アーリーリタイアとは?成功するポイントや必要な資金・貯金はいくら?

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

最近アーリーリタイアという言葉をよく耳にします。このアーリーリタイアとは早期リタイアやセミリタイアとも言い30代でのリタイアに向けて活動している方も多くいます。今回はそんなアーリーリタイアとは何か、成功するポイントや資金・貯金はいくら必要なのか解説します。

目次

  1. アーリーリタイアとは
  2. アーリーリタイアのメリット
  3. アーリーリタイアのデメリット
  4. アーリーリタイアに成功するポイント
  5. アーリーリタイアに必要な資金・貯金額
  6. アーリーリタイアに成功した人の例
  7. アーリーリタイアのための資産運用を学ぶおすすめ入門書籍
  8. まとめ
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1. アーリーリタイアとは

アーリーリタイアとは

アーリーリタイア(早期リタイア)とは60代の定年を待たずに仕事生活からリタイアすることで、30代・40代のサラリーマンを筆頭にアーリーリタイア(早期リタイア)を志す若い人たちが急増しています。

これは公務員などの職員の方でも憧れるもので、計画的で長期的に貯金を貯めて30代でアーリーリタイアを実現している方も多くいらっしゃいます。

また、このアーリーリタイア・早期リタイアと似た言葉で「セミリタイア」という言葉も耳にしますが、ここではそのアーリーリタイア・早期リタイアとセミリタイアの違いについて、まず解説していきたいと思います 。

セミリタイアや早期リタイアとの違い

まず、セミリタイアの定義とは、辞書などで調べてもこれといった詳しい意味の解説はされておらず、セミリタイアという言葉自体は「大橋巨泉さん」が発言したことで世に出回りました。

セミリタイアとは、貯金や資産を貯めて、定年退職をする前に退職をし、自分の時間や自由な時間を過ごしながら仕事でも収入を得るという生活スタイルのことを意味して使われております。

一般的にアーリーリタイア・早期リタイアとは、早期優遇退職制度に基づき定年前に退職金など受け取り、定年前に退職する生活スタイルで「希望退職」という言葉でも表現されます。

このことをまとめると、セミリタイアは自由な時間の中でホームワークなどの仕事をこなしながら生活をすることで、アーリーリタイアや早期リタイアは、長年貯めた貯金や退職金、資産などで生活を送ることと理解でき、大きな違いはこの辺りだと言えます。

【関連】セミリタイアとは?アーリーリタイアとの意味の違いや条件を解説!

2. アーリーリタイアのメリット

アーリーリタイアのメリット

アーリーリタイアや早期リタイアは若い方から30代・40代・50代の方まで、多くの人がこの生活に憧れを抱いていることだと思います。

ここでは、このアーリーリタイアをしたときに得られるメリットを解説していきたいと思います。

①時間に余裕が生まれる

アーリーリタイアや早期リタイアをした場合、仕事に取られていた時間が無くなるので、より自由な時間が生まれます。

このアーリーリタイアを成功した人の多くは時間を有意義に使い、本来は仕事をしていた時間に趣味に打ち込んだり、子供達との時間に使うことができます。

②仕事をするストレスがない

どんな仕事でもストレスはつきものですが、生活の中に仕事という縛りがなくなるだけでストレスというものはかなり激減します。

仕事をしていたときのストレスで体調不良を起こしていたり、病気になるような生活から解放されるのもアーリーリタイアのメリットだと言えます。

③自分の好きなことに没頭できる

アーリーリタイアをすることで、仕事でいままでできなかった趣味や、時間がないことを理由に諦めていたことを存分にできます。

この自分の好きなことに没頭できている人は現代ではかなり珍しいので、人生でも貴重な体験ができるメリットがアーリーリタイアにはあります。

④年齢に制限があることができる

人は毎日毎日同じ仕事を繰り返していることで、自然と年をとっていく生き物です。

また生活の中で年齢に制限があり、60代などの定年を迎えてからできなくなくなってしまうようなこともあります。

そこでアーリーリタイアすることにより、40代や50代のうちにやり残すことなく有意義な生活を楽しむことができるメリットが生まれます。

3. アーリーリタイアのデメリット

アーリーリタイアのデメリット

メリットを見ると夢のような生活と思われるアーリーリタイアですが、当然デメリットとなる要素も存在し、そのバランスの中で自分の好きなことや自由な時間を楽しまなくてはなりません。

また、アーリーリタイアをしたからといって生活すべてが裕福になることではなく、計画的に生活を送らないと最悪な状況になるということも理解しなければいけないので、ここではアーリーリタイアのデメリットを解説していきたいと思います。

①収入源がなくなる

アーリーリタイアとは仕事をしないことに直結するので、当然仕事であった収入がなくなることにもなります。

これが原因となりアーリーリタイアを諦めてしまう人が大半だと思いますが、収入源がなくなるということをしっかり理解していないと、ただ仕事をやめただけになりアーリーリタイアとは言い難いものとなってしまいますので注意してください。

