翻訳会社・通訳会社のM&A・買収・売却の完全マニュアル【相場/成功事例あり】

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

今回は、翻訳会社・通訳会社のM&A・買収・売却について解説しています。翻訳会社・通訳会社のM&A動向やM&A事例や、M&Aによる「買収側のメリット」「売却・譲渡側のメリット」について知りたい方は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。

目次

  1. 通訳・翻訳業界
  2. 通訳会社・翻訳会社のM&A動向
  3. 通訳会社・翻訳会社におけるM&A・売却・買収の相場
  4. 通訳会社・翻訳会社がM&Aするメリット
  5. 通訳会社・翻訳会社のM&Aが成功するためのポイント
  6. 通訳会社・翻訳会社のM&Aの成功事例
  7. 通訳会社・翻訳会社のM&A・売却・買収は専門家に相談しよう
  8. 通訳会社・翻訳会社のM&Aまとめ
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1. 通訳・翻訳業界

通訳・翻訳業界

当記事では、翻訳会社・通訳会社のM&A・買収・売却について詳しくまとめていきます。通訳会社・翻訳会社のM&A動向やM&A相場、M&A事例について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

通訳・翻訳会社とは

そもそも通訳会社・翻訳会社とはどのような会社なのでしょうか。「通訳」とは、異なる言語を扱う人同士が円滑にコミュニケーションをとれるように、言語上のサポートを提供することです。「通訳会社」はその名の通り、通訳サービスを提供する会社のことです。

ビジネスの場で通訳サービスを提供する「ビジネス通訳」や、報道番組・ニュースなどで通訳サービスを提供する「放送通訳」、国際会議等の場面で貢献する「会議通訳」など、提供できるサービスは多岐に渡ります。

「翻訳」とは、ある言語で表現されたものを、他の言語に変換することで、翻訳サービスを提供する会社のことを「翻訳会社」と呼びます。翻訳には「映像翻訳」や「出版翻訳」、「産業翻訳」などがあります。

業務内容

通訳の業務は、大きく分けて3つのスタイルの分けることができ、それぞれ「同時通訳」「逐次通訳」「ウィスパリング通訳」といいます。「同時通訳」は、ある発言者が話した内容を、数秒で違う言語に訳して伝える業務です。

「逐次通訳」は、ある発言者が話している内容をメモを取りながら聞き、話が一区切りついたタイミングで通訳する業務になります。同時通訳に比べると、聞き取る時間があるため、通訳の正確性は上がります。

「ウィスパリング通訳」は、同時通訳と流れは似ていますが、通訳する側は話の聞き手のそばにいて、発言者が話している内容を聞き手にささやくように伝える業務のことです。

「翻訳会社」の業務に対して、翻訳者が社内で黙々と翻訳作業をするイメージがあるかもしれません。しかし実際に、社内に何人もの翻訳者を在籍させひたすら翻訳作業をさせているという会社は少なくなっています。

翻訳会社のほとんどは翻訳業務を外部委託しているため、翻訳会社が直接業務を行うケースは多くないのです。

つまり、翻訳会社は「翻訳仲介会社」と言うこともできます。「翻訳仲介会社」は、翻訳業務を受注し、それを外部の翻訳者に発注している会社のことです。

翻訳仲介会社は外部発注業務のほか、翻訳者が翻訳した内容をチェックする業務などを行うことがほとんどです。

市場規模

2017年度の翻訳業界・通訳業界の市場規模は「約2500億円」前後と算出されています。この市場の中で、売上高が10億円を超えるような大手企業は全体の5%程度にとどまることから、中堅・中小企業が多くひしめく業界と考えられます。

