早期リタイアはいくらあればいい?方法と資金・貯金はいくら必要かを解説!

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

早期リタイアをお考えですね。早期リタイアを実現させるためには、1億2,000万円程度の資産が必要となります。また、「本当に早期リタイアしてもいいのかな?」と不安な人も多いはず。今回は早期リタイアすることのメリットや注意点をご紹介します。すぐに始めるべき計画も説明しているので、参考にして下さい。


目次

  1. 早期リタイアするために1億2000万円貯めよう
  2. 早期リタイアするための3つの計画
  3. 早期リタイアする3つのメリット
  4. 早期リタイアをするときの3つの注意点
  5. 早期リタイアの失敗事例
  6. 独身なら早期リタイアしやすい
  7. 早期リタイアして海外移住する選択肢もある
  8. 経営者なら会社を売却して早期リタイアしよう
  9. まとめ
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1. 早期リタイアするために1億2000万円貯めよう

早期リタイアするために1億2000万円貯めよう

50歳までに早期リタイアをするためには、1億2,000万円の資金を集めることを目標にしましょう。

なぜ1億2,000万円なのか、以下の3つの条件を仮定して理由を説明していきます。
 

  1. 今40歳で、50歳で早期リタイアをしたい
  2. 家族は妻と子ども2人である
  3. 60歳以降、子どもは自立する

以上3つの条件をふまえて、早期リタイア後に必要な費用を計算していきましょう。

(1)50歳~59歳に必要な費用

まず、50歳~59歳までに必要な費用を計算していきましょう。

家族4人に必要な生活費は450万円/1年と想定します。

それが10年間なので、450万円×10年間=4,500万円が必要です。

(2)60歳~89歳に必要な費用

次に子どもが独立した後の60歳~89歳に必要な費用を計算していきます。

日本人の平均寿命は84歳ですが、今回は長めに見積もっておきましょう。

60歳以降、夫婦2人に必要な生活費は300万円/1年と想定します。

それが30年間なので、300万円×30年間=9,000万円が必要です。

(3)国民年金による収入額

2018年現在の規定によると、国民年金は年間77万9,300円支給されます。

65歳~89歳までの25年間受給し続けることが出来るのです。

そのため、77万9,300円×25年間=1,948万2,500円は年金による収入があると見積もることが出来ます。

もちろん、厚生年金に入っていると収入額は増えますが、あくまでも最低限もらえる額で計算しておきましょう。

(4)50歳までに集めておきたい資金

最後にそれぞれ求めた数字を使って集めておきたい資金を計算しましょう。

  • 50歳~59歳で必要な費用:4,500万円
  • 60歳~89歳で必要な費用:9000万円
  • 年金による収入額:1,948万2,500円

計算すると、

4,500万円+9,000万円-1,948万2,500円=1億1,551万7,500万円

となるのです。

そのため、1億2,000万円の資金があれば安心して老後を送れるという計算になります。

もちろん、生活費は人によってそれぞれ異なるものです。

家族構成や日々の贅沢度合によっては、もっと必要になることもあることを覚えておきましょう。

【関連】セミリタイア(早期リタイア)のブログ15選!何歳、資産など条件を解説!

