英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却!業界動向・相場・手法を解説!【成功事例あり】

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 M&Aアドバイザー
鎌田 実築

本記事では、英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却について、業界動向や売却相場、よく利用されるM&A手法や手続きの流れ、そして英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aを成功させるポイントなどを解説します。

目次

  1. 英会話教室・語学学校とは
  2. 英会話教室・語学学校の業界動向と課題
  3. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却動向
  4. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却相場
  5. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却手法を解説
  6. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却の流れ
  7. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却の成功事例
  8. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却を成功させるポイント
  9. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却の相談におすすめの仲介会社
  10. まとめ
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1. 英会話教室・語学学校とは

英会話教室・語学学校とは

英会話スクール・英会話教室・語学学校は堅調な伸びをみせている業種であり、M&Aも今後さらに活発になると考えられます。

この記事では、英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却について、業界動向や相場、主に用いられる手法などを解説します。

この章では、英会話スクール・英会話教室・語学学校の市場規模や学習塾との違いなど、基本的な事項を説明します。

英会話教室・語学学校の市場規模

英会話スクール・英会話教室・語学学校の市場規模は、2018年が8868億円となっており、不況下で市場規模が縮小する業種が多いなか、比較的堅調に拡大しています。

特に、語学試験・留学斡旋・通訳・翻訳といった周辺事業が伸びており、今後も市場規模の拡大が続くと予想されます。

英会話スクールとの違い

英語の語学学校のことを英会話教室や英会話スクールと呼ぶこともあるので、両者に何か違いがあるのかと思う方もいるかもしれません。

しかし、基本的に英会話教室と英会話スクールの意味は同じであり、両者を区別して使うケースはありません。

学習塾との違い

学習塾は子供向けに学校教育の補足を行うところであり、英会話スクール・英会話教室・語学学校とは全く違うものです。

学習塾では、英語以外にも国語・数学などの各教科を指導しますが、英会話スクール・英会話教室・語学学校では英語を始めとする語学のみを教えます。

そのほかにも、英会話スクール・英会話教室・語学学校では、就学前の児童や成人も対象とするの点が学習塾とは異なります。

【関連】学習塾のM&A・事業承継・事業譲渡・会社売却のコツは?メリットと成功事例を紹介

2. 英会話教室・語学学校の業界動向と課題

業界動向と課題

英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aを成功させるためには、業界動向や業界の課題を把握しておくことが重要です。この章では、英会話スクール・英会話教室・語学学校の業界動向と課題を解説します。

英会話教室・語学学校の業界動向

英会話スクール・英会話教室・語学学校は、グローバル化や外国語教育の改革の影響もあり、ニーズが伸びて市場規模が拡大しています。

また、オンライン英会話などサービスの多様化も進んでおり、市場は今後も拡大していくものと考えられます。

英会話教室・語学学校の課題

英会話スクール・英会話教室・語学学校は市場規模が拡大して堅調なものの、競争の激化により生き残りは厳しくなっています。

いかにして、ほかの英会話スクール・英会話教室・語学学校とサービスを差別化していくかが、今後の課題といえるでしょう。

3. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却動向

M&A・買収・売却動向

英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却動向には、どのような特徴がみられるのでしょうか。ここでは、英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却にみられる以下3つの動向を解説します。

【英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却動向】

  1. 需要の増加に合わせてM&Aも増加傾向
  2. 学習塾グループによるM&Aも増加
  3. 講師不足を解消する目的のM&Aも見られる

1.需要の増加に合わせてM&Aも増加傾向

英会話スクール・英会話教室・語学学校は市場規模が拡大しており、需要の増加に合わせて新規参入や事業拡大を目指したM&Aが増加しています

2.学習塾グループによるM&Aも増加

近年は、城南進学研究社や京進といった学習塾グループが、塾経営のノウハウを生かして英会話スクール・英会話教室に参入するケースが増えています

【関連】学習塾の売却の相場は?高く売る方法を解説【譲渡事例あり】

3.講師不足を解消する目的のM&Aも見られる

M&Aは事業拡大以外にも、人材確保を目的として行われるケースもよくあります。英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aでも同様であり、講師不足を解消する目的でM&Aを行うケースもみられます。

4. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却相場

M&A・買収・売却相場

M&A・買収・売却の価格は、最終的に売り手と買い手との交渉で決まるため、一概にこれくらいが相場であるということは難しい部分もあります。

英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却事例では、取引額が公開されていないものが多く、実態が分かりにくいということも理由のひとつです。

しかし、大手マッチングサイトで案件をみると、小規模な英会話スクール・英会話教室・語学学校であれば、数百万円の価格帯や1000万円~3000万円くらいの価格帯が多いことが分かります。

【関連】M&Aの譲渡価格の相場はいくら?決め方を解説!

5. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却手法を解説

M&A・買収・売却手法を解説

M&Aには手法がいくつかあるので、英会話スクール・英会話教室・語学学校を買収・売却する時は、どの手法を選ぶかをよく検討する必要があります。

この章では、英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却に用いられる主な手法について解説します。

株式売却(譲渡)

株式譲渡(株式売却)とは、譲渡企業(下図のA社)の株式を譲受企業(B社)へ売却することで、譲受企業が譲渡企業の経営権を得るM&A手法です。

株式譲渡は、英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aで最もよく利用されるM&A手法であり、M&A手法を選ぶ際はまず株式譲渡から考えることが一般的です。

【関連】株式譲渡とは?手続きからメリット・デメリット、税金に関して解説【成功事例あり】

事業売却(譲渡)

事業譲渡(事業売却)とは、英会話スクール・英会話教室・語学学校に関する事業資産を売却するM&A手法です。

株式譲渡と違って株式は譲渡しないので、譲渡企業(下の図のA会社)の経営権はそのまま残ります。事業譲渡は株式譲渡の次によく利用されるM&A手法です。

【関連】事業譲渡の手続き・流れやスケジュールを徹底解説!期間はどれぐらい?

その他のM&A手法

英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aで、株式譲渡・事業譲渡以外のM&A手法としては、第三者割当増資・株式交換・株式移転・合併・分割・資本提携・業務提携があります。

このうち、第三者割当増資・株式交換・株式移転・合併・分割は主に大企業が利用するM&A手法なので、株式譲渡や事業譲渡に比べると、英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aで使われることはあまりありません。

【英会話スクール・英会話教室・語学学校のその他のM&A手法】

  1. 第三者割当増資
  2. 株式交換
  3. 株式移転
  4. 合併
  5. 分割
  6. 資本提携
  7. 業務提携

6. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却の流れ

M&A・買収・売却の流れ

英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aをスムーズに進めるには、あらかじめ流れを把握しておくことが大切です。この章では、英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却の流れを解説します。

【英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却の流れ】

  1. M&A仲介会社などに相談
  2. M&A先の選定・交渉
  3. 基本合意書の締結
  4. デューデリジェンスの実施
  5. 最終契約書の締結
  6. クロージング

1.M&A仲介会社などに相談

英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aを行う際は、専門的な知識や経験および売買先を探すネットワークが必要になります。

特に、自社に合った売却先を探すことは経営者自身のみで進めることは難しいので、まずはM&A仲介会社などの専門家に相談することが一般的です。

2.M&A先の選定・交渉

M&A仲介会社に相談してどのようなM&Aを行いたいか、相手先に希望する条件などを伝えると、仲介会社はそれを踏まえてM&A先をピックアップしてくれます。

その候補先のなかから交渉を進めたい相手先を決定したら、M&Aの成立に向けて交渉を進めていきます。

3.基本合意書の締結

M&A先の候補が決まったら、まずは双方の経営者が実際に会って面談し、M&Aを行えるかどうかを検討します。

交渉が進み、M&Aに関する諸条件が固まったら、基本合意書を締結して合意内容を書面にします。

4.デューデリジェンスの実施

基本合意の段階では、買い手企業はまだ売り手企業の詳細が分かっていません。特に財務内容などは買収の際に重要となるので、最終契約を締結する前に十分調査しておく必要があります。

買い手企業が売り手企業の内容を調査することを「デューデリジェンス」といいます。デューデリジェンスは財務・法務・税務など多岐に渡り、買い手にとって費用と手間がかかりますが、M&Aを成功させるためには必須のプロセスです。

【関連】M&AにおけるDD(デューデリジェンス)項目別の目的・業務フローを徹底解説!

5.最終契約書の締結

デューデリジェンスを実施して売り手企業に問題がないと分かったら、最終契約書を締結してM&Aを確定させます。

【関連】M&Aの契約書(基本合意契約書、最終契約書)について

6.クロージング

最終契約書を締結したら、株式や事業資産を譲渡して代金の支払いを行い、契約内容を実行するクロージングを行います。クロージングをもって、M&Aの手続きは一通り完了となります。

【関連】M&Aのクロージング手続きの内容や期間を解説!必要書類や成功ポイントは?

7. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却の成功事例

M&A・買収・売却の成功事例

この章では、英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却の成功事例のなかから、以下の5例を紹介します。

【英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却の成功事例】

  1. KDDIによるイーオンホールディングスのM&A
  2. 城南進学研究社によるアイベックのM&A
  3. 京進によるコペル・インターナショナルのM&A
  4. レアジョブによるリップル・キッズパークのM&A
  5. ヒューマンアカデミーによる米・カナダ語学学校運営会社のM&A

①KDDIによるイーオンホールディングスのM&A

出典:https://www.kddi.com/

2018年に、KDDI株式会社がイーオンホールディングスの全株式を取得し、完全子会社化しました。

KDDIは「au」ブランドのモバイル通信やインターネットサービスなどを手がける会社で、イーオンホールディングスは英会話スクール・英会話教室の「イーオン」などを展開する持株会社です。

当M&Aの実施により、KDDIの通信技術とイーオンホールディングスの英会話スクール・英会話教室サービスを融合させ、バーチャル英会話などの新しいサービスの提供を目指します

