台となりました。乗用車は前年より6.2%減少して344万8千台となり、うち普通車は6.9%減の134万6千台、小型四輪車は8.0%減の87万7千台、軽四輪車は4.0%減の122万5千台でした。
これには、中古車の登録台数が2015~2019年の間で10万台以上も増加したことも影響していると考えられます。
若者の車離れなど車を所有する人口の減少や、景気の影響を受けて中古車に乗り換える人が増えたため、新車を購入する人が減ったといえるでしょう。
参考:一般社団法人 日本自動車工業会「四輪車」
②異業種からの参入が増加
2つ目に挙げる自動車小売業(ディーラー)の業界動向は、異業種からの参入業者の増加です。
FP事業者が自動車小売業(ディーラー)の代理店に加盟したり、ガソリン小売業者が自動車小売業(ディーラー)とガソリンスタンドを融合させた事業を展開したりしています。
自動車小売業(ディーラー)では事業規模の縮小が叫ばれてますが、異業種の特徴と自動車小売業(ディーラー)を組み合わせた事業者が業界での活路を見いだし、自動車小売業(ディーラー)に参入しているのがうかがえます。
③輸入車販売台数は堅調に推移
3つ目に挙げる自動車小売業(ディーラー)の業界動向は、安定した輸入車販売です。日本自動車工業会の調べによると、輸入車販売台数は2009年に15.9万台に落ち込んだものの、2011年には20万台に達し、2022年には、31万台を超えています。
国内メーカーの自動車小売業(ディーラー)とは対照的に、海外メーカーの自動車小売業(ディーラー)は安定して事業を展開していると捉えられます。
④カーシェアリング利用拡大による自動車小売業界(ディーラー)の収入減の可能性
経済産業省の調査によると、カーシェアリング用車両台数、車両ステーション数の推移を見ると、車両ステーション数は2倍以上と右肩上がりで増加しています。車両ステーション当たりの車両台数も増加するなど、カーシェアリングの利用環境の充実化が進んでいることがわかります。
日常生活でカーシェアリングを利用が増えていることにより、今後、自動車小売業界(ディーラー)の収入減の可能性が考えられるでしょう。
2. 自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却の相場
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却相場は、1億円未満と数億円から数十億円に分かれています。
中小規模の会社・事業に対しては1億円未満の価格帯が多く、事業規模の大きい会社に対しては数億から70億円ほどの相場で取引されている事例が多いです。
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却価格の算出方法
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却価格を算出するには、以下3つの方法から自社に合った算出方法を選択します。
- インカム・アプローチ:収益に焦点を当てて企業価値を算出する方法
- コスト・アプローチ:企業が保有している純資産を基に企業価値を算出する方法
- マーケット・アプローチ:比較する企業や業種を挙げて企業価値を算出する方法
3. 自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却の5つのメリット
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却を実行すると、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却では、主に以下5つのメリットを享受できます。
- 後継者問題の解決
- 廃業・倒産の回避
- 個人保証・債務の解消
- 従業員の雇用継続
- 売却益の獲得
①後継者問題の解決
1つ目に挙げる自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却のメリットは、後継者問題の解決です。
親族・会社内にふさわしい人物がいなかったり後継者を育てる時間がなかったりしても、M&A・譲渡・売却や第三者への事業承継を選択すれば、事業の引き継ぎが可能です。
後継者問題で困っているなら、親族・会社内のみでの解決にこだわらず、第三者への譲渡を検討してみましょう。
M&A仲介会社などを通じて対象企業を紹介してもらえれば、M&A・譲渡・売却・第三者への事業承継により、事業の引き継ぎが可能になります。
②廃業・倒産の回避
2つ目に挙げる自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却のメリットは、倒産・廃業の回避です。
