事業承継の成功事例集30選!成功のポイントまとめ!

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

事業承継にはさまざまな事例集があります。もちろん成功事例もあれば失敗事例もあります。今回は事業承継について成功に導くポイントを踏まえた上で成功事例集を紹介します。多くの事例を参考にすることで成功に導く参考にしてください。

目次

  1. 事業承継の成功事例まとめ!
  2. 事業承継の成功のポイント
  3. 事業承継の成功事例集30選!
  4. 事業承継の失敗事例
  5. 【まとめ】事業承継の事例集を参考に成功させよう!
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1. 事業承継の成功事例まとめ!

事業継承の事例を紹介

中小企業庁が事業承継の協議会を立ち上げてから10年以上が経過しました。事業承継は後継者不足が課題となっている我が国においては非常に重要な問題です。特に地方にある中小企業において事業承継は困難なものとなっています。

そこで、事業承継を行うにあたり成功するポイントなどを簡単に紹介します。また、成功事例や失敗事例、トラブル事例などの事例集もまとめました。

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2. 事業承継の成功のポイント

事業承継にはポイントがある

事業承継を行うにあたりポイントは数多くあります。以下の項目について簡単にポイントをまとめました。
 

  • 後継者を見つけられるか?
  • 後継者を教育できるか?
  • 自社株を承継できるか?
  • 良い事業承継先を選定できるか?
  • 適切な仲介業者を選定しているか?

後継者を見つけられるか?

まずは後継者の選定の問題です。後継者を探すことが事業継承には大変重要なこととなります。親族から見つける場合もありますし、従業員から探すケースも考えられます

後継者を見つけるにあたっては、成功事例だけではなく失敗事例などにも対処できる事が重要ですし、トラブル事例などには強い力を発揮してほしい物です。また、経営手腕が高いだけではなく信頼性や人間性など多角的に判断する事が重要です。

後継者を教育できるか?

後継者の教育も大きな問題です。後継者を教育することは、事業承継を行った後に安定して事業を継続させるためには非常に重要なことです。信頼関係などが構築されている地方においては後継者の信頼度を上げる教育も重要な要素です。

こういった事から、後継者を失敗事例やトラブル事例にならないようにするためにも、早期にそして計画的に教育を行う必要があります。

自社株を承継できるか?

自社の株を引き継ぐ場合は株主総会で影響力を持つためにも重要なファクターです。ですから、後継者となる人に自社株を上手に引き継ぐことがポイントとなります。

贈与税の対象となる自社株承継はは、定められた条件を満たせれば節税できるなどの措置もありますので、条件に見合った承継を早期に行う事が重要です。

良い事業承継先を選定できるか?

親族や社内の役員や社員から後継者に適任な人がいない場合は、外部から後継者を選ぶ事も重要な要素となります。これは、親族だ社員だといった温情だけで後継者を選んでしまう失敗事例を解消するためにもメリットがあります。

後継者の選択肢が広がりますが、その分事業承継先をしっかりと見定める必要があります。地方などの場合は地域の特性や社会貢献度なども関わりますので、そういった尺度にあった承継先を選択することがポイントです。

適切な仲介業者を選定しているか?

事業承継を外部にゆだねる場合、自身で承継先を選定するよりも仲介業者を利用する事をおすすめします。その理由は、専門の仲介業者であれば何件もの失敗事例とトラブル事例から、事業承継を成功に導くノウハウをもっているからです。

そうした場合、適切な仲介業者を選択する事が非常にポイントとなります。そういった点では中小企業から零細企業や個人事業主のM&Aでも多くの実績を持つM&A総合研究所が安心です。

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3. 事業承継の成功事例集30選!