2. 早期リタイアするための3つの計画

早期リタイアするための3つの計画

いきなり1億2,000万円を集めようとすると「少し無理がある」と感じる人もいるはずです。

そこで、40歳から始める早期リタイアのための3つの計画をご紹介していきます。

  1. 毎月積立貯金をしよう
  2. 資産運用を始めよう
  3. マイホームを購入しよう

具体的な内容を順番に確認していきましょう。

計画1.毎月積立貯金をしよう

毎月積立貯金をしよう

早期リタイアに向けて、毎月積立貯金をしましょう。

積立貯金だと、通常の金利より高くなるのでおすすめです。

貯金0から10年間で1億2,000万円を貯めようと思うと、年間1,200万円(月100万円)ずつ貯めなくてはなりません。

もし、老後に向けて今まで貯金してきたのであれば、50歳で1億2,000万円貯めるために月々いくら貯めないといけないのか計算しましょう。

ただ、「給料からそれだけの資金を捻出するのは難しい」という人も多いと思います。

そうした人は次の資産運用を活用して資金集めをしていきましょう。

計画2.資産運用を始めよう

資産運用を始めよう

早期リタイアを考えているなら、資産運用を始めましょう。

毎月100万円の貯金が難しい人でも資産運用をしておけば、早期リタイアした後も定期的に収入を得ることが出来るのです。

以下の4つの資産運用方法をご紹介していきます。

  1. 不動産
  2. FX
  3. 投資信託

どの資産運用であっても、若いうちから始めることでより収入は多くなります。

4つの資産運用方法を確認していきましょう。

方法1.不動産投資

不動産投資とは、マンションやアパートを購入し、その物件を貸し出して家賃収入を得ることです。

住居以外にも、駐車場やコインランドリーを経営する方法もあります。

仕組みが分かりやすく、初心者でも始めやすいため人気の資産運用方法です。

比較的安定した資産運用が出来るので、株などのように価格変動を気にする必要はありません。

しかし、近年は東京オリンピック需要の影響で、不動産の価格は高騰しています。

そのため、まとまった資金がある人でないと購入が出来ないことが難点です。

5,000万円以上の資金があれば、不動産投資を始めましょう。

方法2.株投資

株投資とは、企業が発効する株式を自ら売買をして利益を得ることです。

自分で購入する株式銘柄を選び、自分で売却するタイミングを決めなければなりません。

株式は持っているだけで株主配当金や株主優待を受けられるので、得することが多いです。

また、株価上昇により高い利回りを実現することもできます。

しかし、ある程度の知識と経験が必要となるため、セミナーなどでの勉強が必要です。

さらに、早期リタイア後も株価を常に心配しなければならないという事態にもなりかねません。

初心者には少しハードルの高い資産運用方法といえます。

それでも「始めたい!」と思うなら、必ずセミナーを受けて株投資を始めましょう。

方法3.FX投資

FX投資とは、外国為替を売買して利益を得る方法です。

魅力は何といっても、10万円からでも始められる気軽さにあります。

少ない資金で大きな投資が出来るレバレッジ(テコの原理)があることです。

レバレッジとは、10万円の投資額で100万円投資したことに出来るといった仕組みのことで、その分儲けが大きくなります。

株式投資と比べると、選べる銘柄が少ないのもメリットです。

株式投資は上場している会社の数だけ銘柄がありますが、FXは取引できる通貨ペアが限られています。

特に、日本円を使った取引はドル円・ユーロ円といったメジャー通貨がメインです。

一方で、外貨為替は日本だけでなく世界の経済状況に敏感でなくてはいけません。

早期リタイアまでの資金集めとしては適しています。

