20代でセミリタイアする方法・メリットを解説!500万円の資金でリタイアできる?

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

20代でセミリタイアをする方法を取り上げています。アーリーリタイア(早期リタイア)との違いや、20代のセミリタイアで得られるメリット、資金を貯める方法などを載せました。また、資金500万円によるセミリタイアの可否についても触れています。

目次

  1. セミリタイアの定義
  2. 20代が500万円の資金でセミリタイアは可能か?
  3. 20代でセミリタイアする具体的なプラン
  4. 20代でセミリタイアすることのメリット
  5. 20代でセミリタイアする方法・メリットのまとめ
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1. セミリタイアの定義

セミリタイアの定義

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セミリタイアとは、定年退職を迎える前に会社を辞めることです。リタイアの一種で、勤め先が呼びかける早期優遇退職制度を利用したり、自主的に仕事を辞めるアーリーリタイア(早期リタイア)を選んだりする場合を指しています。

セミリタイアの特徴は、リタイアをした後も仕事を続ける点です。定年退職を機に仕事を辞めるリタイアとは違い、稼働時間の少ない仕事に取り組み、生活費に充てます。

つまり、セミリタイアを選ぶ場合、貯えた資金を切り崩しながら、一日数時間のアルバイトや投資、アフィリエイトなどから収入を得ることが求められるのです。

そのため、会社を辞める前には、まとまった生活資金を確保し、収入を得られる術を見つけておく必要があります。

早期優遇退職制度とは?

早期優遇退職制度は、定年を前にした社員に対し、退職を促す制度です。会社の求めに応じて退職をすると、通常よりも多い退職金が支給されます。

早期優遇退職制度の始まりは、1990年代です。団塊の世代が定年に迫る年齢に達したことを受けて、企業が制度を設けたのです。年齢の高い社員を多く抱えていると、高い基本給を支払わなくてはいけません。

そこで、団塊の世代に早期の退職を勧めました。早期優遇退職制度により、社員の年齢構成が変わり、給料の総額を抑えられるようにしたのです。

早期優遇退職制度の種類

早期優遇退職制度は、2つの種類に分けられます。ひとつは、選択定年制。会社が一定の年齢を超えた社員に対し、退職を募ります。早期の退職を促す年齢は会社によって異なりますが、一般的には40~60歳未満の社員が対象です。

45、50、55歳など切りのよい年齢に達すると、退職の意思を確認。求めに応じた社員が、定年よりも早い時期に会社を辞めるのです。

もうひとつの種類には、希望退職が挙げられます。希望退職は、人員整理を目的として、企業の財務状況が悪化したときに退職者を募る制度です。そのため、選択定年制よりも若い年代も対象とされています。

この制度でも、割高の退職金を得られるほか、再就職先の紹介などが受けられるのです。

アーリーリタイア(早期リタイア)との違いは?

リタイアを表す言葉には、セミリタイアとアーリーリタイア(早期リタイア)があります。この2つの言葉には、どのような違いが見られるのでしょうか。

正確な意味を理解したい方のために、2つの違いを調べてみました。セミリタイアとアーリーリタイア(早期リタイア)の違いは、次の通りです。
 

  1. 収入の有無
  2. 仕事を辞める年齢
  3. リタイア後の生活

アーリーリタイア(早期リタイア)との違い① 収入の有無

ひとつ目に取り上げるアーリーリタイア(早期リタイア)との違いは、収入の有無です。セミリタイアは蓄えた生活資金と、短時間の労働で得た収入で、リタイア後の生活を維持します。

一方アーリーリタイアは、仕事を辞めた後に働くことはありません。退職金やこれまでに蓄えた資金などを切り崩して、リタイア後の生活費を賄うのです。

アーリーリタイア(早期リタイア)との違い② 仕事を辞める年齢

2つ目のアーリーリタイア(早期リタイア)との違いは、仕事を辞める年齢です。セミリタイアは、早期優遇退職制度を勧められる45~60歳未満の間に実行する方が多いとされています。

これに対し、アーリーリタイア(早期リタイア)に踏み切る年齢は、30~50代です。ほとんどの場合、早期優遇退職制度を利用しません。自分で決めた時期に会社を辞めるケースを、アーリーリタイア(早期リタイア)と呼んでいます。