②城南進学研究社によるアイベックのM&A

出典:https://www.johnan.co.jp/

2018年に、株式会社城南進学研究社が株式会社アイベックの株式を取得し、子会社化しました。

城南進学研究社は城南予備校などを運営する会社で、アイベックは企業向けの英会話スクール・英会話教室などを手がける会社です。城南進学研究社の社会人教育への進出などがM&Aの目的となっています。

③京進によるコペル・インターナショナルのM&A

出典:https://www.kyoshin.co.jp/

2017年に、株式会社京進が株式会社コペル・インターナショナルの全株式を取得し、完全子会社化しました。

京進は学習塾や英会話スクール・英会話教室などを運営する会社で、コペル・インターナショナルは「コペル英会話教室」を運営する会社です。

子供向けサービスに強い京進と、大人向けサービスに強いコペル・インターナショナルが協働することによるシナジー効果の獲得、および京進の首都圏への進出がM&Aの目的となっています。

④レアジョブによるリップル・キッズパークのM&A

出典:https://www.rarejob.com/

2017年に、株式会社レアジョブが株式会社リップル・キッズパークの全株式を取得し、完全子会社化しました。

レアジョブはオンライン英会話スクール・英会話教室「レアジョブ英会話」を運営する会社で、リップル・キッズパークは子供向けオンライン英会話スクール・英会話教室「リップル・キッズパーク」を運営する会社です。

レアジョブは、オンライン英会話スクール・英会話教室の事業拡大を目的として、当M&Aを実施しています。

⑤ヒューマンアカデミーによる米・カナダ語学学校運営会社のM&A

出典:https://haa.athuman.com/

2017年に、ヒューマンアカデミー株式会社が、カナダとアメリカの語学学校運営会社3社をM&Aで子会社化しました。

ヒューマンアカデミーは、英会話スクール・英会話教室を始めとする教育事業を展開する会社であり、留学事業の強化および小学校英語教師の育成事業がM&Aの目的となっています。

8. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却を成功させるポイント

成功させるポイント

英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却を成功させるには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。

【英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却を成功させるポイント】

  1. M&A・買収・売却戦略を入念に準備する
  2. 経営状態を把握しできる限り黒字化する
  3. 人材の流出などが起こらないように慎重に進める
  4. 簿外債務などの問題が起こらないように確認する
  5. 相性の良いM&A仲介会社を見つける

1.M&A・買収・売却戦略を入念に準備する

M&Aでは、準備不足であるがために失敗してしまうケースが多くみられます。英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aでは、本格的な手続きに入る前の段階で、戦略を入念に準備しておくことが大切です。

2.経営状態を把握しできる限り黒字化する

英会話スクール・英会話教室・語学学校を買収する側は、できれば黒字経営の会社を買収したいと考えます。

そのため、売却する側はM&Aの手続きに入る前に、自社の経営状態を把握してできる限り黒字化しておくことが重要になります。

3.人材の流出などが起こらないように慎重に進める

M&Aは従業員の労働環境を大きく変えることになるので、不満を持った従業員が退職してしまうケースも少なくありません。

英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aでは、講師などの人材流出などが起こらないように慎重に進める必要があります。

4.簿外債務などの問題が起こらないように確認する

英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aにおいて買い手が懸念することの一つに、簿外債務の存在があります。

買収した後で売り手の簿外債務が発覚すると、買い手にとって大きな損失となり、場合によっては将来の経営にも大きく影響します。

売り手はあらかじめ自社の財務・会計をチェックしておき、簿外債務などの問題が起こらないように確認することが大切です。

5.相性の良いM&A仲介会社を見つける

英会話スクール・英会話教室・語学学校のM&Aでは、仲介会社などの専門家に相談して、サポートを受けながら進めていくことになります。

M&A仲介会社はそれぞれ強みや特徴を持っているので、自社と相性のよいM&A仲介会社をみつけることが大切です。

9. 英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却の相談におすすめの仲介会社

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10. まとめ

まとめ

英会話スクール・英会話教室・語学学校は市場規模が拡大しているので、M&Aも今後さらに活発になると考えられます。M&Aの手続きやポイントについて知っておくことが、英会話スクール・英会話教室・語学学校経営者の方にとって今後重要になるでしょう。

【英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却動向】

  1. 需要の増加に合わせてM&Aも増加傾向
  2. 学習塾グループによるM&Aも増加
  3. 講師不足を解消する目的のM&Aも見られる

【英会話スクール・英会話教室・語学学校のその他のM&A手法】
  1. 第三者割当増資
  2. 株式交換
  3. 株式移転
  4. 合併
  5. 分割
  6. 資本提携
  7. 業務提携

【英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却の流れ】
  1. M&A仲介会社などに相談
  2. M&A先の選定・交渉
  3. 基本合意書の締結
  4. デューデリジェンスの実施
  5. 最終契約書の締結
  6. クロージング

【英会話教室・語学学校のM&A・買収・売却を成功させるポイント】
  1. M&A・買収・売却戦略を入念に準備する
  2. 経営状態を把握しできる限り黒字化する
  3. 人材の流出などが起こらないように慎重に進める
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