しかし、早期リタイア後も常に情報に敏感でいるのは嫌だと感じる人にはお勧めできない資産運用方法です。

常にアメリカや世界の先進国の経済情報の収集をすることが苦でない人には、おすすめの資産運用方法となります。

方法4.投資信託

投資信託とは、資産運用のプロに資金を渡して運用をしてもらうという金融商品です。

複数の投資家から集められた資金を、資産運用のプロが株式や債券などに投資して運用してくれます。

このように、投資信託ならプロにお任せしてしまえることがメリットです。

一方で、元金保証はなく、損をするリスクもあることを覚えておきましょう。

ただ、プロに任せるので自分で投資を行うよりかははるかにリスクは少ないです。

初めての投資を考えるなら投資信託から始めと良いでしょう。

計画3.マイホームを購入しよう

マイホームを購入しよう

早期リタイアを考えているなら、マイホームを購入しましょう。

50歳で早期リタイアした後、無職・無収入となったときに支払う賃貸料は大きいです。

万が一、資金が尽きてしまった場合でも、住む場所があれば何とかなります。

住む場所さえあれば、日々の生活費は日雇いの仕事に出れば何とかなるのです。

そういった安心感をマイホームで購入すると考えましょう。

ただし、「早期リタイアした後は田舎で暮らしたい」「海外に移住したい」という人は居住地が変わってしまいます。

そういった夢がある人は、早期リタイアした後にマイホームが購入できるよう、老後資金とは別で貯金をしておきましょう。

【関連】【55歳・56歳・57歳】早期退職(リタイア)に必要な資金・貯蓄は?【実例まとめ】

3. 早期リタイアする3つのメリット

早期リタイアする3つのメリット

早期リタイアをすると、以下のような3つのメリットがあります。

  1. 元気なうちに自由な時間が増える
  2. ストレスから解放される
  3. 生活リズムを整えられる

3つのメリットについて、詳しく確認していきましょう。

メリット1.元気なうちに自由な時間が増える

元気なうちに自由な時間が増える

50歳で早期リタイアすると、元気なうちに自由な時間が増えることになります。

仕事に夢中になっていたときは難しかった家族との時間を確保したり、混んでいる時期にしか行けなかった旅行も自由にできるのです。

「自分が行きたいタイミングに」「好きなだけ」「好きなこと」に時間が使えます。

また、50歳という元気で若い年齢だからこそできることもたくさんあるのです。

例えば、山登りやキャンプ、長期の海外旅行などが挙げられます。

さらに新しい趣味の選択肢としてスポーツも視野に入れることが出来るでしょう。

このように、若くて元気なうちに自由な時間を確保することで、自分で出来ることの幅を広げられるのです。

メリット2.ストレスから解放される

ストレスから解放される

早期リタイアすることで、ストレスから解放されます。

どんな仕事であっても、様々なストレスとの戦いがあるものです。

自分と意見の合わない人と仕事をしたり、自分の得意でない仕事をしないといけないこともあります。

また、決まった時間に職場へ行くことや通勤ラッシュ時に乗る満員電車もストレスに感じている人も多いはずです。

しかし、早期リタイアをすればこのようなストレスから解放されます。

メリット3.生活リズムを整えられる

生活リズムを整えられる

早期リタイアをすれば、生活リズムを整えることが出来ます。

残業や早朝からの打ち合わせがなくなり、体を十分に休ませることが出来るのです。

人によって適切な睡眠時間や起床時間は異なります。

もちろん、早期リタイア後に上手く生活リズムを整えられるかは自分次第です。

しかし、自分で時間をコントロールできるので、自分に合った生活リズムを作り出せるようになります。

【関連】50代・40代・30代でセミリタイア!必要な資金・貯金額や方法・メリットを解説!