アーリーリタイア(早期リタイア)との違い③ リタイア後の生活

3つ目のアーリーリタイア(早期リタイア)との違いは、リタイア後の生活です。セミリタイアは、体や心にゆとりを持った生活を指しています。

リタイアをして自由な時間を手に入れつつも、短時間の仕事をこなすため、勤めていたときよりも負担の少ない生活を送る場合に適したリタイアです。

一方アーリーリタイア(早期リタイア)は、自由を謳歌するためのリタイアといえます。会社を辞めてからは、仕事をこなすことはありません。昔からの夢を叶えたり、物価の安い田舎に引っ越して畑を耕したりと、仕事とは一切関わりを持たないのです。

そのため、アーリーリタイア(早期リタイア)は、リタイア後の生活を賄うための十分な資金があって、趣味にだけ時間を使いたい方にふさわしいといえます。

2. 20代が500万円の資金でセミリタイアは可能か?

20代が500万円の資金でセミリタイア

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20代でセミリタイアを考えている方のために、セミリタイアの可能性を考えてみました。セミリタイアのために蓄えた資金を、500万円に設定した場合、退職後の生活は維持できるのでしょうか。

ここでは、セミリタイア後の支出や、500万円の運用先、運用のための準備など、20代のセミリタイアに必要な情報を取り上げます。
 

  1. 生活するための支出
  2. 500万円の運用先
  3. 運用に必要な知識
  4. セミリタイアの可能性

生活するための支出を計算する

まずは、20代でセミリタイアをしたときの、支出を計算しましょう。把握しやすいように、生活費と税金に分けて、ひと月の支出をまとめてみます。
 

  • 生活費
  • 税金

生活に使える資金は限られています。そのため、支出は必要最小限に抑えなくてはいけません。現在の生活と比べて、どのようなことにお金を使えるのかを確かめてみましょう。

20代・セミリタイア後の支出① 生活費

セミリタイア後の生活費をまとめてみました。20代の男性なら、ひと月で15万円ほどの生活費がかかります。

【20代・セミリタイア後の生活費】

支出項目 支出額 支出の詳細
食費 39,510円 外食費は除いています
家賃 29,811円  
光熱・水道費 6,959円 電気・水道・ガス代
保険医療費 3,627円 医療費・医薬品の購入費
通信費 7,451円 携帯・スマホ・固定回線
交通費 7,260円 公共交通機関・タクシーの運賃など
交際費 11,780円 対象は、知人・パートナーなど
洋服・靴代 7,712円 ほつれ・破れ・穴が空いたことによる新調
理美容費 9,460円 美容室・シャンプー・化粧品・髭剃りなど
娯楽費 14,746円 書籍・旅行代など
雑費 10,724円 消耗品の補充など
合計 149,040円  
※支出額は、総務省統計局・2017年家計調査(家計収支編)から、必要な項目を抜粋しました。

生活を送る中では、急な出費に見舞われることがあります。15万円の生活費のほかに、冠婚葬祭や、家具家電の買い替え、引っ越し代などの出費のために、お金を用意しておくことが必要です。

20代・セミリタイア後の支出② 税金

セミリタイア後の生活では、生活費のほかに税金を支払う必要があります。会社を辞めると、年金や保険料の支払いは自分で行わなければいけません。しかも、これらの税金は、前年の所得を基準に、支払う額が決められます。

そのため、支払う支出を、給料による所得が反映された年と、短時間労働による収入をもとに計算された年に分けて、20代の独身男性を例に、セミリタイア後の支出をまとめてみました。

 

例:東京都世田谷区在住・20代独身
支出項目 セミリタイア翌年の税金 セミリタイア翌々年の税金
年収 291万円 100万円
国民年金 1万6,340円/1カ月
(19万6,080円/1年)
1万6,340円/1カ月
(19万6,080円/1年)
国民健康保険 1万4,088円/1カ月
(16万9,057円/1年)
3,589円/1カ月
(4万3,072円/1年)
都道府県・住民税 5,000円/均等割(1年)
15万/所得割(1年)
0円/均等割・所得割
合計 52万0,137円 23万9,152円
1月あたりの支出 4万3,344円 1万9,929円
※20代の平均給与は、国税庁の平成29年分民間給与実態統計調査を参照。