ここで、通訳・翻訳業界で活躍する大手企業を表にまとめます。ちなみに、大手翻訳会社の多くが「産業翻訳」を得意としています。

大手通訳・翻訳会社 事業内容
ブレインウッズ株式会社

翻訳サービス

通訳サービス

映像翻訳事業

外国語人材派遣・紹介事業

など

ライオンブリッジジャパン株式会社

産業翻訳サービス

海外展開のコンサル

デジタルマーケティングサポート

など

株式会社サン・フレア

翻訳サービス

テクニカルライティングサービス

など

SDLジャパン株式会社

機械翻訳

翻訳ソフトウェア

翻訳サービス

など

株式会社翻訳センター

翻訳サービス(特許翻訳・医療翻訳等)

機械翻訳

ビザ申請書類翻訳

など

株式会社サイマル・インターナショナル

通訳サービス

翻訳サービス

通訳・翻訳の人材派遣・紹介サービス

など

業界の現状

通訳会社・翻訳会社業界の現状はどのようになっているのでしょうか。業界の現状を知ることは、M&A・会社売買を検討する上で重要な要素です。

現状が分からないままM&A・会社売買を進めてしまうと、目的とは全く異なる企業を買ってしまったり、相場からかけ離れた金額での売買が実行されてしまうかもしれません。

そのような事態を避けるためにも、以下の見出しで通訳会社・翻訳会社の現状をしっかり把握しておきましょう。

自動翻訳機以上のスキルが必要

近年では、Google翻訳をはじめとした「自動翻訳機」の性能が上がってきています。自動翻訳機は、手軽に・無料で利用できるツールであるため、簡単な通訳・翻訳が必要な場面では非常に重宝します。

一方で、通訳会社・翻訳会社には、この自動翻訳機以上のスキルが求められるようになってきています。もし、自動翻訳機で事足りるような質のサービスしか提供できなければ、通訳会社・翻訳会社の仕事が自動翻訳機に代替されてしまうからです。

海外展開する企業の増加に伴う需要

「グローバル化」が叫ばれ始めてから数年経過した現在では、多くの企業が「海外展開」を視野に入れています。海外展開を目指す企業の増加に伴って、通訳会社・翻訳会社の需要も増えてきているのが現状です。

2020年までの需要増加

2020年に「東京オリンピック」が開催されるということもあり、海外からの観光客の増加が期待されています。

海外からの観光客の増加を見越して、日本語以外の言語での「表記」や、翻訳ソフト・ウェアラブル音声翻訳機能の開発などの需要が高まっていることで、通訳会社・翻訳会社の需要も増えています

英語以外の言葉への需要増

近年では、アジア圏からのインバウンドの増加などが要因となって、「英語」以外の言語の「通訳・翻訳」需要が高まってきています。通訳会社・翻訳会社は、英語以外の言語の通訳・翻訳サービスを質向上が求められています。

2. 通訳会社・翻訳会社のM&A動向

通訳会社・翻訳会社のM&A動向

ここからは、通訳会社・翻訳会社のM&A動向についてまとめていきます。通訳会社や翻訳会社をM&Aによって買収したい・売却したいと考えている方は、現在の通訳会社・翻訳会社業界のM&A動向をしっかり把握しておく必要があります。

通訳会社・翻訳会社のM&Aは、以下3つのパターンから理解できます。

  1. 同業他社とのM&A
  2. 大手業者による買収
  3. 異業種からの参入

それぞれの特徴を知り、自社が売買先としてどんなパートナーを選ぶべきか考えてみましょう。

同業他社とのM&A

通訳会社・翻訳会社業界のM&A動向として、「同業他社とのM&Aが増えている」というものがあります。通訳・翻訳サービスに対する需要の増加や、自動翻訳機の台頭などに伴って、業界では競争が激化しています。

