2022年06月06日更新
セミリタイア生活に密着!失敗・成功の事例5選!
本記事では、貯金や配当などで生活しているセミリタイア・早期リタイアした人の失敗事例・成功事例について、セミリタイアブログを運営する方々の生活をもとにまとめました。合わせて、セミリタイア生活を送るための最低条件・収入確保手段についても紹介します。
目次
1. セミリタイアとは?
セミリタイアとは、生活していけるだけの貯蓄に加えて、投資による配当などの不労所得・最低限の労働収入などを得ながら、なるべく働かずに生活するライフスタイルのことです。
一般的なケースとして、定年退職を迎える60代よりも前の40代〜50代ほどの年齢でセミリタイア生活を始めることから、アーリーリタイアもしくは早期リタイアなどとも呼ばれています。
厳密にいうと、アーリーリタイア・早期リタイアは、まったく働かずに貯蓄・配当などの不労所得のみで生活するライフスタイルのことです。この点において、労働収入を得ながら生活するセミリタイアとは相違点が見られます。
しかし、実際にはセミリタイアおよびアーリーリタイア・早期リタイアは、ほとんど同じ意味で使われるケースが多いです。
経営者がセミリタイア生活を送る手段として、最近ではM&Aが広く活用されています。M&Aとは「合併」と「買収」を意味する行為です。
M&Aでは後継者問題を解決しつつ事業承継を図れるうえに売却利益の獲得も見込めることから、最近ではセミリタイア生活を希望する経営者から大きく注目されています。ただし、M&Aを実施するには専門知識や実務能力が求められるため、経営者自身のみで手続きを進めるのは非常に困難です。
M&Aを利用してセミリタイアを実現したい場合には、専門家からサポートを得ながら手続きを進めましょう。数ある専門家の中でも、実績面・手数料面で相談しやすい仲介会社は、M&A総合研究所です。
M&A総合研究所には、M&Aに関する専門知識や経験が豊富なアドバイザーが在籍しており、企業価値評価や交渉などのプロセスをとおして、自社を少しでも高く売却できるようサポートいたします。
国内では安値水準の手数料体系に強みがあるほか、完全成功報酬制(※譲渡企業のみ)を採用しています。着手金は完全無料です。相談料は無料となっておりますので、M&Aによる会社譲渡を利用してセミリタイア生活を実現したい場合には、お気軽にご相談ください。
2. セミリタイア生活をするための最低条件
セミリタイア生活を維持するには、最低条件をクリアしないと途中で生活が破綻してしまうおそれがあります。セミリタイア生活をするための最低条件は、以下のとおりです。
- 一定額の貯蓄をもっていること
- 生活費を毎月決まった金額にすること
- できる限り節約すること
- もしもの際に頼れる親類がいること
これらの条件を守りながらセミリタイア生活をしている人のケースをもとに紹介します。
①一定額の貯蓄をもっていること
Aさんは、40代半ばで会社を辞めてセミリタイア生活を開始しました。セミリタイア時の貯蓄は2,000万円であり、決して余裕のある金額ではありません。
しかし、Aさんはフリーランスのプログラマーとして案件を請け負いながら生活しており、貯蓄を切り崩すことなくセミリタイア生活を維持しています。
その一方でSさんは、30代後半のセミリタイア時に3,000万円以上の貯蓄がありましたが、収入源であった株式投資の配当では思うように収益が得られなくなり、貯金を切り崩しながらセミリタイア生活を送るようになってしまいました。
セミリタイア生活は継続しているものの、株式投資の不調と貯金が減り続ける不安で大きなストレスを抱えてしまったのです。
以上のことから、セミリタイア時に一定の貯蓄を持っている点、なるべく貯蓄を切り崩さずに一定額を維持しながら生活する点は、長期的にセミリタイア生活を維持するうえで重要だといえます。
②生活費を毎月決まった金額にすること
Fさんはセミリタイア生活を開始してから生活費専用の銀行口座を作り、奥さんとともに毎月の生活費分をその口座に入れています。