自動車小売業(ディーラー)では、少子化や車離れなどが影響して新車の販売台数が減少しているため、思うように売り上げが伸びない・赤字の状態が続いているなどの財務状況では、廃業・倒産せざるを得ない場合もあります。
しかし、M&A・譲渡・売却・第三者への事業承継を選べば、廃業・倒産を回避できます。近年の自動車小売業(ディーラー)では、業界の再編が進み同業者に対するM&Aも見受けられます。
販路・エリアの拡大やスケールメリットの獲得などを望む相手を見つけられれば、M&A・譲渡・売却が可能になり、廃業・倒産の危機にあっても自動車小売業(ディーラー)を続けられるでしょう。
③個人保証・債務の解消
3つ目に挙げる自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却のメリットは、個人保証・債務の解消です。
自動車小売業(ディーラー)を事業承継で譲り渡すと個人保証・債務も引き継ぐので、後継者に負担がかかるケースも少なくありません。
しかし、M&A・譲渡・売却・第三者への事業承継なら買い手によって個人保証と債務の負担・一括で返済するのも可能です。
個人保証・債務の解消は、早い段階から金融機関や買い手と話し合いの場を設けておきましょう。これなら、クロージング後の個人保証・債務の解除がスムーズに行えます。
④従業員の雇用継続
4つ目に挙げる自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却のメリットは、従業員の雇用継続です。
廃業・倒産を選ぶと従業員を解雇しなければなりませんが、M&A・譲渡・売却・第三者への事業承継を行えば、従業員の雇用を引き継いでもらうのも可能です。資本力のある企業や大手企業などに譲渡できれば、従業員の待遇改善も見込めるでしょう。
⑤売却益の獲得
5つ目に挙げる自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却のメリットは、売却益の獲得です。会社そのものを譲渡する株式譲渡なら、譲渡益がオーナーの手元に入ります。事業のみを譲り渡す事業譲渡では、会社に譲渡益が入ります。
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却や第三者への事業承継を選択すると、このように譲渡益を獲得できるため、老後の生活費・新規事業の資金・借入金の返済などに充てられます。
4. 自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却を成功させるポイント
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却や第三者への事業承継を成功させるには、どのような点に注意をすればよいのでしょうか。ここでは、成功させるための5つのポイントをそれぞれ解説します。
- 収益力を持っている
- 立地条件の良い場所にある
- デモカーを多く所有している
- メーカーとの代理店契約の引き継ぎが可能
- M&Aの専門家に相談する
①収益力を持っている
1つ目に紹介する自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却を成功させるポイントは、収益力です。
自動車メーカーは自動車小売業(ディーラー)に対し、目標販売台数の達成に応じて報奨金を与える制度を設けています。
現在、報奨金を支給する自動車メーカーは少なくなっているものの、報奨金により収益を維持している自動車小売業(ディーラー)も存在するため、M&A・譲渡・売却・第三者からの事業承継を成功させるには、目標販売台数の達成度合いを把握するのが重要といえます。
②立地条件の良い場所にある
2つ目に紹介する自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却を成功させるポイントは、立地条件の良さです。幹線道路から外れていたり駅から遠い場所にあったりすると、集客に陰りが見えて思うように売り上げを伸ばせない事態が想定されます。
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却・第三者からの事業承継では、幹線道路沿い・中心街・駅周辺・住宅街に店舗を構えているのが重要といえるでしょう。
③デモカーを多く所有している
3つ目に紹介する自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却を成功させるポイントは、デモカーを多く所有している点です。
顧客は、車種やエンジンの種類や内装などから車の購入を決めるため、数多くのデモカーを所有している店舗は試乗を通じた購入につなげやすいです。