4. 早期リタイアをするときの3つの注意点

早期リタイアをするときの3つの注意点

3つのメリットのように、早期リタイアをすると嬉しいことがたくさんあります。

一方で注意しなくてはならないこともあるので、事前に確認しておきましょう。

早期リタイアの注意点は3つあります。

  1. 安定した収入がなくなる
  2. 社会的信頼がなくなる
  3. 生活水準を落とす可能性がある

以上の3つの注意点について、詳しく確認していきましょう。

注意点1.安定した収入がなくなる

安定した収入がなくなる

まず、安定した収入がなくなることを改めて確認しておきましょう。

もちろん、貯金0で早期リタイアをするわけではなく、ある程度の資産形成をしたうえで早期リタイアをするはずです。

そのため、基本的には想定した生活費の範囲内で生活すれば問題ありません。

しかし、ハイパーインフレなどの経済変化や、家族の病気など予測できない出来事もあります。

早期リタイア前に貯金した資産に依存しすぎず、ご紹介した資産運用を継続することが大切です。

何か少しでも収入源を確保しておくと安心度は高まります。

注意点2.社会的信用がなくなる

社会的信用がなくなる

早期リタイアをすると社会的信用がなくなってしまうことも覚えておきましょう。

「早期リタイア」や「アーリーリタイア」というと少しカッコよく憧れるかもしれません。

しかし、リタイアした後の肩書は「無職」なのです。

そのため、クレジットカードを作ったりローンを組む場合には不利になる可能性があります。

また、家を借りようと思っても入居拒否をされることもありえるのです。

そのため、以下のことに注意しておく必要があります。

  • 大きな買い物はリタイア前に済ませておく
  • 必要なクレジットカードはリタイア前に作っておく
  • マイホームを購入しておく

気を付けていても、「急に引っ越しが必要になった」ということもあるでしょう。

収入を確保して投資家などの個人事業主になっておくと「無職」という肩書はなくなります。

そういった意味でも、早期リタイア以降も収入を確保することは大切になるのです。

注意点3.生活水準を落とす可能性がある

生活水準を落とす可能性がある

早期リタイアをすることで、生活水準を落としてしまう可能性があります。

まず、早期リタイアをするための資金捻出のために節約を検討する人もいるでしょう。

今までだと気にせずブランド品を購入したり、外食をしたりしていたかもしれません。

しかし、資金を集めるために生活水準を落とさないといけないかもしれないのです。

さらに、資金が集まって無事早期リタイアが出来ても生活水準はさらに下がる可能性があります。

このように生活水準を落とすことはストレスに繋がるので要注意です。

できるだけ今の生活が持続する形で早期リタイアすることを検討しなければなりません。

5. 早期リタイアの失敗事例

早期リタイアの失敗事例

「早期リタイアに失敗したらどうなるの?」と不安に思う人もいるはずです。

そこで、早期リタイアの失敗事例を2つご紹介します。

  1. 資金が尽きもう一度就職することになった
  2. やることがなく無気力状態になった

以上の2つの失敗事例について、確認していきましょう。

事例1.資金が尽きもう一度就職することになった

資金が尽きもう一度就職することになった

資金が尽きてしまって、結局もう一度就職することになったという失敗はありがちです。

ここで事例をご紹介します。

 

Aさんは30代からコツコツとお金を貯め、50歳を迎えると同時に早期退職をしました。

当時、Aさんの持つ資産は1億円を超えており「妻と2人だけだから1億円あれば十分だろう」とおおざっぱに見積もっていたのです。

リタイア後は趣味を充実させ、悠々自適な暮らしをしていましたが、65歳になって通帳を見ると残高は3,000万円ほどに。

Aさんの計算では、5,000万円以上は残っている予定だったのです。

年金収入はあるものの、3,000万円では老後は暮らせないと再就職する羽目になってしまいました。

このように、十分に資金を蓄えたつもりでも、不足してしまうことはあります。

その原因は以下の2つです。

  1. そもそも試算が甘かった
  2. 試算では十分だったが予期せぬ出費が発生した

原因はこのような2つが考えられるでしょう。

1つ目の「試算が甘かったケース」は、「資金が〇円あれば安心」と思い込んでしまったとき起こります。

リタイア後の生活水準をしっかり見極めなければ、貯めた資金だけでは足りないこともあり得るのです。

事例に挙げたAさんのケースは、「試算が甘かったケース」に当てはまります。

2つ目の「予期せぬ出費が発生したケース」も考えられるので覚えておきましょう。

これは、家族の事故や病気などが発生する場合に起こります。

どうしても予測が出来ないことですが、十分な保険に入っておくことでリスクを少なくしておくことも大切です。

このように、資金不足で再び働かなければならない状況に陥る可能性があることを理解しておきましょう。

事例2.やることがなく無気力状態になった

やることがなく無気力状態になった

早期リタイアをしたにもかかわらず、やることがなくて無気力状態になったという事例もあります。

ここでBさんの事例を確認してみましょう。

Bさんは、毎日の仕事にストレスを抱えており、若いころから「早期リタイアをする!」と決めて資金を貯めていました。

ようやく目標の1億5000万円が貯まったので、満を持して早期リタイア。

毎日好きな時間に起きて、好きなことのできる生活に新鮮さを感じていました。

ところが、1年もするとそんな生活に飽きてしまったのです。

その後も特に「やりたいこと」を見つけることが出来ず、無気力状態。

人と会うことも少なくなり、鬱っぽくなってしまったのです。

このように早期リタイアしたものの、「やりたいこと」が見つからず無気力になってしまう人も多くいます。

その原因は2つです。

  1. 仕事に代わるやりがいが見つからない
  2. 人や社会とのかかわりがなくなる

以上のような原因が考えられます。

1つ目の「仕事に代わるやりがいが見つからないパターン」は、早期リタイアした後の目的がない人によく起きる現象です。

1人でも楽しむことが出来ない人や、仕事だけが全てだった人はあまり早期リタイアに向いていないかもしれません。

2つ目の「人や社会とのかかわりがなくなるパターン」は、家族以外との会話や交流が無くなることで心が廃れていってしまいます。

一般的にも仕事の第一線から退くと老化が進むと言われており、それと同じです。

このように、やりがいや生きがいを早期リタイア後に見つけられない場合は「楽しい老後生活」を過ごすことが出来ないという人もいます。

早期リタイアをしたら何をしたいのか、先に考えておきましょう。

【関連】セミリタイア(アーリーリタイア)に失敗!実例から成功する方法を解説!