通訳会社・翻訳会社業界は、中堅・中小企業が多いですが、競争が激化している市況において、中堅・中小企業にとっては経営環境が非常に厳しいという現実があります。

この状況を打破するために、大手の通訳会社・翻訳会社に会社売却・事業譲渡をする中堅・中小企業が多くいます

また、特に中堅・中小企業では、後継者不足に伴う「事業承継問題」に悩まされているケースもあります。

後継者不足は通訳会社・翻訳会社以外でも広く問題となっており、経営者の高齢化や少子化を理由に事業承継がっできず廃業を選択する会社は少なくありません。

この事業承継問題を解消するために、大手企業に会社売却・事業譲渡をする中堅・中小企業も増えてきています。

大手業者による買収

大手通訳会社・翻訳会社が中堅・中小企業を買収するケースも増えています。上記で説明したように、通訳会社・翻訳会社業界は競争が激化しています。そして、今後も需要が増加していくと予測されています。

大手通訳会社・翻訳会社は、中堅・中小企業を買収することによって、買収した会社が持つ経営資源・顧客網などを活用し、競合他社の大手通訳会社・翻訳会社との競争で優位に立つことを目指しています。

特に専門性のある中小企業を積極的に買収し、より幅広い範囲の顧客を獲得しようと考える大手通訳会社・翻訳会社は少なくありません。

異業種からの参入

人材派遣会社などがM&Aを実施して、通訳会社・翻訳会社を買収するケースも増加しています。インバウンド需要の増加、事業の海外展開などを考える異業種の企業が、通訳会社・翻訳会社が持つ「通訳スキル・翻訳スキル」を求めて、通訳会社・翻訳会社を買収します。

例えば、以降の「M&A事例」でも紹介していますが、実際に、ある人材派遣会社は通訳・翻訳会社を買収しています。買収側の人材派遣会社は、自社のサービス拡大・充実を目指し、M&Aを実施しました。

【関連】人材派遣・紹介会社のM&A・買収・売却・事業譲渡について解説!【事例あり】

3. 通訳会社・翻訳会社におけるM&A・売却・買収の相場

M&A・売却・買収の価格は会社の業績や経営者の考え方によっても変わりますので、明確な相場は存在しません。もちろん会社を買収するのであれば最低でも数百万円は必要になりますが、細かな金額は売り手と買い手との話し合いで決まっていきます。

実際にどれくらいの金額で売却希望が出されているのか知りたいという場合、多数の案件を持つM&A仲介会社に相談した方が良いでしょう。

通訳会社・翻訳会社におけるM&A相場の傾向

通訳会社・翻訳会社は東京オリンピックを前にして様々な業界から注目されており、他の業種のM&Aに比べて買収金額は高めになる傾向があります。

また売り手市場にあり会社の売却事例が少ない通訳会社・翻訳会社では、少数の売り手に多数の買い手が殺到しており売り手の取り合いが激しい状況です。

通訳会社・翻訳会社を買収したい方は、予算を多めに用意し早めにM&A仲介会社などに相談しましょう。早く動き出すことで、希望に合ったパートナーを見つけられる可能性が高まります。

4. 通訳会社・翻訳会社がM&Aするメリット

通訳会社・翻訳会社がM&Aするメリット

ここからは、通訳会社・翻訳会社がM&Aを実施して会社を買収・売却したり、事業を譲渡したりするメリットについて解説していきます。

通訳会社・翻訳会社の買収を検討されている方、または自分の通訳会社・翻訳会社を売却しようと考えている方は、参考にしてみてください。

売却・譲渡側のメリット

まずは、M&Aによって通訳会社・翻訳会社を売却・譲渡する側のメリットは以下の3つです。

  1. 後継者問題が解決する
  2. 雇用の維持が可能になる
  3. 負債を解消できる
  4. 経営基盤を安定させられる
  5. まとまった売却利益が得られる
ここからはそれぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

後継者問題が解決する

M&A・会社売買によって、通訳会社・翻訳会社を売却・譲渡するメリットの一つが「後継者問題を解決できる」点です。「M&A動向」の部分でも解説しましたが、近年は、中堅・中小企業が「後継者問題」に悩まされるケースが増えてきています。

