2021年10月16日更新
会社売却のオススメ本10選!
会社売却などのM&Aをどうしたらよいかわからない場合、まず本で学ぶことが一般的です。しかしM&Aの知識がないと、どの本を選べばよいか迷ってしまうでしょう。本記事では、会社売却(株式譲渡)、事業譲渡、事業承継などを検討する際に役立つM&Aに関する本を紹介します。
目次
- 会社売却・M&Aのオススメ本10選!
- 会社売却・M&Aのオススメ本①まんがでわかる オーナー社長のM&A
- 会社売却・M&Aのオススメ本②損をしない会社売却の教科書
- 会社売却・M&Aのオススメ本③中小ベンチャー企業経営者のための“超”入門M&A
- 会社売却・M&Aのオススメ本④会社売却とバイアウト実務のすべて
- 会社売却・M&Aのオススメ本⑤トップM&Aアドバイザーが初めて明かす 中小企業M&A 34の真実
- 会社売却・M&Aのオススメ本⑥失敗しない廃業・事業承継のしかた事典
- 会社売却・M&Aのオススメ本⑦会社の相続 事業承継のトラブル解決
- 会社売却・M&Aのオススメ本⑧100年企業をつくる 親子でM&A 三世代事業承継のコツ
- 会社売却・M&Aのオススメ本⑨サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方
- 会社売却・M&Aのオススメ本⑩後継者不在の問題はネットで解決!会社は廃業せずに売りなさい
- 会社売却についてさらに学ぶには
- 会社売却のオススメ本10選!まとめ
1. 会社売却・M&Aのオススメ本10選!
M&Aによる会社売却を検討する際に、身近にM&Aに詳しい人がいない場合は、まず本で学ぶことを考えるでしょう。
しかし、M&A関連の本は多く、本によって対象読者も違うため、どの本を選べば良いか迷うことも少なくありません。
この記事では、会社売却を考え始めたら読んでおきたい、おすすめの本を10冊厳選しました。読み物として楽しめる本から実務を学べる本まで、さまざまな種類の本をご紹介します。
2. 会社売却・M&Aのオススメ本①まんがでわかる オーナー社長のM&A
「まんがでわかる オーナー社長のM&A」は、中小企業がM&Aによって事業承継を行う流れを、ストーリー仕立てのマンガになっています。
著者は日本M&Aセンターの常務取締役であり、小規模ビジネス向けのM&Aサービスを手がける「アンドビズ株式会社」の代表取締役も務める大山敬義さんです。
この本では、会社売却の際によくあるトラブルやオーナー社長の複雑な心境、事業譲渡や株式譲渡の際にありがちな失敗など、実際にM&Aで会社売却をする際に知っておきたいことが描かれています。
会社売却を相手企業との結婚に例えて、会社売却をする際は相手企業との関係や縁が大事ということも描かれています。M&A全体の流れを簡単に理解するための入門書となる本です。
3. 会社売却・M&Aのオススメ本②損をしない会社売却の教科書
「損をしない会社売却の教科書」は、オーナー社長が事業承継M&Aで事業譲渡や株式譲渡を行う際に、不安に感じる部分を詳しく解説している本です。
この本では、M&Aで会社売却をする際の進め方だけでなく、経営者としての心構えや会社経営の理念なども語られていて、自己啓発書としても面白く読めるでしょう。
また、M&A仲介業者の問題点にも言及していて、M&A仲介業者を慎重に選ぶことの重要性がよくわかります。オーナー社長だけでなく、若手ビジネスマンが読んでも勉強になる本です。
4. 会社売却・M&Aのオススメ本③中小ベンチャー企業経営者のための“超”入門M&A
「中小ベンチャー企業経営者のための“超”入門M&A」は、会社売却をするタイミングや会社売却をしやすい業界・会社の特徴など、M&A市場の状況が詳しく書かれている本です。
また、M&Aアドバイザーの選び方や、M&Aの失敗事例・成功事例、事業譲渡契約書・株式譲渡契約書などの各種契約書のサンプルなど、実際に会社売却の全体像が細かくわかるような構成になっています。
この本は、文章だけでなく図表の説明も多く挿入されているので、視覚的にもイメージしやすくなっていることが特徴です。この本のタイトルには超入門とありますが、M&A実務の細かいところまで解説がされています。
ただし、基本合意契約書や事業譲渡契約書・株式譲渡契約書の書き方など、契約に関する実務的な手続きのやり方は他の実務書との併用が必要です。
5. 会社売却・M&Aのオススメ本④会社売却とバイアウト実務のすべて
「会社売却とバイアウト実務のすべて」は、企業のM&A担当者や士業の方など、直接、会社売却の実務に携わる人が参考にできる実践的な本となっています。
実務経験がない人でも理解しやすいように、ストーリー形式でM&Aの流れを解説している章もあるのが特徴です。
この本だけでもかなりボリュームのある内容となっていますが、本の中で書ききれなかった部分は、書籍の関連サイトでさらに詳しく解説しています。
また、株式譲渡契約書や企業価値評価など、実務に必要な資料をダウンロードすることも可能です。
6. 会社売却・M&Aのオススメ本⑤トップM&Aアドバイザーが初めて明かす 中小企業M&A 34の真実
「トップM&Aアドバイザーが初めて明かす 中小企業M&A 34の真実」は、著者のM&Aアドバイザー経験から、生々しい現実が書かれています。
事業譲渡や株式譲渡を行う際に、買収側や売却側、M&A仲介業者が何を考えて行動しているのかがわかる本です。
ただし、著者の経験と主観によって書かれている部分も多いので、フラットな目線で会社売却の実務を学ぶのであれば、他の本も同時に読む必要があります。
7. 会社売却・M&Aのオススメ本⑥失敗しない廃業・事業承継のしかた事典
「失敗しない廃業・事業承継のしかた事典」は、大抵の本が事業承継について書かれているか廃業の仕方について書かれているかのどちらかなのに対して、M&A、事業承継、廃業についてバランス良く、詳しく書かれています。
基本的な事柄から手順などの実務的なところまで、オーナー社長目線からも触れている本です。