6. 独身なら早期リタイアしやすい

独身なら早期リタイアしやすい

もし、あなたが独身かつ今後も結婚を考えていないのであれば、早期リタイアがしやすいです。

一方で、独身で早期リタイアをすると後悔する人も多くいます。

早期リタイアがしやすい理由と、後悔する人が多い理由を順番に確認していきましょう。

6-1.独身だと早期リタイアしやすい3つの理由

独身だと早期リタイアしやすい3つの理由

独身者が早期リタイアしやすいため、早くから決断する人も多いでしょう。

独身者が早期リタイアしやすい理由は3つあります。

  1. 集める資金が少なく済む
  2. 説得する家族がいない
  3. 想定外の出費のリスクが少ない

それぞれの理由について、詳しく確認していきましょう。

(1)集める資金が少なく済む

当然ですが、独身なら集める資金が少なく済みます。

既婚者だと妻・子どもを養う費用の分まで貯金しなければなりませんが、その必要が一切ないのです。

例えば、50歳~59歳までの10年間を年間500万円と計算していたところを250万円に抑えることも出来ますし、60歳以降もそのまま250万円で計算することが出来ます。

そうすると、単純に以下のような計算で必要な費用が算出できるのです。

250万円×40年間=1億円

また、もらえる年金の額は1,948万2,500円のため、

1億円-1,948万2,500円=8,051万7,500円が集めなければならない資金となります。

4人家族の場合と比べると、約4,000万円も低い額を見積もることが出来るのです。

もちろん、人によって年間で必要な費用は異なります。

自分の場合はいくら必要なのか、しっかり計算してみましょう。

(2)説得する家族がいない

説得する家族がいないことも、早期リタイアに踏み切りやすい理由です。

妻や子供などの扶養者は家族の大黒柱である夫の収入を充てにしていることがよくあります。

65歳までは安定した収入があると思っていたところ、急に15年間収入を自ら断ち切ると伝えると反対されることも多いでしょう。

また、早期リタイアすることによって生活水準が落ちてしまう場合にも、反対される可能性は高いです。

しかし、独身者は自分で決め、自分で実行すれば早期リタイアをすることが出来ます。

(3)想定外の出費のリスクが少ない

独身者は、家族がいない分想定外の出費によるリスクが少なく済みます。

想定外の出費とは、病気や事故による現在判断できない出費のことです。

当然ですが、独身者は自分のリスクだけを考えるだけで済みます。

そのため、資金面で早期リタイアを失敗する可能性は低いのです。

また、「何かあったときはどうにかしよう」と自分で責任を持つことが出来ます。

こうした身軽さから、早期リタイアがしやすいと言えるのです。

6-2.独身で早期リタイアすると後悔する人が多い理由

独身で早期リタイアすると後悔する人が多い理由

独身だと早期リタイアしやすい一方で、後悔する人も多くいます。

その理由は2つあります。

  1. 会話する人がいなくなる
  2. 結婚をしたくなっても出来ない

それぞれの理由について、詳しく確認していきましょう。

(1)会話する人がいなくなる

独身者が仕事をやめて早期リタイアすると、会話する人がいなくなる可能性が高いです。

朝起きて寝るまでの間に、あなたと話している人は仕事関係の人がほとんどなのではないでしょうか。

もちろん友人や兄弟などもいると思います。

しかし、毎日あなたと話すかと言うと別です。

会話する人がいなくなると、孤独を感じてしまいます。

「人から認められたい」「人に褒められたい」などの欲求も出てくるのです。

既婚者の早期リタイアであっても、家族以外のコミュニティーを作ることが大切となっています。

特に、独身者の場合は自らコミュニティーに参加して人と会話をしなければ、孤独に耐えられなくなってしまうのです。

(2)結婚をしたくなっても出来ない

もし、早期リタイアの後に結婚をしたいと思える相手と出会っても、結婚することが出来ない可能性が高いです。

なぜなら、独身だからこそ満足のいく生活費と家を持っているからです。

資金がない中、無理に結婚して共同生活を始めると、生活水準を落とさなければならないことだってあり得ます。

もちろん、結婚相手が働いたり資金を持っていれば別です。

しかし、「相手のためにしてあげたい」と思っていることを金銭的理由で出来ないといった状況はストレスになってしまうでしょう。

このように、独身であれば早期リタイアはしやすい一方で、早期リタイアしたことを後悔する人も多くいます。