成功の事例を30紹介

それでは事業承継の成功事例集を30事例ご紹介します。成功事例を見るとどれも簡単そうに見えますが、トラブル事例や失敗事例のよう事業承継を果たしていくにはそれなりの覚悟が必要なのです。

成功事例1:兄弟で株を保有する

創業者を継いだ三人兄弟の長男、次にに継いだのが三男でしたが、さらに次の後継者選びが課題となりました。そうした状況のため持株会社を作り兄弟それぞれで株を保有、社員から優れた人物を後継者に選ぶ事に決めたそうです。

この一軒以降、安定して創業者の家と経営陣で会社を継続していくことができたそうです。また、いざとなった時には創業家に経営権を戻せるところも、この方式のメリットです。

成功事例2:M&Aでも地域社会と密着

地方で事業を拡大していく中で2代目の急死にともない夫人が3代目社長に就任、その後社長の長男に事業承継を考えていましたが急な事故で長男がなくなってしまいました。

そこでM&Aでの会社の売却の乗り出しました。M&A先から新しい社長が移住してきましたが、従来の社長は会長とどまることで、従業員や取引業者に大きな影響を与えずに事業が継続していきました。

成功事例3:後継者教育を見据えた事業絵承継

地方のとある業者の事例となります。事業承継にを2代目の長男に引き継ぐ前に取引先の社長経験者を外部から迎え入れます。これは会社へ対する危機感があったからだといいます。こうした状況に2代目の長男がどう対応するのか経験させるためでした。

外部社長が移住して5年後には当初の予定通り2代目に社長の息子が引き継ぐこととなりました。一見すれば失敗事例やトラブル事例になりそうな少し手洗い成功事例といえます。

成功事例4:早期計画が功を奏した事例

地方で長い間経営を営んできた地方ゼネコンは、厳しい経営状況から事業再生と事業承継の両方を成功させる事を考えていたそうです。後継者に指名した社員に対し9年間に及ぶ徹底した教育を行ってきました。

それは人事や会計から現場仕事、営業まで多岐に渡ったそうです。こうして統括力を身に着けた後継者は回りの協力もあり事業を再生へと導いたといいます。長期計画をもって早期に事業承継を考えた事が成功した事例です。

成功事例5:自ら身を引いて安定経営へ

オーナー社長には長女がいました。オーナーは長女の旦那を後継者に据えておき、実際は長女の息子に経営をゆだねる決断をしていたそうです。しかし、そうした事で社内は2つに分かれる結果となってしまったそうです。

このままでは失敗事例やトラブル事例となるのですが、ここで長女の旦那は自ら身を引きます。こうして社内の派閥は解消されその後は安定した経営を続けているといいます。

成功事例6:事業から身を引く

創業者の社長には子供がなく近い親類にも経営を任せられる人材が居なかったといいます。会社を継続させる事だけを考えた社長が取った手法が取引先や協力会社に株を買い取ってもらう事でした。これにより社長は経営から退きました。

創業者として会社に係れなくなったものの、その後は安定して会社が事業継続しているという事例です。

成功事例7:ワンマン経営者ではなかったメリット

創業者である地方ではそこそこ大きなゼネコンであった社長が突然亡くなってしまいました。しかし、ワンマン経営者ではなかった事が功を奏して、跡継ぎとなった息子を回りが良くサポートしながら経営をしていきました。

そうした中、後を引き継いだ息子も独自の考え方を打ち出し、会社の色を変えながら業績を伸ばしていく事に成功したといいます。

成功事例8:素早い方向転換も必要

一時的に社長を外部から集める事になったとある会社の話です。社長希望者を面接する時に最終質問で「銀行借入の個人保証をしてもらうが」と問うとほとんどが「社長ではなく参謀ではいけないでしょうか」という答えだったそうです。

このため結局は身内を教育して後継者として選択しました。失敗事例やトラブル事例になりそうだった事例ですが、方針を素早く変更した事が功を奏して経営は今でも順調だといいます。

成功事例9:経営経験のない専業主婦から一転

地方で誕生し全国的な会社に成長させた創業者の跡継ぎに指名されたのは専業主婦の長女でした。経営に関しては素人同然だった彼女でしたが親の生き様を間近で経験したその感覚から数年で経営者として成長、その後は安心して社長交代となったのです。

成功事例10:上場を目指して事が人材教育に

後継者として適任な人材が見当たらなかったとある会社の社長は株式上場を考えます。そして上場にふさわしい体制を数年かけて構築、見事に株式を上場しました。

すると上場を目指す時に中心となって動いた役員が後継者となる人材まで成長し、見事事業承継を果たしたといいます。

成功事例11:株式上場で新たな風を

定年されていった社員の多くが株主という会社の事例です。株主総会では古い考え方がはびこりなかなか経営が前進しなかったといいます。そこで社長は株式上場を選択しました。