20代のセミリタイアは、支出に注意をしましょう

セミリタイアをした後の支出では、税金の支払額に注意しましょう。会社を辞めた次の年度と翌々年度では、税金の支出額が異なります。

【1カ月分の税金】

  • セミリタイアの翌年:4万円弱
  • セミリタイアの翌々年:約2万円

生活費は1カ月で約15万円でした。つまり、セミリタイアをした次の年度は、19万円ほどのお金を用意しなければいけません。セミリタイアの翌々年度は、17万円ほどに落ち着きます。

限られた資金で生活するには、税金の控除を利用したり、不要な出費を抑えたりといった対応が必要です。生活を切り詰めるには、娯楽費用を減らす・家賃の安い部屋に引っ越すなどの、決断も求められます。

住民税は前年の所得が反映される

セミリタイア後に支払う税金では、住民税の金額に注意しておきましょう。住民税は昨年の所得に応じて、支払う金額が決められます。そのため、セミリタイアをした次の年は、給料所得に応じた住民税を払わなくてはいけません。

セミリタイアをする場合には、貯えた資金のうち、住民税の支払い分を確保しておいてください。また、アルバイトなどの給与所得を得る場合は、住民税を支払わなくて済む金額(基礎控除+給与所得控除以下)に抑えると、無課税となります。

500万円をどう運用するか考える

毎月の出費を計算できたら、次は貯えた資金の運用方法を決めましょう。働かずにお金を手に入れる手段を選ぶのです。セミリタイア後の運用では、株式・為替取引や、投資信託、不動産投資、WEBサイトの運営などがあります。

元手の500万円を運用し、株の売却益や、買い取ったマンション・アパートの家賃収入、入手したWEBサイトが生み出す広告収入などを得るのです。

すると、セミリタイア後でもアルバイトなどの短時間労働を行わずに、生活費・運用資金の確保が行えます。

運用するための知識を事前に蓄えておく

資金の運用を行うなら、事前に必要な知識を獲得しておくことと、覚えておきましょう。リスクに備えて資産を分配する・需要に合った投資物件の選定・サイトの管理など、運用方法によって必要な知識は異なります。

株式・為替の取引や、投資信託、不動産投資では、リスクがついて回るものです。元本割れを起こしたり、十分な利回りに達しなかったりと、資金を減らす事態を想定なくてはいけません。

資金の運用で得られるメリットのほかにも、被るリスクについても、しっかりと学んでおきましょう。

20代のうちにセミリタイアをするなら、少額の株取引を始める・不動産投資のセミナーに通う・WEBサイトを運営するなどして、実際に運用・運営を始めてみることです。

そのほかにも、専門書を読んだり、成功者の意見を聞いたりして、想像と現実のギャップを埋めてください。

20代が500万円の資金でリタイアは可能

500万円の資金では、20代でのセミリタイアは難しいといえます。ただし、セミリタイア後の行動によっては、生活を維持できる可能性も残されています。
 

  • 投資信託の売却益を生活費に充てる
  • 収入を得られる術を見つける
  • 支出を抑えた生活に変える

500万円の資金は、アーリーリタイア(早期リタイア)はもちろん、セミリタイアでも十分な金額とはいえません。20代でセミリタイアをすれば、年金が入ってくるのは40年ほど先のことです。投資で増やした資金が底をついてしまう事態も考えられます。

つまり、退職後の暮らしを成り立たせるには、投資信託の一部を売却して生活費に換えたり、質素な生活を送ったりするなどの対応が求められるのです。

資産を増やす方法に不動産投資を選んだ場合は、勤めている間に、投資物件のローンを組む必要があります。会社員は高い属性と見なされるので、融資を受けやすいときに行わなければいけません。

500万円の資金ではセミリタイアをする前後で、資金不足を補う対応に迫られることを自覚しておきましょう。

【関連】セミリタイア生活に密着!失敗・成功の事例5選!

3. 20代でセミリタイアする具体的なプラン

20代でセミリタイアする具体的なプラン

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20代でセミリタイアを実現させるには、どのような方法があるのでしょうか。セミリタイアを考えている方に向けて、具体的なプランをまとめてみました。

【20代でセミリタイアする具体的なプラン】

  1. 投資で資産を作る
  2. 起業して安定した収入を持つ
  3. 権利収入を生み出す
  4. 高収入の職業を選ぶ
  5. 貯金+金融資産とアルバイトをする

投資で資産を作る

20代でセミリタイアを実行に移すには、投資に必要な資産をつくることです。では、どのような方法で資産をつくればよいのでしょうか。主な資産形成の方法は、次の通りです。
 