生活費はなるべくその口座内でやりくりしつつ、子供の教育費は貯蓄から捻出する方針を取ったのです。これにより、生活費をうまくコントロールできています。
その一方でGさんは、趣味であるソーシャルネットワークゲームに毎月お金を使っており、ときには月の生活費を大きく圧迫してしまうこともありました。
こうした状況に陥ると食費を削るなどして何とかやりくりしようと努力しますが、どうしても貯金の目減りが避けられない状況となっています。
Gさんのように、毎月の生活費が安定しないとセミリタイア生活の見とおしが立てにくくなり、精神的に不安を抱えながら生活を送らなければなりません。そこで、生活費を決まった額に安定させれば、セミリタイア生活をうまくコントロールできます。
③できる限り節約すること
Kさんはもともと節約が好きで、セミリタイア時には20代の頃から節約生活をして貯めた貯蓄および、投資し続けてきた投資信託の配当がありました。そのため、セミリタイア後もストレスなく、自然に節約生活を継続できています。
その一方でWさんは、節約生活をすればセミリタイア後もやっていけるという試算で会社を辞めており、計画を前倒す形でセミリタイア生活を開始しました。
しかし、体に染み付いたそれまでのライフスタイルが抜けず、毎月のように予定以上の支出が出てしまい、結果的に働く量を増やして対応せざるを得なくなっています。
セミリタイア生活を目指すときに収入を意識する人は多いですが、節約に対する意識も収入と同様にセミリタイア生活の成否を大きく左右するのです。したがって、セミリタイア生活の開始前に自身に合った節約法を身に付けておく必要があります。
④もしもの際に頼れる親類がいること
Tさんは50歳でセミリタイアして、アパートでの1人暮らしを開始しました。それから12年後に引っ越す必要性が生じましたが、62歳という高齢である点や無職である点がネックとなり引越し先が円滑に決まらなかったのです。
その後は幸運にも親戚が管理するアパートに入居させてもらえることになり、危機を脱せました。
特に独身の場合、セミリタイア生活が長くなると、社会とのつながりが薄くなりがちです。日常的に接する機会はなくともいざというときに頼れるという親類などの存在は、セミリタイア生活の成否を大きく分けます。
3. セミリタイア生活の不安
セミリタイア生活は会社・人付き合いなどによるストレスから解放される一方で、セミリタイア生活ならではのさまざまな不安も生まれます。
- 突然の出費への対応
- 家賃や光熱費の支払い
- 各種税金の支払い
- 衝動的な無駄遣い
- 社会的な交流
上記の不安について、セミリタイア生活を送る人のケースを踏まえながら紹介します。
①突然の出費への対応
Mさんはセミリタイアと同時に一軒家を購入して、地方への移住生活を開始します。ところが、家のリフォーム・ご近所への挨拶などで、セミリタイア生活のスタートから思わぬ出費が続いてしまいました。
また、雪国への移住だったために暖房費や除雪費など冬季の出費も予定より多くなってしまい、移住によるセミリタイア生活に苦労してしまいます。
セミリタイアと同時に新生活を開始する場合、予想外の出費が発生しがちです。そのため、セミリタイア生活を開始する前に、どこまで出費の増加を見とおせるかが重要となります。
②家賃や光熱費の支払い
Dさんは家賃や光熱費の支出を含めても生活を維持できるという試算からセミリタイア生活を開始しましたが、実際に生活を始めると会社員時代には気にならなかった家賃・光熱費などの負担を大きく感じるようになりました。
現状では支払いに困ることはありませんが、不測の事態に陥って生活費が支払えなくなったらどうしようという不安に悩まされるようになったのです。
家賃や光熱費の支払いを見越してセミリタイアする人がほとんどですが、実際にセミリタイア生活を継続していくと大きな負担となります。毎月の安定収入がないセミリタイアのケースでは、特に不安要素となることを把握しておきましょう。
③各種税金の支払い