後継者がなかなか見つからないことで、廃業を余儀なくされる中堅・中小企業も多く存在します。後継者問題に悩まされる中堅・中小企業は、M&A・会社売買によって大手企業に会社を売却・譲渡することによって、「後継者問題」を解決することができます。

大手企業の傘下に入ることができれば、大手企業が持つ経営資源を活用して、自社の収益を改善することもできますし、従業員の雇用を守ることもできます。

雇用の維持が可能になる

中堅・中小企業の通訳会社・翻訳会社は、後継者が見つからず廃業を余儀なくされると、従業員の雇用を維持することができなくなってしまいます。

M&A・会社売買によって大手企業のグループ会社になることができれば、自社の従業員の雇用を維持することができます

負債を解消できる

通訳会社・翻訳会社がM&A・会社売買によって会社を売却・譲渡するメリットとして、「負債を解消できる」というものが挙げられます。M&A・会社売買を実施すると、売却・譲渡側企業が抱える負債は、買収・譲受側企業が引き継ぐことになります。

M&A・会社売買によって買収・譲受側の企業に「負債が移転」されることで「負債から解消される」というメリットがあります。

経営基盤を安定させられる

M&Aや会社売却により大手企業の傘下に入ることで、経営基盤が安定します。今後通訳会社・翻訳会社が経営を続けていくためには、十分なお金が必要です。

しかし中小企業の場合十分な資本金がなく、経営が不安定になってしまうことも少なくありません。M&Aを行うことで大手の傘下に入れば、経営体制が変わり大手企業の安定した資本力を生かせます。

まとまった売却利益が得られる

M&Aを実施して会社や事業を売却すれば、まとまった利益を得られます。売却のタイミングや会社の規模によっても異なりますが、売り手市場の今であれば売却利益が数千万円に上ることも少なくありません。

会社が売却で大きな利益を得ることで、経営を安定させ新たな事業を行うことも可能になります。また売却利益を老後の生活資金とする経営者も非常に多いです。

お金のことを考えるなら、廃業よりもM&Aによる売買を選択する方が良いでしょう。

買収側のメリット

続いて、M&A・会社売買の買収側のメリットについてまとめていきます。

買収側のメリットは、以下の通りです。

  1. 専門性を強化できる
  2. 経験ある通訳者・翻訳者を得られる
  3. スケールメリットを拡大できる
  4. 経営基盤を安定させられる

通訳会社・翻訳会社を買収するメリットにはどのようなものがあるか知りたい方は、チェックしてみてください。

専門性を強化できる

通訳会社・翻訳会社を買収するメリットの一つに、「専門性を強化できる」というものがあります。業界の現状やM&A動向の部分で説明したように、競争が激化する通訳会社・翻訳会社業界において、「専門性の強化」は差別化戦略となり得ます。

例えば、近年需要が高まってきている「中国語・韓国語・ベトナム語・タイ語」といった言語の通訳・翻訳を得意とする会社を買収できれば、専門性の強化が実現し、他社との差別化が可能となります。

経験ある通訳者・翻訳者を得られる

M&A・会社売買によって通訳会社・翻訳会社を買収できれば、「経験ある通訳者・翻訳者を獲得できる」というメリットを得ることができます。

M&A動向の部分で「大手通訳会社・翻訳会社による買収が増えている」と説明しました。この理由の一つが、「人材確保」を実現することで、自社の事業拡大を図っているからです。

スケールメリットを拡大できる

M&A・会社売買をするメリットの一つに「スケールメリットの拡大」というものが挙げられます。

例えば、M&A・会社売買を実施して、会社の規模が大きくなると、「販売網を拡大」したり、「自社の通訳・翻訳ノウハウ」と「買収した会社の通訳・翻訳ノウハウ」を組み合わせ、活用することで、コスト削減・コストパフォーマンスの向上を実現できます。

経営基盤を安定させられる

売り手だけでなく、買い手もM&Aや会社売買を行うことで経営基盤を安定させることが可能です。業界の現状・M&A動向でも触れているように、近年は通訳会社・翻訳会社業界の競争が激しくなっています。