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却・第三者からの事業承継では、デモカーを多く所有しているのも重要なポイントになります。
④メーカーとの代理店契約の引き継ぎが可能
4つ目に紹介する自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却を成功させるポイントは、メーカーとの代理店契約の引き継ぎが可能な点です。
ただし、メーカーの意向を無視してM&Aを行うとチェンジオブコントロール事項に抵触し、代理店契約が破棄されるケースがあります。
チェンジオブコントロール事項とは、M&Aなどで経営権が移転した場合、契約内容に何らかの制限がかかる条項をいい、通知義務の発生や契約解除などが定められています。
メーカーとの代理店契約を引き継ぐ場合には、事前に通知や届出を行いメーカーの承諾を得るようにしましょう。
⑤M&Aの専門家に相談する
5つ目に紹介する自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却を成功させるポイントは、M&A専門家の利用です。
自動車小売業(ディーラー)に限らず、M&A・譲渡・売却には専門的な知識を必要とします。
自社にM&Aの専門家を置いていない・自動車小売業(ディーラー)を譲渡した経験がない場合は、専門知識を有するM&Aの専門家に協力を依頼しましょう。
5. 自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却に関する相談先
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却を検討している場合は、次の相談先に相談してみましょう。
金融機関
中小企業の経営者にとって、取引先金融機関は最も身近な存在であるはずです。金融機関であれば、営業担当者がいるはずなので、まずはそこにM&Aを検討している旨、伝えてみましょう。適切な人材を紹介してもらえます。
公的機関
近年では、中小企業庁が中小企業の事業承継やM&Aなどを推進する取組を行っているので、公的機関も相談先として充実しています。各都道府県に相談先があり、相談は無料なので、まずは相談してみましょう。適切な人材を紹介してくれるので、その後の手続きをスムーズに進められます。
士業事務所
M&A・譲渡・売却を行うのがほぼ確実のケースでは、士業事務所への相談が最適です。士業事務所には、高度な専門知識を有する人材がいるので、複雑な手続きもスムーズに進められます。ただし、実際の成約に至るまでに多額の手数料が必要となるケースが多いので注意しましょう。
M&Aマッチングサイト
最も身近で利用しやすい相談先と言えば、M&Aマッチングサイトです。M&Aマッチングサイトは基本的に無料で利用できます。ただし、成約に至った後に手数料の支払いが必要なケースがほとんどです。
オンラインプラットフォーム上でメッセージのやり取りができるなど、気軽にM&A先、譲渡先、売却先を探したいケースに向いています。
M&A仲介会社
まず検討したい相談先はM&A仲介会社です。M&A仲介会社は幅広いネットワークを保有しているので、M&A先・譲渡先・売却先を素早く探し出してくれます。これが一番のM&A仲介会社を利用するメリットです。専門知識の豊富なアドバイザーも常駐しているので、相談にも親身に対応してくれます。
6. 自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却事例
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却では、どのような企業が事業の取引を行っているのでしょうか。ここでは、自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却事例を紹介します。
オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングスによるPCTホールディングスのM&A
2024年8月、オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングスは、PCTホールディングスの全ての株式を取得しました。
オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングスは、ディーラー事業を統括する持株会社です。対象会社のPCTホールディングスは、資金調達・財務及び経営に関するコンサルティング、投資事業を行っています。
今回のM&Aにより、オートバックス・グループはEVソリューション事業の競争力強化を目指します。
オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングスによる東葛ホールディングスのM&A
2024年8月、オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングスは東葛ホールディングスの普通株式を公開買付け(TOB) により取得しました。
オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングスはグループの持株会社として、新車販売、サービス、メーカー認定中古車の販売などを行う子会社の経営管理などを行っています。対象会社の東葛ホールディングスは、千葉県の東葛エリアに全12 店舗を展開するHondaの正規ディーラーです。
今回のM&Aにより、東葛ホールディングスの事業強化、シナジーの創出を目指します。
双日によるSilaba MotorsのM&A
双日は、パナマでKiaやマツダブランドの正規ディーラーを運営するSilaba Motors S.A.の全株式を取得し、パナマでの自動車ディーラー事業に参入しました。
Silaba Motorsは1991年創業で、自動車販売、アフターサービス、パーツ販売を手掛けています。パナマ国内に8拠点を持ち、年間販売台数で国内第2位を誇り、累計販売台数は17万台を超えます。パナマは中南米の経済・物流の要衝であり、今後も人口増加と経済成長による内需拡大が期待されています。
双日はパナマ市場を中南米戦略の重要拠点と位置づけ、他の中南米市場とシナジーを追求し、自動車事業のバリューチェーンの強化・拡大に取り組みます。
VTホールディングスによるフジモトーレンのM&A
VTホールディングスは、静岡県浜松市にあるフジモトーレンの全株式を取得し、子会社化することを決定しました。
VTホールディングスはホンダや日産の新車ディーラーを中心に統括する持株会社です。フジモトーレンは、浜松エリアでBMWの正規ディーラーとして新車販売店2店舗と中古車販売店1店舗を運営しています。
この買収により、VTホールディングスは自動車販売事業を拡大し、グループ内の運営ノウハウを活用して浜松エリアでのBMW車のシェア拡大を図り、連結業績の向上を目指します。
Swift Holdings Investments Pty Ltd.によるGulliver Australia Pty LtdのM&A
2022年4月、Swift Holdings Investments Pty Ltd.がGulliver Australia Pty Ltdの全株式を取得し、完全子会社化しました。M&Aの取得価格は非公開です。
買い手側企業は、投資事業を展開する会社です。売り手側企業は、IDOMの連結子会社として、オーストラリアのヴィクトリア州において新車・中古車の販売事業を展開しています。
本件M&Aの目的は、資本効率や成長性の高い主力事業への集中および、オーストラリアにおける新車ディーラー事業からの撤退にあります。
オートバックスセブンによるTAインポートのM&A
オートバックスセブンは、子会社であるオートバックス・ディーラーグループ・ホールディングスを通じて、栃木県および千葉県北部でAudi正規ディーラーを3拠点運営する株式会社TAインポートの全株式を取得し、子会社化することを決定しました。取得価額は非公表で、取得予定日は2021年4月1日です。
オートバックスセブンは、この子会社化により新たな自動車メーカーとのネットワークを構築し、顧客との接点を増やして収益拡大を目指します。これは、同社の「5ヵ年ローリングプラン」の一環である「マルチディーラーネットワーク」構築を推進する施策の一つです。
グッドスピードによるチャンピオンのM&A
株式会社グッドスピードは、ハーレーダビッドソンとベスパの正規ディーラーである株式会社チャンピオンの全株式を取得し、子会社化することを決定しました。取得価額は非公表で、取得予定日は2021年3月1日です。
グッドスピードは、これによりBMW Motorradに加えてハーレーダビッドソンの正規ディーラーも運営することになり、バイク事業と四輪事業のシナジーを創出し、企業価値の向上に寄与すると判断しました。
VTホールディングスによるホンダ販売店のM&A
VTホールディングスは、連結子会社である株式会社ホンダカーズ東海を通じて、株式会社富士モーターズ商会と有限会社大兵自動車から愛知県津島市にあるホンダ販売店を譲り受けることを発表しました。
譲受価額は非公表で、譲受予定日は2021年4月1日です。
VTホールディングスは、愛知県および岐阜県エリアでの市場シェアと事業拡大を見込んで、今回の店舗譲受を決定しました。
VTホールディングスによるホンダ四輪販売丸順のM&A
VTホールディングスは、連結子会社である株式会社ホンダカーズ東海が株式会社ホンダ四輪販売丸順の追加株式を取得し、連結子会社化することを発表しました。