Bさんは20年以上勤務した会社を辞めて、セミリタイア生活を開始しています。セミリタイア生活に伴いフリーランスに転身しましたが、前年の会社員時代の税金が大きな負担となりました。
税負担への不安から、フリーランスに転身した現在も、税金の負担を抑えるために仕事量をなるべく減らしています。
セミリタイア生活をしていると、家賃や光熱費と同じように、税金の支払いもひとつの不安要素です。場合によっては課税額を考慮して収入をコントロールする必要があり、精神的に大きな負担を感じてしまいます。
④衝動的な無駄遣い
Nさんはセミリタイア生活の孤独感・退屈感などから、ゲームなどの趣味や食事に無駄遣いしてしまうことに悩んでいます。衝動的に無駄遣いしてしまった後で、ひどく後悔する生活を繰り返しています。無駄遣いはよくないと頭ではわかっていても、うまくコントロールできません。
ストレスによって無駄遣いが増える人や会社員時代の無駄遣いを変えられない人は、セミリタイア生活によってむしろ抱えるストレスが増えるケースが見られます。セミリタイア生活を継続するには、無駄遣いをしないように自身をコントロールしなければなりません。
⑤社会的な交流
Eさんはセミリタイア生活において金銭面の心配はありませんが、社会的な交流の頻度が減少したことに不安を感じています。
このまま社会との関係性がなくなっていくことに不安を感じるうえに、反対にもしもセミリタイア生活が維持できなくなって再び社会に出る必要性が生まれたときに問題なく戻れるのかという点にも不安を感じているのです。
Eさんのように社会とのつながりについて不安を感じる人は多くいて、不安を払拭するために会社員として復帰する人もいます。セミリタイア生活を維持するには、何らかのコミュニティに所属するなど社会とのつながりを確保することも重要です。
4. セミリタイア生活に潤いを与える手段
セミリタイア生活は意識的に行動しないと無味乾燥な生活となってしまいがちです。ここでは、セミリタイア生活に潤いを与える手段について紹介します。
- お金のかからない趣味を持つこと
- 投資による確実な収益があること
- 退職金をしっかりともらうこと
- 物価の安い土地に移住すること
それぞれの手段について、セミリタイア生活を送る人のケースをもとに見ていきましょう。
①お金のかからない趣味を持つこと
Hさんはセミリタイアをきっかけにブログを開始しています。当初はブログアフィリエイトで得られる収益が少しでも生活の足しになればと思って継続していましたが、いつの間にかブログをとおして自身の考えを書く行為やブログ仲間との交流などが趣味になっていました。
現在もほとんど毎日ブログを更新しながら、他ブロガーの記事を見てコメントすることが楽しみになっています。
セミリタイア生活で時間を持て余すと、無駄な出費が増えたり生活習慣が崩れたりして、かえって身体的・精神的なストレスがかかりやすいです。Hさんのように趣味と実益を兼ねた楽しみが得られると、充実的なセミリタイア生活を過ごせます。
②投資による確実な収益があること
Oさんは20代の頃から株式の短期売買を継続していましたが、投資資産をアクティブな投資から安定投資で配当を得る方法へと徐々に切り替え始めました。
セミリタイア後は投資資産のほとんどを配当目的の長期投資用に移行させることで、投資結果に振り回されずに安定した収益を得られる生活を実現しています。
投資で短期的に大きな収益を得てセミリタイア生活を開始する人は多いですが、思うように収益が得られなかったり投資に夢中になって気が休まらなかったりしてセミリタイア生活に失敗する人も多いです。
投資結果に振り回されないためにも安定的に配当が得られる投資先に資産を移すなどして、セミリタイア生活に合わせた資産のポートフォリオを組む必要があります。
③退職金をしっかりともらうこと
Yさんは会社の早期希望退職に応募して割増退職金をもらいましたが、退職理由を自己都合にされたことで雇用保険の給付時に損をしてしまいました。早期退職制度の内容を十分に確認しておくべきだったと後悔しています。