M&A・会社売買によって、他の通訳会社・翻訳会社を買収することができれば、ライバル会社を減らすことができ、顧客網の拡大・事業展開などを「短い時間・少ない費用」で実現できるため、自社の「経営基盤」を安定させることができます

5. 通訳会社・翻訳会社のM&Aが成功するためのポイント

M&Aが成功するためのポイント

ここからは、通訳会社・翻訳会社のM&Aを成功させるためのポイントについて説明していきます。

以下で紹介するポイントは通訳会社・翻訳会社のM&Aに限った話ではなく、他業界のM&Aの際にも当てはまるポイントと言えるのでM&Aを検討している方はぜひチェックしてください。

タイミング

M&A成功のポイントの一つとして「タイミング」が挙げられます。M&Aを「誤ったタイミング」で実施したり、「タイミング逸したり」することで、希望の条件でM&Aができないケースがしばしば見られます。

タイミングを間違えてしまうと、相場価格よりも「高い金額で買収・低い金額で売却」しなければいけなくなったり、後継者獲得のチャンスを逃してしまう可能性があります。

特に売り手市場の通訳会社・翻訳会社においては、タイミングを逃し規模部にあったパートナーを見つけられないという状況に陥りやすいです。

M&Aを決定するタイミングは、業界の景況・業界のM&A動向などによっても異なってきます。M&Aを検討されている方は、M&A対象企業の業界景況・M&A動向をしっかりと調べておく必要があると言えます。

相場を調べる

M&Aを成功させるためには、「相場」をしっかり理解しておくことが重要です。相場価格を調べないままM&Aを進めてしまうと、「相場よりも高い価格で買収」してしまったり、反対に「相場よりも低い価格で売却」してしまったりする可能性があります。

M&Aの相場価格自体は、対象の業界や会社の規模によって異なってきます。そのため、通訳会社・翻訳会社のM&A事例、同規模のM&A事例をあらかじめ確認して、適切な相場価格をある程度理解することが、M&Aを成功させるためのポイントと言えます。

相場に関してはM&A仲介会社が多数の事例を持っていますので、近い規模のM&Aでどれくらいの売買価格になったか聞いてみると良いでしょう。

手法

M&Aを成功させるためには、「適切なM&A手法」を利用することが大切です。「M&Aの手法」とは、「合併」「株式取得」「事業譲渡」「会社分割」などのことを言います。

M&Aの手法については、以下の記事を参考にしてみてください。

【関連】M&Aの手法と特徴をどこよりも詳しく解説!

それぞれの手法にはメリットとデメリットがあり、会社の状況によってもベストな手法は異なってきます。M&Aや会社売買を実施する際には、M&A仲介会社などの専門家に相談した上、目的に合った手法を選びましょう。

【関連】M&A・事業承継ならM&A総合研究所
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6. 通訳会社・翻訳会社のM&Aの成功事例

通訳会社・翻訳会社のM&Aの成功事例

ここからは、通訳会社・翻訳会社のM&Aの成功事例について紹介していきます。M&Aの事例を見ることで、通訳会社・翻訳会社業界のM&A相場を理解したり、適切な手法を確認することができます。

M&A事例:同業他社のM&A

最初に紹介するM&A事例は、通訳会社・翻訳会社同士のM&Aです。売却側・買収側の情報やM&Aスキーム、M&Aによる双方のメリットについて説明していきます。

売却側と買収側

この事例の売却側企業は、「翻訳サービス」を主な事業内容とする企業です。売上高はおよそ1億円です。後継者不在による廃業を防ぐために売却を希望しました。

一方、買い手企業も「翻訳サービス」を主な事業内容としている企業です。売上高は「数十億円」を超えており、事業規模を拡大する目的でM&Aを実施しました。

スキーム:株式譲渡

売却側の企業は、後継者不足を解消するために売却を検討していました。買い手企業は、売却側企業が持つ顧客網や翻訳者人材に魅力を感じ、「株式譲渡」によって、M&Aを実施しました。