取得価額は非公表で、譲受予定日は2021年1月4日です。
ホンダ四輪販売丸順は岐阜県大垣市で新車販売3店舗と中古車販売1店舗を運営しています。一方、ホンダカーズ東海は愛知県内に20店舗、岐阜県内に7店舗を持ち、新車納整工場(PDIセンター)を共同運営するなど、地域でのホンダ車販売強化に努めています。
この株式取得により、両社の提携をさらに強化し、岐阜県での事業拡大を目指します。
7. 自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却のまとめ
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却や第三者への事業承継について、自動車小売業(ディーラー)の概要や業界の動向、価格相場などを交えて紹介しました。
自動車小売業(ディーラー)では新車の販売台数が減っているものの、輸入車販売数の安定や異業種との融合による事業展開など、買い手の需要が見込める業種といえます。
自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却や第三者への事業承継では、以下のようなメリットがあると伝えました。廃業や倒産、後継者不足などの問題を抱えている場合には、他社へ譲り渡すのも選択肢のひとつと捉えておきましょう。
【自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却のメリット】
- 後継者問題の解決
- 廃業・倒産の回避
- 個人保証・債務の解消
- 従業員の雇用継続
- 売却益の獲得
ただし、自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却や第三者への事業承継では、気をつけておくべきポイントがあります。失敗を回避するためには、紹介した成功のポイントをしっかりと押さえておきましょう。
【 自動車小売業(ディーラー)のM&A・譲渡・売却を成功させるポイント】
- 収益力を持っている
- 立地条件の良い場所にある
- デモカーを多く所有している
- メーカーとの代理店契約の引き継ぎが可能
- M&Aの専門家に相談する
8. 小売業業界の成約事例一覧
9. 小売業業界のM&A案件一覧
【旧型酒類販売免許保有】酒類販売業×九州
食品卸・小売/その他の卸・小売/九州・沖縄案件ID:2389公開日:2024年11月06日売上高
1000万円〜5000万円
営業利益
非公開
譲渡希望価格
〜1000万円
酒小売業/希少性の高い旧酒類販売免許保有/アセットライト/1円譲渡案件
【催事出店多数/海外ブランド】 高級スイーツブランドの日本総代理店
食品卸・小売/ECサイト(カートあり)/飲食店/近畿案件ID:2341公開日:2024年10月18日売上高
5億円〜10億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
1億円〜2.5億円
対象企業は、高級海外スイーツチブランドの日本総代理店を運営する会社様でございます。 この度は更なる事業拡大と当社ブランドを永続的に残す為、企業の譲渡をご検討されております。 圧倒的なブランド...
【首都圏×関西の駅近好立地/EBITDA1億程度】室内ゴルフ練習場、スクールの運営
娯楽・スポーツ/関東・甲信越案件ID:2333公開日:2024年10月17日売上高
10億円〜25億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
希望なし
室内ゴルフ練習場及び室内ゴルフスクールを複数店舗運営。 その他、ゴルフ用品の小売りや室内ゴルフ場の施工を手掛ける。
【松阪牛取扱店/業歴60年以上】三重県×食肉卸小売業
食品卸・小売/中部・北陸案件ID:2311公開日:2024年10月08日売上高
1億円〜2.5億円
営業利益
〜1000万円
譲渡希望価格
1000万円〜5000万円
松阪牛の販売許可や自社ブランド豚のオリジナル商品を持つ食肉卸小売業。
【関東/大手予約サイト上位】いちご・ブルーベリー狩り農園運営業
食品製造/その他の卸・小売/関東・甲信越案件ID:2263公開日:2024年09月20日売上高
1000万円〜5000万円
営業利益
〜1000万円
譲渡希望価格
5,000万円(応相談)
いちご・ブルーベリー農園の運営をしております。
【関東】特定の輸入車に特化した自動車整備業
その他の卸・小売/専門サービス/その他/関東・甲信越案件ID:2243公開日:2024年09月12日売上高
5000万円〜1億円
営業利益
〜1000万円
譲渡希望価格
1000万円〜5000万円
特定の輸入車に特化した自動車整備業
