2021年03月11日更新
事業承継がわかる本のおすすめランキングTOP20

銀行系M&A仲介・アドバイザリー会社にて、上場企業から中小企業まで業種問わず20件以上のM&Aを成約に導く。M&A総合研究所では、不動産業、建設・設備工事業、運送業を始め、幅広い業種のM&A・事業承継に対応。
事業承継には、さまざまな悩みがつきものです。本記事では、事業承継で出てくる諸問題や悩みの解決に役立つおすすめの書籍を集めてランキングしました。この20冊のランキングの本であれば、M&Aで事業承継する手立てもつかめるでしょう。
1. 事業承継を書籍で学ぶメリット
M&Aや事業承継に関して、ネット上の情報でも信頼性は書籍と変わらない高さと考えていいでしょう。M&A専門会社、税理士・法律・会計事務所などの専門家が配信している情報が多いためです。
このように事業承継に関する情報はネットでも手に入りますが、書籍で学ぶメリットはあるのでしょうか。
1番のメリットは、ネットでの情報に比べて情報が体系的にまとまっていることです。書籍は1人または少数の著者がテーマに沿って書き上げるため、まとまりのある情報を得られます。
2. 事業承継に関する本を選ぶ際のポイント
事業承継に関する本は、M&Aについて書かれた本も含めると膨大な数になります。その中から自分に合った本を選び出す場合は、少しコツが必要です。
事業承継に関する本はさまざまな切り口のものがあるので、本を探す前に何を知りたいのか明確にしておく必要があります。わからないことがわからない場合は、初めて学ぶ人用の本を探しましょう。
また、本を選ぶ際は見出しをよく確認するようにします。見出しを読んで何を言っているのかわからない場合は、もっと優しい本を探すことです。
他にも、1冊の内容全てを役立てようと考えるのではなく、2割程度役に立つ内容があったら収穫だと考えると、事業承継の理解と行動は進んでいきます。本と一緒にネットの情報でも知識を補完すると理解が深まるでしょう。
3. 事業承継がわかる本おすすめランキング!
ここからは、事業承継がわかるおすすめの本をランキング形式でご紹介します。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第1位.事業承継のツボとコツがゼッタイにわかる本
「事業承継のツボとコツがゼッタイにわかる本」は、事業承継を検討しているものの、具体的に何をすればよいのかわからないという中小企業の経営者向けの本です。Q&A形式で疑問に答えているので、気になるところをピックアップして読めます。
また、本書は文章が読みやすく、実際に起こり得る事例が豊富で実務的な内容なので、事業承継の業務に携わる企業担当者や事業承継支援機関の方が読んでも役に立つ本でしょう。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第2位.アトツギが日本を救う 事業承継は最高のベンチャーだ
「アトツギが日本を救う」は、親の会社を引き継ぐか迷っている人や、引き継ぐことは決まってはいるものの不安で仕方がないという後継者向けの本です。
筆者は本の中で自身の経験を基に、後継者の苦労や、親から仕事を引き継いで経営者になることへの熱い思いなどを語っています。事業承継のノウハウ本ではなく、後継者となる人が覚悟を決めるための本です。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第3位.新・事業承継税制「特例承継計画の作成から納税猶予・免除まで」手続きガイド
2018(平成30)年4月から、事業承継税制の特例制度が始まりました。しかし、制度を活用する条件や手続きが複雑で、専門家への相談無しには進められません。
「新・事業承継税制『特例承継計画の作成から納税猶予・免除まで』手続きガイド」は、特例制度の解説から手続きの流れ、申請書の書き方まで、事業承継税制の特例制度の理解に必要な内容が全て紹介されています。本書は、具体的に事業承継に向けて動いている中小企業の経営者向けの本です。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第4位.事業承継に効果絶大 オーナー社長の生命保険活用戦略
中小企業の事業承継で経営者の頭を悩ませる大きな原因の1つが、税金の問題です。「オーナー社長の生命保険活用戦略」では、事業承継にかかる税金の問題を生命保険で解決しようと提案している本です。
ある程度規模の大きい中小企業や、会社が順調に成長している中小企業の経営者が、金融機関の言われるままに生命保険に加入させられるということにならないためにも読んでおくと便利な内容になっています。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第5位.引き継いだ赤字企業を別会社を使って再生する方法