早期退職制度は会社ごとにさまざまな要件がありますが、十分に利用できれば大きなメリットを享受可能です。しかし、よく考えずに退職してしまうと、貰えていたはずの退職金を貰い損ねるケースもあるため注意しましょう。
④物価の安い土地に移住すること
Gさんはセミリタイアの1年前から田舎への移住準備を開始しており、セミリタイアと同時に移住しました。1年目は予想以上にさまざまな出費がありましたが、移住生活に慣れてからは安定したセミリタイア生活を送れています。
長期的な目線でセミリタイア生活を考えると、一時的に出費が増えたとしても物価の安い土地への移住は金銭面でメリットが大きいです。
また、セミリタイア後も会社員時代の生活水準からスムーズに切り替えられない人もいる中で、移住によるライフスタイルのリセットでセミリタイアに適した生活を実現できるケースもあります。
ただし、移住を決める際は、お試し移住などをして事前調査を入念に行わなければなりません。
5. セミリタイア生活の収入確保方法
セミリタイア生活を送る方々の多くは、投資の売買益や配当・短期派遣・アルバイトなどさまざまな方法で収入を得ています。
中でも投資による収益でセミリタイア生活を送る方々は、長期投資により積み重ねた売買益や配当などで生活しているケースが多いです。
また、1年のうち数ヶ月は短期派遣で働いている方や、週に数回のアルバイトでセミリタイア生活に必要な収入を得て生活している方も少なくありません。
その他には、ライター・デザイナー・エンジニアなどのフリーランスに転身し、それまでに得た経験・スキルを生かしながらセミリタイア生活を送る方々も目立っている状況です。
セミリタイア生活を長く続けている人ほど、無理なく継続性のある収入源を確保している傾向があります。
6. セミリタイア生活の失敗事例ブログ5選
ここからは、セミリタイア生活が予定とは違う方向に進んでいる方々のブログを紹介します。
- セミリタイア生活失敗・・・だがもう元には戻れない
- 27歳でアーリーリタイアした男のブログ
- 無職という名の貧乏セミリタイア
- 貧乏セミリタイア生活。働かない日々。
- 読者A:セミリタイアへの道ブログ
上記のブログから、セミリタイア生活における失敗について見ていきます。
①セミリタイア生活失敗・・・だがもう元には戻れない
こちらのブログ主「カッパ+M字ハゲ(´;ω;`)」さんは、セミリタイア生活の孤独や退屈に悩んでいます。
http://retirementfailure.seesaa.net/
ブログ「セミリタイア生活失敗・・・だがもう元には戻れない」では、セミリタイア生活を送る独身男性に生じる孤独や不安などが切実に綴られています。
セミリタイア生活開始時の貯蓄額
セミリタイア生活開始時の貯蓄額は公開していませんが、株式投資の売買益や配当などによって、セミリタイア開始時およびその後の生活においても金銭面で困っている様子は見られません。
セミリタイア生活を失敗した経緯
2020年6月現在、ブログ主さんはセミリタイア生活10年目に入っていますが、金銭面での悩みは見受けられない代わりに、セミリタイア生活における孤独感やルーティン化した生活に悩み続けています。
過去のブログでは、日々の生活で特に考えるべきことがなく、ただ単に生きてるだけで熱中できるものがないことを嘆いていました。
また、自身の心配性な性格から、日々の生活に漠然とした不安を感じ続けている点も、セミリタイア生活に失敗したと考える要因となっています。
現在のご様子
現在は週に2回(土日)行うガソリンスタンドでのアルバイトで社会とのつながりを保っていますが、没頭できる趣味を見つけることができずに悩み続けています。
また、新型コロナウイルスが流行する昨今は、1人暮らしで誰にも頼れないという環境に苦悩を感じている状況です。
②27歳でアーリーリタイアした男のブログ
こちらのブログ主「seiya」さんは、ハウスメーカーで働きながら立ち上げた仮想通貨メディアを売却して、27歳でアーリーリタイアを実現した方です。
現在はWebコンサルタントとして活動するほか、不労所得の形成にも力を入れていると語っています。