【雑誌掲載多数/事業譲渡】レディースアパレルブランド
繊維・衣料卸・小売/ECサイト(カートあり)/近畿案件ID:2208公開日:2024年08月30日売上高
5000万円〜1億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
6,000万円
対象事業はレディースアパレルブランドの運営を行っている
【旧型酒類販売業免許保有】東北地方×酒類販売業
食品卸・小売/その他の卸・小売/ECサイト(カートあり)/東北案件ID:2195公開日:2024年08月28日売上高
2.5億円〜5億円
営業利益
赤字経営
譲渡希望価格
1000万円〜5000万円
対象企業は、新規では取得ができない旧型酒類販売業免許を保有されている酒類販売企業業でございます。 業歴も長く、取引先からの信頼も厚い企業となります。
【近畿・東海地方】釣具・アウトドア用品小売・EC販売業
その他の卸・小売/ECサイト(カートあり)/近畿案件ID:2160公開日:2024年08月15日売上高
1億円〜2.5億円
営業利益
損益なし
譲渡希望価格
1000万円〜5000万円
対象企業は、ブラックバスルアー・ボート専門ショップを運営している企業でございます。
【マレーシア/45店舗以上展開、EBITDA18億円】ハイパーマーケット業
繊維・衣料卸・小売/食品卸・小売/医薬品卸・小売/海外案件ID:2125公開日:2024年08月05日売上高
250億円〜500億円
営業利益
10億円〜25億円
譲渡希望価格
20億円〜
マレーシアにてハイパーマーケット事業を展開する企業
【東北地方/建設機械の販売・修理・レンタル業】地域密着の業歴50年以上の老舗業者
その他の卸・小売/建設・土木・工事・住宅/金融・リース・レンタル/東北案件ID:2115公開日:2024年08月01日売上高
1億円〜2.5億円
営業利益
赤字経営
譲渡希望価格
5000万円〜1億円
東北地方にて建機等の販売・修理・レンタルを手掛ける事業会社でございます。
【関東地方/輸入自動二輪車販売業】有名海外製バイク代理店運営
その他の卸・小売/関東・甲信越案件ID:2113公開日:2024年08月01日売上高
2.5億円〜5億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
5000万円〜1億円
関東地方にて、海外製バイク正規代理店を営む企業。40年以上の業歴があり、長年ファンに愛される代理店。
【主要都市に複数店舗展開】トレーディングカードショップ運営業
その他の卸・小売/ECサイト(カートあり)/娯楽・スポーツ/関東・甲信越案件ID:2051公開日:2024年07月16日売上高
10億円〜25億円
営業利益
5000万円〜1億円
譲渡希望価格
5億円〜7.5億円
トレーディングカードの買取・販売
【東京/高利益率】大手電子部品メーカーの代理店 電子部品卸売業
工業製品卸・小売/関東・甲信越案件ID:1955公開日:2024年06月19日売上高
5億円〜10億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
5000万円〜1億円
東京にて電子部品卸売をメインとする企業で、大手電子部品メーカーの代理店として直口座を保有
【首都圏/3期平均EBITDA3億円越え】EC・物販業
繊維・衣料卸・小売/食品卸・小売/その他の卸・小売/関東・甲信越案件ID:1946公開日:2024年06月13日売上高
10億円〜25億円
営業利益
2.5億円〜5億円
譲渡希望価格
15億円〜20億円
・小売業(EC) ・卸売業
【中国・四国地方】クラフトビール醸造所×その場でビールを楽しめる直売所
食品製造/食品卸・小売/飲食店/中国・四国案件ID:1921公開日:2024年06月05日売上高
1億円〜2.5億円
営業利益
非公開
譲渡希望価格
株価1円+役員借入金の返済(応相談)
中国・四国地方でクラフトビール醸造所及び直売所を運営する会社様でございます。 卸、小売りまで一貫した生産販売体制を構築しております。
【高収益/新鮮な水産物】EC販売業
食品卸・小売/ECサイト(カートあり)/北海道案件ID:1893公開日:2024年05月24日売上高
1億円〜2.5億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
1億円〜2.5億円
食品小売業
【200隻以上の販売実績あり】中古船舶の買取・販売業
その他の卸・小売/金融・リース・レンタル/近畿案件ID:1854公開日:2024年05月20日売上高
1億円〜2.5億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