2つの後悔する理由を踏まえても「やっぱり早期リタイアしよう!」と思う人は資金などの準備を始めていきましょう。

【関連】アーリーリタイアできた独身男性の資金・貯金まとめ!【30代、40代、50代】

7. 早期リタイアして海外移住する選択肢もある

早期リタイアして海外移住する選択肢もある

早期リタイアをして、海外移住するという選択肢もあります。

海外移住と聞くと「なんだか大変そうだ」と思う人もいるはずです。

一方で、「せっかく早期リタイアするなら、元気なうちに海外に住んでみたい!」と計画している人もいるでしょう。

そこで、海外移住をするメリットとデメリットや、移住に適した場所、海外移住をするための手続きを順番にご紹介していきます。

しっかりと確認して、早期リタイア後に海外移住するべきか判断しましょう。

7-1.海外移住するメリット

海外移住するメリット

まずは、早期リタイアで海外移住するメリットから見ていきましょう。

海外移住のメリットは以下の2つがあります。

  1. 生活費を抑えることが出来る
  2. 新しい経験が出来る

2つのメリットについて、順番に確認していきましょう。

(1)生活費を抑えることが出来る

日本より物価の安い国へ移住すれば、生活費を抑えることが出来ます。

日本は、世界の中でも物価の高い国です。

しかし、マレーシアやタイは日本の物価の半分~3分の1となっています。

もし、早期リタイアのための資金と年金だけで暮らしていこうと思っているなら、日々の生活費を抑えられることは魅力的です。

物価の低い国へ移住することで、日本にいるより2倍も3倍も贅沢が出来ます。

(2)新しい経験が出来る

海外へ移住すると、新しい経験をすることが出来ます。

日本とは、環境も文化もすべて初めてのことだらけになるのです。

異国の文化に触れながら新しいことを学んだり、楽しむことは生きがいに繋がります。

老後の海外移住は、人生で最後の冒険と言っても過言ではありません。

ただのんびり過ごすのではなく、毎日刺激的な生き方をしたいと思っている人には海外移住がピッタリです。

7-2.海外移住するデメリット

海外移住するデメリット

早期リタイアをして海外移住をするメリットがある一方で、デメリットもあります。

海外移住をするデメリットは、大きく3つです。

  1. 友達ができにくい
  2. 健康面の心配がある
  3. 新興国の物価が年々上昇している

以上の3つのデメリットをしっかり確認した上で、海外移住をするべきかの判断をしましょう。

(1)友達ができにくい

海外移住をすると現地での友達ができにくいというデメリットがあります。

言葉の壁や文化の違いに戸惑う人も多いです。

話す人がおらず、結局孤独を感じて日本に帰国する人もいます。

そのため、移住は日本人が多い地域を選ぶようにしましょう。

どの国でも日本人が多く住んでいるエリアがあります。

最初はなかなか現地の人に声をかけづらいので、日本人と仲良くなって現地に慣れていくのが良いでしょう。

(2)健康面の心配がある

海外移住をすると、健康面が心配になってしまいます。

加齢による健康面の不安もありますが、「海外で病気になったらどうしよう」と不安が強まってしまうのです。

もちろん、海外移住をすると現地の保健に加入することになります。

保健に加入しているので、現地の医療機関で診察を受けることは可能です。

しかし、「言葉か通じなかったらどうしよう」「高額になったらどうしよう」など海外だからこその不安もあります。

そのため、海外移住する前に保険会社をしっかり比較検討していきましょう。

(3)新興国の物価が年々上昇している

新興国の物価は年々上昇していることを覚えておきましょう。

海外移住に人気のマレーシアやタイなどが当てはまります。

そのため、「今は日本よりはるかに物価が低いけど20年後はどうなっているか分からない」というのが実情です。

例えば、今移住すると1食500円程度で食べれるところ、10年後には800円程度になっている可能性もあり得ます。

このように、物価の度合いが分からないため、資金が十分であるかの判断をすることが出来ません。

日本で暮らすときと同じだけの資金を備えていれば、最終的に帰国しても安心です。

海外移住した場合の生活費でなく、日本での生活費で資金を計算するようにしましょう。

7-3.海外移住に適した場所

海外移住に適した場所

早期リタイアで海外移住するのに適した国は、アジアの物価が低い国です。

中でも以下の国は日本人に人気のある海外移住先となっています。

  1. マレーシア
  2. フィリピン
  3. タイ

それぞれの国について、移住条件を確認しましょう。