これによりOB社員株主らは経営に口出しが出来なくなり、新たな風が入ってきました。そして経営地盤が盤石になると、その後に2代目となる長男に事業を引き継いだそうです。

成功事例12:経営手腕だけで後継者決定

事業を継承するにあたり、長男に継承する事が当たり前となっている我が国において次男に事業を継承させることで盤石な基盤を築いた会社もあります。経営手腕だけを天秤にかけた決断が功を奏した結果といえます。

成功事例13:会社売却という選択肢

一代で大規模な会社にまで成長させた創業者は後継者となる人材が見当たらないことに不安を覚えていました。そこで社長は会社の売却に踏み切ります。

売却価格は予想より下回った物の社員たちの事を考えれば納得いく商談となりました。そして、その後は経営権を売却し安定した老後を過ごしているそうです。

成功事例14:引き際も大切

経営を後継者に譲った物の実権力は手元においたままという経営者も多くいると思います。しかし、この会社では後継者に経営を委ねた直後から前社長は一切会社に顔を出さなくなりました。

そのため、新社長は先代の社長の顔色を伺う事もなく思う存分と経営の手腕を発揮しているといいます。

成功事例15:税金対策は早めに

一代で超優良企業を作り上げた社長ですが、会社の相続税対策には無頓着でした。そうした中、相続税に対する教育を社長に行い、税金のトラブルなどないように人材を育成し経営権を継承しました。

周辺のサポートで相続税について気づかせ、そして教育により人材を確保した良い事例といってよいでしょう。

【関連】事業承継の税金を徹底解説!相続税の節税対策はできる?

成功事例16:社を上げて経営者を育成

創業者は海外展開まで事業で成功した社長です。しかし親族に経営に適した人材がおらず事業承継で悩んでいました。当時はまだM&Aなどはあまりなかった時代です。そこで創業者は社員へ事業を承継する事に決めました。

家族や幹部社員を説得すると、社内に経営者育成制度を設け社内から経営者に適した人材を育て上げることに成功していきます。そして現在でもその制度を活用して事業は安定化をたどっています。

成功事例17:地域と共に生きる会社

年齢的に事業承継について考えていた社長は自身の財産で社会貢献と経営権の安定でした。そこで、返済不要の奨学金を提供する育英財団を設立、自社株や私財を投じます。その財団の運営は地元の学識経験者や企業経営者に役員となってもらいました。

そうした地域基盤を作ったあとに事業を継承すると、地域からの理解もあり業績は好調なまま推移しました。移住して経営を始めた場合は特に地域の協力が必要です。移住してきた経営者は参考になる事例といえます。

成功事例18:会社売却で新たな事業

社長には息子が2人いました。しかしその2人は経営には全く興味がなく独自の生き方を進んでいました。また、社内にも経営者になりうる人材はいませんでした。

そこで社長が選んだのは現在の会社を売却して新たな事業を立ち上げるといった事でした。その後は売却した会社も順調に成長し、社長自身の新たな事業も軌道に乗っています。

成功事例19:技術の継承にM&A

廃業を検討していたとある経営者でしたが、技術力には定評がありました。そこでM&Aで事業承継をする事を考えます。結果的には廃業よりも多くの財産を残すことができました。また、M&Aをしたことで技術の継承にも成功しています。

成功事例20:赤字会社のM&A

赤字を抱えている状態であった海外から移住してきたとある経営者は、M&Aによる事業継承を試みます。独創性が溢れていた事業ということもあり、M&Aは成功し経営者は売却により資金を手にすることが出来ました。そして新たな経営へと乗り出しています。

成功事例21:早めの対応で安定経営

早いうちから承継対策を考えていたとある地方の会社は、金融機関に株式を保有してもらったり従業員持株会を設立するなどの対策を講じてきました。その一方で、M&Aの相手先を探していました。