5000万円〜1億円
中古船舶の買取・販売
【6万人超の顧客リスト/自社ECサイト保有】健康食品小売業
食品卸・小売/その他の卸・小売/ECサイト(カートあり)/近畿案件ID:1821公開日:2024年04月25日売上高
1億円〜2.5億円
営業利益
〜1000万円
譲渡希望価格
応相談(時価純資産程度)
当社は関西にて自社ECを中心に健康食品の販売を行う企業。 各種健康食品製造メーカーから製品を仕入れ、自社で小分けを行い、配送は外注対応。
【テキサス州ダラスで人気のジュエリーショップ運営】
その他の卸・小売/海外案件ID:1808公開日:2024年04月23日売上高
2.5億円〜5億円
営業利益
非公開
譲渡希望価格
希望なし
宝石類を販売するジュエリーショップ(セレクトショップ)を運営
【大手取引先多数 / 希少な取引口座保有】靴の卸売業
繊維・衣料卸・小売/その他の卸・小売/近畿案件ID:1791公開日:2024年04月17日売上高
10億円〜25億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
純資産程度での譲渡
全国展開している小売店をはじめ、複数の取引先に対し靴の卸売を行う。 海外からの輸入販路を持ち、海外事務所を構える。
【中部】豆腐等の大豆食品製造販売
食品製造/食品卸・小売/中部・北陸案件ID:1719公開日:2024年03月27日売上高
1億円〜2.5億円
営業利益
損益なし
譲渡希望価格
1000万円〜5000万円
中部地方において、大豆食品の製造販売を営む会社です。 一部商品がメディア紹介実績を有しており、今後も売上の柱になるものと考えています。
【関西地方/企画から製造まで一気通貫で対応】化粧品の製造、卸売業
美容・健康食品/近畿案件ID:1666公開日:2024年03月07日売上高
10億円〜25億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
1億円〜2.5億円
自社ブランドの化粧品を企画から製造まで一気通貫で行う会社
【稼働会員6万人×高収益】ギフトショップ運営・EC販売業
食品卸・小売/その他の卸・小売/ECサイト(カートあり)/非公開案件ID:1612公開日:2024年02月21日売上高
10億円〜25億円
営業利益
5000万円〜1億円
譲渡希望価格
2.5億円〜5億円
冠婚葬祭などに用いるギフトを店舗・EC販売を手掛ける企業様になります。
【中古車販売・関東エリア】<キャンピングカー製作販売に強み>
その他の卸・小売/関東・甲信越案件ID:1592公開日:2024年02月08日売上高
1億円〜2.5億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
1億円〜2.5億円
中古車販売、軽自動車キャンピングカー製作販売
【化粧品雑貨の企画/製造/販売】純資産程度での譲渡・近畿主要都市
SES・受託開発/その他の製造業/その他の卸・小売/近畿案件ID:1550公開日:2024年01月23日売上高
2.5億円〜5億円
営業利益
赤字経営
譲渡希望価格
1億2,000万円(応相談)
化粧品雑貨の企画開発及び、製造並びに販売
【中部地方】独自の仕入れ先と500社を超える取引先を有する葬祭用品の卸売業
その他の卸・小売/中部・北陸案件ID:1501公開日:2023年12月27日売上高
1000万円〜5000万円
営業利益
赤字経営
譲渡希望価格
1000万円〜5000万円
棺や祭壇、骨壺などの葬祭用品の卸売り、小売り業
【規模拡大可能/鶏卵販売】養鶏業
食品製造/食品卸・小売/ECサイト(カートあり)/中部・北陸案件ID:1323公開日:2023年10月16日売上高
1億円〜2.5億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
4,000万円以上(応相談)
■卵・加工品・鶏肉販売
【関西 / 海外ブランド / 自社ブランドも保有】超高級寝具の卸売・加工業
繊維・衣料製造/繊維・衣料卸・小売/近畿案件ID:1317公開日:2023年10月12日売上高
1億円〜2.5億円
営業利益
〜1000万円
譲渡希望価格
1億円〜2.5億円
関西にて、自社・海外ブランドの超高級寝具の卸売と加工業を中核に事業展開を図っている企業様になります
【島根県/5,000坪保有】スーパーマーケット・飲食業
飲食店/中国・四国案件ID:1225公開日:2023年09月01日売上高
5億円〜10億円
営業利益
1000万円〜5000万円
譲渡希望価格
4億5,000万円
島根県において業務スーパー・飲食店を手掛ける企業
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