事業承継か廃業か、事業譲渡にするか株式譲渡にするかなど、迷っているオーナー社長が専門家に相談する前に読んでおくとスムーズに話が進むようになります。
8. 会社売却・M&Aのオススメ本⑦会社の相続 事業承継のトラブル解決
「会社の相続 事業承継のトラブル解決」は、事業承継の際にオーナー社長が悩むであろう問題や、出会う可能性のあるトラブルについて解説されています。
事業譲渡や株式譲渡を行う際のトラブルの解決法が書かれているだけではなく、事業承継に関わる法律や税金の問題点、法律や税金の今後の見通しなども詳しく述べられている本です。
事業承継を考えているオーナー社長の場合は、事業承継についてどう行動すればよいかが見えてきます。
M&Aに携わる専門家の場合は、さまざまなトラブルの事例に対処するための知識を得られるでしょう。
9. 会社売却・M&Aのオススメ本⑧100年企業をつくる 親子でM&A 三世代事業承継のコツ
「100年企業をつくる 親子でM&A 三世代事業承継のコツ」では、「親子でM&A」をコンセプトに、M&Aによって親から子へ事業承継するメリットや方法が書かれています。
事業承継を親子間のM&Aに絞って解説している本なので、ピンポイントでかなり詳しく説明されているのが特徴です。
親から子へ会社を引き継ぐことによるトラブルは多く、結果として廃業することになってしまう会社も多く存在します。
この本では、そのような問題をM&Aによって解決し、長生きできる会社を家族で作っていく方法を提案しているのです。
10. 会社売却・M&Aのオススメ本⑨サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方
「サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方」は、現在ベンチャー企業を中心に増えている、最初から会社売却を目的に起業することを提案しています。
著者の正田圭さんは、「15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと」という本が話題になった起業家です。
本の内容は会社売却の方法ではなく、著者がこれまで経験してきたことを基に、会社売却に関する考え方を語っている内容となっています。
これから起業を考えている人やIT系ベンチャー企業で働く人などが、新たな視点を手に入れたりモチベーションを高めたりできる本です。
11. 会社売却・M&Aのオススメ本⑩後継者不在の問題はネットで解決!会社は廃業せずに売りなさい
「後継者不在の問題は、ネットで解決!会社は、廃業せずに売りなさい」は、ネットでM&Aのマッチングサービスを運営するTRANBIで代表取締役を務める高橋聡社長の著書です。
TRANBIはメディアでも度々取り上げられるほど話題になっています。この本も一般向けに専門用語や専門的な難しい内容はほとんどなく、M&A入門者でも気軽に読めます。
これまでM&Aを考えたこともなかった小さな会社でも対象になるので、すべての経営者が参考になるでしょう。
ただし、ネットでM&Aを行うメリットに対してデメリットにはあまり触れられていないので、違う視点からも判断する必要があります。
12. 会社売却についてさらに学ぶには
本でM&Aについての概要は理解しても、より実践的な内容を学ぶには限界があるでしょう。この章では、本以外でM&Aを学ぶ方法をご紹介します。
M&A講座を受講する
M&Aを本格的に学ぶために、講座を受講するのも一つの方法です。会社売却を検討している場合、講座に参加すると専門家の講師から直接アドバイスがもらえます。また、受講生の中に同じ境遇の人がいることも心強く感じられるでしょう。
しかし、M&A講座は実施する会社によって特徴が違うので、自分のレベルや必要性に合った講座を選ぶ必要があります。
さらに、講座に参加する場合は場所と日時が限られているため、住んでいる地域や仕事の都合で参加できない点はデメリットです。
M&A仲介会社を選ぶなら
本やM&A講座などにより、ある程度の知識を得たとしても、本格的に会社売却を検討している場合は、M&A仲介会社など専門家のサポートが不可欠といえるでしょう。
M&A総合研究所では、会社売却に経験豊富なM&A専門のアドバイザーが、交渉からクロージングまでを一括して徹底サポートいたします。
完全成功報酬(※譲渡企業のみ)を採用しており、着手金は完全無料です。随時、無料相談を受け付けていますので、会社売却をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
通信講座で学ぶ
講座やセミナーに通えない場合は、自宅で通信講座を利用する方法もあります。通信講座の内容は実際に行われた講座の内容を元に作られていることが多いので、自宅でも実践的な内容を学ぶことが可能です。
M&Aアドバイザーの認定資格を取得するための通信講座もあるので、自身の目的に応じて活用できます。
13. 会社売却のオススメ本10選!まとめ
120万社以上の中小企業が事業承継の悩みを抱える中、事業承継に関する本が次々に出版されています。それに伴い、M&Aアドバイザーへの事業承継に関する相談も増加しています。
知識がないままM&A仲介業者に丸投げするのは危険ですが、自分の力だけでなんとかしようとするのは不可能に近いといえるでしょう。
会社売却をスムーズに進め成功させるためには、自ら知識を身につけながら、専門家と協力していくことが重要です。
M&A・事業承継のご相談ならM&A総合研究所
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M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴をご紹介します。
M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴
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