着々と事業承継を進めてきたかいもあり、その後の経営は安泰するなど計画通りに進んだといいます。

成功事例22:経営者の親族でも身を引く判断を

移住している外国人労働者を受け入れながら成長してきたとある企業は、承継を考えて長男を大手企業に就職させました。しかし、数年後に社長が自ら退任してしまいます。

その後は役員から経営者を選ぶなどしましたが、結局はM&Aを活用して経営権を譲渡しました。親族の素早い判断が社員を救った事例といえます。

成功事例23:M&Aで兄弟同時に事業承継

とある中堅企業では社長が引退すると長男を社長に就任、それと同時に次男を買収した子会社の社長にあてました。

兄弟を同時に社長に就任させることにより、事業承継に対する不平不満を軽減させたケースといえます。

成功事例24:海外で創業を行い事業承継

創業者である社長には後継者候補として優秀な長男がいました。そこで、まずは長男をアメリカで創業させて経営の経験をつませました。その後アメリカの法人を売却し社長交代を宣言したこの会社の経営は順調だといいます。

成功事例25:経営権にこだわらない

息子を自他ともに認める後継者に育てた社長は、事業承継を行うため社長交代を行い、自らは監査役として残りました。

会社の経営権から実質引退するとともに、現在の社緒に対しては「はい」しか言わないと宣言したそうです。これにより新社長は安心して経営に取り組んでいけたそうです。

成功事例26:身内を登用する場合は慎重に

社長一代で業界でもある程度の地位にした会社でしたが後継者が悩みの種でした。娘婿に承継を委ねますが断られます。そこで出た結論が娘が後継者になることです。

まずは中間管理職として娘を入社させると意外にも人心掌握で手腕を発揮、最終的には安心して娘に社長を引き継ぐことができました。

成功事例27:資質を見極めて育てる

創業者である社長の長男は後継者として入社しました。そして会社のNo2として経験をつませていきます。しかし、実際に後継者として指名されたのは長男以外の役員でした。これは創業者が長男の経営者としての資質に不満に感じたからです。

その後、社長に指名された役員は手腕を発揮、会社の地盤を強固なものにしていきます。一方で長男は経理や総務で手腕を発揮し経営を支えます。そして10年ほど時を経て長男が社長に就任しました。

成功事例28:外部に託し身内を引き締める

とある会社の社長には息子が3人いました。それぞれ製造、経営、営業の分野を担当し活躍していました。事業承継を考えた社長がとった方法は事業の売却です。そして外部から経営者を移住させて会社を存続させていきました。

成功事例29:セブン&アイの事業承継

コンビニ業界のトップ企業である「セブンイレブン」の育ての親である鈴木CEOが退任しました。セブンイレブンの社長を交代させようとした事に社外委員が反対、さらに取締役会で否決されたことにより鈴木CEOが退任といった経緯です。

突然の退任には驚きましたが、ガバナンスが機能していたといった側面が見られました。非上場企業でありながらもこういった会社機能が生きている事は重要な事です。

成功事例30:スズキの社長交代

自動車メーカー「スズキ」社長が交代し長男に引き継がれました。しかし社長職は譲ったものの会長兼最高執行責任者(CEO)には留まっています。「スズキ」は自他ともに認めているワンマン経営です。これは、その体制が限界に来たことを示しています。

そうした「スズキ」の社長がCEOに残っているとはいえ経営者を後退したことは非常に大きな事件でもありました。

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4. 事業承継の失敗事例

失敗の事例を知る事も重要

ここまでは事業承継の成功事例を見てきましたが、ここでは事業承継の失敗事例にスポットをあてて紹介します。

失敗事例1:経営能力のない人材を登用してしまう

長男についで次男にも経営を継承しましたが、経営能力と人望の不足から経営が傾いてしまいます。そこで一度は退いた先代の社長が社長に再就任しますが、より社内を困惑させてしまい経営が困難な状況になってしまったようです。

失敗事例2:長男を社長にしたが先代が権力を誇示

地方に移住し事業を成功させた創業者から社長の任務を引き継いだ長男だったのですが、経営に対する最終権限は先代の社長である会長が保持していました。というのも、会長は自社株の過半数を保有していたからです。

経営に不満をもった社長が会長に経営から一線を引くことを提案すると、会長は会社売却をほのめかすようになりました。身内のいざこざが社員を苦しめる結果になる悪い事例といえます。

5. 【まとめ】事業承継の事例集を参考に成功させよう!

事例集を参考に

これまで事業承継の事例集をまとめまいた。事業承継には成功のポイントがある事がわかりました。そしてどの成功事例も決断力に優れていることが手に取るようにわかりました。事例集を参考にして事業承継を成功させる事が重要です。

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