  • 投資信託
  • 株式投資
  • 不動産投資

投資による資産形成① 投資信託

投資による資産形成のひとつ目は、投資信託です。専門家にお金を預け、株式・債券(社公債)の運用を任せます。投資信託で資金を増やす場合は、2つの種類からふさわしい方を選びましょう。

ひとつは、公社債投資信託。債券を中心とした投資信託で、株の取引を含めずに運用を行います。2つ目が、株式投資信託。株式を含めて、資金を運用します。

20代でセミリタイアに必要な資金を集めるなら、株式投資信託を選んでみましょう。運用方法のひとつ・アクティブ型を選べば、基準となる相場よりも高い利益を得られます。

ただし、運用を行う専門家によっては、相場を下回る利益しか得られない事態も想定されるため、リスクと利益を考慮してから、お金を預けてみましょう。

 

投資による資産形成② 株式投資

投資による資産形成の2つ目は、株式投資です。株の値動きに応じて売買を行い、利益を得る方法です。株式投資には、短い期間で株の売り買いを行う短期投資や、数年後の値上がりを見据えて株式を購入する長期投資などがあります。

セミリタイアの資金を確保したいなら、短期投資がおすすめです。少ない元手からコツコツと、資金を増やせます。長期投資は、セミリタイアをした後に購入してみましょう。

企業価値の上昇を見越して、長い間株を所有するのです。これで、配当金や株主優待、値上がりした株の売却益などが得られます。

投資による資産形成③ 不動産投資

投資による資産形成の3つ目は、不動産投資です。投資信託の一種で、不動産小口化商品やREITなど、不動産を対象とした投資商品を購入して、利益を得ます。

元手が少ないうちは少額でも運用が行える、不動産の投資信託を利用してみましょう。これなら、セミリタイアのために資金を増やす段階であっても、頭金を必要としません。

また、不動産の運用は、専門家が行うため、株式投資のような手間がかかりません。しかも、1口あたりの価格は、1万円や10万円からです。

「元手が少ない」「会社勤めのため、投資に気を遣う余裕がない」などの方でも、20代でセミリタイアをするための資金を集められます。

ただし、空室の増加や資産価値の下落などで、得られる利益が減ってしまったり、元本割れを起こしたりといったリスクも、しっかりと把握しておきましょう。

投資にはある程度の資金が必要

投資信託などを利用すれば、資金を増やすことは可能です。しかし、元手が少なければ、希望の500万円までに達するには時間がかかります。20代でセミリタイアに必要な資金を集めたいなら、日々の生活を見直しましょう。

給料の一定額を貯金に回したり、ボーナスは使わずに資金に回したりなど、元手を確保することから始めてみてください。

セミリタイア後も運用し続ける

セミリタイアに必要な資金が集まっても、リタイアと同時に運用を止めてはいけません。短時間のアルバイトやWEBサイト・ブログの広告収入だけでは、貯えた資金が底をついてしまいます。

20代なら人生の半分にも達していません。企業に勤めることなく、長い人生を生き抜くには働かずに利益を得られる手段が必要となります。

セミリアタイアをしてからも、投資信託や株式投資、不動産投資などで資産の運用を続けることです。また、運用先は、複数を確保しておきましょう。長期の保有に回す投資と、短期の利益を得るための投資に分けることで、資産を増やしながら、月々の生活費を賄えます。

起業して安定した収入を持つ

20代でセミリタイアをする方法の2つ目は、起業による安定収入の獲得です。20代では重要なポストに就きにくく、給料も高くありません。企業の規模や業種、職種によっては、得られる収入には限りがあり、資金を確保するに至らないこともあります。

そこで、セミリタイアをする前に、企業に踏み切って安定した収入を確保してみましょう。WEBサイト・ブログを立ち上げたり、実店舗を持ったりして、会社員のときよりも、ひと月あたりの収入を増やすのです。

ブログによる広告収入では、趣味や関心のあることや、これまでの経験、競争相手の少ないカテゴリーを記事にまとめ、関連商品の広告を載せます。すると、クリック数・ブログサイトを通じた商品の購入に応じて、広告収入が得られるのです。

リアルビジネスやWEBサイトであれば、実際に行ってきた仕事に関わりのある業種を選んでみてください。M&Aの仲介業者を利用すれば、短期間で営業を始められる店舗やサイトを紹介してもらえます。