②毎月、確実に資産が減る

アーリーリタイアでは、仕事を辞め退職金などの受け取ったお金を資金にして暮らしていくので、今まで通りの生活をしていると、確実に貯金や資産は減っていきますし資金が足りなくなることもあります。

仕事が収入源となる生活をしている人では当たり前のことでも、アーリーリタイアは計画的に資産や貯金と相談しながらしなければなりません。

③年金額が減る

年金の支給額は納めた期間で決まります。

アーリーリタイアで仕事を辞めるということは、退職してから年金を納めないことになるので、老後に支給される年金額は満期まで納めていた人に比べると、一般的に少なくなってしまいます。

④世間的な信用を失う

ここでいう世間的な信用を失うというのは、ローンや信用情報に関わるものに対する信用度が低くなるということです。

もちろんアーリーリタイアにより仕事をしていない方は、年金受給者ではないので契約関係で不利になることがあり、カードローンや借り入れなどができなくなる可能性もあります。

4. アーリーリタイアに成功するポイント

アーリーリタイアに成功するポイント

アーリーリタイア・早期リタイアやセミリタイアは計画的に進めないと失敗をしてしまい、生活が最悪な事態に陥ることもあります。

そんなアーリーリタイア・早期リタイア、セミリタイアを成功させるポイントをここでは解説していきたいと思います。

アーリーリタイアのような生活に憧れている方は、必ずチェックしておいた方がいいものなので、理解を深めておきましょう。

①年齢により必要資産が違う点に注目

まず、アーリーリタイアの計画を立てるときに気をつけなければならないのが、どの年齢でアーリーリタイアするかです。

もちろん年齢が早ければ早いほど、リタイア生活を送るのにかかる資金は多くなるので、貯金を含めた資産が多く必要になります。

また、若い人はお金を使う機会も多くあるので、その分の資金も集めておかなければならないことを理解して、計画的にアーリーリタイアに向けて行動しましょう。

②毎月の生活費や税金など必要なお金を確認

これもアーリーリタイアする時に重要なポイントとなります。

まずリタイア後の生活に必要な資金を確認するには、毎月のキャッシュフローを確認し年間どのくらいの資金が必要になるのか考える必要があります。

ここで重要なのは、自分の生活費だけではなく、税金や保険料なども考えておかなければなりないという点です。

年金などは、収入がなくなった年の次の年(仕事をやめて2年目)から控除ができるようになりますが、固定資産などにかかる税金は控除ができないので、注意して細かく必要資金の確認をしましょう。

③収入源の確保

収入源の確保は一番重要な部分だとも言え、アーリーリタイアを考える方の多くは、ここでつまづくことになるでしょう。

重要なポイントなので、細かく分けて解説していきたいと思います。

株式投資や不動産投資

アーリーリタイアやセミリタイアをする人たちの中では、株式投資や不動産投資により資金を集める方がいます。

株式投資や不動産投資などは不労所得と呼ばれるものに分類されるため、仕事としてではなく副業としてやっていた方が、アーリーリタイアしたあとも生活資金を稼ぐために引き続き行なっていることが多いです。

これができる方は、アーリーリタイアやセミリタイアなどしやすいので、リタイア生活をする前に覚えておくといいかもしれません。

著作物などの権利収入

ものづくりやアプリの開発を行なっていた方や、自分で会社を経営していた方などは、著作物の権利収入により生活をしている方もいます。

これも不労所得の一種で、著作物として認可されている物を保有しているとその物が働き続けてくれるので、自分で仕事をしなくても収入が生まれます。

アルバイトなど

アルバイトをする場合は、セミリタイアというべきでしょうか。

アーリーリタイアの定義からすると少し離れてしまいますが、月に30時間だけなどお小遣い程度の感覚でアルバイトして生計を立ててリタイア生活を送っている方もいます。

計画的に資金を回そうとしても途中で思わぬ出費などが出てくることもあるので念の為している方や、やってみたい仕事を手伝っているだけの方もいますので、生活のスタイルに合わせてやってみるのもありかもしれません。

【関連】セミリタイア後のアルバイトおすすめ10選!人気はリゾートバイト?