(1)マレーシア

マレーシアには、マレーシア・マイ・セカンドホームビザという最大10年まで長期滞在できるビザがあります。

マレーシアの物価は、日本の3分の2ほどです。

首都のクアラルンプールやリゾート地であるペナン島・キャメロンハイランドが移住先として人気があります。

ただし、マレーシア・マイ・セカンドホームビザを取得するには毎月1万リンギット(約27万円)以上の収入がなければなりません。

年金だけで月1万リンギットに満たない場合は、在職中にビザを取得しましょう。

(2)フィリピン

フィリピンには、リタイアメントビザという移住者向けのビザがあります。

フィリピンの物価は、3分の1以下です。

現地の人の平均月給が2.5万円程度ということから物価の低さがうかがえます。

首都のマニラやリゾート地であるセブ島が移住地として人気で、留学する学生も近年多いです。

ビザを取得するには、35歳~50歳未満なら5万米ドル(約550万円)、50歳以上なら2万米ドル(約220万円)を支払う必要があります。

他の国と比べてビザの取得要件が低いこともあって、日本人の移住先として人気があるのです。

(3)タイ

タイには、50歳以上で取得できるリタイアメントビザがあります。

タイの物価は日本の3分の1ほどです。

のんびりしたタイの人柄に惹かれる人が多く、日本人の移住先として人気があります。

首都のバンコクやリゾート地であるプーケット島・サムイ島、パタヤなどに日本人が多いです。

ビザを取得するためには以下の3つのどれかの要件を満たす必要があります。

  1. 預金残高80万バーツ(約270万円)以上
  2. 年金収入月額6,500バーツ(2万2,000円)以上
  3. 年金収入と預金残高を合算して80万(約270万円)バーツ以上

タイもビザ取得の要件が低く、移住先として選ばれやすい国です。

7-4.海外移住をするための手続き

海外移住をするための手続き方法

海外移住をするためには、リタイアメントビザか長期滞在ビザを取得する必要があります。

早期リタイアで海外移住をするならリタイアメントビザを取得することが望ましいでしょう。

リタイアメントビザとは、退職者や年金受給者の取得できる無期限滞在ビザです。

現在、アジア・ヨーロッパ・オセアニアなどを中心に40か国以上で取得することが出来ます。

リタイアメントビザを取得するには、預金や収入の証明の必要となることが多いです。

一方、長期滞在ビザは、一定期間与えられる観光ビザと考えましょう。

国によってその期間や条件は、「その国の不動産を保持している」「一定費用を払う」など様々です。

長期滞在ビザは期間が決まっているため、延長の申請をしたり、一時帰国をしたりと面倒が多くなります。

このような理由から、リタイアメントビザを取得することが望ましいです。

移住を考えている国の大使館で細かい要件を教えてもらうことが出来るので、問い合わせてみましょう。

8. 経営者なら会社を売却して早期リタイアしよう

経営者なら会社を売却して早期リタイアしよう

もし、あなたが会社の経営者なのであれば、会社を売却して早期リタイアするという手もあります。

会社を売却することで大きな資金が手に入るので、早期リタイアの実現が速くなる可能性が高いです。

もちろん、会社を誰かに事業承継する選択肢もあります。

しかし、特に後継者が思いつかないのであれば、M&Aを利用して会社を売却しましょう。

会社売却を検討するなら、『M&A総合研究所』がおすすめです。

おすすめの理由は3つあります。

  1. 公認会計士が会社売却をフルサポートしてくれる
  2. 会社売却が決まるまで手数料が一切かからない
  3. 買い手を最速で見つけてくれる

相談するだけで、企業がいくらで売れるのか無料で試算してくれます。

また、M&Aが成立するまで一切の費用が掛かりません!

リスクなく会社の売却を検討することができます。

まずは無料相談に行ってみましょう。

9. まとめ

早期リタイアを考えているなら、まずは1億2000万円の資金を集めることを目指しましょう。

そのためにも、以下の3つの計画を実行していくことが大切です。

  1. 毎月積立貯金をする
  2. 資産運用を始める
  3. マイホームを購入する

もちろん、人によって目指す老後の生活は違います。

自分の生活水準に合わせた資金を集めて下さい。

さらに、早期リタイア後何をしたいのかまで考えて、より充実した生活が送れるはずです。

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