M&Aの仲介はM&A総合研究所へ

M&Aの仲介は、M&A総合研究所に依頼をしてみましょう。M&Aに通じた公認会計士が、スモールビジネスの案件を紹介しています。成約まで責任を持って対応してくれるので、会社・事業の買収に精通していなくても、安心して任せられます。

仲介手数料は、成功報酬のみ(レーマン方式マイナス1%)で、クロージングまでは、平均で3~6カ月ほどです。手ごろな料金と短期間による仲介が期待できます。

紹介する企業は、全国の銀行や士業と提携しているため、それぞれの要望に合ったマッチングが可能。各業界に精通した会計士が在籍しているので、スモールビジネスの買収を検討される方は、一度M&A総合研究所に相談をしてください。

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セミリタイア後は収益を伸ばし続ける

セミリタイアをした後も、事業は続けるべきです。投資が失敗に終わったり、体を壊してアルバイトができなくなったりと、不測の事態も想定しなくてはいけません。

そのため、事業は縮小せずに、収益を上げられる体制を維持しておきましょう。複数の収入源を確保すれば、生活が行き詰まる危険を避けられます。

権利収入を生み出す

権利収入を生み出すことも、セミリタイアを実現させるプランのひとつです。権利収入は、働くことなく継続して得る収入を指しています。権利収入を生み出すものには、不動産投資や、本・楽曲の制作、WEB・ブログサイトの運営などです。

不動産投資は、物件の管理を管理会社に任せられます。満室に近い状態を維持できれば、経費や設備投資を差し引いても、収入が得られるのです。

本・楽曲も発表してしまえば、制作物の内容や評価に応じて、収入が発生します。WEB・ブログサイトも、人を雇うことで、運営や記事の追加などを任せられるので、サイト・ブログの権利を持っていれば、自身が動かなくても、継続した収入が見込めるのです。

セミリタイア後は次々に権利収入を生み出す

権利収入なら、20代でセミリタイアに踏み切った後も、収入額を増やせます。たとえば、不動産投資。所有する物件から得られる利益を元に、新しい投資物件を購入すると、収入源を増やせます。

本・楽曲の制作の場合も同様です。収入が得られるほどの前例をつくれば、次回作の執筆・作詞作曲のオファーが舞い込みます。要望に応えることで、さらなる権利収入を増やせるのです。

WEBやブログサイトの運営でも、これまでのノウハウを活かして、新たな分野へと進出。収益を上げる新たなサイトを立ち上げられます。

高収入の職業を選ぶ

20代でセミリタイアの資金を集められるのは、高収入の職業に就いている人たちです。毎月の収入を資金の確保に回せるため、短期間で必要な資金を貯えられます。では、どのような職業が高収入を得ているのでしょうか。

厚生労働省が発表した2017年の賃金構造基本統計調査によれば、次のような職種が上位に入っていました。

【20代・高収入ベスト5】

順位 職種 収入
1 医者 615.9万円
2 税理士 595.6万円
2 公認会計士 同上
4 弁護士 449.6万円
5 歯科医師 399.5万円

どの職種も20代の中では、高い収入を得ています。ただ、業務は専門性に富むため、肉体的・精神的な疲労が蓄積されやすいといえます。

そのため、高収入の利点を生かして、20代のうちに資金を貯めておきましょう。こうすれば、体への負担を軽減した生活を始められます。

また、医師や歯科医師は、国家資格に合格するまでに、20代の半分ほどを費やします。高収入といっても、20代のうちに資金を集めるなら、日々の節約も必要であることを考慮してください。

セミリタイア後はその経験を別の形で活かす

セミリタイアをした後は、獲得した専門知識や資格を活用しましょう。医者ならフリーランスとして、国家資格を活用できます。派遣・転職サイトを利用して、非常勤の仕事を行うのです。こうすれば、ゆとりのある生活を維持しながらも、収入を得られます。

そのほかには、専門知識を活かしたライター業、WEB・ブログサイトの立ち上げなど、自宅に居ながら生活費を賄うことが可能です。

貯金+金融資産とアルバイトをする

20代でセミリタイアを実行する方法には、アルバイトに励みながら、貯金と金融資産を蓄える例もあります。休みなくアルバイトに精を出して、貯金を増やし、株式・債券などを購入するのです。