ブログ・アフィリエイトなど

アーリーリタイアをして海外旅行などに行かれる方は、ブログ・アフィリエイトなどの収入を作る方が多いかと思います。

世界各地どこにいても収入が作ることができ、ブログを解説したりする時に多少お金が発生してしまうかもしれませんが、アーリーリタイアする前から準備しておけば、リタイア後の生活になったときにブログだけで生活できてしまうこともあります。

ネットサーフィンや商品レビューが好きな方にはおすすめです。

④寿命の計算を視野に入れる

あまり考えたくないことですが、寿命も視野に入れてアーリーリタイアの計画をしなくてはなりません。

年間の支出を計算しても何年その支出がかかるのかを把握していないと、いずれ資金はなくなってしまいますので、年間支出とそれがいつまで続くのかを計算にいれて資金や貯金の準備をすることが大切です。

5. アーリーリタイアに必要な資金・貯金額

アーリーリタイアに必要な資金や貯金額

アーリーリタイアに必要な資金や貯金額は気になる方は多いと思います。

まず毎月の生活費や必要なお金を考えると、30代・40代あたりの方で家賃を含めても質素な生活をすれば、12万円程度で収まるかと思います。

これを最低基準として考えると、税金やその他の出費を考慮しても年間で160万円程度は必要になり、80歳まで生きることを考えたときの支出額は
 

  年間支出額 80歳までの支出
30代 160万円 約8000万円
40代 160万円 約6400万円
50代 160万円 約4800万円

単純計算でもこのくらいはかかります。これは一人暮らしの質素な生活の場合なので、家族がいたりすると家賃や生活費含めて2倍近くになったり、税金の支払いなども多くなります。

アーリーリタイアを目指す資金や貯金額としては
  • 30代→8000万円〜1億円
  • 40代→6400万円〜8000万円
  • 50代→4800万円〜6000万円
以上の金額が最低でも必要になるかと思います。

もちろんこれより少ない金額で生活できる方もいるかと思うので、ご自身の生活と支出のバランスに合わせて表などを作って計算することをおすすめします。

【関連】50代・40代・30代でセミリタイア!必要な資金・貯金額や方法・メリットを解説!

6. アーリーリタイアに成功した人の例

アーリーリタイアに成功した人の例

実際にアーリーリタイアに成功した人の例としては、不動産投資などの不労所得やFXや仮想通貨などの積立投資で成功している方が多くみられます。

なかでも、不労所得で年収1000万円を稼いでいる方などは、30代でのアーリーリタイアなどに成功していて、悠々自適に暮らしています。

このような30代でリタイアをした方々をみると、2000万や3000万の資金を元手に投資などで収入を得ている方が多いようです。

また、50代などでのアーリーリタイアをしている方は、自身で経営していた会社などをM&Aで売却し、それを資金として生活している方が多くみられます。

本気でアーリーリタイアを目指す方は、かなりの知識とそれを使いこなせる資金力が大切だということがわかります。

【関連】セミリタイア生活に密着!失敗・成功の事例5選!

7. アーリーリタイアのための資産運用を学ぶおすすめ入門書籍

アーリーリタイアのための資産運用を学ぶおすすめ入門書籍

先ほど紹介したとおり、アーリーリタイアをするためには資金集めも重要ですが、資産運用などの知識を持っておくことが大切です。

ここではそんなアーリーリタイアに役立つ入門本をご紹介します。

①いちばんカンタン!資産運用の超入門書

初めて資産運用を学ぶ方だけでなく、もう一度学び直すという方にもおすすめの本です。

一流のファイナンシャルプランナーが教える、少額からお金を増やす方法や運用を始める第一歩になることが盛り込まれています。

Amazonでの評価も高い本ですので、ぜひ手に取ってみてください。

②つみたてNISA&iDeCoでお得に資産運用

日本経済新聞社が出版している本で、2018年1月から始まった「つみたてNISA」のことや「iDeCo」という個人型確定拠出年金についての資産運用を学べる本です。

また冒頭では、資産運用の専門家3人が本音の座談会を展開していることなどこれからの時代の資産運用を学べる一冊です。

③日本人が知らなかった海外口座資産運用術

「ゼロ金利」の日本ではできない海外口座を使った資産運用術をこの一冊で学べます。

富裕層やミニ富裕層ではなく一般庶民向けの一冊となっているため、どんな方でも取り組める資産運用術が学べます。

④ずぼらな人でも絶対に損しない手取り17万円からはじめる資産運用

投資によって資産運用を成功に導いた実績を持つ、横山光昭さんが監修の一冊です。

貯金が少なくて投資ができない方、知り合いなどの紹介で始めたが資産運用がうまくできているかわからない方など、資産運用に疑問を持つ方に向けた本で、入門編として非常にわかりやすいものとなっています。

⑤お金のきほん図解はじめての資産運用

超初心者にもわかる資産運用の入門書です。

株式、投資信託、海外投資、NISA、確定拠出年金など、各種運用の特徴などを詳しく解説している本です。

また、職業や目的にあったライフスタイル別の運用方法を紹介しています。

8. まとめ

まとめ

アーリーリタイアは簡単に行えるものではなく、慎重に計画的に行わないと失敗してしまいます。

また、現在事業を行なっていて会社を売却し、アーリーリタイアして仕事にだけ打ち込んでいた生活から脱出したいと考えている経営者の方は、M&Aでその夢を叶える機会を得られます。

M&A総合研究所では、会社売却の専門的な知識と実績がある会計士がM&Aをフルサポートします。

事業売却はアーリーリタイアの近道となります。検討している方は、無料相談も行なっているのでぜひご相談ください!

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