「引き継いだ赤字企業を別会社を使って再生する方法」は、中規模以上の赤字中小企業を事業承継した方向けの本です。企業再生のスキームを、さまざまな面から紹介しています。
本書は専門的な内容が大半なので、すでにある程度の経営知識や金融知識を持っている方でなければ読みこなすことが難しいですが、かなり具体的で実践的なスキームが紹介されている本です。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第6位.武田家滅亡に学ぶ事業承継
「武田家滅亡に学ぶ事業承継」は、戦国武将である親の武田信玄と子の武田勝頼を例に、事業承継のさまざまな出来事を紹介している本です。本当にあった歴史上の人物の物語なので、事業承継について勉強という形で学ぶのは苦痛という方におすすめできます。歴史が好きであればなおさら頭に入りやすい本です。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第7位.幾代もの繁栄を築く 後継社長の実務と戦略
「後継社長の実務と戦略」は、後継者となったばかりの経営者に向けて書かれた本です。会社を継いだばかりの頃はさまざまな課題が噴出し、悩みや孤独を抱えます。
著者自身も後継者として悩み、コンサルタントとして悩みを見てきた経験から、経営とはどうあるべきかを伝える内容の本です。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第8位.うさ子と学ぶ 事業承継の基本
「うさ子と学ぶ 事業承継の基本」は、事業承継について全くわからないという方向けに、平易な言葉とわかりやすい内容で事業承継の基本を解説している本です。
経営者や金融機関の担当者などが、最初に読む本として最適な書籍でしょう。関連書籍として、相続の基本と贈与の基本も出版されています。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第9位.小説で学ぶクリニックの事業承継 ある院長のラストレター
近年はクリニックの院長の高齢化が進み、事業承継の問題が深刻になっています。地域のクリニックが廃業すると、多くの高齢者が医療難民となってしまう現実は見逃せません。
「ある院長のラストレター」は、クリニックの事業承継を小説仕立てで書いています。忙しさに追われて事業承継の準備をしていないクリニックの院長や、実家のクリニックを継ぐことになる後継者が読むと意識が高まる本です。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第10位.「後継者」という生き方
「『後継者』という生き方」は、後継者の精神、行動、在り方を教える自己啓発書となっています。経営者という難しさと後継者という難しさの両方を経験することになる後継者が、覚悟と心得を学ぶ指南書です。
後継者だけでなく、仕事に悩むビジネスマンが読んでも熱中できる本となっています。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第11位.相続・事業承継・認知症対策のための いちばんわかりやすい家族信託のはなし
経営者の突然死や認知症などが原因で、事業承継の際に親族や関係者の間でトラブルになることがあります。あらかじめ正しい家族信託の手続きを済ませておくことで、もしもの時の無用なトラブルを回避できます。
「いちばんわかりやすい家族信託のはなし」は、将来、親族間のトラブルが心配な経営者におすすめの本です。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第12位.お金をかけない事業承継(かわいい後継者には個人保証を継がせろ)
「お金をかけない事業承継」は、個人保証があることによって事業承継に悩んでいる経営者に、新しい考え方を提示する本です。国が「経営者保証に関するガイドライン」を策定したことで、これまで個人保証の解除に消極的だった金融機関が応じるようになりました。
しかし、条件によって半数近くの経営者が解除を認めてもらえない現状もあります。本書は、足を引っ張る個人保証を逆に利用しようという別の視点からアプローチした本です。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第13位.できる運送会社の事業承継バイブル
「できる運送会社の事業承継バイブル」は、突然運送会社を継ぐことになった筆者が会社を立て直し育てていく、実体験に基づいた物語になっています。現在の運送業は、好況ながら人手不足と後継者不足に苦しんでいるのが現状です。
本書は、厳しい運送業界での事業承継や事業承継後の取り組みについて詳しく書かれています。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第14位.社長の幸せな辞め方 事業承継3つの選択
中小企業の事業承継には、経営者の複雑な思いも考慮する必要があります。長年育ててきた会社や社員、後継者となる子ども、家族や自分の生活などを考えると、なかなか事業承継の踏ん切りがつかない経営者は多くいるのが実情です。