https://earlyretirement27.com/
こちらのブログでは、27歳という年齢でセミリタイアを実現した男性により、主としてキャリア・資産運用・副業などの分野が中心的に綴られています。
セミリタイア生活開始時の貯蓄額
セミリタイア時の貯蓄額は公開していませんが、リタイア後も月100万円以上の売り上げがあるブログを所有しており、金銭面での不安はありませんでした。
セミリタイア生活を失敗した経緯
セミリタイア生活を開始して3ヶ月程度は悠々自適な日々を過ごしていましたが、その後はやりたいことがなくなり、何にもしない毎日を送りながらも何かしないといけないと思う自分との葛藤が始まってしまったと語っています。自由だからこそネガティブになるという状況に悩まされたようです。
また、セミリタイアして最も失敗に感じたことは、他人と関わる機会が減ってしまった点にあると語っています。
現在のご様子
現在はWebコンサルタントとして活動するほか、不労所得の形成に力を入れています。また、YouTubeにて「ヒトデせいやチャンネル」を立ち上げており、動画配信活動にも精力的です。
③無職という名の貧乏セミリタイア
こちらのブログ主さんは、親の介護をしながら無職生活を送っています。
https://neet3.hatenablog.jp/
ブログでは、働いていた頃から完全に無職になるまでの生活や現在の思いなどが主に綴られています。
セミリタイア生活開始時の貯蓄額
無職としてセミリタイア生活に移行する前の、2015年における貯金額は500万円を超えていました。セミリタイア前は、仕事を毎年転職しながらも一定の収入を得ています。
セミリタイア生活を失敗した経緯
投資の失敗・ブログ収益の減少などが積み重なったことで、貯金を切り崩して無職生活を継続しています。
現在のご様子
無職生活は4年半を超えており、ブログの投稿やYouTubeでの動画配信などさまざまな方法を模索していますが、新型コロナウイルスの影響も相まって収益が伸びずに支出が収入を超えている状況です。
④貧乏セミリタイア生活。働かない日々。
こちらのブログ主「じゅんぺー」さんは2013年に17年間勤めた会社を退職後、40代後半でセミリタイア生活に入りました。会社を退職してからは、貯金を切り崩してたまに働くというセミリタイア生活を送っています。
https://binbo-retire.com/
2年半ほどこちらのブログを運営していましたが、現在は新たに「うっかりやっちゃうブログ」(https://project-juno.com/ukkari/allentry)を開設し、更新を続けています。
セミリタイア生活開始時の貯蓄額
貯蓄額は公開していませんが、以前は「セミリタイアするなら50歳で2,000万円」という目標を掲げていました。しかし、仕事のストレスを理由に、目標達成前にセミリタイア生活を開始しています。
セミリタイア生活を失敗した経緯
体調を崩しアルバイトで生計を立てることが難しくなったことや、ブログの収入が伸び悩んでいることなどが相まって、予定外のセミリタイア生活が続いています。
現在のご様子
50代で体力の衰えを感じながらも、アルバイトをすれば生活を続けられるだろうという試算のもと、生活レベルを落としながらセミリタイア生活を継続しています。
⑤読者A:セミリタイアへの道ブログ
こちらのブログ主さんは、まだセミリタイア生活を送っておらず、現在セミリタイアを目指してさまざまなことに取り組んでいます。
http://syumi-omosiro.blog.jp/
「読者A:セミリタイアへの道ブログ」では、セミリタイアを目指す夫婦の節約家計簿などさまざまなお役立ち情報が公開されています。
セミリタイア生活開始時の貯蓄額
貯蓄額や副業の収益は明記されていませんが、副業であるブログ運営をはじめ、セミリタイアを目指してさまざまなお金の稼ぎ方に挑戦しています。
セミリタイア生活を失敗した経緯