双方のメリット

このM&A事例による売却側のメリットは、後継者不足問題を解消できたことです。従業員の雇用も守ることができました。一方、買い手側は、売り手企業が持つ「顧客網」や「スキル・ノウハウを持つ翻訳者」を獲得できたというメリットがありました。

M&A事例:人材派遣会社によるM&A

続いて紹介する事例は、人材派遣会社による通訳・翻訳会社のM&Aです。近年では、人材派遣会社をはじめとした異業種による通訳・翻訳会社のM&Aが増えてきています。

例えば、人材派遣会社は通訳・翻訳会社を買収することで、サービス内容の拡大・充実を目指しています。

売却側と買収側

売却側の企業は、「通訳・翻訳サービス」を提供する企業でした。売上高は約10億円で、業界での実績も十分でした。買収企業は、上場している人材派遣会社です。売上高は約2000億円にも及びます。

スキーム:株式譲渡

売却側の企業は、業界でも実績が豊富で、ブランド力も高い通訳・翻訳会社でした。そこに魅力を感じた「買い手の人材派遣会社」は、「株式譲渡」のスキームを利用して、M&Aを実施しました。

双方のメリット

人材派遣会社が通訳・翻訳会社を買収したこの事例では、両社にM&Aのメリットがありました。売却側の通訳・翻訳会社は、後継者不足に悩まされていました。M&Aを実施して、大手の人材派遣会社に会社を売却したことで、後継者不足を解消できました

一方、買収側の人材派遣会社は、売却側企業の「スキル・ノウハウを持った翻訳者」の獲得に成功し、サービスの拡大・充実が実現しました。

7. 通訳会社・翻訳会社のM&A・売却・買収は専門家に相談しよう

M&Aや会社売却、買収を行いたいと考える建設会社は多数ありますが、買い手探しから契約まで全て自社で行うのは非常に難しいことです。

特に異業種とのM&Aの場合、お互いの業務に対する認識の違いからトラブルが起こってしまうことも少なくありません。

【関連】事業承継の失敗事例10選!失敗要因は?

M&Aに少しでも興味があるなら、最初にM&A仲介会社に相談するのが良いでしょう。

M&A仲介会社はM&Aの専門家で、買収相場や手続きに関する知識も豊富です。また買収価格がアップするよう経営に関するアドバイスも行ってくれるので、「少しでも高く会社を高く売りたい」という方は早めにに相談しましょう。

相談は基本的に無料となっており、仲介会社によっては着手金なしで買い手探しを行ってくれるところもあります。自社の経営について不安のある方、M&Aに興味があるという方は仲介会社の利用を検討するのが良いです。

【関連】M&A仲介会社・企業ランキングTOP21!大手上場企業あり!

M&A仲介会社をお探しなら、M&A総合研究所にご依頼ください。

M&A総合研究所は相談料、着手金、中間報酬無料となっており、少額のM&Aにも対応しています。小さな会社であってもM&Aは可能なので、まずは相談してみることが大切です。

事業承継について少しでも不安があるなら、M&A総合研究所で仲介の手数料や成功事例などを詳しくチェックしてみてください。

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8. 通訳会社・翻訳会社のM&Aまとめ

まとめ

今回は、通訳会社・翻訳会社のM&Aについてまとめてきました。通訳会社・翻訳会社のM&Aを検討されている方は、「M&A仲介会社」の利用を検討してみましょう。「M&A仲介会社」を利用することで、より安心・スピーディーにM&A手続きを進めることができます。

「M&A仲介会社」を利用したい方は、【M&A総合研究所】に無料相談してみましょう。【M&A総合研究所】は、「公認会計士の専門家集団」です。M&Aの成功事例もたくさん持っているので、安心してM&A仲介業務を任せることができます。

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出典: https://masouken.com/lp01

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