とはいえ、病気に見舞われたり、ケガをしたりして働けなくなる事態も想定なくてはいけません。まずは、急な出費に対応できるだけの資金を蓄えましょう。それから、体力が続くまで働き、貯金と金融資産を増やすことです。

セミリタイア後は定期的にアルバイトする

セミリタイアをしても、アルバイトは続けましょう。短期時間・短期間のアルバイトなどに絞って、稼いだお金を生活費に充ててください。20代でセミリタイアをしているなら、アルバイト先はすぐに見つけられるはずです。

ただし、地方によっては働く場所が少なく、アルバイトの募集先を見つけられないケースも少なくありません。セミリタイア後に物価の安い地方へ移る場合は、周辺の雇用状況などを調べておきましょう。

【関連】セミリタイア後のアルバイトおすすめ10選!人気はリゾートバイト?

4. 20代でセミリタイアすることのメリット

20代でセミリタイアすることのメリット

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20代でセミリタイアを実行に移すと、どのようなメリットを享受できるのでしょうか。20代のセミリタイアには、次のようなメリットが見られました。
 

  1. ストレスからの解放
  2. 長い人生を満喫できる
  3. 新しいことを始められる
  4. 経験を発信できる
  5. 再就職しやすい

ストレスからの解放

ひとつ目のメリットは、ストレスからの解放です。セミリタイアをすれば、同僚・上司との付き合いや、毎日の業務、こなさなければいけないノルマなどから解放されます。好きなときに短時間の仕事をこなせばよいので、強いストレスを受けることがありません。

20代で体を壊さないように、セミリタイアを選んで、自身の健康を取り戻してみましょう。残りの人生を考えれば、20代のセミリタイアも賢明な生き方といえます。

長い人生を満喫できる

2つ目のメリットは、長い人生を満喫できる点です。セミリタイアをすることで、自由になる時間が増えます。

投資や貯金、短時間の仕事で生活費を賄うため、まとまった時間を手に入れられるのです。すると、旅行へ行く時間を確保できたり、家族との時間を持てたりします。

そのほかにも、趣味に打ち込んだり、遠方の友人と会ったりすることも可能です。20代でセミリタイアすると、これまで我慢してきたことや、躊躇っていたことなどに取り組めます。

また新しいことを始められる

3つ目のメリットは、諦めていたことにチャレンジできる点です。一日の大半を自由に使えるため、学校へ通う・資格を取る・新しい趣味に没頭するなど、人生を有意義に過ごせます。

継続した収入を確保しているなら、貯えた資金を元手に、新しいビジネスを立ち上げたり、新たな投資に目を向けたりすることも可能です。

これなら、20代でセミリタイアをしても、暇を持て余すことなく、刺激に満ちた生活が送れます。

その経験を発信できる

4つ目のメリットは、セミリタイアの経験を伝えられる点です。ブログや動画サイトに、セミリタイアについての情報を載せられます。情報を発信すると、同じ境遇の人とつながりを持てるため、孤独にさいなまれる事態を避けられるのです。

さらに、経験を発信することは、収入源の獲得にもつなげられます。20代でセミリタイアをする数は、30代~50代よりも少ないため、選んだ道には価値があると見なされるのです。

価値のあるコンテンツを届けられれば、動画・ブログを閲覧する人に向けた広告により、不労所得が得られます。

再就職しやすい

5つ目のメリットは、再就職に有利な点です。20代の年齢なら、たくさんの働き口があります。えり好みをしなければ、元の生活に戻ることも不可能ではありません。

健康に問題がなく、精神も落ち着いているのなら、もう一度資金を貯えるために、会社勤めを始められるといえます。そのため、20代でのセミリタイアを躊躇っているのなら、一度チャレンジをしてみましょう。セミリタイア生活を、長く続けられるかもしれません。

5. 20代でセミリタイアする方法・メリットのまとめ

20代でセミリタイアする方法とメリットのまとめ

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20代でセミリタイアをする方法を紹介しました。500万円でセミリタイアをするには、生活を切り詰めたり、不労所得を得たりといった対応を余儀なくされます。また、投資などで得られる利益も、投資商品によっては、好きなときに換金してもらうことはできません。

限られた資金で、セミリタイアをする場合は、生活費に換えられる投資商品と、長期に渡って所有する投資商品に分けて購入しましょう。

少ない資金でも、生活を続けられる体制を整えておくことが、セミリタイアのポイントです。

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