まだセミリタイア生活を送れるほどの貯金がなく、現在も会社員を続けている状況です。ブログ収益が思ったように伸ばせていない点は、セミリタイア生活を継続するうえで失敗要因となりやすいです。
7. セミリタイア生活の成功事例ブログ5選
最後に、セミリタイア生活を予定どおり順調に送れている方々のブログを紹介します。
- 29歳からの貧乏セミリタイア 人生よよよのブログ
- 45歳でアーリーリタイアして資産生活
- セミリタイアしたパパ
- 株で暮らすマレーシア 快適超長期滞在
- ちょっとアレですけど、セミリタイアしました
上記のブログから、セミリタイア生活における成功について見ていきます。
①29歳からの貧乏セミリタイア 人生よよよのブログ
こちらのブログ主「人生よよよ」さんは、堅実な貯金や投資などでセミリタイア生活を継続しています。
https://jinseiyoyoyo.hatenablog.com/
「29歳からの貧乏セミリタイア 人生よよよのブログ」では、2017年12月31日に退職してセミリタイア生活を開始したブログ主によって、投資信託への積立投資などによるセミリタイア生活の模様が綴られています。
セミリタイア生活開始時の貯蓄額
人生よよよさんのセミリタイア時の貯蓄額は、投資信託や貯金などの資産を合わせて約2,960万円です。
セミリタイア生活の様子
人生よよよさんは、29歳で会社を退職するまでの10年間、つまり19歳から毎年コツコツ貯金してセミリタイア生活に備えていました。セミリタイア生活を開始してからも、投資信託で資産を増やし続けており、セミリタイア生活に困らない程度の資産を確保しています。
セミリタイア生活で困ったこと
人生よよよさん自身はセミリタイア生活を満喫していますが、ブログに寄せられるコメントの中にはセミリタイア生活を否定する意見も目立っています。
②45歳でアーリーリタイアして資産生活
こちらのブログ主「Ranpa」さんは、アーリーリタイア開始までの準備を十分に行うことで、安定的なアーリーリタイア生活を送ることに成功しています。
https://zz597.blogspot.com/
金融系の会社で働いていたRanpaさんは、「45歳でアーリーリタイアして資産生活」において、社債・株式・不動産投資信託・ソーシャルレンディングなどにより、計画的にアーリーリタイアの準備を進めてきた様子を綴っています。
セミリタイア生活開始時の貯蓄額
Ranpaさんはアーリーリタイア開始時、投資資金が約8,000万円・退職金などが約2,000万円 で、合計およそ1億円のアーリーリタイア資金を保有していました。
セミリタイア生活の様子
Ranpaさんは新居にてアーリーリタイア生活を開始しました。新居生活にかかる支出も綿密に計算しながら、現在もアーリーリタイア生活を送っています。
セミリタイア生活で困ったこと
Ranpaさんは金銭面については想定内で不安はありませんでしたが、会社という社会とのつながりを失ったことに関しては不安を感じています。
③セミリタイアしたパパ
こちらのブログ主さんは、20代から続けている貯金および株式投資・節約法などにより、家庭を持ちながらも40代でのセミリタイアに成功しています。
https://semiritapapa.info/
ブログ主のセミリタパパさんが紹介する投資や節約法についての考え方は、セミリタイア・早期リタイアを検討している人にとって非常に参考になる内容です。
セミリタイア生活開始時の貯蓄額
セミリタパパさんは20代から会社の給料を十分に貯金していたほか、長年の株式投資や計画的な節約法などを駆使して、セミリタイア時には1億円近い金融資産を確保しています。
セミリタイア生活の様子
セミリタパパさんは、2人の子供がいる父親です。そのため、奥さんの承諾を得たうえで、子育てをしながらセミリタイア生活を送っています。
セミリタイア生活で困ったこと
セミリタパパさんはセミリタイア生活で悩むことは基本的になく、セミリタイア生活では他人に振り回されず自分を持つことが大切だとブログ内で語っています。
④株で暮らすマレーシア 快適超長期滞在