「社長の幸せな辞め方」では、どうすればみんなが幸せになれる選択ができるかを提案しています。事業承継、M&A、廃業で悩んでいる経営者向けの本です。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第15位.勝ち抜く事業承継 時代と人材育成論
「勝ち抜く事業承継」は、事業承継の方法論以前に、そもそも事業承継の意義について語られている本です。本書を読むことで、会社を存続させなければいけない理由などの経営論にまで掘り下げて事業承継を考えています。事業承継の意義に悩む経営者におすすめです。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第16位.大家業を引き継ぐあなたへ
「大家業を引き継ぐあなたへ」は、不動産賃貸業を引き継ぐことになった方向けの本です。不動産賃貸業の事業承継は、一般的な企業の事業承継とは性質が違います。また、いわゆる大家業は近年経営が難しくなり、昔のように何となく経営することができなくなってしまいました。
本書は、経営センスと覚悟が問われるようになった現在の大家業に対して、後継者が意識を高めるための本となっています。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第17位.親の会社を継いだ跡取りさんのお悩み解決読本
「親の会社を継いだ跡取りさんのお悩み解決読本」は、事業を継いだものの壁に当たって何をしたらよいかわからなくなっている後継者や、これから事業を継ぐことになっているものの、どのように準備をしたらよいかがわからないという後継者向けの本です。
実際のケースを基に、どのように解決すればよいかを筆者の体験も含めて書かれているので、読みやすくモチベーションも上がる内容となっています。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第18位.失敗しない廃業・事業承継のしかた事典
「失敗しない廃業・事業承継のしかた事典」は、子どもへの事業承継か、外部者へのM&A売却か、それとも廃業かで迷っている経営者向けの本です。図表が多く、各種手続きの流れがわかりやすくなっています。
また、本書では手続きなどの事務的な話だけではなく、それぞれの選択に対する考え方なども紹介されていて、行動のきっかけとなる本です。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第19位.本家の株主・分家の株主 立場で異なる自社株評価と相続対策
「本家の株主・分家の株主 立場で異なる自社株評価と相続対策」は、自社株対策を考えている経営者と後継者向けの本です。自社株対策は、事業承継後に安定して会社を経営するために欠かせません。また、後継者の資金面の負担も軽減できます。
本書は、同族株主のうち、支配権のある株主を「本家の株主」、支配権のない株主を「分家の株主」として、さまざまな自社株対策を紹介する内容です。自社株対策は専門家でなければ難しい内容ですが、本書では専門家以外の人でもわかりやすいように書かれています。
事業承継がわかる本おすすめランキング!第20位.承継トラブルゼロ!たった1年で会社をわが子に引き継ぐ方法
「たった1年で会社をわが子に引き継ぐ方法」は、親子間の事業承継を検討しているが子どもとの関係が心配だという方や、事業承継を控えて子どもとギクシャクしている経営者向けの本です。
タイトルはスムーズな親子間承継のノウハウ本のようですが、内容は親子のコミュニケーションや関係者の気持ちを大事にすることが書かれています。事業承継では、人との関係がどれだけ大事かよくわかる本です。
4. 書籍で学んだ後はM&A仲介会社に相談
外部の第三者に事業承継することを決めた場合、そこからはすぐにM&A仲介会社に相談して行動に移しましょう。その際に信頼できるM&A仲介会社として、M&A総合研究所をおすすめします。
中小企業のM&Aに携わっているM&A総合研究所では、豊富な経験と知識を持つアドバイザーがM&Aをフルサポートします。
事業承継やM&Aについて丁寧にご説明しながら、各社にとって理想的な事業承継相手とのマッチングを目指します。
当社は完全成功報酬制(※譲渡企業のみ)となっております。無料相談はお電話・Webより随時お受けしておりますので、M&Aをご検討の際はお気軽にご連絡ください。
5. 事業承継がわかる本のおすすめランキングまとめ
事業承継について書かれている本は数多くありますが、大事なことは本を読むことで実際の行動につなげることです。知識を身に付けただけでは意味がありません。本を読んだら、まずは事業承継に向けての第一歩を踏み出しましょう。
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