こちらのブログ主さんは株式投資をしながら、2007年頃よりマレーシアで生活しています。
http://freeoverseas.seesaa.net/
ブログではマレーシアでの生活方法を綴りながら、マレーシアの旅行案内および観光地などを紹介しています。
セミリタイア生活開始時の貯蓄額
具体的な貯蓄額は公開していませんが、株式投資の収益を中心とする資産運用により長年生活できています。
セミリタイア生活の様子
マレーシアでのセミリタイア生活では、近年の物価上昇・感染症・治安の悪さなども目立っており、決して楽しいのみではないことも語っています。
セミリタイア生活で困ったこと
東南アジアでのセミリタイア生活の話を聞きたいという人たちにマレーシア生活の現状を話すと、微妙な反応をされることが多いとブログ内で綴っています。
⑤ちょっとアレですけど、セミリタイアしました
こちらのブログ主「白黒ネコのユウ」さんは、セミリタイア生活開始と同時に田舎に移住しています。
https://sirokuroneko.net/
白黒ネコのユウさんは、50歳を目前に控えたタイミングで東京から千葉県九十九里町に購入した中古住宅へと移住し、セミリタイア生活を開始しました。ブログでは移住生活の様子などが綴られています。
セミリタイア生活開始時の貯蓄額
セミリタイア時の貯金額は公開していませんが、年金受給年齢まで生活できる見込みはあると語っています。
セミリタイア生活の様子
白黒ネコのユウさんは、パート勤務をしながら猫たちとセミリタイア生活を送っています。
セミリタイア生活で困ったこと
セミリタイア生活では体重や健康管理などが難しくなることから、パート勤務を利用して運動不足を補っています。
8. まとめ
本記事では、セミリタイア生活の失敗・成功事例をご紹介してきました。
セミリタイア生活を続けるには、以下の条件が重要になります。
- 一定額の貯蓄をもっていること
- 生活費を毎月決まった金額にすること
- できる限り節約すること
- もしもの際に頼れる親類がいること
また、セミリタイア生活の不安要素として、以下の項目をいかにコントロールするかがポイントです。
- 突然の出費への対応
- 家賃や光熱費の支払い
- 各種税金の支払い
- 衝動的な無駄遣い
- 社会的な交流
さらに、セミリタイア生活を充実させるために、以下を意識して実行できるかが大事です。
- お金のかからない趣味を持つこと
- 投資による確実な収益があること
- 退職金をしっかりともらうこと
- 物価の安い土地に移住すること
後半では実際にセミリタイア生活に失敗・成功した方々のブログをご紹介しました。セミリタイア生活を長く続けるには、今回ご紹介したような失敗ポイントを減らしつつ、成功ポイントをどれだけ実行できるかにかかっています。
ご紹介したブログを参考にしながら、セミリタイア生活の準備を進めてみてください。
M&A・事業承継のご相談ならM&A総合研究所
M&A・事業承継のご相談なら経験豊富なM&AアドバイザーのいるM&A総合研究所にご相談ください。
M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴をご紹介します。
M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴
- 譲渡企業様完全成功報酬!
- 最短49日、平均6.6ヶ月のスピード成約(2022年9月期実績)
- 上場の信頼感と豊富な実績
- 譲受企業専門部署による強いマッチング力
M&A総合研究所は、成約するまで無料の「譲渡企業様完全成功報酬制」のM&A仲介会社です。
M&Aに関する知識・経験が豊富なM&Aアドバイザーによって、相談から成約に至るまで丁寧なサポートを提供しています。
また、独自のAIマッチングシステムおよび企業データベースを保有しており、オンライン上でのマッチングを活用しながら、圧倒的スピード感のあるM&Aを実現しています。
相談も無料となりますので、まずはお気軽にご相談ください。